杜甫《句,九首之八〔絶句三首之二〕》(出発しようとする浣花渓草堂、この村と西都にはいろんな思い出があると詠う。)浣花渓の畑で薬草を草堂の前の水檻で洗って成都の街で売ったりしたし、その成都には、蜀王の石鏡、石筍などがありここから船で出発しようと思っている。

 
 2014年10月28日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
116 《贈段七娘》李白index- 6 《726年開元十四年26歳》 <116> Ⅰ李白詩1296 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5028 
 孟浩然 詩 index李白詩index謝霊運 詩 index司馬相如 《 子虛賦 ・上林賦 》揚雄 《 甘泉賦 》 ●諸葛亮(孔明)出師表 
 曹植(曹子建)詩 65首 index文選 賦)兩都賦序・西都賦・東都賦 (班固)《李白 全詩》
  総合案内
(1)漁父辞 屈原『楚辞・九歌』東君 屈原《楚辞 『九辯』》 宋玉  <案内> 
 ●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首  
 Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorブログ
22ー(2)§2-1 《與少室李拾遺書》韓愈(韓退之)ID 795年貞元11年 28歳<1209> Ⅱ唐宋八大家文読本 巻三 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5029 
 ・李商隠詩 (1) 136首の75首・李商隠詩 (2) 135首の61首●韓愈index-1 ・孟郊、張籍と交遊・汴州乱41首●韓愈詩index-2[800年 33歳~804年 37歳]27首●韓愈詩index-3 805年 38歳・]陽山から江陵府 36首●韓愈詩index-4 806年 39歳 江陵府・権知国子博士 51首(1)25首 
 index-5 806年39歳 50首の(2)25首index-6[807年~809年 42歳]20首index-7[810年~811年 44歳] 34首index-8 [812年~814年47歳]46首index-9[815年~816年 49歳] 57首index-10[817年~818年 51歳]・「平淮西碑」28首 
 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
 孟郊張籍     
 ●杜甫の全作品1500首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorブログ22ー(2)§2-1 《與少室李拾遺書》韓愈(韓退之)ID 795年貞元11年 28歳<1209> Ⅱ唐宋八大家文読本 巻三 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5029 
 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
 ●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている 
 Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 
        
 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
 Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor20-514《巫山一段雲二首,其一》十巻 李珣Ⅻ唐五代詞・『花間集』全詩訳注解説Gs-697-20-(514) 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5032 
 薛濤の全詩花間集(1)花間集(2)花間集(3)花間集(4)花間集(5) 
 魚玄機全詩●花間集(6)●花間集(7)●花間集(8)●花間集(9)●花間集(10) 
 温庭筠66首 花間集1・2巻皇甫松11首 花間集二巻韋莊47首 花間集二巻薛昭蘊19首 花間集三巻牛嶠31首 花間集三・四巻張泌27首 花間集四巻 
 毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻 
 魏承班15首 花間集8・9巻鹿虔扆6首 花間集9巻閻選8首 花間集9巻尹鶚6首 花間集9巻毛熙震29首 花間集9・10巻李珣39首 花間集10巻 
  ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)漢詩総合サイト 07ch 
 杜甫全詩案内韓愈全詩案内李白全集文選古詩源花間集案内 
 
 

765年永泰元年54-59 句,九首之八〔絶句三首之二〕》 杜甫index-15 杜甫<859 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5030
杜甫詩
1500-859-1177/2500765年永泰元年54-59

 

 

 

 

年:765年永泰元年54

卷別:    卷二三四              文體:    五言

詩題:    句,九首之八〔絶句三首之二〕

杜少陵集 巻十四

作地點:              成都(劍南道北部 / 益州 / 成都)

及地點:             

溫江 (劍南道北部 益州 溫江)          

石筍街 (劍南道北部 益州 成都)      

先主廟 (劍南道北部 益州 成都)      

浣花溪 (劍南道北部 益州 益州) 別名:花溪               

 

 

句,九首之七〔絶句三首之一〕

聞道巴山裡,春船正好行。

都將百年興,一望九江城。

(一年前にも春になって舟を出すのがいいと思っていたが、今度こそ最高にいいのだと詠う。)

