767-112#3   寄韓諫議#3 杜詩詳注((卷一七(四)一五○八)

 

 

2017526

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

745-022 寓言三首(卷二四(二)一三九一) 其一(頁一三九一)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8765

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

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韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

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index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

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index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

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韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

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767年-集-13 【字解集】・a.-第五弟豐獨在江左近二首 ・b.-秋風二首 ・c.-送李功曹之荊州 ・d.-送王十六判官 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8660

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

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767-112#3   寄韓諫議#3 杜詩詳注((卷一七(四)一五○八) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8791

星の世界の諸仙人はそれぞれ瓊漿玉液に酔うている。しかし、羽翼を生じて昇天する仙人となるとまだまだ希少で、北斗の神のお側にはいないのである。聞けば、前年、きみは赤松子の後を追うかのように去って行ったということなので、君はおそらくは、漢時代の韓の張良という事なのかもしれない。その昔、劉邦に従がって長安を平定した。しかるに祖先伝来不易の謀略を持ちながら何か心中に面白くなく思っていたのではあった。

大明宮正面 003

767-0112 -

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杜詩詳注巻1739

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詩文
(含異文)    

今我不樂思岳陽,身欲奮飛病在床。美人娟娟隔秋水,濯足洞庭望八荒。鴻飛冥冥日月白,青楓葉赤天雨霜【青楓葉赤天飛霜】。玉京群帝集北斗,或騎騏驎翳鳳皇。芙蓉旌旗煙霧樂【芙蓉旌旗煙霧落】【芙蓉旌旄煙霧樂】【芙蓉旌旄煙霧落】,影動倒景搖瀟湘。星宮之君醉瓊漿,羽人稀少不在旁。似聞昨者赤松子【似聞昨夜赤松子】,恐是漢代韓張良。昔隨劉氏定長安,帷幄未改神慘傷。國家成敗吾豈敢,色難腥腐餐風香【色難腥腐餐楓香】。周南留滯古所惜【周南留滯古莫惜】,南極老人應壽昌。美人胡為隔秋水,焉得置之貢玉堂。

 

(卷一七(四)一五○八)220-34   17-39

寄韓諫議汯

今我不樂思岳陽,身欲奮飛病在床。

美人娟娟隔秋水,濯足洞庭望八荒。

#2

鴻飛冥冥日月白,青楓葉赤天雨霜。

玉京群帝集北斗,或騎騏驎翳鳳凰。

芙蓉旌旗煙霧樂,影動倒景搖瀟湘。

#3

星宮之君醉瓊漿,羽人稀少不在旁。

似聞昨者赤松子,恐是漢代韓張良。

昔隨劉氏定長安,帷幄未改神慘傷。

#4

國家成敗吾豈敢,色難腥腐餐風香。

周南留滯古所惜,南極老人應壽昌。

美人胡為隔秋水,焉得置之貢玉堂。

紅葉001 

作時年:

767

大暦2

56

全唐詩

卷二二○-34 -#3

文體:

七言古詩

杜詩詳注

17-39

(卷一七(四)一五○八) -

詩題:

  寄韓諫議汯

序文

【案:舊本有注字,一云注乃汯之誤。韓休之子汯,上元中為諫議大夫。】

作地點:

目前尚無資料(夔州)

及地點:

岳陽樓 (江南西道 岳州 岳州別名:岳陽城

洞庭湖 (江南西道 岳州 岳州別名:洞庭

長安 (京畿道 京兆府 長安別名:京、京師、中京、京城、上都、京畿、西都

玉堂殿 (京畿道 京兆府 長安)

交遊人物:

 

韓汯

書信往來(河東道 晉州(晋州) 岳陽)

杜詩校注01李白の足跡003 

寄韓諫議汯

(諫議大夫韓汯に寄せた詩

舊本有注字,一云注乃汯之誤。韓休之子汯,上元中為諫議大夫。

舊本には韓の字が注とある、一にいう注は、汯の誤りである。韓休の子である汯である。この人物は、上元(760-761)中諫議大夫になっている。〕

今我不樂思岳陽,身欲奮飛病在床。

いま私は楽しくないからどうしても岳陽にいる君のことを思ってしまう、だからこの身を奮って飛んでゆきたいと思うが持病がひどくなって寝牀に臥せたままでいる。

美人娟娟隔秋水,濯足洞庭望八荒。

その地には麗しい美人が秋水を隔てて遠方にいるところであり、洞庭湖の水に足を洗いながら素晴らしい風景の八方を見ている。

(韓諫議注に寄る)

〔舊本に注と字有り,一に云う 注、乃ち汯の誤なり。韓休の子 汯,上元中 諫議大夫と為る。〕

今 我 樂からず 岳陽を思う,身 奮飛せんと欲すれども 病 床に在り。

美人 娟娟として秋水を隔ち,足を洞庭に濯いて八荒を望む。

#2

鴻飛冥冥日月白,青楓葉赤天雨霜。

影を循環する日月は白く輝いているが、鴻は害をさけるためか冥冥とした暗がりのところを飛んでゆく。靑だった楓も赤く染まって天は霜を雨のように降らせる季節に代わってきた。

