杜甫《九日》去年重陽の日、郪縣の北、梓州城に登った。今日また重ねて涪江の渚の浜に来ている。苦痛、苦労に遭遇して白髪だらけになっているのは自分だけだが、秋の黄色の花がたくさんある上に新たにするのと比較すると自分の白髪に恥ずかしさを感じる。
705 《九日》 蜀中転々 杜甫 <612> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3370 杜甫詩1000-612-868/1500
詩 題:九日 作時:763年 廣德元年 杜甫52歳
掲 載; 杜甫1000首の612首目-場面
杜甫ブログ1500回予定の-868回目
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作時:763年 廣德元年 52歲
卷 別: 卷二二七
文體: 七言律詩
詩 題: 九日
作地點: 梓州(劍南道北部 / 梓州 / 梓州)
及地點: 郪縣 (劍南道北部 梓州 郪縣) 別名:郪城 ・驪山 (京畿道 京兆府 驪山) 別名:東山
九日
(763年 廣德元年の九月九日)
去年登高郪縣北,今日重在涪江濱。
去年重陽の日、郪縣の北、梓州城に登った。今日また重ねて涪江の渚の浜に来ている。
苦遭白髮不相放,羞見黃花無數新。
苦痛、苦労に遭遇して白髪だらけになっているのは自分だけだが、秋の黄色の花がたくさんある上に新たにするのと比較すると自分の白髪に恥ずかしさを感じる。
世亂鬱鬱久為客,路難悠悠常傍人。
世は乱れきっていて憂愁憂欝な事ばかり、だから久しく漂泊の旅人になっている、故郷への道は困難だらけで、こうやってのろのろした居候のままでいるのだ。
酒闌卻憶十年事,腸斷驪山清路塵。
酒の宴席がたけなわになると帰って思うことではあるが十年来の仕事を思うのである。故郷を思いを断ち切られているけれど、長安の東、驪山以東にかけて、道を開いてくれて戦の蒙塵を鎮めてくれることだろう。
『九日』 現代語訳と訳註
(本文)
九日
去年登高郪縣北,今日重在涪江濱。
苦遭白髮不相放,羞見黃花無數新。
世亂鬱鬱久為客,路難悠悠常傍人。
酒闌卻憶十年事,腸斷驪山清路塵。
(下し文)
九日
去年 登高す 郪縣の北,今日 重ねて在る 涪江の濱。
苦遭すは 白髮 相放せず,羞じて見るは 黃花 無數新たになるを。
世亂れ鬱鬱として 久しく客と為す,路難く悠悠として 傍人を常とす。
酒闌わにして卻て十年事を憶う,腸斷にして 驪山より 塵を清路にす。
(現代語訳)
(763年 廣德元年の九月九日)
去年重陽の日、郪縣の北、梓州城に登った。今日また重ねて涪江の渚の浜に来ている。
苦痛、苦労に遭遇して白髪だらけになっているのは自分だけだが、秋の黄色の花がたくさんある上に新たにするのと比較すると自分の白髪に恥ずかしさを感じる。
世は乱れきっていて憂愁憂欝な事ばかり、だから久しく漂泊の旅人になっている、故郷への道は困難だらけで、こうやってのろのろした居候のままでいるのだ。
酒の宴席がたけなわになると帰って思うことではあるが十年来の仕事を思うのである。故郷を思いを断ち切られているけれど、長安の東、驪山以東にかけて、道を開いてくれて戦の蒙塵を鎮めてくれることだろう。
(訳注)
九日
(763年 廣德元年の九月九日)
去年重陽の日、郪縣の北、梓州城に登った。今日また重ねて涪江の渚の浜に来ている。
去年 登高 郪縣 北 ,今日 重在 涪江 濱 。
去年重陽の日、郪縣の北、梓州城に登った。今日また重ねて涪江の渚の浜に来ている。
「去年」去年762年 寶應元年 杜甫51歳。去年、今年の春も行っている。
『九日登梓州城』
伊昔黃花酒,如今白髮翁。
追歡筋力異,望遠歲時同。
弟妹悲歌裡,朝廷醉眼中。
兵戈與關塞,此日意無窮。
この日は昔から黄色の菊の花を浮かべた酒を用意する。いまここには晉の孟嘉のように帽子が飛ばされそうな白髪頭の老人が居る。
喜悅欣樂が今追いかけてくれ心神氣力は高ぶっている。はるか遠くを臨んで重陽の節句を時を同じくするのである。
私の弟妹は東の遠い空の下で安史軍の支配する悲歌の下である。朝廷は酔いつぶれた眼のままである。
戰爭は関所塞に迫っており、この日の段階でそれにたいしての意志は窮まりないのである。
五言律詩 《九日登梓州城》 蜀中転々 杜甫 <537> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2910 杜甫詩1000-537-776/1500
「登高」重陽の節句に山に登ること。同題の詩は沢山ある。
「郪縣」去年、今年の春も郪縣にある牛頭寺 (劍南道北部
梓州 郪縣) にいっている。
「北」慧義寺のこと、梓州の北に在る。去年、今年の春も行っている。
「今日」語義類別:時、時間、範圍時間(今昔)、今。
「在」語義類別:地、地理、場域概稱、在。
「涪江」涪江。
苦遭 白髮 不相 放 ,羞見 黃花 無數 新 。
苦痛、苦労に遭遇して白髪だらけになっているのは自分だけだが、秋の黄色の花がたくさんある上に新たにするのと比較すると自分の白髪に恥ずかしさを感じる。
「苦」辛酸艱苦。
「黃花」菊花。
世亂 鬱鬱 久 為客 ,路難 悠悠 常傍人 。
世は乱れきっていて憂愁憂欝な事ばかり、だから久しく漂泊の旅人になっている、故郷への道は困難だらけで、こうやってのろのろした居候のままでいるのだ。
「世亂」語義類別:事、事件、世局、亂世。
「鬱鬱」憂愁掛慮)、憂欝。
「悠悠」思鄉念舊、速度なしでゆっくり ・ ゆるり ・ 遅遅 ・ やおら ・ 徐徐に ・ ゆったり ・ 緩徐 ・ 徐々に ・ 緩り ・ のろのろ ・。
酒闌 卻憶 十年 事 ,腸斷 驪山 清路 塵 。
酒の宴席がたけなわになると帰って思うことではあるが十年来の仕事を思うのである。故郷を思いを断ち切られているけれど、長安の東、驪山以東にかけて、道を開いてくれて戦の蒙塵を鎮めてくれることだろう。
「酒闌」酒の宴席がたけなわになること。
「驪山」驪山1302m。長安から東に25kmの地点に存在し、東西長は25km、南北長は14kmである。(下図のi-2)「関中八景」の一つに「驪山返照」としてあり、国家級森林公園、AAAA級の観光場所、文物保護単位、風景名勝区等が存在している。また、驪山の名称はここから見える景色が黒色の駿馬である事からとも、殷や周の時代に驪戎国が存在したからとも言われている。驪山は女媧が老母殿山を持ってきて、山の下に華清池を作ったとされる。
「清路」街道巷弄、路。道開き、道の障害物を払いのけること




























○李梓州 梓州の刺史李某、李の字は或は章に作る。
(

(數【しばし】ば李梓州に陪して江に泛べ,女樂有りて諸舫在る,戲れに豔曲二首を為り 李に贈る,二首の一)
數陪李梓州泛江,有女樂在諸舫,戲為豔曲二首贈李,二首之一









