《春日戲題惱郝使君兄》天子の使いの君はその意気込みはこの大空をもしのぐものである。それで最近の出来事、楽しく歓談したこと、通常の付き合いの中でのことを思い出す。小さくまだ細い馬が鳴いていたものが、輝かしいめいばの「騕褭」になった。美人はというとしばしば出てくるのは「董嬌饒」という美人の名前だ。

 

2013年9月24日  同じ日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
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Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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五言律詩 題張十八所居【案:籍。】 韓愈(韓退之) <188>Ⅱ中唐詩803 漢文委員会kanbuniinkai 紀頌之の漢詩ブログ2999
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoor 656 七言古詩 《春日戲題惱郝使君兄》 蜀中転々 杜甫 <561>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3035 杜甫詩1000-561-801/1500
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
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謝靈運が傲慢で磊落だったというが彼の詩からはそれを感じさせるということは微塵もない。謝靈運、謝朓、孟浩然は好きな詩人である。
登永嘉緑嶂山詩 #1 謝霊運 <20> 詩集 386ー 
http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67474554.html
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孟浩然の詩 
http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html
 孟浩然の詩 盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。

李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
女性詩人 
http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人 古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。
孟郊詩 
http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。
李商隠詩 
http://kanbuniinkai7.dousetsu.com/99_rishoinn150.html
 Ⅰ李商隠150首

 

656 七言古詩 《春日戲題惱郝使君兄》 蜀中転々 杜甫 <561  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3035 杜甫詩1000-561-801/1500 

 

 

作時:763 廣德元年 杜甫51

掲 載; 杜甫1000首の561首目-場面

杜甫ブログ1500回予定の-801回目   40900

 

 

杜甫

春日戲題惱郝使君兄 #1

(春の日に天子の使いできている惱郝兄君に戯れに題してみた。)

使君意氣淩青霄,憶昨歡常見招。

天子の使いの君はその意気込みはこの大空をもしのぐものである。それで最近の出来事、楽しく歓談したこと、通常の付き合いの中でのことを思い出す。

細馬時鳴金騕褭佳人屢出董嬌饒。

小さくまだ細い馬が鳴いていたものが、輝かしい名馬の「騕褭」になった。美人はというとしばしば出てくるのは「董嬌饒」という美人の名前だ。

東流江水西飛燕,可惜春光不相見。

川の流れはというと逗留するもので、長江の水もそうである。西に向かうのは燕が飛ぶときであろう。春の風光はというと行く春を惜しむものであり、互いに見ることはない。

#2

願攜王趙兩紅顏,再騁肌膚如素練。

通泉百里近梓州,請公一來開我愁。

舞處重看花滿面,尊前還有錦纏頭。

 

(唐・杜甫)

春日戲題惱郝使君兄 #1

使君 意氣 青霄を凌ぐ,昨を憶い歡ぶ常に招を見る。

細馬 鳴く時 金,佳人 屢ば董の驕饒を出ず。

東流 江水 西に燕飛び,惜む可し春光 相い見ず。

#2

願わくば王趙を攜え 兩紅顏,再騁 肌膚 素練の如し。

通泉 百里 梓州近し,請公 一び來る 我愁を開く。

舞う處 重ねて花滿面に看て,尊前 還って錦纏の頭を有る。

 

成都遂州00 

 

『春日戲題惱郝使君兄』 現代語訳と訳註

(本文) #1

春日戲題惱郝使君兄 

使君意氣淩青霄,憶昨歡常見招。

細馬時鳴金騕褭佳人屢出董嬌饒。

東流江水西飛燕,可惜春光不相見。

 

 

(下し文) 春日戲題惱郝使君兄 #1

使君 意氣 青霄を凌ぐ,昨を憶い歡ぶ常に招を見る。

細馬 鳴く時 金,佳人 屢ば董の驕饒を出ず。

東流 江水 西に燕飛び,惜む可し春光 相い見ず。

 

 

(現代語訳)

(春の日に天子の使いできている惱郝兄君に戯れに題してみた。)

天子の使いの君はその意気込みはこの大空をもしのぐものである。それで最近の出来事、楽しく歓談したこと、通常の付き合いの中でのことを思い出す。

小さくまだ細い馬が鳴いていたものが、輝かしい名馬の「騕褭」になった。美人はというとしばしば出てくるのは「董嬌饒」という美人の名前だ。

川の流れはというと逗留するもので、長江の水もそうである。西に向かうのは燕が飛ぶときであろう。春の風光はというと行く春を惜しむものであり、互いに見ることはない。

 

 

(訳注)

春日戲題惱郝使君兄

(春の日に天子の使いできている惱郝兄君に戯れに題してみた。)

 

使君意氣淩青霄,憶昨歡常見招。

天子の使いの君はその意気込みはこの大空をもしのぐものである。それで最近の出来事、楽しく歓談したこと、通常の付き合いの中でのことを思い出す。

 

細馬時鳴金騕褭佳人屢出董嬌饒。

小さくまだ細い馬が鳴いていたものが、輝かしいめいばの「騕褭」になった。美人はというとしばしば出てくるのは「董嬌饒」という美人の名前だ。

・董嬌饒 美人名。指美人。後漢の宋子侯の「董嬌饒」詩(『玉臺新詠』巻1

騕褭 か細くて弱々しい。古代の良馬の名。淮南子.齊俗:「夫待騕褭、飛兔而駕之,則世莫乘車。」

 

東流江水西飛燕,可惜春光不相見。

川の流れはというと東流するもので、長江の水もそうである。西に向かうのは燕が飛ぶときであろう。春の風光はというと行く春を惜しむものであり、互いに見ることはない。

・東流 中國の大江は東流するというのが常識である。
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