玉京群帝集北斗,或騎騏驎翳鳳凰。

天上の玉京では、羣帝が北斗星の神のところに集まってきている、有る仙帝は、麒麟に騎乗し、あるいは、鳳凰に乗って鳳凰の翅が虚空を蔽うとますます暗くなってゆく。

芙蓉旌旗煙霧樂,影動倒景搖瀟湘。

「芙蓉」の旗印の旌旗が煙霧のなかに一緒になって楽を舞っているようであるし、また、旗影は、天上に倒映して動いて、下を向けば、瀟湘の水に揺らめいている。

鴻 冥冥に飛びて日月白し,青楓 葉赤く 天 霜を雨す。

玉京 群帝 北斗に集まる,或いは 騏驎に騎り 鳳凰翳し。

芙蓉の旌旗 煙霧に樂し,影 倒景に動いて 瀟湘に搖く。

 

#3

星宮之君醉瓊漿,羽人稀少不在旁。

星の世界の諸仙人はそれぞれ瓊漿玉液に酔うている。しかし、羽翼を生じて昇天する仙人となるとまだまだ希少で、北斗の神のお側にはいないのである。

似聞昨者赤松子,恐是漢代韓張良。

聞けば、前年、きみは赤松子の後を追うかのように去って行ったということなので、君はおそらくは、漢時代の韓の張良という事なのかもしれない。

昔隨劉氏定長安,帷幄未改神慘傷。

その昔、劉邦に従がって長安を平定した。しかるに祖先伝来不易の謀略を持ちながら何か心中に面白くなく思っていたのではあった。星宮の君 瓊漿に醉う,羽人 稀少 旁に在らず。

聞くに似れば 昨は 赤松子,恐らくは是れは 漢代 韓の張良ならん。

昔 劉氏に隨い 長安を定む,帷幄 未だ改まらず 神 慘傷す。

 

 

《寄韓諫議汯》現代語訳と訳註解説

(本文) 
#3

星宮之君醉瓊漿,羽人稀少不在旁。

似聞昨者赤松子,恐是漢代韓張良。

昔隨劉氏定長安,帷幄未改神慘傷。

 

(下し文)
#3

星宮の君 瓊漿に醉う,羽人 稀少 旁に在らず。

聞くに似れば 昨は 赤松子,恐らくは是れは 漢代 韓の張良ならん。

昔 劉氏に隨い 長安を定む,帷幄 未だ改まらず 神 慘傷す。

 

 

(現代語訳)

星の世界の諸仙人はそれぞれ瓊漿玉液に酔うている。しかし、羽翼を生じて昇天する仙人となるとまだまだ希少で、北斗の神のお側にはいないのである。

聞けば、前年、きみは赤松子の後を追うかのように去って行ったということなので、君はおそらくは、漢時代の韓の張良という事なのかもしれない。

その昔、劉邦に従がって長安を平定した。しかるに祖先伝来不易の謀略を持ちながら何か心中に面白くなく思っていたのではあった。

 

(訳注) 
#3

星宮之君醉瓊漿,羽人稀少不在旁。

星の世界の諸仙人はそれぞれ瓊漿玉液に酔うている。しかし、羽翼を生じて昇天する仙人となるとまだまだ希少で、北斗の神のお側にはいないのである。

20. 星宮之君 星の世界の諸仙人、天子の近侍者を喩える。

21. 瓊漿 瓊漿玉液のこと。「瓊」は美玉。美玉を用いて製成した漿液のこと,古代傳の飲料水で仙人になることができるもので、美酒、或は、甘美の漿汁をいう。戰國、楚の宋玉《招魂》「華酌既陳,有瓊漿些。」(華酌 既に陳ねて,瓊漿有り。)

22. 羽人 羽翼を生じて昇天する仙人。飛仙人《楚辞、遠遊》に「仍羽人於丹丘兮、留不死之旧郷」(羽人に丹丘に仍い、不死の旧郷に留まる。)

23. 稀少 ごく珍しいほど少ししかないこと。

24. 【解説】ここまでは道教の仙人、仙官を借りて、朝廷貴人のことを比興手法で述べる。

 

似聞昨者赤松子,恐是漢代韓張良。

聞けば、前年、きみは赤松子の後を追うかのように去って行ったということなので、君はおそらくは、漢時代の韓の張良という事なのかもしれない。

25. 赤松子 神農のころの雨師(雨の神)水玉(水精。水晶)を服用し、それを神農にも教えた。自焼することで火によって尸解したという。西王母の石室に宿り風雨とともに山を上り下りした。 炎帝(神農)の末娘が赤松子を追ってきて仙人になり、二人とも姿を消した。黄帝の曾孫の高辛氏の時代に再び雨師になった。

26. 漢代韓張良 張良、字は子房は、戦国時代末期~前漢の人物。韓の人物で後に漢の留候。漢王朝を興した高祖劉邦の功臣であり、その中でも最も著名な三傑に挙げられる。軍師として帷幄に控え、政戦両略の首謀を為した。

 

昔隨劉氏定長安,帷幄未改神慘傷。

その昔、劉邦に従がって長安を平定した。しかるに祖先伝来不易の謀略を持ちながら何か心中に面白くなく思っていたのではあった。

27. 隨劉氏 漢の高祖、劉邦の事であるが、ここは肅宗が霊武行在所より長安に入って平定したことを比喩しており、韓汯もこの時これに従って入ったのである。

定長安 至徳二年(757)九月長安を回復。755年安禄山が叛乱7566月長安を陥落であった。

28. 帷幄 劉邦と張良が陣中の幔幕の中で、秦、攻略の秘策を練ったことを言い、そうした秘策を考え出す能力を韓汯は持っているという事を言うのである。

29. 神慘傷 韓汯が能力、才力を持っていても、岳陽、瀟湘地方にのおかれているということは、屈原や、賈誼のように心を痛めている、面白く思っていないという事。