767-109#2   贈蘇四徯#2 杜詩詳注(卷一八(四)一五九八

 

 

2017516

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10年のBLOGの集大成

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-019-#2巻174-07 留別王司馬嵩(卷十五(一)九○九)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8717

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745-004 a.【字解集】秋夜與劉碭山泛宴喜亭池  b.古風五十九首之二十二 c.情寄從弟邠州長史昭 d.草創大還贈柳官迪 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之8706

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-84 先生-巻八-01城南聯句 【韓愈、孟郊】【此首又見張籍集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8718

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806年-集14- 韓昌黎集【字解集】贈崔復州序 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8701

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-109#2 贈蘇四徯#2 杜詩詳注(卷一八(四)一五九八 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8731

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767年-集-13 【字解集】・a.-第五弟豐獨在江左近二首 ・b.-秋風二首 ・c.-送李功曹之荊州 ・d.-送王十六判官 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8660

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

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花間集 訳注解説 (192)回目牛嶠二十六首《巻四21菩薩蠻七首其七》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8720 (05/16)

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花間集 訳注解説 (185)回目牛嶠二十六首《巻四 牛嶠-2 【字解集】 a.女冠子四首 B.夢江南二首 C.恩多二首 D. 應天長二首 e. 更漏子三首 f.望江怨》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8678 (05/10)

 

 

 

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●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

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玉集-012 雜詩五首 【字解集】  Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8644

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767-109#2   贈蘇四徯#2 杜詩詳注(卷一八(四)一五九八 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8731

こんなにも才能を持った君が、そうして、セコセコとせわしくうろつきまわるのか、反面この老人であるこの身は、困窮のままにゆだねてゆくしかない。しかし自分は郎官となっていることは、決して身分が賤しいとは言えないけれど、何せ病気にこの身が攻められているからどうしようもないのである。君の若い心と姿を見て心を慰めたいと思っているが、君は薄汚れて制裁のないすすぼけた黒い顔つきをしているから、これでは互いの心を晴れ晴れとすることができない巴蜀の地方では追剥、盗賊、三族をするものがおおくいて、そんな愚の骨頂がこの地の風習となっているのである。

 

767-0109 -

  贈蘇四徯卷一八(四)一五九八#2

杜詩詳注巻1803

全唐詩222-41

767年大暦256  (109) -

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の杜詩ブログ8731

 


四阿004
贈蘇四徯

異縣昔同遊,各雲厭轉蓬。別離已五年,尚在行李中。

戎馬日衰息,乘輿安九重。

#2

有才何棲棲,將老委所窮。為郎未為賤,其奈疾病攻。

子何面黧黑,不得豁心胸。巴蜀倦剽掠,下愚成土風。

#3

幽薊已削平,荒徼尚彎弓。斯人身來,豈非吾道東。

乾坤雖寬大,所適裝囊空。肉食哂菜色,少壯欺老翁。

#4

況乃主客間,古來逼側同。君今下荊揚,獨帆如飛鴻。

二州豪俠場,人馬皆自雄。一請甘饑寒,再請甘養蒙。

 

贈蘇四徯(卷一八(四)一五四六)

異縣昔同遊,各云厭轉蓬。別離已五年,尚在行李中。戎馬日衰息,乘輿安九重。有才何棲棲,將老委所窮。為郎未為賤,其奈疾病攻。子何面黧黑,焉得豁心胸。巴蜀倦剽劫(一作掠),下愚成土風。幽薊已削平,荒徼尚彎弓。斯人來,豈非吾道東。乾坤雖寬大,所適裝囊空。肉食哂菜色,少壯欺老翁。況乃主客間,古來偪側同。君今下荊揚,獨帆如飛鴻。二州豪俠(一作傑,非)場,人馬皆自雄。一請甘饑寒,再請甘養蒙。

紅葉001 

作時年:

767

大暦2

56

全唐詩

卷二二二 -

文體:

五言古詩

杜詩詳注

1803

卷一八(四)一五九六 -

詩題:

贈蘇四徯

序文

 

作地點:

夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

及地點:

幽州 (河北道南部 幽州 幽州)

薊州 (河北道南部 薊州 薊州)

荊州 (山南東道 荊州 荊州別名:郢門

揚州 (淮南道 揚州 揚州別名:廣陵、淮南、淮海

交遊人物:

 

蘇徯

書信往來(山南東道 夔州 夔州)

杜詩校注01 

贈蘇四徯

(蘇徯が荊揚に赴くというのでこの詩を書いて贈った)

異縣昔同遊,各雲厭轉蓬。

異縣の徐州兗州に昔、帯同して遊んだのだけれど、その時、お互いに根なし草の轉蓬のような漂泊な生活は厭になると語り合った。

別離已五年,尚在行李中。

別れてから足かせ五年になるが、自分はいまだ行李を以て旅を往来している。

戎馬日衰息,乘輿安九重。

今、戦の戎馬は日々衰えてなくなり、天子も九重の奥に落ち着き遊ばされている。

(蘇四に贈る。)

