奉節-35-1 《巻16-07 八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕 -1 杜甫(魏の七哀詩のように唐の八人の哀情をのべる、死後に代宗から秘書監を贈られた広陵江都県(江夏)の李邕を哀しんでよんだ詩。)〔五〕自分は宇宙の間にむかって長哺してみるのに、高い才能ある人物は日日すたれてゆくようだ。

 

 
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766年大暦元年55-44-1奉節-35-1 《巻16-07 八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕 -1 杜甫index-15 杜甫<907-1 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5710

 

 

 

杜甫詩1500-907-1-1313/2500766年大暦元年55-44-1

 

年:766年大暦元年55-

卷別:    卷二二二              文體:    五言古詩

詩題:八哀詩八首〔五〕贈祕書監江夏李公邕

詩序:    并序:傷時盜賊未息,興起王公、李公,歎舊懷賢,終於張相國。八公前後存歿,遂

及地點: 鄂州 (江南西道 鄂州 鄂州) 別名:江夏         

    洛陽 (都畿道 河南府 洛陽) 別名:洛城、洛、東洛、洛邑、京洛、河洛、洛下      

    臨淄亭 (河南道 青州 臨淄)              

    東都 (都畿道 河南府 東都) 別名:東京         

    青州 (河南道 青州 青州) 別名:北海

    汶陽 (河南道 兗州 汶陽)    

 

八哀詩八首 幷序

(魏の七哀詩のように唐の八人の哀情をのべる、その序文をのべる。)

傷時盜賊未息,興起王公、李公,歎舊懷賢,終於張相國。

自分は各地で叛乱や盗賊のようなことがおさまらないのを傷んで、感興のわくまま王・李の二公からはじめて、旧友のことを嘆じたり、賢相のことをおもったりして相国張九齢までで終った。

八公前後存歿,遂不詮次焉。

その八人の諸公はたがいにあとさきになくなった。それでこの作はその生存の順序をかんがえてそのとおりに順序だてることはしなかったのである。

 

(八哀詩八首 幷びに序)

時の盗賊未だ息まざるを傷み、王公李公より興起し、旧を嘆じ賢を懐い、張相国に終る。

八公前後存歿す、遂に銓次せず。

 

 

李邕を哀しんだ詩。

八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕

 

#1

長嘯宇宙間,高才日陵替。

自分は宇宙の間にむかって長哺してみるのに、高い才能ある人物は日日すたれてゆくようだ。

古人不可見,前輩複誰繼。』

古人は見ることはできぬ。古人にも近いような前輩もなくなる、だれが前輩のあとを継ぐというのだ。

憶昔李公存,詞林有根柢。

自分は昔のことをおもいだしてみる、まだ我が李邕公が存在しておられたとき、公がいる文壇はしっかりとした学問の根源ができあがった。

聲華當健筆,灑落富清制。

公の名声は赫赫たるものであったがそれは公の健筆に相当したもので虚名ではなく、公はさっぱりとした清らかな製作をたくさんもっておられた。

 

(贈秘書監江夏の李公邕)

長嘯す 宇宙の間、高才 日々に陵替す。

古人見る可からず、前輩をば復た誰か維がん。』

憶う昔 李公の存せしとき、詞林 根抵有り。

声華 健筆に当たる、灑落 清製 富めり。

#2

風流散金石,追琢山嶽。情窮造化理,學貫天人際。』

幹謁走其門,碑版照四裔。各滿深望還,森然起凡例。

#3

蕭蕭白楊路,洞徹寶珠惠。龍宮塔廟湧,浩劫浮雲衛。

宗儒俎豆事,故吏去思計。眄睞已皆虛,跋涉曾不泥。

向來映當時,豈獨勸後世。』

#4

豐屋珊瑚鉤,騏驎織成罽.紫騮隨劍幾,義取無虛

分宅驂間,感激懷未濟。眾歸賙給美,擺落多藏穢。』

#5

獨步四十年,風聽九皋唳。嗚呼江夏姿,竟掩宣尼袂。

往者武后朝,引用多寵嬖。否臧太常議,面折二張勢。

#6

衰俗凜生風,排蕩秋旻霽。忠貞負冤恨,宮闕深旒綴。』

放逐早聯翩,低垂困炎厲。日斜鵩鳥入,魂斷蒼梧帝。

#7

榮枯走不暇,星駕無安。幾分漢廷竹,夙擁文侯篲.

