767-132五律   提封(卷一七(四)一五二七)

 

 

2017619

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Ⅰ李白詩

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806年-118 先生-巻八-02城南聯句 §10 【韓愈、孟郊】【此首又見張籍集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8922

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韓愈 哲学・儒学「五原」

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

詳注

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767年-集-1 【字解集】・A洞房 B宿昔 C能畫 D鬥雞 E歷歷 F洛陽 G驪山  杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

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杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

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767-132五律   提封(卷一七(四)一五二七)五律 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8935

(この国の治め方についての要道を説き、倹徳を行い、、俊賢の人材を召しいれて、四海万民に深く恩を加えることという。)

漢の天下をすべて合わせると、そこに数万の国があるが、みなが同じ心を抱いている。試みに尋ねるが、車も通れない辺境の土地の険しさを頼みにして守るのと、質素倹約の徳によって民に臨むのとでは、どちらがよいであろうか。しかるべき時に優れた賢人俊才を招いて朝廷に入れるようにすれば、えびすどもの侵攻は恐れなくてもよい。「兵とは火のようなものだ」という教えを戒めとされ、皇恩を深く天下に加えられるように願う。

 

767-0132 -

  提封(卷一七(四)一五二七)21  五律

杜詩詳注巻1759

全唐詩卷二三○ -21  五律

767年大暦256  (132) -

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の杜詩ブログ8935

 


花蘂004(夔州抒情詩八首)

  卷230_13 《洞房》

  洞房環佩冷,玉殿起秋風。秦地應新月,龍池滿舊宮。

  系舟今夜遠,清漏往時同。萬里黃山北,園陵白露中。

  卷230_14 《宿昔》

  宿昔青門裏,蓬萊仗數移。花嬌迎雜樹,龍喜出平池。

  落日留王母,微風倚少兒。宮中行樂秘,少有外人知。

  卷230_15 《能畫》

  能畫毛延壽,投壺郭舍人。每蒙天一笑,複似物皆春。

  政化平如水,皇恩斷若神。時時用抵戲,亦未雜風塵。

  卷230_16 《鬥雞》

  鬥雞初賜錦,舞馬既登床。簾下宮人出,樓前禦柳長。

  仙遊終一閟,女樂久無香。寂寞驪山道,清秋草木黃。

  卷230_17 《鸚鵡(一作翦羽)》

  鸚鵡含愁思,聰明憶別離。翠衿渾短盡,紅觜漫多知。

  未有開籠日,空殘舊宿枝。世人憐複損,何用羽毛奇。

  卷230_18 《歷歷》

  歷歷開元事,分明在眼前。無端盜賊起,忽已時遷。

  巫峽西江外,秦城北斗邊。為郎從白首,臥病數秋天。

  卷230_19 《洛陽》

  洛陽昔陷沒,胡馬犯潼關。天子初愁思,都人慘別顏。

  清笳去宮闕,翠蓋出關山。故老仍流涕,龍髯幸再攀。

  卷230_20 《驪山》

  驪山望幸,花萼罷登臨。地下無朝燭,人間有賜金。

  鼎湖龍去遠,銀海雁飛深。萬蓬萊日,長懸舊羽林。

  230_21 《提封》

  提封漢天下,萬國尚同心。借問懸車守,何如儉德臨。

  時征俊乂入,草竊犬羊侵。願戒兵猶火,恩加四海深。

 

作時年:

767

大暦2年

56

全唐詩

卷二三○ -21  五律

文體:

五言律詩

杜詩詳注

巻1759

 -

詩題:

  提封(卷一七(四)一五二七)

序文

 

作地點:

目前尚無資料

及地點:

0

0

 

交遊人物:

 

0

0

 

杏の花01漢文委員会kanbuniinkai 紀頌之のブログ 

鬥雞

(興慶宮でくりひろげられた雜芸は、驪山の離宮でも催され、闘鶏、舞馬などの遊戯が行われたことを追憶する。)

