(七月三日の正午過ぎに炎熱が少しひき、夕方には幾分の涼しささえ加わって穏やかに眠ることができたので詩が出来た、それでついでに自分の壮年時代の楽しく面白かったことなどを論じて、戯れに元曹長へ贈った詩である。)

 

 
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 ●杜甫の全作品1500首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorブログ766年奉節-10 《1545 七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長 #-1》 杜甫index-15 <883> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5300 
 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
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766年大暦元年55-18-1奉節-10 《1545 七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長 #-1 杜甫index-15 杜甫<883 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5300

 

杜甫詩1500-883-1231/2500766年大暦元年55-18-1

 

 

 

年:766年大暦元年55

卷別:    卷二二一              文體:    五言古詩

詩題:    七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長

作地點:              夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

交遊人物:元二十一曹長    書信往來

詩文:

 

七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,

(七月三日の正午過ぎに炎熱が少しひき、夕方には幾分の涼しささえ加わって穏やかに眠ることができたので詩が出来た、

因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長

それでついでに自分の壮年時代の楽しく面白かったことなどを論じて、戯れに元曹長へ贈った詩である。)

今茲商用事,餘熱亦已末。

今、商調の音が支配する秋の季節となって、暑さもほとぼりが冷めて終ることになる。

衰年旅炎方,生意從此活。

自分は老衰の年で暑い地方の旅をしているがこれからやっと活気づくことであろう。

亭午減汗流,北鄰耐人聒。

正午になっても汗の流れ方は減ってきたし、辺り近所で人がやかましくしてもそれにたえられるようになった。

晚風爽烏匼,筋力蘇摧折。

夕方の風もさわやかにまわり集まり吹きだし、自分の筋力もくじけかかっていたのが少しずつ蘇ってきたようだ。

-#2

閉目逾十旬,大江不止渴。

退藏恨雨師,健步聞旱魃。

園蔬抱金玉,無以供采掇。

密雲雖聚散,徂暑終衰歇。

-#3

前聖慎焚巫,武王親救暍。

陰陽相主客,時序遞回斡。

灑落唯清秋,昏霾一空闊。

蕭蕭紫塞雁,南向欲行列。

-#4

欻思紅顏日,霜露凍階闥。

胡馬挾雕弓,鳴弦不虛發。

逐狡兔,突羽當滿月。

惆悵白頭吟,蕭條遊俠窟。

臨軒望山閣,縹緲安可越。

-#5

高人煉丹砂,未念將朽骨。

少壯跡頗疏,歡樂曾倏忽。

杖藜風塵際,老醜難翦拂。

吾子得神仙,本是池中物。

賤夫美一睡,煩促嬰詞筆。

 

(七月三日 亭午已後 較や熱 晚に退く,小涼に加わり 穩かに睡る詩有り,因って壯年の樂事を論じて,戲れの元二十一曹長に呈す) -#1

今 茲に 商 事を用し,餘 熱亦た已に末なり。

衰年 炎方に旅し,生意 此れより活きむ。

亭午 汗流を減し,北鄰 人の聒【かまびす】しきに耐ゆ。

晚風 爽かにして烏匼【うごう】たり,筋力 摧折せるに蘇す。

 

夔州東川卜居図001 

『七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長』 現代語訳と訳註解説

(本文)

七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長

今茲商用事,餘熱亦已末。

衰年旅炎方,生意從此活。

亭午減汗流,北鄰耐人聒。

晚風爽烏匼,筋力蘇摧折。

 

(下し文)

(七月三日 亭午已後 較や熱 晚に退く,小涼に加わり 穩かに睡る詩有り,因って壯年の樂事を論じて,戲れの元二十一曹長に呈す)

今 茲に 商 事を用し,餘 熱亦た已に末なり。

衰年 炎方に旅し,生意 此れより活きむ。

亭午 汗流を減し,北鄰 人の聒【かまびす】しきに耐ゆ。

晚風 爽かにして烏匼【うごう】たり,筋力 摧折せるに蘇す。

 

 

(現代語訳)

(七月三日の正午過ぎに炎熱が少しひき、夕方には幾分の涼しささえ加わって穏やかに眠ることができたので詩が出来た、それでついでに自分の壮年時代の楽しく面白かったことなどを論じて、戯れに元曹長へ贈った詩である。)

今、商調の音が支配する秋の季節となって、暑さもほとぼりが冷めて終ることになる。

自分は老衰の年で暑い地方の旅をしているがこれからやっと活気づくことであろう。

正午になっても汗の流れ方は減ってきたし、辺り近所で人がやかましくしてもそれにたえられるようになった。

夕方の風もさわやかにまわり集まり吹きだし、自分の筋力もくじけかかっていたのが少しずつ蘇ってきたようだ。

 

(訳注) #1

七月三日亭午已後較熱退晚,加小涼穩睡有詩,因論壯年樂事,戲呈元二十一曹長

(七月三日の正午過ぎに炎熱が少しひき、夕方には幾分の涼しささえ加わって穏やかに眠ることができたので詩が出来た、それでついでに自分の壮年時代の楽しく面白かったことなどを論じて、戯れに元曹長へ贈った詩である。)

七月三日 立秋の日

亭午 卓午、正午のこと。

 :校 やや。

元二十一曹長 元曹長。

 

今茲商用事,餘熱亦已末。

今、商調の音が支配する秋の季節となって、暑さもほとぼりが冷めて終ることになる。

商用事 音の高低により、五声の音調があり、商の音調が支配するとき七月のこと。五声は、中国音楽で使われる五つの音高。五音(ごいん)ともいう。宮(きゅう)、商(しょう)、 角(かく)、 徴(ち)、 羽(う)の五つ。音の高低によって並べると、五音音階ができる。西洋古典音楽の階名で大体、宮はド(Do)、商はレ(Re)、角はミ(Mi)、徴はソ(Sol)、羽はラ(La)にあたると説明されることが多い。後に変宮(宮の低半音)と変徴(徴の低半音)が加えられ、七声または七音となった。変宮と変徴は大体、シと#ファ(fis)に相当する。音の低いものから並べると、宮・商・角・変徴・徴・羽・変宮で、七音音階を形成する。秦以降、七声は、宮・商・角・清角(角の高半音の意)・徴・羽・変宮、または宮・商・清角・徴・羽・清羽などでも表された。なお中国伝統音楽にはファに相当する音がない。

 

衰年旅炎方,生意從此活。

自分は老衰の年で暑い地方の旅をしているがこれからやっと活気づくことであろう。

旅炎方 暑い地方の旅をしている。

生意 いきて行こうとする気概。

 

亭午減汗流,北鄰耐人聒。

正午になっても汗の流れ方は減ってきたし、辺り近所で人がやかましくしてもそれにたえられるようになった。

北鄰 南側が長江に面しているので、隣人たちはみんな北側の人たちである。

聒 やかましくする。山焼きなどしたり、集まって騒ぎ立てる。

 

晚風爽烏匼,筋力蘇摧折。

夕方の風もさわやかにまわり集まり吹きだし、自分の筋力もくじけかかっていたのが少しずつ蘇ってきたようだ。

烏匼 涼しい風がまわりからあつまること。

蘇摧折 暑さによってくじけかかっていたのが少しずつ蘇ってきたことをいう。