杜甫 奉節-11 《巻15-46 牽牛織女 -1》 二つの星は萬年たっても東西に在り、かくして永久に望みおうているのだ、たしかに、だれが七夕の日に二つの星が会合するのを見たものがあろうか。


 
 2014年12月26日の紀頌之5つのブログ 
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杜甫詩
1500-882-1-1236/2500766年大暦元年55-19-1

 

 

年:766年大暦元年55

卷別:    卷二二一              文體:    五言古詩

詩題:    牽牛織女

作地點:              夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

 

 

牽牛織女 -#1

(奉節で未婚女性を見て、牽牛星と織女星との事に感じて詠んだ詩。大層元年七月夔州奉節での作。)

牽牛出河西,織女處其東。

牽牛星は伸びた天の河の西から出で、織女星は天の河の東にいる。

萬古永相望,七夕誰見同。

二つの星は萬年たっても東西に在り、かくして永久に望みおうているのだ、たしかに、だれが七夕の日に二つの星が会合するのを見たものがあろうか。

神光意難候,此事終蒙朧。

彼等は年に一回會合するといわれてはいるが、その時明るく不思議な光となるけれど、結局うかがうことがむつかしく、曾合するということまではつまりぼんやりとしてはっきりしないことなのだ。

颯然精靈合,何必秋遂通。

星の神のすることであるなら、さっと風の吹きわたる様に牛女二星の二つの魂が寄り合うても良いのである、なんで秋になるのを待ってはじめてであう必要があるというものか。

-#2

亭亭新妝立,龍駕具曾空。

世人亦為爾,祈請走兒童。

稱家隨豐儉,白屋達公宮。

膳夫翊堂殿,鳴玉淒房櫳。

-#3

曝衣遍天下,曳月揚微風。

蛛絲小人態,曲綴瓜果中。

初筵裛重露,日出甘所終。

嗟汝未嫁女,秉心鬱忡忡。

防身動如律,竭力機杼中。

-#4

雖無姑舅事,敢昧織作功。

明明君臣契,咫尺或未容。

義無棄禮法,恩始夫婦恭。

小大有佳期,戒之在至公。

方圓苟齟齬,丈夫多英雄。

 

(牽牛織女)#1

牽牛河西に出で、織女其の東に處る。

万古 永く相望む、七ダ 誰か同じくするを見む。

神光 竟に候【うかが】い難し、此の事終に朦朧たり。

颯然 精靈合す、何ぞ必ずしも秋遂に逢わんや。

#2

亭亭 薪粧立つ、龍駕 曾空に具う。

世人 亦た爾が虜めに、祈請して兒童走る。

家に称【かな】いて豐儉に随い、白屋より公宮に達す。

膳夫堂殿に翊【つつし】む、鳴玉 房櫳に凄たり。

#3

曝衣は天下に遍し、月に曳きて微風に揚る。

蛛絲は小人の態、曲綴す瓜果の中。

初筵 重露に裛まる、日出 終る所に甘んず。

嗟 汝 未嫁の女、秉心 鬱として忡忡たり。

防身動くこと律の如く、力を竭す機杼の中。

#4

舅姑の事無しと雖も、散で昧からむや織作の功。

明明君臣の契、咫尺 或は未だ容れず。

義 禮法を棄つる無し、恩は夫婦の恭なるより始まる。

小大 佳期有り、之を戒むること至公なるに在り。

方圓 筍くも齟齬するも、丈夫には英雄多し。」

 

 

『牽牛織女』 現代語訳と訳註解説

(本文)

牽牛織女 -#1

牽牛出河西,織女處其東。

萬古永相望,七夕誰見同。

神光意難候,此事終蒙朧。

颯然精靈合,何必秋遂通。

 

(下し文)

(牽牛織女)

牽牛河西に出で、織女其の東に處る。

万古 永く相望む、七ダ 誰か同じくするを見む。

神光 竟に候【うかが】い難し、此の事終に朦朧たり。

颯然 精靈合す、何ぞ必ずしも秋遂に逢わんや。

 

(現代語訳)

(奉節で未婚女性を見て、牽牛星と織女星との事に感じて詠んだ詩。大層元年七月夔州奉節での作。)

牽牛星は伸びた天の河の西から出で、織女星は天の河の東にいる。

二つの星は萬年たっても東西に在り、かくして永久に望みおうているのだ、たしかに、だれが七夕の日に二つの星が会合するのを見たものがあろうか。

彼等は年に一回會合するといわれてはいるが、その時明るく不思議な光となるけれど、結局うかがうことがむつかしく、曾合するということまではつまりぼんやりとしてはっきりしないことなのだ。

星の神のすることであるなら、さっと風の吹きわたる様に牛女二星の二つの魂が寄り合うても良いのである、なんで秋になるのを待ってはじめてであう必要があるというものか。

夔州東川卜居図001 

(訳注)

牽牛織女 -#1

(奉節で未婚女性を見て、牽牛星と織女星との事に感じて詠んだ詩。大層元年七月夔州奉節での作。)

牽牛織女 牽牛はひこ星。織女はたなばた星、《「晉書」天文志》、「織女三星,在天紀東端,天女也,主果蓏絲帛珍寶也。」(織女三星は天紀の東端にあり、天女なり、果蔬絲帛珍寶を主る、と。)

 

牽牛出河西,織女處其東。

牽牛星は伸びた天の河の西から出で、織女星は天の河の東にいる。

河西 河は銀河、あまのがわであり、銀河の西にかかるまでの様子。

 

萬古永相望,七夕誰見同。

二つの星は萬年たっても東西に在り、かくして永久に望みおうているのだ、たしかに、だれが七夕の日に二つの星が会合するのを見たものがあろうか。

七夕誰見同 七夕同とけ七月七日のタに二星が会同するこという。 呉均《續齊諧記》謂「曰桂陽城武丁、有仙道、忽謂其弟曰、七月七日織女當渡河。吾向巳被召、弟問織女何事渡河。答曰荅曰暫詣牽牛。」(桂陽の成武丁、仙遺あり、忽ち弟に謂って曰く、七月七日に織女まさに河を渡るべし、吾さきに巳に召さると、弟曰く、何事ありてか織女河を渡るや、武丁曰く、暫く牽牛に謂るなり。)

 

神光意難候,此事終蒙朧。

彼等は年に一回會合するといわれてはいるが、その時明るく不思議な光となるけれど、結局うかがうことがむつかしく、曾合するということまではつまりぼんやりとしてはっきりしないことなのだ。

神光 白く明るく瞬く不思議なる星の光り。

 うかがふ。

此事 牛女星の會合のこと。

蒙脂 おぼろげ。

 

颯然精靈合,何必秋遂通。

星の神のすることであるなら、さっと風の吹きわたる様に牛女二星の二つの魂が寄り合うても良いのである、なんで秋になるのを待ってはじめてであう必要があるというものか。

颯然 風のわたるさま。

精霊合 二星のたましいが合体する。 

秋遂通 秋時をまって遂ににであふ。

ここまで、牛女二星会合のことの俗説にとどまることであるという。 
銀河002 三峡 巫山十二峰001