鬥雞初賜錦,舞馬既登牀。

むかし玄宗皇帝は、驪山において、御遊されるのに、闘鶏の勝負がついてやっとはじめて錦の賞を賜ったかと思うや、矢継ぎ早に舞馬が牀にのぼって雜芸をはじめる。

簾下宮人出,樓前御柳長。

簾のしたには女官たちが見物している、楼前にはしだれ柳がながく垂れている。

仙遊終一閟,女樂久無香。

ところが玄宗がおかくれになってからは、こんな遊びごとはまったくなくなってしまい、あれほど盛んであった女楽隊もながらく香をきかないことになってしまった。

寂寞驪山道,清秋草木黃。

ことになった。いまでは驪山の下道もさびしくて秋にあたって草木が黄ばんでをるばかりであろうと自分は想像するだけである。

 

(鬥雞)

雞 初めて錦を賜う,舞馬 既に牀に登る。

簾下 宮人出でて,樓前 御柳 長し。

仙遊 終に一女樂 久しく 香無し。

寂寞たり 驪山の道,清秋 草木なり。

 

歷歷

(安史の乱後久しく蜀地に病客しているが、何とかして故郷に帰りたいと思いを馳せる。)

歷歷開元事,分明在眼前。

開元の太平時代の事は齊趙江南に遊んだこともあってはっきりとじぶんの眼のまえにある。

無端盜賊起,忽已時遷。

それだのに突然、安禄山のような盗賊が急に起って、それから年月がめまぐるしくうつりかはった。

巫峽西江外,秦城北斗邊。

じぶんの居る巫峡の地は西江のまた外にあるし、故郷長安の城郭は北斗星のあたりにある。

為郎從白首,臥病數秋天。

郎官になるにはなったが、もうすっかり白髪になってしまった。それも運命であるから仕方がない。その上このように病に伏してまた秋の経過するのを数えて暮らしているのである。

 

(歴歴)

歴歴たり開元の事、分明眼前に在り。

端無く盗賊起る、忽ち己に歳時遷る。

巫峡は西江の外、秦城は北斗の邊。

郎と為る白首に従す、病に臥して秋天を数ふ。

 

 

洛陽

(安禄山蜂起し、1か月で東都洛陽が陥落し、翌年6月には、潼關に侵入し、同月玄宗は蜀に逃避、長安も陥落した。この詩は玄宗の都落ち、再び、翌年十二月、帰還したことを追懐して詠ったもの)

洛陽昔陷沒,胡馬犯潼關。

一昔になるが、洛陽が安史軍に陥落させられ、瞬く間に異民族連合の安史軍は圧倒的優位にあった王朝軍をやぶって潼關に侵入したのである。

天子初愁思,都人慘別顏。

その時、天子玄宗は、都を棄て、途中、楊貴妃に自殺を命じ、初めて悲愁な思いをされたのである、突然の出奔に、残された長安、洛陽の都の人々は、愕然とした顔つきをしたのである。

清笳去宮闕,翠蓋出關山。

それは、異民族の吹く胡笳が清らかな朝聞こえてくるときに宮殿の門を去られたのである、翡翠の羽で飾られた天子の御輦は蜀道の関所を越え、蜀に逃避されたのである。

故老仍流涕,龍髯幸再攀。

東西の都を奪還され、一度離れた龍の髯に幸いにも再びよじ登ることができるという事は、誠に喜ばしく、長安、洛陽の都の故老たちは感動して、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになるほどであった。

 

(洛陽)

洛陽 昔 陷沒して,胡馬 潼關を犯さる。

天子 初めて愁思し,都人 別顏慘なり。

清笳 宮闕より去り,翠蓋 關山を出ず。

故老 仍りて 流涕す,龍髯 幸に再び攀ず。

 

驪山

(驪山を開発して、離宮華清宮、温泉宮をつくり、毎年のように避寒に御幸行した玄宗の崩御を追懐して詠った)

驪山望幸,花萼罷登臨。

冬に必ず驪山に行幸していた玄宗を待望することが絶えた、興慶宮の花萼相輝之樓で執務されていたがもう登られることもなくなった。

地下無朝燭,人間有賜金。

死んでる人の黄泉の国は参朝することもないので、臣下を照らす燈燭もいらないし、生存している人人のあいだには、遺言により、王侯百官に恩賜さられた金があるので心配がない。

