(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その四は、草堂前の浣花渓の薬畑の景色ついて詠う。)

我家の薬畑では藥木の小枝も、薬草の芽吹きも青々とした雨露が棕櫚の木を植えてある亭の所を通り過ぎて、更に草ぶきの亭の辺りまで入り込んでいる。

 
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765年永泰元年54歲-29 《絕句,四首之四》 杜甫index-15 杜甫<829> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4880 杜甫詩1500-829-1147/2500765年永泰元年54-28

 

 

765年永泰元年54

卷別: 卷二二八  文體: 七言 

杜少陵集巻 十三

句,四首之四 

作地點: 成都(劍南道北部 / 益州 / 成都

 

句,四首之一

堂西長筍別開門,塹北行椒卻背村。

梅熟許同朱老吃,松高擬對阮生論。

(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その一は、杜甫が隠棲の意識を以て育てた草木、果実について詠う。)

草堂の西側にも筍がのびてきたので、南西にある柴門とば別の門を開けて通路を増やした。堀渠の北側には山椒の並木があるので、我が家は村に対してかえって背を向けている

梅の実が熟してきたから朱老人に一緒に喫食することを承諾してあげた詩、松の木が背が高くなったから阮生と向き合って、話をしてみたいと思う。

 (句,四首之一)

堂西の長筍 別に門を開き,塹北の行椒 卻って村に背く。

梅熟し 朱老と同じく喫するを許し,松高くし 阮生に對して論ぜんと擬す。

杜甫草堂柴門06 


句,四首之二

欲作魚梁雲複湍,因驚四月雨聲寒。

青溪先有蛟龍窟,竹石如山不敢安。

(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その二は、杜甫が家前での梁漁ついて詠う。)

家前に魚梁をこしらえようと思ったが早瀬に雲が重なっている。それにしても四月に寒そうにあめのおとがするのにおどろくのである。

この浣花渓の靑渓には淵の深い所に蛟龍の棲む窟があるのであり、だから、魚梁の仕掛けをこしらえる材料は山のように積んだのだが、据え付けるのはちょっと差し控えているのである。

句,四首の二) 

魚梁を作らんと欲すれば雲は湍を複す,因って驚く四月 雨聲の寒きに。

青溪 先んじて蛟龍の窟有り,竹石 山の如きも 敢えて安んぜず。

 

句,四首之三 

兩箇黃鸝鳴翠柳,一行白鷺上青天。 

窗含西嶺千秋雪,門泊東萬里船。 

(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その三は、草堂前の浣花渓の遠大近小の景色ついて詠う。)

みどりの柳に二つのうぐいすが鳴いている。一行の白鷺が青天たかく飛びあがってゆく。

わが草堂の窓には千年消えることのない西嶺の雪色をいれておるし、門前には万里東呉に向かって下ろうとする船がとまっている。

 

句,四首の三

兩箇の黄鸝 翠柳に鳴き、一行の白鷺 青天

窓には含む 西嶺千秋の雪、門には泊す 東萬里の船

 

句,四首之四 

藥條藥甲潤青青,色過棕亭入草亭。 

苗滿空山慚取譽,根居隙地怯成形。 

(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その四は、草堂前の浣花渓の薬畑の景色ついて詠う。)

我家の薬畑では藥木の小枝も、薬草の芽吹きも青々とした雨露が棕櫚の木を植えてある亭の所を通り過ぎて、更に草ぶきの亭の辺りまで入り込んでいる。

しかし、藥木の根は、こんなさびしい山にはびこりながら、人から誉れを取ることを愧じとしているし、藥木の根はこんな空き地に育って不思議な形などになって人にもてはやされることを懼れている。

 

句,四首之四

藥條 藥甲 潤いて青青たり,色棕亭を過ぎて草亭に入る。 

苗 空山に滿ちて譽を取るを慚じ,根 隙地に居て形を成さんことを怯る。 

杜甫草堂 四絶句 

 

句,四首之四』 現代語訳と訳註

(本文)

句,四首之四 

藥條藥甲潤青青,色過棕亭入草亭。 

苗滿空山慚取譽,根居隙地怯成形。 

 

(含異文) 藥條藥甲潤青青【藥條菜甲潤青青】,色過棕亭入草亭。苗滿空山慚取譽,根居隙地怯成形。 

 

(下し文)

句,四首之四

藥條 藥甲 潤いて青青たり,色棕亭を過ぎて草亭に入る。 

苗 空山に滿ちて譽を取るを慚じ,根 隙地に居て形を成さんことを怯る。 

 

(現代語訳)

(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その四は、草堂前の浣花渓の薬畑の景色ついて詠う。)

我家の薬畑では藥木の小枝も、薬草の芽吹きも青々とした雨露が棕櫚の木を植えてある亭の所を通り過ぎて、更に草ぶきの亭の辺りまで入り込んでいる。

しかし、藥木の根は、こんなさびしい山にはびこりながら、人から誉れを取ることを愧じとしているし、藥木の根はこんな空き地に育って不思議な形などになって人にもてはやされることを懼れている。

杜甫像0012 

(訳注)

句,四首之四 

(杜甫の隠棲生活を述べるものだが、その四は、草堂前の浣花渓の薬畑の景色ついて詠う。)

 

 

藥條藥甲潤青青,色過棕亭入草亭。 

我家の薬畑では藥木の小枝も、薬草の芽吹きも青々とした雨露が棕櫚の木を植えてある亭の所を通り過ぎて、更に草ぶきの亭の辺りまで入り込んでいる。

藥條 藥木の小枝。

藥甲 薬草の芽ぐみ。

色 薬草、藥木の色。

棕亭 棕櫚の木を植えてある亭の所。

草亭 草ぶきの亭の辺り。

 

苗滿空山慚取譽,根居隙地怯成形。 

しかし、藥木の根は、こんなさびしい山にはびこりながら、人から誉れを取ることを愧じとしているし、藥木の根はこんな空き地に育って不思議な形などになって人にもてはやされることを懼れている。

空山 隠遁者にとってのこの薬草畑。

怯成形 不思議な形などに育っていること。人参が人型になることの不思議。

根 藥木の根。

隙地 薬草畑。