767-110#2   別蘇徯#2 杜詩詳注(卷一八(四)一五九八

 

 

2017520

の紀頌之5つの校注Blog

10年のBLOGの集大成

   李白総合案内

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-020-#1 商山四皓(卷二二(二)一二九三)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8723

LiveDoo

rBlog

745-004 a.【字解集】秋夜與劉碭山泛宴喜亭池  b.古風五十九首之二十二 c.情寄從弟邠州長史昭 d.草創大還贈柳官迪 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之8706

孟浩然

李白詩

謝霊運

司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

揚雄 《甘泉賦》

諸葛亮 出師表

曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

《楚辞九辯》

 

 

 

 

10年のBLOGの集大成

●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806-88 先生-巻八-01#7城南聯句 【韓愈、孟郊】【此首又見張籍集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8742

LiveDoo

rBlog

806年-集14- 韓昌黎集【字解集】贈崔復州序 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8701

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

index-5 806年39歳(2)25

index-6 807~809年 20

index-7[810年~811年 44歳] 34

index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

index-10[817年~818年 51歳]「平淮西碑」28

index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

10年のBLOGの集大成

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-110#2 別蘇徯#2 杜詩詳注(卷一八(四)一五九八 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8755

LiveDoo

rBlog

767年-集-13 【字解集】・a.-第五弟豐獨在江左近二首 ・b.-秋風二首 ・c.-送李功曹之荊州 ・d.-送王十六判官 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8660

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

杜甫詩 全詩 総合案内 

●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。

Ⅳブログ詩集

漢・唐・宋詞

花間集 訳注解説 (196)回目牛嶠二十六首《巻四24西溪子一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8744 (05/20)

  fc2

Blog

花間集 訳注解説 (185)回目牛嶠二十六首《巻四 牛嶠-2 【字解集】 a.女冠子四首 B.夢江南二首 C.恩多二首 D. 應天長二首 e. 更漏子三首 f.望江怨》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8678 (05/10)

 

 

 

10年のBLOGの集大成

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉集-013【字解集】  樂府三首 ・樂府 棄婦篇の【字解集】   〔曹植〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8745

LiveDoo

rBlog

玉集-012 雜詩五首 【字解集】  Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 8644

●薛濤の全詩

●花間集(1

●花間集(2

●花間集(3

●花間集(4

●花間集(5

●魚玄機全詩

●花間集(6

●花間集(7

●花間集(8

●花間集(9

●花間集10

Ⅵ唐代女性論         ninjaブログ

四-2、公主の生活、婚姻、権勢 漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之 ブログ8740

 ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)

漢詩総合サイト 07ch

杜甫全詩案内

韓愈全詩案内

李白全集

李白詩のサイト

古詩源

花間集案内

漢詩・唐詩・宋詩研究

http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/

 

767-110#2   別蘇徯#2 杜詩詳注(卷一八(四)一五九八 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8755

自分は貴君をどうにかしてやりたいとおもっているが、いま糖尿病がひどくなっていて、このありさまであるから、貴君と手を携えつつあるのは老人として恥ずかしいところである。ところが、意外にも元の台閣での旧知の友であったところのこの鳳凰の雛である貴君を我先だって毛並みを拂うほどに面倒を見てくれた。それで貴君は、蒼竹に翳って竹実の食料を得、翠梧の枝をつかまえてそこに棲むようになったのである。

 

767-0110 -#2

  別蘇徯  卷一八(四)一五九八-#2

杜詩詳注卷一八(四)一五九八#2 

全唐詩卷二二二 -#2

767年大暦256  (110) -

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の杜詩ブログ8755



四阿004
詩文
(含異文)    

故人有遊子,棄擲傍天隅。他日憐才命,居然屈壯圖。十年猶塌翼,倒為驚吁。消渴今如在【消渴今如此】,提攜愧老夫。豈知臺閣舊,先拂鳳皇雛【洗拂鳳皇雛】。得實翻蒼竹【得食翻蒼竹】,棲枝把翠梧。北辰當宇宙,南岳據江湖。國帶風塵色,兵張虎豹符。數論封事,揮發府中趨。贈爾秦人策【贈汝秦人策】,莫鞭轅下駒。

 

別蘇徯(赴湖南幕)

#1

故人有遊子,棄擲傍天隅。他日憐才命,居然屈壯圖。

十年猶塌翼,倒為驚籲。

#2

消渴今如在,提攜愧老夫。豈知台閣舊,先拂鳳凰雛。

得實翻蒼竹,棲枝把翠梧。

#3

北辰當宇宙,南嶽據江湖。國帶風塵色,兵張虎豹符。

數論封事,揮發府中趨。贈爾秦人策,莫鞭轅下駒。

 紅葉003

作時年:

767

大暦2

56

全唐詩

卷二三一-42

文體:

五言古詩

杜詩詳注

卷一八(四)一五九八

222-42 -

詩題:

  別蘇徯

序文

 

作地點:

夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

及地點:

衡山 (江南西道 衡州 衡山別名:衡岳、南嶽、衡嶽、南岳

荊州 (山南東道 荊州 荊州別名:郢門

湖南潭州にある湖南観察使

 

交遊人物:

 

蘇徯

書信往來(山南東道 夔州 夔州)

 杜詩校注01

別蘇徯 #1

(蘇徯が湖南潭州にある湖南観察使の幕府の賓客として趣に就き、その別れにこの詩を作る)

