まだ寒い春の夕刻、酒席の感慨を述べたもの。)こんな時、わたしは以前嘉陵江の盛んな宴会をした時の紅い着物を着た美人袖から出た白い手で、「雲和」の楽器をかき鳴らしたことをふと思い出した。


        
 2014年4月20日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
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 ●杜甫の全作品1500首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorブログ 
 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
 ●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている 
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廣徳2764-73 《暮寒》 ふたたび成都 杜甫<749 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4075 杜甫詩1500-749-986/2500

 

 

製作年: 764  廣德二年  53

卷別:巻十三 卷二二八  文體: 五言律詩 

詩題: 暮寒 

寫作地點: 閬州(山南西道 / 閬州 / 閬州

 

暮寒  

まだ寒い春の夕刻、酒席の感慨を述べたもの。)

霧隱平郊樹,風含廣岸波。

平らかに広がった野辺の樹木に霧がかかって見えなくなってきた。遠方の岸までの波を起たせる風が吹きわたる。

沈沈春色靜,慘慘暮寒多。

春の景色は静かにゆっくりと暮れてゆく。暮時の寒さがしみじみと増してくる。

戍鼓猶長擊,林鶯遂不歌。

東川幕府の屯戍の太鼓は今なお打ち続けられている。林の中から鶯が逃げてしまったのか、鳴く声も聞こえてこない。

忽思高宴會,朱袖拂雲和。

こんな時、わたしは以前嘉陵江の盛んな宴会をした時の紅い着物を着た美人袖から出た白い手で、「雲和」の楽器をかき鳴らしたことをふと思い出した。 

(暮寒)

霧に隱る 平郊の樹,風に含む 廣岸の波。

沈沈として 春色靜かなり,慘慘として 暮寒多し。

戍鼓【じゅうこ】猶お長擊し,林鶯 遂に歌わず。

忽【たちま】ち思う 高まる宴會を,朱袖 雲和を拂いしことを。

少陵台 

 

『暮寒』 現代語訳と訳註

(本文)

暮寒

霧隱平郊樹,風含廣岸波。

沈沈春色靜,慘慘暮寒多。

戍鼓猶長擊,林鶯遂不歌。

忽思高宴會,朱袖拂雲和。

 

(下し文)

(暮寒)

霧に隱る 平郊の樹,風に含む 廣岸の波。

沈沈として 春色靜かなり,慘慘として 暮寒多し。

戍鼓【じゅうこ】猶お長擊し,林鶯 遂に歌わず。

忽【たちま】ち思う 高まる宴會を,朱袖 雲和を拂いしことを。

 

(現代語訳)

まだ寒い春の夕刻、酒席の感慨を述べたもの。)

平らかに広がった野辺の樹木に霧がかかって見えなくなってきた。遠方の岸までの波を起たせる風が吹きわたる。

春の景色は静かにゆっくりと暮れてゆく。暮時の寒さがしみじみと増してくる。

東川幕府の屯戍の太鼓は今なお打ち続けられている。林の中から鶯が逃げてしまったのか、鳴く声も聞こえてこない。

こんな時、わたしは以前嘉陵江の盛んな宴会をした時の紅い着物を着た美人袖から出た白い手で、「雲和」の楽器をかき鳴らしたことをふと思い出した。

 カンナ223

(訳注)

暮寒

764 廣德二年、53の春、山南西道 閬州で、まだ寒い春の夕刻、酒席の感慨を述べたもの。)

 

霧隱平郊樹,風含廣岸波。

平らかに広がった野辺の樹木に霧がかかって見えなくなってきた。遠方の岸までの波を起たせる風が吹きわたる。

・平郊 平らかに広がった野辺。

・風含 顏や体には感じられないのに波が起こる様子をいう。

・廣岸 遠方の方まで岸が続いている。

 

沈沈春色靜,慘慘暮寒多。

春の景色は静かにゆっくりと暮れてゆく。暮時の寒さがしみじみと増してくる。

沈沈 静かに暮れてゆくこと。

春色 日が次第に長くなる様子と、みどりが次第にこくなってゆく景色。

慘慘 しみじみと寒さが「風含」として増してくること。

暮寒 日中が暖かく夕暮れの寒い、温度差があることをいう。

 

戍鼓猶長擊,林鶯遂不歌。

東川幕府の屯戍の太鼓は今なお打ち続けられている。林の中から鶯が逃げてしまったのか、鳴く声も聞こえてこない。

・戍鼓 夕刻に交代する兵士らを整列させる太鼓のおとであるが、杜甫は、この時吐蕃に対する守りを心配していたので特にこうした表現をしたのである。

・長擊 太鼓を打つのが普段より長く打ち続けていることをいう。

・遂不歌 太鼓の音が響けば、鶯は逃げてしまう。鶯は春を告げると李であり、春を呼ぶ鳥である。尾聯の「高宴會,朱袖拂雲和」の妓女もいなくなるということでつながる。

 

忽思高宴會,朱袖拂雲和。

こんな時、わたしは以前嘉陵江の盛んな宴会をした時の紅い着物を着た美人袖から出た白い手で、「雲和」の楽器をかき鳴らしたことをふと思い出した。

・高宴會 高貴なところでの宴会。楽曲が奏でられ、それに合わせて踊りがある。

・朱袖 妓女の紅い袖ということでそこから白い手で瑟を奏でることをいう。

・拂 瑟琴を引くこと。琵琶の様なこと。

・雲和 琴瑟の名産地。浙江省麗水市に位置する県。雲和瑟:雲和とは、山の名で,雲和山があり、その地方で作られる雲和琴瑟がある。また,弦琴樂曲を示すものである。