晴れた清々しい朝、林に散歩する、濯錦江の川の色を見渡して未だ憂いを晴らしていない。そんな時に急にこの毒草の棘が私の目に留まったのだ、これを見てどうして秋になって枯れ凋むまで待つことはできない。

 
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作 年:              765年永泰元年54

卷別:    卷二二○              文體:    五言古詩

杜少陵集 巻十四

詩題:除草〔自注:去草也,音潛。

作地點:              成都(劍南道北部 / 益州 / 成都)

杜甫は、厳武の留守中に幕府での仕事中に若い者たちに侮辱されたことを腹に据えかねて、詩を作っている。以下の七首である。

1.    除草

2.    莫相疑行

3.    三韻三篇,三首之一

4.    三韻三篇,三首之二

5.    三韻三篇,三首之三

6.    青絲

7.    赤霄行
 

除草  #1

という毒草を除き去ったことを詠んだ詩。)

草有害於人,曾何生阻修。

此の草は人に害があるもので、それは必ずしも遠方に生ずるというわけではない。

其毒甚蜂蠆,其多彌道周。

その毒のあることは蜂やサソリよりもひどく、その多いことは道端にまで広がっている。

清晨步前林,江色未散憂。

晴れた清々しい朝、林に散歩する、濯錦江の川の色を見渡して未だ憂いを晴らしていない。

芒刺在我眼,焉能待高秋。

そんな時に急にこの毒草の棘が私の目に留まったのだ、これを見てどうして秋になって枯れ凋むまで待つことはできない。

霜露一霑凝,蕙葉亦難留。

秋になれば、露や霜が固まり、一対になって潤すようなことになれば香草である蕙の葉さえもこの毒草と一緒に枯れてわからなくなってしまう。

#2

荷鋤先童稚,日入仍討求。

轉致水中央,豈無雙釣舟。

頑根易滋蔓,敢使依舊丘。

自茲藩籬曠,更覺松竹幽。

芟荑不可闕,疾惡信如讎。

 

(草を除く)  #1

草 有害於人に,曾て何ぞ阻修に生ぜん。

其の毒 蜂蠆よりも甚し,其の多きこと道周に彌る。

清晨 前林に步し,江色 未だ憂いを散ぜず。

芒刺 我が眼に在り,焉んぞ能く高秋を待たん。

霜露 一たび霑凝せば,蕙葉も亦た留り難し。

#2

鋤を荷いて童稚に先ち,日入りて仍お討求す。

水の中央に轉致し,豈に雙釣の舟無からんや。

頑根 滋蔓し易し,敢て舊丘に依ら使めんや。

茲より 藩籬曠【むな】しく,更に松竹の幽なるを覺ゆ。

芟荑【さんい】闕く可らず,惡を疾【にく】むこと信に讎【あた】の如し。

 

(含異文)           

草有害於人,曾何生阻修。

其毒甚蜂蠆,其多彌道周。

清晨步前林,江色未散憂。

芒刺在我眼,焉能待高秋。

霜露一霑凝【霜露一霑衣】【霜雪一霑凝】【霜雪一霑衣】,蕙葉亦難留。

荷鋤先童稚,日入仍討求。

轉致水中央,豈無雙釣舟。

頑根易滋蔓,敢使依舊丘。

自茲藩籬曠【自移藩籬曠】,更覺松竹幽。

芟荑不可闕,疾惡信如讎。

 

pla015 

『除草』 現代語訳と訳註

(本文)

除草  〔自注:去草也,音潛。#1

草有害於人,曾何生阻修。

其毒甚蜂蠆,其多彌道周。

清晨步前林,江色未散憂。

芒刺在我眼,焉能待高秋。

霜露一霑凝,蕙葉亦難留。

 

(下し文) (草を除く)  #1

草 有害於人に,曾て何ぞ阻修に生ぜん。

其の毒 蜂蠆よりも甚し,其の多きこと道周に彌る。

清晨 前林に步し,江色 未だ憂いを散ぜず。

芒刺 我が眼に在り,焉んぞ能く高秋を待たん。

霜露 一たび霑凝せば,蕙葉も亦た留り難し。

 

(現代語訳)

という毒草を除き去ったことを詠んだ詩。)

此の草は人に害があるもので、それは必ずしも遠方に生ずるというわけではない。

その毒のあることは蜂やサソリよりもひどく、その多いことは道端にまで広がっている。

晴れた清々しい朝、林に散歩する、濯錦江の川の色を見渡して未だ憂いを晴らしていない。

そんな時に急にこの毒草の棘が私の目に留まったのだ、これを見てどうして秋になって枯れ凋むまで待つことはできない。

秋になれば、露や霜が固まり、一対になって潤すようなことになれば香草である蕙の葉さえもこの毒草と一緒に枯れてわからなくなってしまう。

 pla014

(訳注)

除草 〔自注:去草也,音潛。 #1

という毒草を除き去ったことを詠んだ詩。)〔草を取り去ったものである〕

 

草 麻草。イラクサ属 は、30から45種の顕花植物を含むイラクサ科の分類群である。主に温帯地域の都市部に分布する。ほとんどは草本の多年生植物であるが、一年生のものや低木になるものもある。

 

草有害於人,曾何生阻修。

此の草は人に害があるもので、それは必ずしも遠方に生ずるというわけではない。

阻修 道路の遠い所に隔てられ處。

 

其毒甚蜂蠆,其多彌道周。

その毒のあることは蜂やサソリよりもひどく、その多いことは道端にまで広がっている。

蜂蠆 蜂やサソリ。

彌 わたる、はびこる。

道周 路の隈。

 

清晨步前林,江色未散憂。

晴れた清々しい朝、林に散歩する、濯錦江の川の色を見渡して未だ憂いを晴らしていない。

 

芒刺在我眼,焉能待高秋。

そんな時に急にこの毒草の棘が私の目に留まったのだ、これを見てどうして秋になって枯れ凋むまで待つことはできない。

芒刺 毛先、棘。

在我眼 まじかにみる。

待高秋 放射冷却が起こりはじめて、草木が枯れ、凋む頃。

 

霜露一霑凝,蕙葉亦難留。

秋になれば、露や霜が固まり、一対になって潤すようなことになれば香草である蕙の葉さえもこの毒草と一緒に枯れてわからなくなってしまう。

霑凝 うるおす、かたまる。

蕙葉 蘭の種類。花茎より枝を派生するものである。