戲贈友,二首之二五言律詩 杜甫 成都(6部)浣花渓の草堂(6-(9)) 馬が左ひざを折って驚くものである。骨折となればその顔は墨を塗ったようなものである。のろい馬はいつものことだが泥深い所で深みにはまる。どうしたわけかこの雨がちなところを避けることもできないのである。

2013年6月5日 同じ日の紀頌之5つのブログ
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Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性十離詩十首 鷹離鞲 薛濤 唐五代詞・宋詩 薛濤-187-53-#47  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2482
 
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戲贈友,二首之二 五言律詩 成都6-(9) 杜甫 <474>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2480 杜甫詩1000-474-690/1500


詩 題:戲贈友,二首之二五言律詩 杜甫 成都(6部)浣花渓の草堂(6-(9)) 
作時:762年1月杜甫51歳 
掲 載; 杜甫1000首の474首目-場面6-(9)
杜甫ブログ1500回予定の-690回目 
卷別: 卷二一九  文體: 五言古詩 

寫作地點: 成都(劍南道北部 / 益州 / 成都) 


詩題: 戲贈友,二首之二 
(元号が4月から変わったので戦況もきっと好転するだろうから、戯れに頑張ってくださいと詩を作って友人に贈った。二首の内の二。)
元年建巳月,官有王司直。 
寶應元年は762年4月からはじまった( - 763年6月まで)。この改元の為の朝廷の役人には王 司直がいる。
馬驚折左臂,骨折面如墨。 
馬が左ひざを折って驚くものである。骨折となればその顔は墨を塗ったようなものである。
駑駘漫深泥,何不避雨色。 
のろい馬はいつものことだが泥深い所で深みにはまる。どうしたわけかこの雨がちなところを避けることもできないのである。
勸君休歎恨,未必不為福。
 
君に進めることは憾むことを歎くことを止めるのである。いまだに必ずしも福を為さざることなし。

元年 建巳の月,官 王司直有り。
馬 左臂を折るを驚く,骨 面墨の如く折る。
駑駘 漫に深泥し,何んぞ雨色を避けず。
君に勸む歎恨を休み,未だ必ず福を為さざらむを。
 


『戲贈友,二首之二』 現代語訳と訳註
(本文) 

元年建巳月,官有王司直。 
馬驚折左臂,骨折面如墨。 
駑駘漫深泥,何不避雨色。 
勸君休歎恨,未必不為福。 

【駑駘漫染泥】・【駑駘慢深泥】・【駑駘慢染泥】


(下し文)
元年 建巳の月,官 王司直有り。
馬 左臂を折るを驚く,骨 面墨の如く折る。
駑駘 漫に深泥し,何んぞ雨色を避けず。
君に勸む歎恨を休み,未だ必ず福を為さざらむを。


(現代語訳)
(元号が4月から変わったので戦況もきっと好転するだろうから、戯れに頑張ってくださいと詩を作って友人に贈った。二首の内の二。)
寶應元年は762年4月からはじまった( - 763年6月まで)。この改元の為の朝廷の役人には王 司直がいる。
馬が左ひざを折って驚くものである。骨折となればその顔は墨を塗ったようなものである。
のろい馬はいつものことだが泥深い所で深みにはまる。どうしたわけかこの雨がちなところを避けることもできないのである。
君に進めることは憾むことを歎くことを止めるのである。いまだに必ずしも福を為さざることなし。


(訳注)
戲贈友,二首之二

(元号が4月から変わったので戦況もきっと好転するだろうから、戯れに頑張ってくださいと詩を作って友人に贈った。二首の内の二。)


元年 建 巳月 ,官有 王 司直 。
寶應元年は762年4月からはじまった( - 763年6月まで)。この改元の為の朝廷の役人には王 司直がいる。
・「元年」寶應元年。寶應(宝応)は中国・唐代の元号のひとつ。代宗の治世で使用された。762年4月 - 763年6月。
・「建巳月」いんげつ(陰月)、うづき(卯月)、うのはなづき(卯花月)、けんげつ(乾月)、けんしげつ(建巳月)、このはとりづき(木葉採月)、ちんげつ(鎮月)、なつはづき(夏初月)、ばくしゅう(麦秋)、はなのこりづき(花残月)、うえつき(植月)。  
・「王司直」語義類別:人、人名、他稱、王(姓氏)。


馬驚 折 左臂 ,骨折 面 如墨 。
馬が左ひざを折って驚くものである。骨折となればその顔は墨を塗ったようなものである。

・「左臂」左ひじ肩から手首までの部分。腕。
・「骨折」疾病類別、骨折。


駑駘 漫深泥 ,何不 避 雨色 。
のろい馬はいつものことだが泥深い所で深みにはまる。どうしたわけかこの雨がちなところを避けることもできないのである。
・「駑駘」[1]のろい馬。[2]転じて、才能が劣っていること。また、その人。


勸君 休歎 恨 ,未必 不為 福 。
君に進めることは憾むことを歎くことを止めるのである。いまだに必ずしも福を為さざることなし。