鼎湖龍去遠,銀海雁飛深。

黄帝の時のように鼎湖では龍が遠く去ってしまい、御陵の墓穴の廣堂では水銀の海に、底深いところで金雁がとんでいる。

蓬萊日,長懸舊羽林。

ただ御生前の時大明宮の蓬莱殿を照らした太陽は、万歳の後も長く元の羽林軍、いまの護陵軍の上にかかって輝いている。

(驪山)

驪山 望幸え,花萼 登臨罷む。

地下 朝燭 無く,人間 賜金有り。

鼎湖 龍去ること遠く,銀海 雁 飛ぶこと深し。

 日,長えに懸る舊羽林

 

提封

(この国の治め方についての要道を説き、倹徳を行い、、俊賢の人材を召しいれて、四海万民に深く恩を加えることという。)

提封漢天下,萬國尚同心。

漢の天下をすべて合わせると、そこに数万の国があるが、みなが同じ心を抱いている。

借問懸車守,何如儉德臨。

試みに尋ねるが、車も通れない辺境の土地の険しさを頼みにして守るのと、質素倹約の徳によって民に臨むのとでは、どちらがよいであろうか。

時徵俊乂入,草竊犬羊侵。

しかるべき時に優れた賢人俊才を招いて朝廷に入れるようにすれば、えびすどもの侵攻は恐れなくてもよい。

願戒兵猶火,恩加四海深。

「兵とは火のようなものだ」という教えを戒めとされ、皇恩を深く天下に加えられるように願う。

(提封)

提封す漢の天下、万国尚お心を同じくす。

借間す 懸車もて守るは、倹徳もて臨むに何如と。

時に俊又を徴して入らしめ、犬羊の侵すを慮る莫かれ

願わくは兵は猶お火のごときを戒め、恩の四海に加わるの深から。

 

  提封

提封漢天下①、萬國尚同心②。借問懸車一作/軍守③、何如儉徳臨④。

時徵俊乂入⑤、莫慮一作/草竊犬羊侵⑥.願戒兵猶火⑦、恩加四海深⑧。

此章總結、直究當時致亂之由、以垂為永戒也。勿言當此一統天下、萬國同心、世事尚可為也、

但更尋前轍耳。 自明皇好邉功而尚奢侈、故有懸車儉徳之語。 不聽張九齡、而致禄山終叛、

故有俊乂犬羊之語。

使當時息兵愛民、焉有天寳之禍哉?故以戒兵加恩終之。此詩反覆丁寧、無非覽已往以告將来。

若云指諷代宗時事、則當年吐蕃入叛將不恭、恐非罷兵可以止亂也。

三四、即所謂在徳不在險。 五六、即所謂汲黯在朝、淮南寢謀。 

《杜臆》:儉者不奪、民心自懐、此無形之險也。俊乂在朝、折衝樽俎、何憂於犬羊乎? 