(原注:赴湖南幕

湖南の地を管理監督、治安維持する武官の幕僚として招かれ赴く。

故人有遊子,棄擲傍天隅。

私の旧友の子に、旅に出てさまよっているものがあるが、その者は、時世に打ち捨てられ、天の一隅の夔州地添うている。

他日憐才命,居然屈壯圖。

私は、ずいぶん以前から、貴君の才能に対しての評価が合致していないことを気の毒に思っていたが、依然として、高士の壮なるはかりごとの計画をできず屈していたのである。

十年猶塌翼,倒為驚籲。

官を持してはや十年になろうというのにいまだなお、しっかりとした翼を垂れたままで高く飛べぬままでいる、これを見て自分は倒するほどに、貴君の為に驚き叫んだのである。

 

(蘇に別る) (原注:湖南の幕に赴く) #1

故人 遊子有り,棄擲せられて 天隅に傍う。

他日 才命を憐れめり,居然 壯圖を屈す。

十年 猶お翼をり,倒 為に驚【けいこ】

#2

消渴今如在,提攜愧老夫。

自分は貴君をどうにかしてやりたいとおもっているが、いま糖尿病がひどくなっていて、このありさまであるから、貴君と手を携えつつあるのは老人として恥ずかしいところである。

豈知台閣舊,先拂鳳凰雛。

ところが、意外にも元の台閣での旧知の友であったところのこの鳳凰の雛である貴君を我先だって毛並みを拂うほどに面倒を見てくれた。

得實翻蒼竹,棲枝把翠梧。

それで貴君は、蒼竹に翳って竹実の食料を得、翠梧の枝をつかまえてそこに棲むようになったのである。

 

渴 今 在るが如し,提攜 老夫愧ず。

豈に知らん 台閣舊,先ず拂う 鳳凰の雛。

實を得て 蒼竹に翻り,枝に棲みて 翠梧を把る。

 

 

 

《別蘇徯》現代語訳と訳註解説
(
本文)
 
#2

消渴今如在,提攜愧老夫。

豈知台閣舊,先拂鳳凰雛。

得實翻蒼竹,棲枝把翠梧。

 

(下し文)
渴 今 在るが如し,提攜 老夫愧ず。

豈に知らん 台閣舊,先ず拂う 鳳凰の雛。

實を得て 蒼竹に翻り,枝に棲みて 翠梧を把る。

 

(現代語訳)

自分は貴君をどうにかしてやりたいとおもっているが、いま糖尿病がひどくなっていて、このありさまであるから、貴君と手を携えつつあるのは老人として恥ずかしいところである。

ところが、意外にも元の台閣での旧知の友であったところのこの鳳凰の雛である貴君を我先だって毛並みを拂うほどに面倒を見てくれた。

それで貴君は、蒼竹に翳って竹実の食料を得、翠梧の枝をつかまえてそこに棲むようになったのである。

 

(訳注) 
別蘇徯 #1

1. (蘇徯が湖南潭州にある湖南観察使の幕府の賓客として趣に就き、その別れにこの詩を作る)

767-108   君不見簡蘇徯 杜詩詳注(卷一八(四)一五九六

767-109   贈蘇四徯#1 杜詩詳注 (卷一八(四)一五九六

767-110   別蘇徯#1  杜詩詳注 (卷一八(四)一五九八)

とシリーズのように書いている。

 

(原注:赴湖南幕)

2. 湖南の地を管理監督、治安維持する武官の幕僚として招かれ赴く。

#2

消渴今如在,提攜愧老夫。

自分は貴君をどうにかしてやりたいとおもっているが、いま糖尿病がひどくなっていて、このありさまであるから、貴君と手を携えつつあるのは老人として恥ずかしいところである。

13. 消渴 ① 古く淋病(りんびよう)をいう語。 ② のどがかわき,尿の出ない病気。しょうかつ。(かち)の病(やまい)。糖尿病、腎臓病。も同様な症状がある。

13. 提攜 蘇徯と手を携える。

14. 老夫 杜甫のことを言う。

 

豈知台閣舊,先拂鳳凰雛。

ところが、意外にも元の台閣での旧知の友であったところのこの鳳凰の雛である貴君を我先だって毛並みを拂うほどに面倒を見てくれた。

15. 台閣舊 朝廷内で旧知であったこと。朝廷内での蘇源明との旧交を言う。

16. 先拂 馬の毛を切りそろえ、埃を払い、清めることを言うことから、力のあるもの、気配りにより前もって色々世話をすることを言う。李白漢の天馬歌に、「虎脊兩化若鬼。」(脊の兩は鬼の若く化す。)とあって 應劭の註に「馬毛色如虎脊者有/兩也。」(馬の毛色 虎脊の如き者は兩に有るなり。)  顔延之 《赭白馬賦》「垂稍植髪。」(白馬の賦は稍に垂して髪を植う。) 李善註「髪額上毛也。」(髪は額上の毛なり。)馬の毛を切りそろえ、埃を払い、清めることを言う。

744-013162_11 天馬歌(卷三(一)二三四)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 7625

17. 鳳凰雛 蘇源明の子である蘇徯を言う。

 

得實翻蒼竹,棲枝把翠梧。

それで貴君は、蒼竹に翳って竹実の食料を得、翠梧の枝をつかまえてそこに棲むようになったのである。

18. 得實 竹の実は鳳凰の食物である。鳳凰は、霊泉(醴泉〈れいせん〉、甘い泉の水)だけを飲み、60-120年に一度だけ実を結ぶという竹の実のみを食物とし、梧桐の木にしか止まらないという。『詩経』に「鳳凰鳴けり、彼の高き岡に。梧桐生ず、彼の朝陽に」とあり、「鳳凰は梧桐にあらざれば栖まず、竹実にあらざれば食わず」という。

19. 翻蒼竹 鳳凰の食物である竹の実は蒼竹の翳るところにあり、鳳凰は翻ってこれを食することを言う。