杜甫 奉節-16 《巻15-63 贈李十五丈別 -#1》大江からはとても高い所なので、鳥か獣でないととても住めないというものだ。その山頂から下にむかい深い谷がその底の大江まで測れないほどのもので、その大江の中を万里に赴く船が航行しているのである。

 

 
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 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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 ●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorブログ766年大暦元年55歲-24-1奉節-16 《巻15-63 贈李十五丈別 -#1》 杜甫index-15 杜甫<887-1> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5400 
 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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杜甫詩1500-887-1-1250/2500766年大暦元年55-24-1

年:766年大暦元年55

卷別:    卷二二一              文體:    五言古詩

詩題:    贈李十五丈別【李祕書文嶷。】

及地點:白帝城 (山南東道 夔州 奉節) 別名:白帝、白帝樓、公孫城      

 巫州 (黔中道 巫州 巫州) 別名:黔陽            

交遊人物:李文嶷              書信往來(山南東道 夔州 雲安)

李勉    詩文提及(京畿道 京兆府 長安)

 

贈李十五丈別 -1

(李文嶷が江西観察使李勉のところへ事を以て赴くのでそれに贈りて別意をのべた詩)

峽人鳥獸居,其室附層顛。

三峡の山の中の人たちは、鳥か獣のような住居にすんでいる。その家の部屋は高い山の頂上に棚の様に段々の平地を作って、付着しているかのように存在する。(大江からはとても高い所なので、鳥か獣でないととても住めないというものだ。)
下臨不測江,中有萬里船。

その山頂から下にむかい深い谷がその底の大江まで測れないほどのもので、その大江の中を万里に赴く船が航行しているのである。

多病紛倚薄,少留改年。

自分は多病を併発し、放置している面倒な諸雑事をしなければいけないことが身に逼っている。そして、この地に少し逗留している間にも、年を取ってきている。

域誰慰懷,開顏喜名賢。

都から断絶されたこの地にいて、誰がこの胸のうちを慰めてくれるものがあろうか、ただ、貴殿の様な名のとおった賢者が私の顔のしわを伸ばしてくれることは実に喜ばしいことなのである。

-2

孤陋忝末親,等級敢比肩。

人生意頗合,相與襟袂連。

一日兩遣僕,三日一共筵。

揚論展寸心,壯筆過飛泉。

-3

玄成美價存,子山舊業傳。

不聞八尺軀,常受眾目憐。

且為辛苦行,蓋被生事牽。

北回白帝櫂,南入黔陽天。

-4

汧公制方隅,迥出諸侯先。

如太古,時危獨蕭然。

清高金莖露,正直朱絲弦。

昔在堯四岳,今之黃潁川。

-5

于邁恨不同,所思無由宣。

山深水增波,解榻秋露懸。

客遊雖云久,主要月再圓。

晨集風渚亭,醉操〈雲嶠篇〉。

丈夫貴知己,歡罷念歸旋。

 

(李十五丈が贈りて別る)

峡人はとりくら鳥獣のごとく居る、其の室に層顛に附く。

下は不測の江に臨み、中に万里の船有り。

多病紛としで倚薄し、少留すれば歳年改まらんとす。

絶域 誰か懐を慰めん、開顔 名賢を喜ぶ。

 

詩文(含異文)     峽人鳥獸居,其室附層顛。下臨不測江,中有萬里船。多病紛倚薄,少留改年。域誰慰懷,開顏喜名賢。孤陋忝末親,等級敢比肩。人生意頗合【人生意氣合】,相與襟袂連。一日兩遣僕【一日遣兩僕】,三日一共筵【三日共一筵】。揚論展寸心,壯筆過飛泉。玄成美價存,子山舊業傳。不聞八尺軀,常受眾目憐。且為辛苦行,蓋被生事牽。北回白帝櫂,南入黔陽天。汧公【案:李勉封汧國公。】制方隅,迥出諸侯先。封如太古,時危獨蕭然。清高金莖露【清高金莖掌】【清高金掌露】,正直朱絲弦。昔在堯四岳,今之黃潁川。于邁恨不同,所思無由宣。山深水增波,解榻秋露懸。客遊雖云久,主要月再圓。晨集風渚亭,醉操〈雲嶠篇〉。丈夫貴知己,歡罷念歸旋。

夔州東川卜居図001 

 

『贈李十五丈別』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

贈李十五丈別 -1

峽人鳥獸居,其室附層顛。

下臨不測江,中有萬里船。

多病紛倚薄,少留改年。

域誰慰懷,開顏喜名賢

(下し文)
(李十五丈が贈りて別る)

峡人はとりくら鳥獣のごとく居る、其の室に層顛に附く。

下は不測の江に臨み、中に万里の船有り。

多病紛としで倚薄し、少留すれば歳年改まらんとす。

絶域 誰か懐を慰めん、開顔 名賢を喜ぶ。


(現代語訳)
(李文嶷が江西観察使李勉のところへ事を以て赴くのでそれに贈りて別意をのべた詩)

三峡の山の中の人たちは、鳥か獣のような住居にすんでいる。その家の部屋は高い山の頂上に棚の様に段々の平地を作って、付着しているかのように存在する。(大江からはとても高い所なので、鳥か獣でないととても住めないというものだ。)
その山頂から下にむかい深い谷がその底の大江まで測れないほどのもので、その大江の中を万里に赴く船が航行しているのである。

自分は多病を併発し、放置している面倒な諸雑事をしなければいけないことが身に逼っている。そして、この地に少し逗留している間にも、年を取ってきている。

都から断絶されたこの地にいて、誰がこの胸のうちを慰めてくれるものがあろうか、ただ、貴殿の様な名のとおった賢者が私の顔のしわを伸ばしてくれることは実に喜ばしいことなのである。

唐時代 地図山南 東・西道50
(訳注)

贈李十五丈別 -1

(李文嶷が江西観察使李勉のところへ事を以て赴くのでそれに贈りて別意をのべた詩)

李十五丈 丈は年長者に対する敬称。李秘書文嶷の事で、杜甫《1524奉寄李十五秘書文嶷 二首其一》《1525二首其二》(掲載予定)がある。

 

峽人鳥獸居,其室附層顛。

三峡の山の中の人たちは、鳥か獣のような住居にすんでいる。その家の部屋は高い山の頂上に棚の様に段々の平地を作って、付着しているかのように存在する。(大江からはとても高い所なので、鳥か獣でないととても住めないというものだ。)

峽人鳥獸居 谷の底に住居とせず、マチュピチュの様に天空の村を作ることをいう。

 

下臨不測江,中有萬里船。

その山頂から下にむかい深い谷がその底の大江まで測れないほどのもので、その大江の中を万里に赴く船が航行しているのである。

不測江 杜甫自身足が悪くて山頂にある村がどの程度高いのか計りようがないという意味。下から見えない天空の村であるということ。

 

多病紛倚薄,少留改年。

自分は多病を併発し、放置している面倒な諸雑事をしなければいけないことが身に逼っている。そして、この地に少し逗留している間にも、年を取ってきている。

 面倒な諸雑事。

倚薄 しなければいけないことが身に逼っていること。

 

域誰慰懷,開顏喜名賢。

都から断絶されたこの地にいて、誰がこの胸のうちを慰めてくれるものがあろうか、ただ、貴殿の様な名のとおった賢者が私の顔のしわを伸ばしてくれることは実に喜ばしいことなのである。

 都から断絶されたこの地。

開顏 顔のしわをを伸ばしてくれること。

喜名賢 名のとおった賢者との面会が喜ばしいことであるということ。
 杜甫55歳756年作品