それには役所の人々がそれぞれの役割で組を分けて木肌に何も塗っていない白木の楫で舟を漕ぎながら菱の実や蓮根を取りに行く。池の中に小舟の通った道ができて、採り集めた菱の実や蓮根を金の飾りを施した大皿にかざる、やがて、夕暮れの露を含んだ草は萋萋と緑は色濃く映えている。それぞれの船には日暮れ色に染まった旗が片片と紅になびいている。

 
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作年:    764年廣德二年53

卷別:    卷二三四              文體:    五言古詩

詩題:    陪鄭公秋晚北池臨眺【草堂逸詩拾遺。】

作地點:              成都(劍南道北部 / 益州 / 成都)

交遊人物:嚴武    當地交遊(劍南道北部 益州 成都)

 

 

陪鄭公秋晚北池臨眺【草堂逸詩拾遺。】

(鄭公厳武が秋の暮れに節度使官邸の北池に遊んで、眺め、詩を作るに陪席してこの詩を作った。)

北池雲水闊,華館闢秋風。

官邸の北池は、雲水が広々と広がっている。それをながめるため、美しい館の戸を開ければ秋風が入ってくる。

獨鶴元依渚,衰荷且映空。

渚の奥まったもとよりの所に一羽の鶴がいる。秋の暮れになると衰えた蓮の葉は多い空を映す池の水面の色を同じくする。

采菱寒刺上,蹋藕野泥中。

水の上では、寒くなると棘がかたくなる菱のみを採っているし、泥の中の蓮根を踏んで掘り起こしている。

素楫分曹往,金盤小徑通。

それには役所の人々がそれぞれの役割で組を分けて木肌に何も塗っていない白木の楫で舟を漕ぎながら菱の実や蓮根を取りに行く。池の中に小舟の通った道ができて、採り集めた菱の実や蓮根を金の飾りを施した大皿にかざる、

萋萋露草碧,片片晚旗紅。

やがて、夕暮れの露を含んだ草は萋萋と緑は色濃く映えている。それぞれの船には日暮れ色に染まった旗が片片と紅になびいている。

#2

杯酒霑津吏,衣裳與釣翁。

異方初豔菊,故里亦高桐。

搖落關山思,淹留戰伐功。

嚴城殊未掩,清宴已知終。

何補參卿事,歡到薄躬。

 

(鄭公が秋晚北池に臨眺するに陪す)

北池 雲水 闊し,華館 秋風に闢く。

獨鶴 元 渚に依り,衰荷 且つ空に映ず。

菱を采る 寒刺の上,藕を蹋む 野泥の中。

素楫 曹を分ちて往く,金盤 小徑 通ず。

萋萋 露草 碧に,片片 晚旗 紅なり。

#2

杯酒 津吏に霑し,衣裳 釣翁に與う。

異方 初めて 豔菊,故里 亦た 高桐。

搖落 關山の思,淹留するは 戰伐の功。

嚴城 殊に未だ掩わず,清宴 已に 終るを知る。

何をか補わん 參卿の事,歡 薄躬に到る。

 題新津北橋棲00 

 

『陪鄭公秋晚北池臨眺』 【草堂逸詩拾遺。】現代語訳と訳註

(本文)

陪鄭公秋晚北池臨眺【草堂逸詩拾遺。】

北池雲水闊,華館闢秋風。

獨鶴元依渚,衰荷且映空。

采菱寒刺上,蹋藕野泥中。

素楫分曹往,金盤小徑通。

萋萋露草碧,片片晚旗紅。

 

(下し文)

(鄭公が秋晚北池に臨眺するに陪す)

北池 雲水 闊し,華館 秋風に闢く。

獨鶴 元 渚に依り,衰荷 且つ空に映ず。

菱を采る 寒刺の上,藕を蹋む 野泥の中。

素楫 曹を分ちて往く,金盤 小徑 通ず。

萋萋 露草 碧に,片片 晚旗 紅なり。

 

(現代語訳)

