秋日寄題鄭監湖上亭,三首之二

新作湖邊宅,還聞賓客過。自須開竹逕,誰道避雲蘿。

官序潘生拙,才名賈傅多。舍舟應轉地,鄰接意如何。

(秋の日に秘書少監鄭審が荊州の南湖のほとりにある亭に寄せ題した詩)之二

あなたは先ごろ新たに南湖のほとりに宅を作ったそうだが、そこへ又、賓客がたくさん来るということを聞いた。あなたのことであるから、隠遁した陶潜のようにひっそりとした奥まった庭の竹の林に三徑を作られて人を向い入れているでしょう、そして、雲蘿の影に人を避けたと誰が言いましょう。私は、潘岳が官途の詩序に書いたように修辞を凝らした繊細かつ美しいものであるが、私にはそんなに修辞をつくすのはうまくはないが、あなたは貶謫されても賈誼のように名声は高い。自分は間もなく、三峡を下って、船を乗り捨ててとどまるならば、きっとそちらで棲むことにしたい、そうしたら、あなたと隣になってくっ付いて棲みたいと思うけれどあなたはいかがなものだろうか。

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杜甫詩1500-1035-1533/2500

年:766年大暦元年55-163

卷別:    卷二三一              文體:    五言律詩

詩題:    秋日寄題鄭監湖上亭,三首之二

作地點:              夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

及地點:              湖上亭 (山南東道 峽州 峽州)           

交遊人物/地點:鄭審          書信往來(山南東道 峽州 峽州)

 

秋日寄題鄭監湖上亭,三首之一

(秋の日に秘書少監鄭審が荊州の南湖のほとりにある亭に寄せ題した詩)

碧草逢春意,沅湘萬里秋。

荊州は、此処と万里を隔てた沅水、湘水にかけて秋であって、春の意にはそむくが草は依然として緑である。

池要山簡馬,月淨庾公樓。

こんなところではあるが、高陽池というべき池があるから長官は、山簡の馬を迎えることでしょうし、また、庾樓に比すべきあなたの楼には月の光が清らかに照らすことだろう。

磨滅餘篇翰,平生一釣舟。

自分はあなたからもらった詩篇を持っているが、それを愛撫するあまり、それがすり減ってなくなるほどである。しかし、平生の自分は、釣り船を一艘持っている。だからあなたのところいくじゅんびはできている。

高唐寒浪減,彷彿識昭丘。

自分はあなたからもらった詩篇を持っているが、それを愛撫するあまり、それがすり減ってなくなるほどである。しかし、平生の自分は、釣り船を一艘持っている。だからあなたのところいくじゅんびはできている。

(秋日 鄭監が湖上の亭に寄題す,三首の一)

碧草 春意に逢う,沅湘 萬里秋なり。

池は要う 山簡の馬,月は淨し 庾公の樓。

磨滅 篇翰を餘す,平生 釣舟一つなり。

高唐 寒浪減じ,彷彿 昭丘を識る。

 

秋日寄題鄭監湖上亭,三首之二

(秋の日に秘書少監鄭審が荊州の南湖のほとりにある亭に寄せ題した詩)之二

新作湖邊宅,還聞賓客過。

あなたは先ごろ新たに南湖のほとりに宅を作ったそうだが、そこへ又、賓客がたくさん来るということを聞いた。

自須開竹逕,誰道避雲蘿。

あなたのことであるから、隠遁した陶潜のようにひっそりとした奥まった庭の竹の林に三徑を作られて人を向い入れているでしょう、そして、雲蘿の影に人を避けたと誰が言いましょう。

官序潘生拙,才名賈傅多。

私は、潘岳が官途の詩序に書いたように修辞を凝らした繊細かつ美しいものであるが、私にはそんなに修辞をつくすのはうまくはないが、あなたは貶謫されても賈誼のように名声は高い。

舍舟應轉地,鄰接意如何。

自分は間もなく、三峡を下って、船を乗り捨ててとどまるならば、きっとそちらで棲むことにしたい、そうしたら、あなたと隣になってくっ付いて棲みたいと思うけれどあなたはいかがなものだろうか。

(秋日 鄭監が湖上の亭に寄題す,三首の二)

新に作る 湖邊の宅,還た聞く 賓客の過ぎるを。

自ら竹逕を開かんと須【ま】つ,誰か 雲蘿に避くと道うや。

官序 潘生 拙なり,才名 賈傅 多し。

舟を舍てれば應に地を轉ずるなるべし,鄰接せんとす意 如何。

 

 