兵勿輕動、則恩加四海矣。 公之謀國、堂堂正正、即孟子所告齊梁之君者、自許稷契以此。 

 東方朔傳提封頃畝。 注:謂提舉四封之内、總計其數。漢書刑法志一同百里提封萬井

② 古史:禹諸侯於塗山、執玊帛者萬國。《 左傳》相曰:「戮力同心」

③ 又懸車束馬、以踰太行。

④ 《書》:慎乃儉徳。

⑤ 又:俊乂在 官。

⑥ 晉愍帝檄:石虎敢率 犬羊、渡河縦毒。

⑦ 《左傳》兵猶火也、不戢將自焚也。

⑧ 《魏志》:陳羣曰:「皇恩溥遍海岱。」

 顧宸曰:八章皆詠開元之事、與李白《中行樂詞》八章、相為表裏。 但太白作於明皇之時、

婉其詞而諷之、少陵作於明皇之後、故雜敘其事而傷之。 

 黄生曰:八章、專述開元以来之事、借古今、美惡不 掩、風人之㫖、盡於此矣。

 他詩有連及者、固無譏刺之意、以為是非具在國史、非臣子所得而私議。 至受恩先帝、

 没齒不忘、深思慨慕、則時有之。 後人不能推公之志、毛求影捕、輙謂有所刺譏、

 夫君子不非是邦之大夫、况親委贄而為之臣者哉。

 《秋興》及《洞房》諸詩、摹情冩景、有國家治亂興亡、寄長。 

《秋興》八首、氣象髙華、聲節悲壯、讀之令人勃然、《洞房》八首、氣思沉鬱、

 詞㫖凄凉、讀之令人感傷欲絶。 此皆少陵聚精神之作、故能舌吐風雲、筆參造化、

 千載之下、猶可歌而可涕也。 但七律才大氣雄、固推賦騷逸調、而五律韜鋒斂鍔、

 直與經史並驅、兩者當表裏觀、方足窺其底焉。

 

 

《提封》現代語訳と訳註解説
(本文)
 
提封

提封漢天下,萬國尚同心。

借問懸車守,何如儉德臨。

時徵俊乂入,草竊犬羊侵。

願戒兵猶火,恩加四海深。

詩文(含異文):

提封漢天下,萬國尚同心。借問懸車守【借問懸軍守】,何如儉德臨。

時徵俊乂入,草竊犬羊侵【莫慮犬羊侵】。願戒兵猶火,恩加四海深。

 

(下し文)
(提封)

提封す漢の天下、万国尚お心を同じくす。

借間す 懸車もて守るは、倹徳もて臨むに何如と。

時に俊又を徴して入らしめ、犬羊の侵すを慮る莫かれ

願わくは兵は猶お火のごときを戒め、恩の四海に加わるの深から。

 

(現代語訳)

(この国の治め方についての要道を説き、倹徳を行い、、俊賢の人材を召しいれて、四海万民に深く恩を加えることという。)

漢の天下をすべて合わせると、そこに数万の国があるが、みなが同じ心を抱いている。

試みに尋ねるが、車も通れない辺境の土地の険しさを頼みにして守るのと、質素倹約の徳によって民に臨むのとでは、どちらがよいであろうか。

しかるべき時に優れた賢人俊才を招いて朝廷に入れるようにすれば、えびすどもの侵攻は恐れなくてもよい。

「兵とは火のようなものだ」という教えを戒めとされ、皇恩を深く天下に加えられるように願う。

 

 

(訳注) 
提封

82.(この国の治め方についての要道を説き、倹徳を行い、、俊賢の人材を召しいれて、四海万民に深く恩を加えることという。)

 

提封漢天下,萬國尚同心。

漢の天下をすべて合わせると、そこに数万の国があるが、みなが同じ心を抱いている。

83. 漢 唐のことをいう。

84. 同心 心を一つにする。国家が心を一つにして協力しあう。

 

借問懸車守,何如儉德臨。

試みに尋ねるが、車も通れない辺境の土地の険しさを頼みにして守るのと、質素倹約の徳によって民に臨むのとでは、どちらがよいであろうか。

85. 「借問二句 国を治めるには要害の地に頼るよりも倹約の徳による方がよい。玄宗が領土拡張に執着したことを暗に批判する。「借間」は試みに問う。「懸車」は、車を掲げて通らなければならないような険しい場所。

86. 儉德臨 質素・倹約の徳を以て人民に臨む。。

 

時徵俊乂入,草竊犬羊侵。

しかるべき時に優れた賢人俊才を招いて朝廷に入れるようにすれば、えびすどもの侵攻は恐れなくてもよい。

87. 俊父 「俊」は俊才。「父」は賢明の意。

88. 犬羊 犬や羊などのつまらぬ動物。異民族を喩える。

 

願戒兵猶火,恩加四海深。

「兵とは火のようなものだ」という教えを戒めとされ、皇恩を深く天下に加えられるように願う。

89. 兵旛火 兵は火のようなもので、きちんと管理しないと自分を焼くことになるという教え(『春秋左氏伝』一隠公四年)。

90. 四海 四方の海に囲まれた地。天下のこと。