(鄭公厳武が秋の暮れに節度使官邸の北池に遊んで、眺め、詩を作るに陪席してこの詩を作った。)

官邸の北池は、雲水が広々と広がっている。それをながめるため、美しい館の戸を開ければ秋風が入ってくる。

渚の奥まったもとよりの所に一羽の鶴がいる。秋の暮れになると衰えた蓮の葉は多い空を映す池の水面の色を同じくする。

水の上では、寒くなると棘がかたくなる菱のみを採っているし、泥の中の蓮根を踏んで掘り起こしている。

それには役所の人々がそれぞれの役割で組を分けて木肌に何も塗っていない白木の楫で舟を漕ぎながら菱の実や蓮根を取りに行く。池の中に小舟の通った道ができて、採り集めた菱の実や蓮根を金の飾りを施した大皿にかざる、

やがて、夕暮れの露を含んだ草は萋萋と緑は色濃く映えている。それぞれの船には日暮れ色に染まった旗が片片と紅になびいている。

nat0019 

(訳注)

陪鄭公秋晚北池臨眺【草堂逸詩拾遺。】

(鄭公厳武が秋の暮れに節度使官邸の北池に遊んで、眺め、詩を作るに陪席してこの詩を作った。)

鄭公 剣南西川節度使・成都尹の厳武。

北池 杜甫《立秋雨院中有作》「解衣開北,高枕對南樓。」(衣を解きて北戸を開き、高枕 南楼に対す。)とあって、北側に池がある。

《立秋雨院中有作》 杜甫index-14 764年 杜甫<778-#1 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4545 杜甫詩1500-778-#1-1080/2500

成都には《晚秋陪嚴鄭公摩訶池泛舟》〔得溪字。池在張儀子城。〕(秋の末、厳武に同伴して摩訶池に船を浮かべて遊んだ時詠んだ詩、764年廣德二年53)〔作詩にあたって「溪」の字を課題として得た。池は張儀の子城のに在る。〕というのもある。

 

北池雲水闊,華館闢秋風。

官邸の北池は、雲水が広々と広がっている。それをながめるため、美しい館の戸を開ければ秋風が入ってくる。

華館 美しい館。厳武の官邸。

闢 戸を開く。

 

獨鶴元依渚,衰荷且映空。

渚の奥まったもとよりの所に一羽の鶴がいる。秋の暮れになると衰えた蓮の葉は多い空を映す池の水面の色を同じくする。

獨鶴 一羽の鶴。

衰荷 秋の暮れになると衰えた蓮の葉。

 

采菱寒刺上,蹋藕野泥中。

水の上では、寒くなると棘がかたくなる菱のみを採っているし、泥の中の蓮根を踏んで掘り起こしている。

采菱 菱の実。

寒刺 秋も深まれば寒くなると棘がかたくなる菱の実のこと。

藕 蓮根。

 

素楫分曹往,金盤小徑通。

それには役所の人々がそれぞれの役割で組を分けて木肌に何も塗っていない白木の楫で舟を漕ぎながら菱の実や蓮根を取りに行く。池の中に小舟の通った道ができて、採り集めた菱の実や蓮根を金の飾りを施した大皿にかざる、

素楫 木肌に何も塗っていない白木の楫。

分曹往 役所の課の役割を分ける組み分けをすること。

金盤 金の飾りを施した大皿。菱の実や蓮根を飾る皿。

小徑通 池の中に小舟の通って道ができること。

 

萋萋露草碧,片片晚旗紅。

やがて、夕暮れの露を含んだ草は萋萋と緑は色濃く映えている。それぞれの船には日暮れ色に染まった旗が片片と紅になびいている。

萋萋 草草が繁っているさま。

露草 夕方になって、露を含んだ草は色濃くなっているさま。

片片 所の課の役割を分ける組み分けをしたそれぞれの船に旗を付けている一片一片のありさまをいう。

晚旗 日暮れ色に染まった旗。

安史の乱当時の勢力図