(剣南西川節度使の厳武の幕府にとまったことをよんだ詩。広徳二年秋の作。)清々しいかぜがたつ秋になって幕府の井戸端にある梧桐も寒そうに立っている。幕府の宿直にただびとり錦官城にいると夜もふけてくると大蝋燭が燃えるのがやたら目立って残っている。

 
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《宿府》 杜甫index-14 764年 杜甫<782> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4575 杜甫詩1500-782-1086/2500

 

 

製作年:  764年廣德二年  53

卷別:卷二二八  文體: 七言律詩 

詩題:宿府 

 

宿府

(剣南西川節度使の厳武の幕府にとまったことをよんだ詩。広徳二年秋の作。)
清秋幕府井梧寒,獨宿江城蠟炬殘。

清々しいかぜがたつ秋になって幕府の井戸端にある梧桐も寒そうに立っている。幕府の宿直にただびとり錦官城にいると夜もふけてくると大蝋燭が燃えるのがやたら目立って残っている。
夜角聲悲自語,中天月色好誰看。

秋の夜長に軍営の角笛を聞いていると、悲しみがふかくなり、自然にびとりごとを言っている。空の一番高い所に、上弦の月がすみわたっているが、どんなに良くてもだれがそれを愛でて眺めているというのか。
塵荏苒音書,關塞蕭條行路難。

兵乱の塵に逃避して次第に時のたつままに肉親からのたよりは途絶えてまったくこず、国境近くの偏ったの関所の塞は寂しくしてあいかわらず楽府雑曲歌辞の『行路難』にいう人世は難儀なものである。

已忍伶俜十年事,強移棲息一枝安。

自分はこれまではや十年間のおちぶれた生活を我慢してきたのだ、今度ここの参謀になったのも決して満足いたしてのものではなく、荘子が言う「鷦鷯が一枝の安泰な場所を求める」ように無理に引き移って来たにとどまるのである。

 

(府に宿す)

清秋 幕府 井梧寒し、独宿すれば 江城 蠟炬残る。

永夜の角声 悲しみて自ら語る、中天の月 色好し誰か看ん。

風塵 荏苒 音書絶え、関塞 蕭條 「行路難」。

己に忍ぶ伶俜十年の事、強いて移りて棲息す 一枝の安きに。

 

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『宿府』 現代語訳と訳註

(本文)

宿府

清秋幕府井梧寒,獨宿江城蠟炬殘。

永夜角聲悲自語,中天月色好誰看。

風塵荏苒音書,關塞蕭條行路難。

已忍伶俜十年事,強移棲息一枝安。

 

(下し文)

(府に宿す)

清秋 幕府 井梧寒し、独宿すれば 江城 蠟炬残る。

永夜の角声 悲しみて自ら語る、中天の月 色好し誰か看ん。

風塵 荏苒 音書絶え、関塞 蕭條 「行路難」。

己に忍ぶ伶俜十年の事、強いて移りて棲息す 一枝の安きに。

 

(現代語訳)

(剣南西川節度使の厳武の幕府にとまったことをよんだ詩。広徳二年秋の作。)

清々しいかぜがたつ秋になって幕府の井戸端にある梧桐も寒そうに立っている。幕府の宿直にただびとり錦官城にいると夜もふけてくると大蝋燭が燃えるのがやたら目立って残っている。

秋の夜長に軍営の角笛を聞いていると、悲しみがふかくなり、自然にびとりごとを言っている。空の一番高い所に、上弦の月がすみわたっているが、どんなに良くてもだれがそれを愛でて眺めているというのか。

兵乱の塵に逃避して次第に時のたつままに肉親からのたよりは途絶えてまったくこず、国境近くの偏ったの関所の塞は寂しくしてあいかわらず楽府雑曲歌辞の『行路難』にいう人世は難儀なものである。

自分はこれまではや十年間のおちぶれた生活を我慢してきたのだ、今度ここの参謀になったのも決して満足いたしてのものではなく、荘子が言う「鷦鷯が一枝の安泰な場所を求める」ように無理に引き移って来たにとどまるのである。

 

(訳注)

宿府

(剣南西川節度使の厳武の幕府にとまったことをよんだ詩。広徳二年秋の作。)