聞くところによると、今のところは、巴山の郷に居ることで、春になって舟を出して旅を始めることが一番いいということだ。

そうすれば、これからの全てのことが、残りの人生の風流、趣興が、荊州を経て、長江の支流がすべて集まる九江の城郭で一望することが出来るというものだ。

 

句,九首の七〔絶句三首の一〕)

聞道く 「巴山の裡,春船 正に行くに好し。」と

都て 百年の興を將って,一望す 九江の城。

 

句,九首之八〔絶句三首之二〕

水檻溫江口,茅堂石筍西。

移船先主廟,洗藥浣花溪。

(出発しようとする浣花渓草堂、この村と西都にはいろんな思い出があると詠う。)

春麗らかな濯錦江の入り江の口のようなところに草堂の前に四阿から濯錦江に臨んだ船着き場の欄干があり、その草堂は、成都の西門の近くに大通り石筍がありそこから西に来るとある。

浣花渓の畑で薬草を草堂の前の水檻で洗って成都の街で売ったりしたし、その成都には、蜀王の石鏡、石筍などがありここから船で出発しようと思っている。

 

句,九首の八〔絶句三首の二〕)

水檻 溫やかな江の口【いりくち】,茅堂 石筍の西。

船を移す 先主の廟,藥を洗う 浣花溪。

 

 

句,九首之八〔絶句三首之二〕』 現代語訳と訳註解説

(本文)

句,九首之八〔絶句三首之二〕

水檻溫江口,茅堂石筍西。

移船先主廟,洗藥浣花溪。

 

(含異文)

水檻溫江口,茅堂石筍西。

移船先主廟,洗藥浣花溪【洗藥浣沙溪】。

 

(下し文)

句,九首の八〔絶句三首の二〕)

水檻 溫やかな江の口【いりくち】,茅堂 石筍の西。

船を移す 先主の廟,藥を洗う 浣花溪。

 

(現代語訳)

(出発しようとする浣花渓草堂、この村と西都にはいろんな思い出があると詠う。)

春麗らかな濯錦江の入り江の口のようなところに草堂の前に四阿から濯錦江に臨んだ船着き場の欄干があり、その草堂は、成都の西門の近くに大通り石筍がありそこから西に来るとある。

浣花渓の畑で薬草を草堂の前の水檻で洗って成都の街で売ったりしたし、その成都には、蜀王の石鏡、石筍などがありここから船で出発しようと思っている。

成都関連地図 00 

(訳注)

句,九首之八〔絶句三首之二〕

(出発しようとする浣花渓草堂、この村と西都にはいろんな思い出があると詠う。)

成都草堂にあった時の詩を765年永泰元年54 に整理してこの時期の作品とされているが、詩の品格から他人の作品といわれている。杜甫の絶句は必ず作られた時期のシリーズになっているものが、必ずその詩の相手先がわかるものが浦飛んでであるが、そういった雰囲気も感じられない。

 

水檻溫江口,茅堂石筍西。

春麗らかな濯錦江の入り江の口のようなところに草堂の前に四阿から濯錦江に臨んだ船着き場の欄干があり、その草堂は、成都の西門の近くに大通り石筍がありそこから西に来るとある。

水檻 草堂の前に四阿から濯錦江に臨んだ船着き場の欄干。

溫江口 春麗らかな濯錦江の入り江の口のようなところ。

石筍 成都の西門の近くに大通り石筍があり、石筍街という。草堂建設前に石筍街呆園坊の主人徐卿には果樹の苗を分けてもらっている。杜甫 <358>『詣徐卿覓果栽 』にある所だ。少し落ち着いてきたので草堂から56kmの所にある石筍街を訪れたのだ。

『石筍行』「君不見益州城西門,陌上石筍雙高蹲。益州の城郭の西門がある。大通りのほとりに石のタケノコの形をした左右二つの水鉢がある。

 

移船先主廟,洗藥浣花溪。

浣花渓の畑で薬草を草堂の前の水檻で洗って成都の街で売ったりしたし、その成都には、蜀王の石鏡、石筍などがありここから船で出発しようと思っている。

先主廟 蜀王が好色であることから様々な物語が伝えられている。杜甫は昨年760年の夏にも石犀行』、『石筍行』、『杜鵑行という蜀の故事をもとに詩を作っている。

杜甫草堂 四絶句

杜甫『江上水如海勢聊短述

為人性僻耽佳句,語不驚人死不休。

老去詩篇渾漫與,春來花鳥莫深愁。

新添水檻供垂釣,故著浮槎替入舟。

焉得思如陶謝手,令渠述作與同遊。

(江上水の海勢の如くなるに値い聊か短述す)

