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孟浩然の詩
http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩 盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。李商隠詩
http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
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http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人 古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
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http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
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http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html Ⅰ李商隠150首
 
 
 

詩 題:寄贈王十將軍承俊 杜甫 成都(3部)浣花渓の草堂(3 -19) 
作時760年9月杜甫49歳 
掲 載; 杜甫1000首の405首目-#3 -19
杜甫ブログ1500回予定の-588回目  



寄贈王十將軍承俊
(王承俊十將軍に送って寄せる詩。)
將軍膽氣雄。臂懸兩角弓。
将軍は気魄こもる度胸と勇壮なお方である。その両方の肩から腕に伝統の勇者が持つ角弓がかかっている。
纏結青驄馬,出入錦城中。
大宛国の若い青白色の駿馬のたてがみには纏いが結びつけてある。錦城を出入する隊列の中心的な存在である。
時危未授鉞,勢屈難為功!
ただ今は危急存亡の時であるのに、全権委任の天子からのマサカリはまだ授けられてはいないようだ。これではその勢いあるけれど勲功をあげるには難しく安史軍に屈せられてしまうではないか
賓客滿堂上,何人高義同?

此れだけの賓客がこの講堂にいっぱいになるだけ参集しているが、この将軍ほどの高い志、正義感を同じようにもつひとがどれだけいるだろうか、居りはしない。

(王十將軍承俊に贈りて寄せる)
將軍 膽氣の雄。臂 兩つながら角弓に懸る。
纏結するは青の驄馬,出入するは錦城の中。
時に危ゆくするは未だ鉞を授けざらん,勢いに屈するは功を為し難し!
賓客 堂の上に滿ち,何人か高義に同じゅうとせんや?


『寄贈王十將軍承俊』 現代語訳と訳註
(本文)
寄贈王十將軍承俊
將軍膽氣雄。臂懸兩角弓。
纏結青驄馬,出入錦城中。
時危未授鉞,勢屈難為功!
賓客滿堂上,何人高義同?


(下し文)
(王十將軍承俊に贈りて寄せる)
將軍 膽氣の雄。臂 兩つながら角弓に懸る。
纏結するは青の驄馬,出入するは錦城の中。
時に危ゆくするは未だ鉞を授けざらん,勢いに屈するは功を為し難し!
賓客 堂の上に滿ち,何人か高義に同じゅうとせんや?


(現代語訳)
(王承俊十將軍に送って寄せる詩。)
将軍は気魄こもる度胸と勇壮なお方である。その両方の肩から腕に伝統の勇者が持つ角弓がかかっている。
大宛国の若い青白色の駿馬のたてがみには纏いが結びつけてある。錦城を出入する隊列の中心的な存在である。
ただ今は危急存亡の時であるのに、全権委任の天子からのマサカリはまだ授けられてはいないようだ。これではその勢いあるけれど勲功をあげるには難しく安史軍に屈せられてしまうではないか
此れだけの賓客がこの講堂にいっぱいになるだけ参集しているが、この将軍ほどの高い志、正義感を同じようにもつひとがどれだけいるだろうか、居りはしない。


(訳注)
寄贈王十將軍承俊

王承俊十將軍に送って寄せる詩。


將軍膽氣雄。臂懸兩角弓。
将軍は気魄こもる度胸と勇壮なお方である。その両方の肩から腕に伝統の勇者が持つ角弓がかかっている。
・膽氣雄 膽:きも。膽氣:気魄こもる度胸 雄:勇壮。勇気。
・臂 ひじ肩から手首までの部分。腕。
・角弓 弓の端を角で固めたものでたんなるそうしょくではない。


纏結青驄馬,出入錦城中。
大宛国の若い青白色の駿馬のたてがみには纏いが結びつけてある。錦城を出入する隊列の中心的な存在である。
・纏 まとい
・驄馬 青白色の馬。杜甫『驄馬行』。杜甫は馬が好きで馬について大串を残している。それを紹介している秦州雜詩二十首 其三 杜甫 1部 <256> kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1217 杜甫詩 700- 370を参照されたい。


時危未授鉞,勢屈難為功!
ただ今は危急存亡の時であるのに、全権委任の天子からのマサカリはまだ授けられてはいないようだ。これではその勢いあるけれど勲功をあげるには難しく安史軍に屈せられてしまうではないか
・授鉞 節鉞とおなじ。天子より軍権を御委任あるしるしとして賜わる鉞(まさかり)。・鉞 マサカリやオノは、鋭い刃先をもつ鉄部に細長い柄を取り付けた道具で、石器にも原形が見られる原始的な道具の一つ。鉞:中国の殷・周時代を中心として使用された青銅利器で,斧の類の大型のものをいう。


賓客滿堂上,何人高義同?
此れだけの賓客がこの講堂にいっぱいになるだけ参集しているが、この将軍ほどの高い志、正義感を同じようにもつひとがどれだけいるだろうか、居りはしない。
高義 高い志、正義感をもつひと。人間の行動・志操に関する概念を持つ。儒教の主要な思想であり、五常(仁・義・礼・智・信)のひとつである。正しい行いを守ることであり、人間の欲望を追求する「利」と対立する概念として考えられた(義利の辨)。