2014年10月29日の紀頌之5つのブログ 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
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 ●杜甫の全作品1500首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
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765年永泰元年54-60 句,九首之九〔絶句三首之三〕》 杜甫index-15 杜甫<860 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5035 杜甫詩1500-860-1178/2500765年永泰元年54-60

 

 

年:765年永泰元年54

卷別:    卷二三四              文體:    五言

杜少陵集 巻十四             

詩題:    句,九首之九〔絶句三首之三〕

作地點:              成都(劍南道北部 / 益州 / 成都)

 

 

句,九首之七〔絶句三首之一〕

聞道巴山裡,春船正好行。

都將百年興,一望九江城。

(一年前にも春になって舟を出すのがいいと思っていたが、今度こそ最高にいいのだと詠う。)

聞くところによると、今のところは、巴山の郷に居ることで、春になって舟を出して旅を始めることが一番いいということだ。

そうすれば、これからの全てのことが、残りの人生の風流、趣興が、荊州を経て、長江の支流がすべて集まる九江の城郭で一望することが出来るというものだ。

 

句,九首の七〔絶句三首の一〕)

聞道く 「巴山の裡,春船 正に行くに好し。」と

都て 百年の興を將って,一望す 九江の城。

 

句,九首之八〔絶句三首之二〕

水檻溫江口,茅堂石筍西。

移船先主廟,洗藥浣花溪。

(出発しようとする浣花渓草堂、この村と西都にはいろんな思い出があると詠う。)

春麗らかな濯錦江の入り江の口のようなところに草堂の前に四阿から濯錦江に臨んだ船着き場の欄干があり、その草堂は、成都の西門の近くに大通り石筍がありそこから西に来るとある。

浣花渓の畑で薬草を草堂の前の水檻で洗って成都の街で売ったりしたし、その成都には、蜀王の石鏡、石筍などがありここから船で出発しようと思っている。

 

句,九首の八〔絶句三首の二〕)

水檻 溫やかな江の口【いりくち】,茅堂 石筍の西。

船を移す 先主の廟,藥を洗う 浣花溪。

 

句,九首之九〔絶句三首之三〕

設道春來好,狂風大放顛。

吹花隨水去,翻卻釣魚船。

(気まぐれにこれまでのことを並べてみる)

いうことを並べてみると、まず、万物が成長する春が来るというのはとても良いことである、暴風が吹くというのは、「茅屋為秋風所破歌」でも経験したことで、家も部屋内もやりっぱなしで気が狂うほどのことであったし、安禄山の乱、朝廷での疎外、徐知道の乱、厳武の死、おおくの「狂風」があった。

また、花が風に吹かれて散り落ちても水が東流してゆく様にその流れに従って去ってゆく、釣り糸を垂れている漁船もやがて帰路に着くというものだ。

 

句,九首の九〔絶句三首の三〕

設いて道う 春 來るは好し,狂風は 大いいに放顛なり。

花を吹けば 水に隨うて去るなり,翻卻す 釣魚の船。

 

杜甫草堂 四絶句 

句,九首之九〔絶句三首之三〕 現代語訳と訳註解説

(本文)

句,九首之九〔絶句三首之三〕

設道春來好,狂風大放顛。

吹花隨水去,翻卻釣魚船。

 

(含異文)

設道春來好【謾道春來好】,狂風大放顛。

吹花隨水去【飛花隨水去】,翻卻釣魚船。

 

(下し文)

句,九首の九〔絶句三首の三〕

設いて道う 春 來るは好し,狂風は 大いいに放顛なり。

花を吹けば 水に隨うて去るなり,翻卻す 釣魚の船。

 

(現代語訳)

(気まぐれにこれまでのことを並べてみる)

いうことを並べてみると、まず、万物が成長する春が来るというのはとても良いことである、暴風が吹くというのは、「茅屋為秋風所破歌」でも経験したことで、家も部屋内もやりっぱなしで気が狂うほどのことであったし、安禄山の乱、朝廷での疎外、徐知道の乱、厳武の死、おおくの「狂風」があった。

また、花が風に吹かれて散り落ちても水が東流してゆく様にその流れに従って去ってゆく、釣り糸を垂れている漁船もやがて帰路に着くというものだ。

 

成都関連地図 00 

(訳注)

句,九首之九〔絶句三首之三〕

(気まぐれにこれまでのことを並べてみる)

この詩は特に表現が拙い、間違いなく後世のものの差し込み詩であろう。

 

設道春來好,狂風大放顛。

いうことを並べてみると、まず、万物が成長する春が来るというのはとても良いことである、暴風が吹くというのは、「茅屋為秋風所破歌」でも経験したことで、家も部屋内もやりっぱなしで気が狂うほどのことであったし、安禄山の乱、朝廷での疎外、徐知道の乱、厳武の死、おおくの「狂風」があった。

設道 いうことを並べてみる。話をしてみる。謾道:気楽に嘘話と思って言うけれど…

放顛 やりっぱなしで気が狂う。

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茅屋為秋風所破歌 成都5-(12-3) 杜甫 <465-#3  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2290 杜甫詩1000-465-#3-652/1500

 

吹花隨水去,翻卻釣魚船。

また、花が風に吹かれて散り落ちても水が東流してゆく様にその流れに従って去ってゆく、釣り糸を垂れている漁船もやがて帰路に着くというものだ。