《喜雨》万物が成長する春というのに干ばつが続き天地はすべてが黄昏れている。太陽輝きはまるで血の色のように真っ赤である。

 

2013年9月18日  同じ日の紀頌之5つのブログ
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作時:763 廣德元年 杜甫51歳 

卷別: 卷二一九  文體: 五言古詩 

掲 載; 杜甫1000首の556-#1首目-場面杜甫ブログ1500回予定の-795回目

 

 

詩題: 喜雨 

(雨を喜ぶ)

春旱天地昏,日色赤如血。 

万物が成長する春というのに干ばつが続き天地はすべてが黄昏れている。太陽輝きはまるで血の色のように真っ赤である。

農事都已休,兵戈況騷屑。 

農業に取りかかることもすべてできないままでいるし、まるで戦争の中にいる様であり、況やそこに風が吹くと大変である。

巴人困軍須,慟哭厚土熱。 

成都盆地の東の巴地方の人々は困窮して軍隊を必要とした。地表のかなり厚い部分まで熱せられ、泣き叫ぶことしかできない。

滄江夜來雨,真宰罪一雪。 

ところがその夜遅くなって涪江から滄海に至るかなり広い地域に雨が降った。本当のところこれが雪であったら何の役にも立たないところであった。

#2

穀根小蘇息,沴氣終不滅。 

何由見寧解我憂思結。 

崢嶸群山雲,交會未斷 

安得鞭雷公,滂沱洗越。 

 

喜雨 

春旱して天地昏れ,日色 赤 血の如し。 

農事 都【み】な已に休む,兵戈 況んや騷屑【そうしょう】ならん。

巴人 困軍 須【もち】うが,慟哭 厚土の熱を。 

滄江 夜來の雨,真宰【しんさい】 一雪に罪す。 

#2

穀根 小しく蘇息し,沴氣【れいき】終に滅せず。 

何に由りて寧【ねいさい】を見んや我が解す 憂思の結を。 

崢嶸 群山の雲,交會 未だ斷ぜず 

安んぞ雷公に鞭するを得ん,滂沱 越を洗す 

 DCF00197

 

『喜雨』 現代語訳と訳註

(本文)

喜雨 

春旱天地昏,日色赤如血。 

農事都已休,兵戈況騷屑。 

巴人困軍須,慟哭厚土熱。 

滄江夜來雨,真宰罪一雪。 

 

 

詩文(含異文)

春旱天地昏,日色赤如血。

農事都已休【農事都未休】,兵戈況騷屑。

巴人困軍須,慟哭厚土熱。

滄江夜來雨,真宰罪一雪。

 

 

(下し文)

(喜雨) 

春旱して天地昏れ,日色 赤 血の如し。 

農事 都【み】な已に休む,兵戈 況んや騷屑【そうしょう】ならん。

巴人 困軍 須【もち】うが,慟哭 厚土の熱を。 

滄江 夜來の雨,真宰【しんさい】 一雪に罪す。 

 

 

(現代語訳)

(雨を喜ぶ)

万物が成長する春というのに干ばつが続き天地はすべてが黄昏れている。太陽輝きはまるで血の色のように真っ赤である。

農業に取りかかることもすべてできないままでいるし、まるで戦争の中にいる様であり、況やそこに風が吹くと大変である。

成都盆地の東の巴地方の人々は困窮して軍隊を必要とした。地表のかなり厚い部分まで熱せられ、泣き叫ぶことしかできない。

 ところがその夜遅くなって涪江から滄海に至るかなり広い地域に雨が降った。本当のところこれが雪であったら何の役にも立たないところであった。

 

(訳注)

喜雨

(雨を喜ぶ)

作時:763 廣德元年 杜甫51歳 

卷別: 卷二一九  文體: 五言古詩 
 喜雨   魏 曹植(曹子建)
天覆何彌廣!苞育此群生。
棄之必憔悴,惠之則滋榮。
慶雲從北來,鬱述西南征。
時雨終夜降,長雷周我廷。
嘉種盈膏壤,登秋必有成。 

 曹植(曹子建) 《喜雨》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3006 (09/18)


春旱
天地 ,日色 如血

万物が成長する春というのに干ばつが続き天地はすべてが黄昏ている。太陽輝きはまるで血の色のように真っ赤である。

・「旱」雨が降らずからからに乾くこと。ひでり。「旱害・旱魃(かんばつ)/水旱・大旱

 

農事 都已休 ,兵戈 況騷屑

農業に取りかかることもすべてできないままでいるし、まるで戦争の中にいる様であり、況やそこに風が吹くと大変である。

・「農事」春になっての農事。

・「休」農業に取りかかるのをやめる。

・「兵戈」戰爭のような状況。

・「騷屑」風の涼しく吹くさま。

 

 

巴人 困軍 ,慟哭 厚土

成都盆地の東の巴地方の人々は困窮して軍隊を必要とした。地表のかなり厚い部分まで熱せられ、泣き叫ぶことしかできない。

・「巴人」剣南三巴の人。

・「軍」語義類別:人、稱謂、職業身份、軍。

・「須」必要とする。

・「慟哭」悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。

・「熱」熱旱。

 

 

滄江 夜來 ,真宰 一雪

ところがその夜遅くなって涪江から滄海に至るかなり広い地域に雨が降った。本当のところこれが雪であったら何の役にも立たないところであった。

・「滄江」滄海、涪江、広い範囲で雨が降ったことを示す。
sas0013