李鄠縣丈人胡馬行 #2 杜甫詩kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 285
鄠県の県令李某の外国産の馬のことをよんだうた。乾元元年冬洛陽へ赴くときの作


李鄠縣丈人胡馬行
丈人駿馬名胡騮,前年避胡過金牛。
回鞭卻走見天子,朝飲漢水暮靈州。
自矜胡騮奇絕代,乘出千人萬人愛。
一聞說盡急難才,轉益愁向駑駘輩。』
頭上銳耳批秋竹,腳下高蹄削寒玉。
いい馬は、馬の耳は小さくして竹を削ったように鋭くシャキッとしているのがとよいのである。馬脚について、馬の蹄は高く蹴上げることができ、寒い時堅い玉のような地表を削り蹴ることができるような脚力を希望する。
始知神龍別有種,不比凡馬空多肉。
叛乱軍で汚された洛陽の大道は再び清らかなものに戻された。連日ともに東方面に行くことができるようになったことは喜ばしいものである。
洛陽大道時再清,累日喜得俱東行。
初めて知ったのは、神や天からの不思議な力だけでなく別にそんな割った血筋の受け継ぎというものがあるということを。なんとなくただ食欲旺盛な普通の馬と比べられるものではない。
鳳臆龍鬐未易識,側身注目長風生。』

馬の胸は鳳の如くなるは真の良馬なりといい、龍のように活動的ということだが知識ではわかっても実物の馬に合わせるとわかりづらい。馬の横側は疾風のように走る風を切っていくように見える姿に注目される。

(李鄠縣丈人が胡馬の行)#1
丈人の駿馬 胡騮【こりゅう】と名【なづ】く、前年胡を避けて金牛【きんぎゅう】を過【よぎ】る。
鞭を廻らし卻走して天子に見【まみ】ゆ、朝【あした】には漢水に飮【みづか】ひ暮には靈州。
自ら矜【ほこ】る胡驪【こりゅう】の絶代に奇なるに、乘出【じょうしゅつ】すれば千人萬人愛【め】づ。
一たび急難の材を説き盡すを聞き、轉た益愁ふ駑駘【どたい】の輩に向ふを。』
#2
頭上の鋭耳【えいじ】 秋竹【しゅうちく】を批【そ】ぎ、脚下の高蹄【こうてい】 寒玉【かんぎょく】を削【けず】る。
始めて知る神龍の別に種有るを、俗馬【ぞくば】の空【むなし】く肉多きに比せず。
洛陽の大道 時に再び清く、累日【るいじつ】喜ぶらくは倶に東行するを得るを。
鳳臆【ほうおく】・龍鬐【りょうき】未だ識り易からず、身を側【そばだ】てて目を注【そそ】げば長風生ず。』

現代語訳と訳註
(本文)#2

頭上銳耳批秋竹,腳下高蹄削寒玉。
始知神龍別有種,不比凡馬空多肉。
洛陽大道時再清,累日喜得俱東行。
鳳臆龍鬐未易識,側身注目長風生。』

(下し文) (李鄠縣丈人が胡馬の行)
頭上の鋭耳【えいじ】 秋竹【しゅうちく】を批【そ】ぎ、脚下の高蹄【こうてい】 寒玉【かんぎょく】を削【けず】る。
始めて知る神龍の別に種有るを、俗馬【ぞくば】の空【むなし】く肉多きに比せず。
洛陽の大道 時に再び清く、累日【るいじつ】喜ぶらくは倶に東行するを得るを。
鳳臆【ほうおく】・龍鬐【りょうき】未だ識り易からず、身を側【そばだ】てて目を注【そそ】げば長風生ず。』


(現代語訳) #2
いい馬は、馬の耳は小さくして竹を削ったように鋭くシャキッとしているのがとよいのである。馬脚について、馬の蹄は高く蹴上げることができ、寒い時堅い玉のような地表を削り蹴ることができるような脚力を希望する。
叛乱軍で汚された洛陽の大道は再び清らかなものに戻された。連日ともに東方面に行くことができるようになったことは喜ばしいものである。
初めて知ったのは、神や天からの不思議な力だけでなく別にそんな割った血筋の受け継ぎというものがあるということを。なんとなくただ食欲旺盛な普通の馬と比べられるものではない。
馬の胸は鳳の如くなるは真の良馬なりといい、龍のように活動的ということだが知識ではわかっても実物の馬に合わせるとわかりづらい。馬の横側は疾風のように走る風を切っていくように見える姿に注目される。


(訳注)
頭上銳耳批秋竹,腳下高蹄削寒玉。
頭上の鋭耳【えいじ】 秋竹【しゅうちく】を批【そ】ぎ、脚下の高蹄【こうてい】 寒玉【かんぎょく】を削【けず】る。
いい馬は、馬の耳は小さくして竹を削ったように鋭くシャキッとしているのがとよいのである。馬脚について、馬の蹄は高く蹴上げることができ、寒い時堅い玉のような地表を削り蹴ることができるような脚力を希望する。
睨耳秋竹云云。馬の耳は小さくして竹を削るが如きを良とす。 杜甫 『房兵曹胡馬詩 杜甫 9 (青春期の詩)』 『天育驃騎歌 杜甫 : kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 誠実な詩人杜甫特集 85』 『驄馬行  杜甫 : kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 誠実な詩人杜甫特集 102』 『痩馬行 #1 杜甫詩kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 258洗兵行』『病馬』に詠う。
高蹄削寒玉。馬の蹄は高く蹴上げることができ、堅く玉を削るが如きを欲するなり。


始知神龍別有種,不比凡馬空多肉。
始めて知る神龍の別に種有るを、俗馬【ぞくば】の空【むなし】く肉多きに比せず。
初めて知ったのは、神や天からの不思議な力だけでなく別にそんな割った血筋の受け継ぎというものがあるということを。なんとなくただ食欲旺盛な普通の馬と比べられるものではない。


洛陽大道時再清,累日喜得俱東行。
洛陽の大道 時に再び清く、累日【るいじつ】喜ぶらくは倶に東行するを得るを。
叛乱軍で汚された洛陽の大道は再び清らかなものに戻された。連日ともに東方面に行くことができるようになったことは喜ばしいものである。
洛陽。河南、長安よりは東なり、粛宗已に東都を回復す、霊武より洛陽に至るまで皆東に向って行く。○累日 日を重ねる。連日。


鳳臆龍鬐未易識,側身注目長風生。』
鳳臆【ほうおく】・龍鬐【りょうき】未だ識り易からず、身を側【そばだ】てて目を注【そそ】げば長風生ず。
馬の胸は鳳の如くなるは真の良馬なりといい、龍のように活動的ということだが知識ではわかっても実物の馬に合わせるとわかりづらい。馬の横側は疾風のように走る風を切っていくように見える姿に注目される。
鳳臆。鳳の如き胸。O龍鬐。龍の輦、相馬経に馬の胸は鳳の如くなるは真の良馬なりとあり。O長風生ず。馬の行く疾くして風おのづから生ずるなり。

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