『秋日寄題鄭監湖上亭,三首之二』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

秋日寄題鄭監湖上亭,三首之二

新作湖邊宅,還聞賓客過。

自須開竹逕,誰道避雲蘿。

官序潘生拙,才名賈傅多。

舍舟應轉地,鄰接意如何。
詩文(含異文)     新作湖邊宅,還聞賓客過。自須開竹逕,誰道避雲蘿。官序潘生拙,才名賈傅多。舍舟應轉地【舍舟應卜地】,鄰接意如何。


(下し文)
(秋日 鄭監が湖上の亭に寄題す,三首の二)

新に作る 湖邊の宅,還た聞く 賓客の過ぎるを。

自ら竹逕を開かんと須【ま】つ,誰か 雲蘿に避くと道うや。

官序 潘生 拙なり,才名 賈傅 多し。

舟を舍てれば應に地を轉ずるなるべし,鄰接せんとす意 如何。

(現代語訳)
(秋の日に秘書少監鄭審が荊州の南湖のほとりにある亭に寄せ題した詩)之二

あなたは先ごろ新たに南湖のほとりに宅を作ったそうだが、そこへ又、賓客がたくさん来るということを聞いた。

あなたのことであるから、隠遁した陶潜のようにひっそりとした奥まった庭の竹の林に三徑を作られて人を向い入れているでしょう、そして、雲蘿の影に人を避けたと誰が言いましょう。

私は、潘岳が官途の詩序に書いたように修辞を凝らした繊細かつ美しいものであるが、私にはそんなに修辞をつくすのはうまくはないが、あなたは貶謫されても賈誼のように名声は高い。

自分は間もなく、三峡を下って、船を乗り捨ててとどまるならば、きっとそちらで棲むことにしたい、そうしたら、あなたと隣になってくっ付いて棲みたいと思うけれどあなたはいかがなものだろうか。


(訳注)

秋日寄題鄭監湖上亭,三首之二

(秋の日に秘書少監鄭審が荊州の南湖のほとりにある亭に寄せ題した詩)大暦元年55

鄭監 秘書少監鄭審、この時荊蛮の地に謫貶されている。・秘書少監:古代の官職。図書助の別称。

湖上亭 山南東道 峽州南湖のほとりの亭。

 

新作湖邊宅,還聞賓客過。

あなたは先ごろ新たに南湖のほとりに宅を作ったそうだが、そこへ又、賓客がたくさん来るということを聞いた。

 

自須開竹逕,誰道避雲蘿。

あなたのことであるから、隠遁した陶潜のようにひっそりとした奥まった庭の竹の林に三徑を作られて人を向い入れているでしょう、そして、雲蘿の影に人を避けたと誰が言いましょう。

開竹逕 漢の蔣詡【しようく】が庭園内の三つの小径。隠者の住居の庭園の意で、漢の蒋が隠居して、庭に三徑を造り、松、菊、竹を植えて隠士と交わった故事に拠る。陶潜《帰去来辞》「三逕就荒, 松菊猶存。」(三逕は荒に就くも,松菊は 猶ほも存す。)

避雲蘿 

 

官序潘生拙,才名賈傅多。

私は、潘岳が官途の詩序に書いたように修辞を凝らした繊細かつ美しいものであるが、私にはそんなに修辞をつくすのはうまくはないが、あなたは貶謫されても賈誼のように名声は高い。

官序潘生拙 潘岳が官途の詩序に書いたようにうまくはないけれど。・潘:潘岳。西晋時代を代表する文人。また友人の夏侯湛と「連璧」と称されるほど、類稀な美貌の持ち主としても知られている。『世説新語』によると、潘岳が弾き弓を持って洛陽の道を歩くと、彼に出会った女性はみな手を取り合って彼を取り囲み、彼が車に乗って出かけると、女性達が果物を投げ入れ、帰る頃には車いっぱいになっていたという。潘岳の作る文章は修辞を凝らした繊細かつ美しいもので、特に死を悼む哀傷の詩文を得意とした。愛妻の死を嘆く名作「悼亡」詩は以降の詩人に大きな影響を与えた。

才名賈傅多 貶謫されても賈誼のように名声は高い。・賈:賈誼。前漢の文帝時代の文学者。洛陽の人。二十余歳で博士より太中大夫に進んだが,讒言のために長沙王太傅に移され長沙におもむいた。のち再び文帝に召されて梁王の太傅となったが,梁王が落馬して死んだのをいたく嘆き1年あまりののち没した。賈誼の文章は議論と叙事が錯綜し、雄渾流麗、古来名文として名高い。代表的な韻文としては、他に長沙在任中の「鵬鳥賦」があり、これも『文選』に収録されている。秦を批判する「過秦論」も著名であり、これらの散文をまとめたものとして、『新書』がある。

 

舍舟應轉地,鄰接意如何。

自分は間もなく、三峡を下って、船を乗り捨ててとどまるならば、きっとそちらで棲むことにしたい、そうしたら、あなたと隣になってくっ付いて棲みたいと思うけれどあなたはいかがなものだろうか。