壯遊-1

往昔十四五,出遊翰墨場。

斯文崔魏徒,以我似班揚。

七齡思即壯,開口詠鳳皇。

九齡書大字,有作成一囊。

(壮年の遊歴をうたう)―少年壮年時、天下を周遊したことを述べ、且つ、老後の感慨を述べた自叙伝というべきもの。

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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
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年:766年大暦元年55

卷別:  卷二二二        文體:  五言古詩

詩題:  壯遊

及地點:姑蘇臺 (江南東道 蘇州 蘇州) 別名:蘇臺   

劍池 (江南東道 蘇州 虎丘山)     

長洲 (江南東道 蘇州 長洲)       

閶門 (江南東道 蘇州 蘇州)       

鑑湖 (江南東道 越州 會稽) 別名:鏡湖    

剡溪 (江南東道 越州 剡縣)       

天姥山 (江南東道 越州 剡縣)     

叢臺 (河北道南部 邯鄲)     

青丘 (河南道 青州 千乘)         

咸陽 (京畿道 京兆府 咸陽) 別名:秦、咸  

明光殿 (京畿道 京兆府 長安)     

杜曲 (京畿道 京兆府 杜曲)       

岷山 (劍南道北部 茂州 岷山) 別名:西山、汶山    

崆峒山 (隴右道東部 岷州 崆峒山)         

涿鹿山 (河北道南部 涿鹿山)         

太伯廟 (江南東道 蘇州 蘇州)   

未央宮 (京畿道 京兆府 長安)   

 

交遊人物:崔尚    詩文提及

             詩文提及

蘇源明             詩文提及

 

 

壯遊-1

往昔十四五,出遊翰墨場。

斯文崔魏徒,以我似班揚。

七齡思即壯,開口詠鳳皇。

九齡書大字,有作成一囊。

2

性豪業嗜酒,嫉惡懷剛腸。

略小時輩,結交皆老蒼。

飲酣視八極,俗物都茫茫。

東下姑蘇臺,已具浮海航。

3

到今有遺恨,不得窮扶桑。

王謝風流遠,闔廬丘墓荒。

劍池石壁仄,長洲荷芰香。

嵯峨閶門北,清廟映回塘。

4

每趨太伯,撫事淚浪浪。

枕戈憶句踐,渡浙想秦皇。

蒸魚聞匕首,除道哂要章。

越女天下白,鑑湖五月涼。

5

剡溪蘊秀異,欲罷不能忘。

歸帆拂天姥,中貢舊

氣劘屈賈壘,目短曹劉牆。

忤下考功第,獨辭京尹堂。

6

放蕩齊趙間,裘馬頗清狂。

春歌叢臺上,冬獵青丘旁。

呼鷹皁櫪林,逐獸雲雪岡。

射飛曾縱鞚,引臂落鶖鶬。

7

蘇侯據鞍喜,忽如攜葛強。

快意八九年,西歸到咸陽。

許與必詞伯,賞遊實賢王。

曳裾置醴地,奏賦入明光。

8

天子廢食召,群公會軒裳。

身無所愛,痛飲信行藏。

黑貂不免敝,斑鬢兀稱觴。

杜曲晚耆舊,四郊多白楊。

9

坐深黨敬,日覺死生忙。

朱門任傾奪,赤族迭罹殃。

國馬竭粟豆,官雞輸稻粱。

舉隅見煩費,引古惜興亡。

10

河朔風塵起,岷山行幸長。

兩宮各警蹕,萬里遙相望。

崆峒殺氣黑,少海旌旗黃。

禹功亦命子,涿鹿親戎行。

11

翠華擁英岳,螭虎噉豺狼。

爪牙一不中,胡兵更陸梁。

大軍載草草,凋瘵滿膏肓。

備員竊補袞,憂憤心飛揚。

12

上感九廟焚,下憫萬民瘡。

斯時伏青蒲,延爭守御床。

君辱敢愛死,赫怒幸無傷。

聖哲體仁恕,宇縣復小康。

13

哭廟灰燼中,鼻酸朝未央。

小臣議論老病客殊方。

鬱鬱苦不展,羽翮困低昂。

秋風動哀壑,碧蕙捐微芳。

14

之推避賞從,漁父濯滄浪。

榮華敵勳業,暮有嚴霜。

吾觀鴟夷子,才格出尋常。

群凶逆未定,側佇英俊翔。

 

 

壯遊-1

(壮年の遊歴をうたう)―少年壮年時、天下を周遊したことを述べ、且つ、老後の感慨を述べた自叙伝というべきもの。

往昔十四五,出遊翰墨場。

自分はその昔、1415歳のころから詩文章を作る場所に出入りし、文学者たちと交遊したものだ。

斯文崔魏徒,以我似班揚。

その文学者のなかには崔尚、魏啓心らがおり、参加している人たちから、自分の詩文が、班固や揚雄に似ているといわれ、ほめられたものだ。

七齡思即壯,開口詠鳳皇。

そうなる前の幼児期7歳までにすでに文思想が盛んである鳳凰の詩篇を暗記し、口遊んでいた。

九齡書大字,有作成一囊。

719年開元89歳の時には、大字を書き、作り、書き上げた製作物は、嚢袋がいっぱいになっていた。

2

性豪業嗜酒,嫉惡懷剛腸。

略小時輩,結交皆老蒼。

飲酣視八極,俗物都茫茫。

東下姑蘇臺,已具浮海航。

 