終悲洛陽獄,事近小臣敝。禍階初負謗,易力何深嚌。』

#8

伊昔臨淄亭,酒酣托末契。重敘東都別,朝陰改軒砌。』

論文到崔蘇,指盡流水逝。近伏盈川雄,未甘特進麗。

#9

是非張相國,相扼一危脆。爭名古豈然,鍵捷欻不閉。

例及吾家詩,曠懷掃氛翳。慷慨嗣真作,咨嗟玉山桂。

鐘律儼高懸,鯤鯨噴迢遞。』

10

坡陀青州血,蕪沒汶陽瘞。哀贈竟蕭條,恩波延揭厲。

子孫存如線,舊客舟凝滯。君臣尚論兵,將帥接燕薊。

朗吟六公篇,憂來豁蒙蔽。』

 

taigennankin88 

 

 

『八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕

#1

長嘯宇宙間,高才日陵替。古人不可見,前輩複誰繼。』

憶昔李公存,詞林有根柢。聲華當健筆,灑落富清制。



(下し文)
(贈秘書監江夏の李公邕)

長嘯す 宇宙の間、高才 日々に陵替す。

古人見る可からず、前輩をば復た誰か維がん。』

憶う昔 李公の存せしとき、詞林 根抵有り。

声華 健筆に当たる、灑落 清製 富めり。

(現代語訳)
(魏の七哀詩のように唐の八人の哀情をのべる、死後に代宗から秘書監を贈られた広陵江都県(江夏)の李邕を哀しんでよんだ詩。)〔五〕

自分は宇宙の間にむかって長哺してみるのに、高い才能ある人物は日日すたれてゆくようだ。

自分は昔のことをおもいだしてみる、まだ我が李邕公が存在しておられたとき、公がいる文壇はしっかりとした学問の根源ができあがった。

公の名声は赫赫たるものであったがそれは公の健筆に相当したもので虚名ではなく、公はさっぱりとした清らかな製作をたくさんもっておられた。


安史の乱当時の勢力図
(訳注) #1

八哀詩〔五〕贈秘書監江夏李公邕

(魏の七哀詩のように唐の八人の哀情をのべる、死後に代宗から秘書監を贈られた広陵江都県(江夏)の李邕を哀しんでよんだ詩。)〔五〕

○贈秘書監江夏季公邕 李邕をいう、北海太守李邕のお相伴をして歴下の亭で宴に同席したことをのべる。745年天宝四載34歳の作。

杜甫《陪李北海宴歴下亭》

東藩駐皂蓋,北渚臨清河。

海右此亭古,濟南名士多。

雲山已發興,玉佩仍當歌。

修竹不受暑,交流空湧波。

蘊真愜所遇,落日將如何!

貴賤俱物役,從公難重過。

陪李北海宴歴下亭 杜甫

杜甫《奉贈韋左丞丈二十二韻》「李邕求識面,王翰願蔔鄰。」(李邕面を識らんことを求め、王翰隣を蔔せんと願う。)現代では李邕も私のかおをしりたいと求め  王翰も占いをして私の隣に住みたいと願った。

奉贈韋左丞丈二十二韻  杜甫

 

杜甫《同李太守登歷下古城員外新亭》  
李之芳が造った歴下の古城の新字にのぼって李邕が詩を作った。此の詩はそれに和したものである。

同李太守登歷下古城員外新亭 杜甫

李邕に関しては上記にあげた、《陪李北海宴歴下亭》《奉贈韋左丞丈二十二韻》《同李太守登歷下古城員外新亭》がある。李邕(678 - 747年)は、中国唐代の書家。広陵江都県(現・江蘇省蘇州市江都区)の人で、字は泰和。『文選』の注釈で有名な李善の子である。盛唐の名臣で、留台侍御史のときに譙王李重福を討伐して戦功を挙げた。玄宗のとき北海太守に任命されたので、世に李北海と呼ばれる。英才で文名高く、また行書の名手であった。碑文の作に優れ、撰書すること実に800本にのぼり、巨万の富を得たといわれる。晩年は唐の宗室である李林甫に警戒され、投獄され杖殺されて非業の死を遂げた。

 

長嘯宇宙間,高才日陵替。

自分は宇宙の間にむかって長哺してみるのに、高い才能ある人物は日日すたれてゆくようだ。

○長哺 作者がうそぶくのである。

○陵替 おちぶれておとろえる落ちぶれて衰える。李林甫によって貶め、卑しめられたことをいう。陵替とは下陵上替の意、尊卑の序を失わしめることをいう。語は「左伝」(昭公十八年)にみえる。作者は李林甫により、陵がれ、すてられるの意として用いたものである。一本に陵を淪に作るから、淪はしずむこと、淪替ならば意は明らかである。

 

古人不可見,前輩複誰繼。

古人は見ることはできぬ。古人にも近いような前輩もなくなる、だれが前輩のあとを継ぐというのだ。

○誰継 誰かが前輩をついでいかないといけないの意。起四句は高才の日に衰えることを嘆ずる。

 

憶昔李公存,詞林有根柢。

自分は昔のことをおもいだしてみる、まだ我が李邕公が存在しておられたとき、公がいる文壇はしっかりとした学問の根源ができあがった。

○李公 邕。

○詞林 文学の社会。

根抵 抵もまた木の根のこと、学に本源のあることをいう。

 

聲華當健筆,灑落富清制。

公の名声は赫赫たるものであったがそれは公の健筆に相当したもので虚名ではなく、公はさっぱりとした清らかな製作をたくさんもっておられた。

○声華 声名のひかり。

○当健筆 当とはそれに適当して似つかわしいことをいう、健筆とは雄健な筆致をいう。

〇灑落 あっさりとしたすがた。

○清制 文章の清らかなもの。