大雲寺贊公房 四首 #2 杜甫 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 169

頌春00

杜甫は叛乱軍の拘束中に大雲寺の僧贊公の宿坊に泊まった時に書いたものである。

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大雲寺贊公房四首 其四 #1 杜甫 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 168


大雲寺贊公房 四首 -#1
童兒汲井華,慣捷瓶手在。
沾灑不濡地,掃除似無帚。
明霞爛複閣,霽霧搴高牖。
側塞被徑花,飄搖委墀柳。
艱難世事迫,隱遁佳期後。
#2
晤語契深心,那能總鉗口?
あいさつの言葉というのは深く心に繋ぎとめておくものである。どうして口をつぐんで言わないとしても心の奥で考えることは分かってくるものなのだ。
奉辭還杖策,暫別終回首。
陶淵明、王羲之は官を辞したがその考えには確固たる信念があったのだ。ここでしばらくの間、最後の考えとして向こうを見て、ここを去ろうと思い私は僧贊公としばらく別れることとした。
泱泱泥汙人,狺狺國多狗。
長安の街にはこれだけの叛乱軍が横行し、泥でもって人々を汚している。まるで犬がキャンキャン都内騒ぐように国中が叛乱軍でいっぱいになっているのだ。
既未免羈絆,時來憩奔走。
規制の管理体制は全く機能せず足手まといのものと成り下がっている。本来なら、ここで、国のために奔走して人々が憩えるようにしてほしいのだ。
近公如白雪,執熱煩何有?
天子の近くにいる家臣は本来白雪のように清廉潔白であるものである。もっともっと熱く執着してこの困難を打開してくれることに何のためらいがあるというのか


#1
童兒 井華(せいか)に汲む,慣捷(かんせい) 瓶 手に在る。
沾灑(てんさい) 地に濡(うるお)わず,掃除(そうじょ) 帚(はく)こと 無しに似たり。
明霞(めいか) 爛(らん)複た閣,霽霧(せいむ) 高牖(こうりょ)を搴(ぬ)く。
側塞(そくさい) 徑花を被い,飄搖(ひょうよう) 墀柳(くつりゅう)に委ねる。
艱難(かんなん) 世事 迫る,隱遁 佳期の後。
#2
晤語 深心に契り,那んぞ能く 鉗口に總(おさ)めんや?
奉辭(ほうじ) 還た杖策し,暫別 終に首を回らす。
泱泱(おうおう)たる 泥 人を汙(けが)す,狺狺(ぎんぎん)たる 國に 狗 多し。
既に 未だ 羈絆 免じず,時 來りて 奔走して 憩(いこ)わむ。
近公 白雪の如し,執熱 煩(わざわ) い 何んぞ有りや?


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大雲寺贊公房 四首#2 現代語訳と訳註
(本文)

晤語契深心,那能總鉗口?
奉辭還杖策,暫別終回首。
泱泱泥汙人,狺狺國多狗。
既未免羈絆,時來憩奔走。
近公如白雪,執熱煩何有?

(下し文) #2
晤語 深心に契り,那んぞ能く 鉗口に總(おさ)めんや?
奉辭(ほうじ) 還た杖策し,暫別 終に首を回らす。
泱泱(おうおう)たる 泥 人を汙(けが)す,狺狺(ぎんぎん)たる 國に 狗 多し。
既に 未だ 羈絆 免じず,時 來りて 奔走して 憩(いこ)わむ。
近公 白雪の如し,執熱 煩(わざわ) い 何んぞ有りや?


(現代語訳) #2
あいさつの言葉というのは深く心に繋ぎとめておくものである。どうして口をつぐんで言わないとしても心の奥で考えることは分かってくるものなのだ。
陶淵明、王羲之は官を辞したがその考えには確固たる信念があったのだ。ここでしばらくの間、最後の考えとして向こうを見て、ここを去ろうと思い私は僧贊公としばらく別れることとした。
長安の街にはこれだけの叛乱軍が横行し、泥でもって人々を汚している。まるで犬がキャンキャン都内騒ぐように国中が叛乱軍でいっぱいになっているのだ。
規制の管理体制は全く機能せず足手まといのものと成り下がっている。本来なら、ここで、国のために奔走して人々が憩えるようにしてほしいのだ。
天子の近くにいる家臣は本来白雪のように清廉潔白であるものである。もっともっと熱く執着してこの困難を打開してくれることに何のためらいがあるというのか



(訳注) #2
晤語契深心,那能總鉗口?

あいさつの言葉というのは深く心に繋ぎとめておくものである。どうして口をつぐんで言わないとしても心の奥で考えることは分かってくるものなのだ。
○晤語 あいさつの言葉。⊗ 会う,面会する 晤商 会って相談する. ... 晤面 wumian. [動]. 《書》会う,面会する.
【音読み】ゴ. 【訓読み】あき-らか. 【字源】日と自身の意とで、. 自身を明らかに表す意。 【意味】自心を明確に表すさま。 人とよく内溶け合うさま。 心が賢く、人の心意をさとる得るもの。 明快な気質を現し、人とよく和み合うさま。
○鉗口 鉗口とは? (名)スル〔「けんこう(箝口)」の慣用読み〕 (1)他人の言論を束縛すること。 (2)口をつぐんでものを言わないこと。



奉辭還杖策,暫別終回首。
陶淵明、王羲之は官を辞したがその考えには確固たる信念があったのだ。ここでしばらくの間、最後の考えとして向こうを見て、ここを去ろうと思い私は僧贊公としばらく別れることとした。


泱泱泥汙人,狺狺國多狗。
長安の街にはこれだけの叛乱軍が横行し、泥でもって人々を汚している。まるで犬がキャンキャン都内騒ぐように国中が叛乱軍でいっぱいになっているのだ。
泱泱  (1) (水面が)広々とした,洋々たる. (2) 気宇壮大な,堂々たる.○泥汙 杜甫『秋雨嘆三首 其三』「泥汙後土何時乾」泥は後土を汙(けが)して何の時か乾かん?
狺狺犬之狺狺、不過吠非其主耳、是有功於主也。 犬の狺狺(ぎん・ぎん)たる、その主にあらざるを吠ゆるに過ぎざるのみ、これ、主において功あり。 イヌがぎゃんぎゃんと鳴くのは、その主人以外の者に吠えるだけではございませんか。
 安禄山の叛乱軍を指す。


既未免羈絆,時來憩奔走。
規制の管理体制は全く機能せず足手まといのものと成り下がっている。本来なら、ここで、国のために奔走して人々が憩えるようにしてほしいのだ。
○羈《牛馬をつなぐ意から》足手まといとなる身辺の物事。きずな。ほだし。



近公如白雪,執熱煩何有?
天子の近くにいる家臣は本来白雪のように清廉潔白であるものである。もっともっと熱く執着してこの困難を打開してくれることに何のためらいがあるというのか
近公 ・近 近臣。・公 貴人への敬称。○執熱執熱不濯 読み:しゅうねつふたく 意味:熱いものを手で直接掴めないので、先ずは水を入れてからでないと洗えないということから転じて、困難を克服するためには、賢人を起用しなければならないのに、それをしないことのたとえ。
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