杜甫  偶題 #1

文章千古事,得失寸心知。作者皆殊列,名聲豈浪垂。騷人嗟不見,漢道盛於斯。
(偶然に書き付けた詩) #1

文章は永遠不朽の事業であるが、その任否得失に至ってはただ作者自家の方寸の心が知るばかりのものである。むかしから作者とよばれるほどの人人はみな特殊な列位にあるもので、その人人の名聲は故なくしてみだりに後世に垂れるものではない。(それぞれ他人には言えない獨知の長所をもっているから永久につたはったのだ)。すっとふるい騒人はなげかわしくも今は見られないが、漢の代になって文章の道はその時に盛となった。

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杜甫詩

1500-976-1477/2500

年:766年大暦元年55-113

卷別:    卷二三○              文體:    五言古詩

詩題:    偶題

作地點:目前尚無資料

及地點:相州 (河北道南部 相州 相州) 別名:鄴城、鄴、鄴中  

白閣峰 (京畿道 無第二級行政層級 終南山)   

皇陂 (京畿道 京兆府 長安) 別名:皇陂、黃陂            

 

 

偶題 #1

(偶然に書き付けた詩) #1

文章千古事,得失寸心知。

文章は永遠不朽の事業であるが、その任否得失に至ってはただ作者自家の方寸の心が知るばかりのものである。

作者皆殊列,名聲豈浪垂。

むかしから作者とよばれるほどの人人はみな特殊な列位にあるもので、その人人の名聲は故なくしてみだりに後世に垂れるものではない。(それぞれ他人には言えない獨知の長所をもっているから永久につたはったのだ)。

騷人嗟不見,漢道盛於斯。

すっとふるい騒人はなげかわしくも今は見られないが、漢の代になって文章の道はその時に盛となった。

(偶題) #1

文章 千古の事,得失 寸心知る。

作者 皆 殊列なり,名聲 豈に浪りに垂れむや。

騷人 嗟 見えず,漢道 斯に盛んなり。

#2

前輩飛騰入,餘波綺麗為。後賢兼舊列,歷代各清規。

法自儒家有,心從弱疲。永懷江左逸,多病鄴中奇。

#3

騄驥皆良馬,騏驎帶好兒。車輪徒已斲,堂構惜仍虧。

漫作《潛夫論》,虛傳幼婦碑。緣情慰漂蕩,抱疾屢遷移。

#4

經濟慚長策,飛棲假一枝。塵沙傍蜂蠆,江峽繞蛟螭。

蕭瑟唐虞遠,聯翩楚漢危。聖朝兼盜賊,異俗更喧卑。

#5

鬱鬱星辰劍,蒼蒼雲雨池。兩都開幕府,萬宇插軍麾。

南海殘銅柱,東風避月支。

#6

音書恨烏鵲,號怒怪熊羆。稼穡分詩興,柴荊學土宜。

故山迷白閣,秋水隱黃陂。不敢要佳句,愁來賦別離。

 

前輩飛騰して入、る、飴波締麗と為る。

後貿麿制を粂ぬ、歴代各〜清規あり。』

法は儒家より有す、心は顔歳より渡る。

永く懐ふ江左の逸、多く痛ましめらる都中の奇なるに。

味磯皆良馬、麒麟好鬼を尊ぶ。

一#2

前輩 飛騰して入る,餘波 綺麗と為る。

後賢 舊列を兼ぬ,歷代 各の清規あり。

法は儒家自り有り,心は弱從り疲る。

永く懷う 江左の逸,多く病ましめらる鄴中の奇なるに。

#3

驥 皆 良馬なり,騏驎 好兒を帶ぶ。

車輪凝らに己に斲す、堂構仍お虧けたるを惜む。

漫りに作る《潜夫論》、虚しく傳う幼婦の碑。

緣情 漂蕩を慰む、抱疾屢ば遷移す。

#4

経済長策を慙づ、飛棲一枝を假る。

塵沙に蜂蠆に傍ふ、江峽蛟螭繞る。

蕭瑟として唐虞遠く,聯翩として楚漢危し。

聖朝盜賊を兼ぬ,異俗更に喧卑なり。

#5

鬱鬱たり星辰劍,蒼蒼たり雲雨池。

兩都幕府を開く,萬宇 軍麾を插む。

南海 銅柱殘る,東風 月支を避く。

#6

音書 烏鵲を恨む,號怒 熊羆を怪む。

稼穡 詩興を分つ,柴荊 土宜を學ぶ。

故山 白閣迷う,秋水 黃陂を隱う。

敢て佳句を要せず,愁い來りて別離を賦す。
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『偶題』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

偶題 #1

文章千古事,得失寸心知。

作者皆殊列,名聲豈浪垂。

騷人嗟不見,漢道盛於斯。

(下し文)
(偶題) #1

文章 千古の事,得失 寸心知る。

作者 皆 殊列なり,名聲 豈に浪りに垂れむや。

騷人 嗟 見えず,漢道 斯に盛んなり。

(現代語訳)
(偶然に書き付けた詩) #1

文章は永遠不朽の事業であるが、その任否得失に至ってはただ作者自家の方寸の心が知るばかりのものである。

むかしから作者とよばれるほどの人人はみな特殊な列位にあるもので、その人人の名聲は故なくしてみだりに後世に垂れるものではない。(それぞれ他人には言えない獨知の長所をもっているから永久につたはったのだ)。

すっとふるい騒人はなげかわしくも今は見られないが、漢の代になって文章の道はその時に盛となった。


(訳注)

偶題 #1

(偶然に書き付けた詩)

自己の詩學・文学・儒学に及び、此詩を賦する所以を叙したもので、大暦元年秋夔州にての作ったものである。

 

文章千古事,得失寸心知。

文章は永遠不朽の事業であるが、その任否得失に至ってはただ作者自家の方寸の心が知るばかりのものである。

○千古事 永遠不朽の事業であることをいう。

○得失 可否をいう。

○寸心知 寸心とは、方寸の心、自家の心中をいう。

 

作者皆殊列,名聲豈浪垂。

むかしから作者とよばれるほどの人人はみな特殊な列位にあるもので、その人人の名聲は故なくしてみだりに後世に垂れるものではない。(それぞれ他人には言えない獨知の長所をもっているから永久につたはったのだ)。

○作者 古今の作家。

○殊列 特別なる列位に在ること。

○浪垂 真の価値なくしてみだりに後世に傳はる。

 

騷人嗟不見,漢道盛於斯。

すっとふるい騒人はなげかわしくも今は見られないが、漢の代になって文章の道はその時に盛となった。

騒人 騒〔離騒〕とは周末に楚の屈原が作り、韻文の一體なり、其の體によりて作るものか騒人といふ、屈原が門人に宋玉・景差・唐勤等あり、みな謂ゆる騒人なり。

嗟不見 ああ、不見とは見るべからざるをいう。なげかわしくも今は見られないがというほどの意。

漢道 漢代の文章の道をいう、漢に至りて五言七言の詩起る。

盛於斯 斯は其の時をさす。