○府 剣南西川節度使の厳武の幕府。

 

清秋幕府井梧寒,獨宿江城蠟炬殘。

清々しいかぜがたつ秋になって幕府の井戸端にある梧桐も寒そうに立っている。幕府の宿直にただびとり錦官城にいると夜もふけてくると大蝋燭が燃えるのがやたら目立って残っている。

○清秋 すがすがしい秋。重陽の節句の常套語。

孟浩然《秋登蘭山寄張》

北山白雲裏,隱者自怡悅。

相望試登高,心飛逐鳥滅。

愁因薄暮起,興是清秋發。

時見歸村人,沙行渡頭歇。

天邊樹若薺,江畔舟如月。

何當載酒來,共醉重陽節。

○井梧 いどばたのあおぎり。

○独宿 家族は草堂におこし、幕府では一人で宿直するのである。

○江城 成都の錦官城をいう。

○蠟炬 漆黒の中の大ろうそくをいう。

 

永夜角聲悲自語,中天月色好誰看。

秋の夜長に軍営の角笛を聞いていると、悲しみがふかくなり、自然にびとりごとを言っている。空の一番高い所に、上弦の月がすみわたっているが、どんなに良くてもだれがそれを愛でて眺めているというのか。

○角 楽器の名、角で作る。

杜甫《暮》

暮遠為客,邊隅還用兵。

煙塵犯雪嶺,鼓角動江城。

天地日流血,朝廷誰請纓。

濟時敢愛死,寂寞壯心驚。

668 暮》 蜀中転々 杜甫 <574  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3180 杜甫詩1000-574-830/1500

留別賈嚴二閣老兩院補缺,得雲字

田園須暫往,戎馬惜離群。

去遠留詩別,愁多任酒醺。

一秋常苦雨,今日始無雲。

山路晴吹角,那堪處處聞!

留別賈嚴二閣老兩院補缺 杜甫詩kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 275

○悲自話 悲しみつつ独り言する。

○好誰看 好は感授詞「まあ」に近い、

○角声悲・月色好として悲・好を上語に属させてみる。

 

風塵荏苒音書,關塞蕭條行路難。

兵乱の塵に逃避して次第に時のたつままに肉親からのたよりは途絶えてまったくこず、国境近くの偏ったの関所の塞は寂しくしてあいかわらず楽府雑曲歌辞の『行路難』にいう人世は難儀なものである。

○荏再 しだいに時のたつさま。

○行路難 行路難- 道を行くのに難儀すること。転じて、世渡りの困難なこと。漢代の楽府『行路難』に擬(なぞら)えて(人生の憂愁をうたう)。南朝・宋の組詩名。『楽府詩集』の「雑曲歌辞」に収められる。本来、『行路難』は漢代の楽府旧題で、世を過ごす上での辛酸と憂愁を詠い、「君不見…」から始まるものが多いが、晋・袁山松がその音調を改めて新詞を創った。南朝宋の鮑照は楽府旧題に基づいて『擬行路難』を作り、官途の不遇や人生の失意などの憂愁をうたいあげた。(『中国詩学大辞典』浙江教育出版社 1999年杭州)。全十八首あり、これはその第四首。 ・擬:なぞらえる。 ・行路難:漢代の歌謡で、楽府雑曲歌辞の『行路難』のこと。

 

已忍伶俜十年事,強移棲息一枝安。

自分はこれまではや十年間のおちぶれた生活を我慢してきたのだ、今度ここの参謀になったのも決して満足いたしてのものではなく、荘子が言う「鷦鷯が一枝の安泰な場所を求める」ように無理に引き移って来たにとどまるのである。

○伶俜 おちぶれるさま。

〇十年 天宝十四歳安禄山が反してより今年まで十年である。

○強移 むりにひきうつる。

○棲息 すみ、やすむ、自己を鳥にたとえる。

〇一枝安 「荘子」(逍遥遊)に「鷦鷯巣於深林、不過一枝(鷦鷯、深林に巣くうも、一枝に過ぎず)」とみえる一枝の安とは一枝の安泰な場所をいう、節度の参謀である微官を以て一枝の安息所となすことをいう。
題新津北橋棲00