異縣 昔 同遊す,各の雲う 轉蓬を厭う、と。

別離 已に五年なるに,尚お 行李の中に在り。

戎馬 日びに衰息す,乘輿 九重に安んず。

#2

有才何棲棲,將老委所窮。

こんなにも才能を持った君が、そうして、セコセコとせわしくうろつきまわるのか、反面この老人であるこの身は、困窮のままにゆだねてゆくしかない。
為郎未為賤,其奈疾病攻。

しかし自分は郎官となっていることは、決して身分が賤しいとは言えないけれど、何せ病気にこの身が攻められているからどうしようもないのである。
子何面黧黑,不得豁心胸。

君の若い心と姿を見て心を慰めたいと思っているが、君は薄汚れて制裁のないすすぼけた黒い顔つきをしているから、これでは互いの心を晴れ晴れとすることができない
巴蜀倦剽掠,下愚成土風。

巴蜀の地方では追剥、盗賊、三族をするものがおおくいて、そんな愚の骨頂がこの地の風習となっているのである。自分はそれには飽きてしまった。
#2

才有りて何ぞ棲棲たるや,將に老いむとして窮する所に委す。

郎と為る未だ賤しと為さず,其れ疾病の攻むるを奈にせん。

子 何ぞ面【めんれいこく】なるや,不得 心胸を豁にすることを。

巴蜀 剽掠【ひょうきょう】に倦めり,下愚 土風を成す

 

 

《贈蘇四徯》現代語訳と訳註解説
(
本文)
 
#2

有才何棲棲,將老委所窮。

為郎未為賤,其奈疾病攻。

子何面黧黑,不得豁心胸。

巴蜀倦剽掠,下愚成土風。

 

(下し文)
#2

才有りて何ぞ棲棲たるや,將に老いむとして窮する所に委す。

郎と為る未だ賤しと為さず,其れ疾病の攻むるを奈にせん。

子 何ぞ面【めんれいこく】なるや,不得 心胸を豁にすることを。

巴蜀 剽掠【ひょうきょう】に倦めり,下愚 土風を成す

 

(現代語訳)

こんなにも才能を持った君が、そうして、セコセコとせわしくうろつきまわるのか、反面この老人であるこの身は、困窮のままにゆだねてゆくしかない。

しかし自分は郎官となっていることは、決して身分が賤しいとは言えないけれど、何せ病気にこの身が攻められているからどうしようもないのである。

君の若い心と姿を見て心を慰めたいと思っているが、君は薄汚れて制裁のないすすぼけた黒い顔つきをしているから、これでは互いの心を晴れ晴れとすることができない

巴蜀の地方では追剥、盗賊、三族をするものがおおくいて、そんな愚の骨頂がこの地の風習となっているのである。自分はそれには飽きてしまった。

 

(訳注) 
贈蘇四徯

1. (蘇徯が荊揚に赴くというのでこの詩を書いて贈った)

2. 友人の蘇源明の子。

#2

有才何棲棲,將老委所窮。

こんなにも才能を持った君が、そうして、セコセコとせわしくうろつきまわるのか、反面この老人であるこの身は、困窮のままにゆだねてゆくしかない。

6. 有才 才は才能。蘇徯について思っていること。

7. 棲棲 忙しいこと。あくせくすること。

8. 將老 老いようとしている杜甫のことを自分で言う。。

9. 委所窮 困窮のままにその身をゆだねおく。

 

為郎未為賤,其奈疾病攻。

しかし自分は郎官となっていることは、決して身分が賤しいとは言えないけれど、何せ病気にこの身が攻められているからどうしようもないのである。

10. 為郎 郎官:1. 宮中を守衛する官職。天子近侍の官。中郎、侍郎、郎中など。 2. 宿直して護衛する官職。

11. 其奈 そのことは、いかんせんどうしようもない。,あいにくどうしようもない。=怎奈.

 

子何面黧黑,不得豁心胸。

君の若い心と姿を見て心を慰めたいと思っているが、君は薄汚れて制裁のないすすぼけた黒い顔つきをしているから、これでは互いの心を晴れ晴れとすることができない。

12. 黧黑 色あせて黄色味を帯びた黒色。やつれた顔の形容。顔全体が黒色(青銅色)である状態。腎気損耗し、 顔の血気失栄により生じる。副腎皮質機能の減退によるアジソン病に見られる。別名、面色黧黒ともいう。

13. 豁心胸 心を広くする。屈託をなくする。

 

巴蜀倦剽掠,下愚成土風。

巴蜀の地方では追剥、盗賊、三族をするものがおおくいて、そんな愚の骨頂がこの地の風習となっているのである。自分はそれには飽きてしまった。

13. 倦剽掠 倦とはこちらが飽き飽きすること。剽:剥ぎ取る。剽掠:追剥、盗賊、山賊の所為うぃう。

14. 下愚 剽掠が風習であるかのようにはびこっていることをいったもの。

15. 成土風 土地の風習。