(壯遊-1

往者 十四五、出でて翰墨の場に遊ぶ。

斯文 崔魏が徒、我を以て班揚に似たりとす。

七齡 思い 即ち壮んなり、口を開きて 鳳皇を詠す。

九齢 大字を書す、作有りて一嚢を成す。

 

性豪にして業【すで】に酒を噂めり,惡を嫉みて剛腸を懷く。

略す 小時輩,交を結ぶは皆 老蒼たり。

飲酣にして八極を視れば,俗物 都く茫茫たり。

東 姑蘇臺に下り,已に浮海の航を具う。

 

 

『壯遊』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

壯遊-1

往昔十四五,出遊翰墨場。

斯文崔魏徒,以我似班揚。

七齡思即壯,開口詠鳳皇。

九齡書大字,有作成一囊。


(下し文)
(壯遊)

往者 十四五、出でて翰墨の場に遊ぶ。

斯文 崔魏が徒、我を以て班揚に似たりとす。

七齡 思い 即ち壮んなり、口を開きて 鳳皇を詠す。

九齢 大字を書す、作有りて一嚢を成す。

 

性豪にして業【すで】に酒を噂めり,惡を嫉みて剛腸を懷く。

略す 小時輩,交を結ぶは皆 老蒼たり。

飲酣にして八極を視れば,俗物 都く茫茫たり。

東 姑蘇臺に下り,已に浮海の航を具う。

(現代語訳)
(壮年の遊歴をうたう)―少年壮年時、天下を周遊したことを述べ、且つ、老後の感慨を述べた自叙伝というべきもの。

自分はその昔、1415歳のころから詩文章を作る場所に出入りし、文学者たちと交遊したものだ。

その文学者のなかには崔尚、魏啓心らがおり、参加している人たちから、自分の詩文が、班固や揚雄に似ているといわれ、ほめられたものだ。

そうなる前の幼児期7歳までにすでに文思想が盛んである鳳凰の詩篇を暗記し、口遊んでいた。

719年開元89歳の時には、大字を書き、作り、書き上げた製作物は、嚢袋がいっぱいになっていた。



(訳注)

壯遊-1

(壮年の遊歴をうたう)―少年壮年時、天下を周遊したことを述べ、且つ、老後の感慨を述べた自叙伝というべきもの。

自叙伝というべき1514壯遊》は少年壮年時、天下を周遊したことを述べ、且つ、老後の感慨を述べたものであったが、その続編というべき作品である。

同時期の自叙伝シリーズ

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4.《巻1514 壯遊》

66年大暦元年55-50 《1514壯遊-#1》【14分割】 杜甫index-15 杜甫<916 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5925

5.《巻1515 遺懷》

 

往昔十四五,出遊翰墨場。

自分はその昔、1415歳のころから詩文章を作る場所に出入りし、文学者たちと交遊したものだ。

翰墨場 文章を作る場所、文学の社会。謝膽《張子房詩》「濟濟屬車士、粲粲翰墨場。」

 

斯文崔魏徒,以我似班揚。

その文学者のなかには崔尚、魏啓心らがおり、参加している人たちから、自分の詩文が、班固や揚雄に似ているといわれ、ほめられたものだ。

斯文 学者をいう。

崔魏 崔尚:701年久視2年、魏啓心:707年神龍3年の進士。

班揚 班固と揚雄のこと。班固:[3292]中国、後漢の学者。扶風安陵(陝西(せんせい)省)の人。班超(はんちょう)・班昭(はんしょう)の兄。字(あざな)は孟堅(もうけん)。詔を奉じて、父班彪(はんぴょう)の志を継ぎ「漢書」を編述、獄死したため未完となったが、妹の班昭が完成させた。賦にも長じ、「両都賦」の作がある。

揚雄:[前53~後18]中国、前漢の文人・思想家。成都(四川省)の人。字(あざな)は子雲。哲学的著作として「易経」に擬した「太玄経(たいげんきょう)」、「論語」を模した「揚子法言」がある。一方、辞賦をよくし「甘泉賦」「羽猟賦」などを残したほか、当時の各地方の方言を集めた「揚子方言」などもある。

 

七齡思即壯,開口詠鳳皇。

そうなる前の幼児期7歳までにすでに文思想が盛んである鳳凰の詩篇を暗記し、口遊んでいた。

七齡 7歳までを幼児。717年開元6

思即壯 文思想が盛んである。

詠鳳皇 鳳凰の詩を詠んでいた。

 

九齡書大字,有作成一囊。

719年開元89歳の時には、大字を書き、作り、書き上げた製作物は、嚢袋がいっぱいになっていた。

九齡書大字 719年開元8年杜甫9歳。大字を書き、作り、書き上げた製作物。

有作成一囊 詩文を作って袋がいっぱいになったこと。