人と為り性僻【せいへき】にして佳句に耽る、語 人を驚かさずんば死すとも休せず。

老い去って詩篇【しへん】揮て漫与【まんよ】なり、春が来って花鳥深く愁うること莫れ。

新たに水檻【すいかん】を添えて垂釣【すいちょう】に供し、故より浮槎【ふさ】を着けて入舟に替う。

焉んぞ思うや 陶謝【とうしゃ】の如くなる手を得て、渠【かれ】をして述作せ令めて 與に同遊せん。

(濯錦江の水嵩と流れが海のような勢いなのでが短く述べてみる。)

わたしは人となりがすこしかたよった性質のようで、よい詩句を作ることにけんめいになっている。人を驚かすような良い語句を吐きだすまでは死んでも休まないということである。

ただ、年を重ねてくると作りだす詩篇は風流なものを漫然とよむようになるものだ。驚かすことなくなったということだろうか。しかし春がくれば花や鳥についてうたうことができるようになり、なにも深く心配するには及ばないことなのだ。

もとから自然風流の手段として水辺には新たに板で欄干を作って釣を垂れてみたり、去年から桴桟橋で舟に乗り降りして舟遊びもしているのである。

こんなとき文藻の豊富な詩人である陶淵明、謝靈運ほどの文筆の手を得ることができて、彼らが名篇を作ったとうにわたしも作って共に遊んだならばいかにおもしろいだろうかと考えるのである。

江上水如海勢聊短述 杜甫 成都(4)浣花渓の草堂(4 - 11)  杜甫 <416  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2025 杜甫詩1000-416-599/1500

杜甫『水檻』

蒼江多風飆,雲雨晝夜飛。

茅軒駕巨浪,焉得不低垂。

遊子久在外,門無人持。

高岸尚如谷,何傷浮柱攲。

扶顛有勸誡,恐貽識者嗤。

既殊大廈傾,可以一木支。

臨川視萬里,何必闌檻為。

人生感故物,慷慨有餘悲。

(水檻)

蒼江 風飆多く,雲雨 晝夜飛ぶ。

茅軒 巨浪に駕け,焉ぞ低く垂れざるを得ん。

遊子 久しく外に在り,門 人持つ無し。

高岸 尚お谷の如し,何ぞ傷かん 柱攲を浮ぶを。

顛を扶け 勸誡有り,貽を恐れ 識者嗤る。

既に殊に大廈傾き,以て一木支う可し。

川に臨み 萬里を視,何ぞ必ずしも闌檻為さんや。

人生 故物を感じ,慷慨して餘悲しむ有り。

(川に臨んだ船着き場の欄干)

緑深い大江に強風が渦を巻きながら激しく舞い上がる風が多い、そこに雲が湧き、雨を呼んでくると、昼も夜も飛んでくる。

時には大江に大きな波があがって茅葺の軒まで来ることがあったし、また、どうしたわけか水が干上がって、欄干が低く垂れさがってしまうことなどないという水深を得ている。

旅人として久しくここから閬州方面へ外出していたが、ここの門戸たずねてだれもくるものはいなかった。

岸の高い所から見ればまるで谷のようであるし、浮んでいる水檻の柱に寄って立っているとどうしてと感傷的になってしまうのだろうか。

頂を広げるのは公明正大であって悪を制することであり、悪事を続けて子孫におそれを抱くのは見識のあるものにとっては嘲られるべきことだ。

この国は、既にこともあろうに大屋根の家が傾きかけているのである。たった一本の木でささえてたもっているのだ。

そしてこの川を臨むと万里の先まで見ることが出来るし、この水檻の欄干は何のために必要なのだろうか。

人生というものは理由あってのもの、馴染んだものに感情を持ち、どんなに意気盛んであっても私にはあまりに悲しいことがありあまるほどあるのだ。

廣徳2764-34-1 《水檻―#1》 ふたたび成都 杜甫<6651 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3780 杜甫詩1000-6651-950/1500769