767-134五律   孤雁(卷一七(四)一五三○)

 

 

2017821

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●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

Ⅲ 杜詩

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767年-134五律 孤雁(卷一七(四)一五三○)五律 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8947

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767年-集-1 【字解集】・A洞房 B宿昔 C能畫 D鬥雞 E歷歷 F洛陽 G驪山  杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8930

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

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767-134五律   孤雁(卷一七(四)一五三○)五律 杜詩詳注( Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8947

(今夔州に寓客している自分が孤雁に託して兄弟群れを思って詠う。)

ひとりぼっちの雁は、水も飲まず餌も食べずに、飛びつつ鳴いて、その声は仲間の群れを思っている。ぽつんと一羽になって、幾重にも重なった雲の中に仲間を見失ってしまったことを、飛び去った雁たちは哀れんでくれないのだ。仲間の群れが見えなくなっても、なお見えているかのように飛び続け、ひどく悲しい声で鳴くのは、なお仲間の声が聞こえてくるように思っているからだ。野にいるカラスたちは何の思いも抱かないようで、がやがやとうるさく鳴き騒ぐばかりだ。

 

767-0134 -

  孤雁(卷一七(四)一五三)【後飛雁】五律

杜詩詳注巻1761

全唐詩卷二三一69

767年大暦256  (134) -

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の杜詩ブログ8947

 


興慶宮 龍池
(夔州抒情詩八首)

  卷230_13 《洞房》

  洞房環佩冷,玉殿起秋風。秦地應新月,龍池滿舊宮。

  系舟今夜遠,清漏往時同。萬里黃山北,園陵白露中。

  卷230_14 《宿昔》

  宿昔青門裏,蓬萊仗數移。花嬌迎雜樹,龍喜出平池。

  落日留王母,微風倚少兒。宮中行樂秘,少有外人知。

  卷230_15 《能畫》

  能畫毛延壽,投壺郭舍人。每蒙天一笑,複似物皆春。

  政化平如水,皇恩斷若神。時時用抵戲,亦未雜風塵。

  卷230_16 《鬥雞》

  鬥雞初賜錦,舞馬既登床。簾下宮人出,樓前禦柳長。

  仙遊終一閟,女樂久無香。寂寞驪山道,清秋草木黃。

  卷230_17 《鸚鵡(一作翦羽)》

  鸚鵡含愁思,聰明憶別離。翠衿渾短盡,紅觜漫多知。

  未有開籠日,空殘舊宿枝。世人憐複損,何用羽毛奇。

  卷230_18 《歷歷》

  歷歷開元事,分明在眼前。無端盜賊起,忽已時遷。

  巫峽西江外,秦城北斗邊。為郎從白首,臥病數秋天。

  卷230_19 《洛陽》

  洛陽昔陷沒,胡馬犯潼關。天子初愁思,都人慘別顏。

  清笳去宮闕,翠蓋出關山。故老仍流涕,龍髯幸再攀。

  卷230_20 《驪山》

  驪山望幸,花萼罷登臨。地下無朝燭,人間有賜金。

  鼎湖龍去遠,銀海雁飛深。萬蓬萊日,長懸舊羽林。

  卷230_21 《提封》

  提封漢天下,萬國尚同心。借問懸車守,何如儉德臨。

  時征俊乂入,草竊犬羊侵。願戒兵猶火,恩加四海深。

 

夔州詠物八首

 

  卷230_17 《鸚鵡(一作翦羽)》杜甫

  鸚鵡含愁思,聰明憶別離。翠衿渾短盡,紅觜漫多知。

  未有開籠日,空殘舊宿枝。世人憐複損,何用羽毛奇。

  卷231_69 《孤雁(一作後飛雁)》杜甫

  孤雁不飲啄,飛鳴聲念群。誰憐一片影,相失萬重雲。

  望盡似猶見,哀多如更聞。野鴉無意緒,鳴噪自紛紛。

  卷231_70 《鷗》杜甫

  江浦寒鷗戲,無他亦自饒。卻思翻玉羽,隨意點春苗。

  雪暗還須浴,風生一任飄。幾群滄海上,清影日蕭蕭。

  卷231_71 《猿》杜甫

  嫋嫋啼虛壁,蕭蕭掛冷枝。艱難人不見,隱見爾如知。

  慣習元從眾,全生或用奇。前林騰每及,父子莫相離。

  卷231_72 《黃魚》杜甫

  日見巴東峽,黃魚出浪新。脂膏兼飼犬,長大不容身。

  筒桶相沿久,風雷肯為神。泥沙卷涎沫,回首怪龍鱗。

  卷231_73 《白小》杜甫

  白小群分命,天然二寸魚。細微沾水族,風俗當園蔬。

  入肆銀花亂,傾箱雪片虛。生成猶拾卵,盡取義何如。

  卷231_74 《麂》杜甫

  永與清溪別,蒙將玉饌俱。無才逐仙隱,不敢恨庖廚。

  亂世輕全物,微聲及禍樞。衣冠兼盜賊,饕餮用斯須。

  卷231_75 《雞》杜甫

  紀德名標五,初鳴度必三。殊方聽有異,失次曉無慚。

  問俗人情似,充庖爾輩堪。氣交亭育際,巫峽漏司南。

茘枝001  

作時年:

767

大暦2

56

全唐詩

卷二三一69

文體:

五言律詩

杜詩詳注

1761

 -

詩題:

  孤雁(卷一七(四)一五三○)【後飛雁】

序文

 

作地點:

夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

及地點:

0

0

0

 

交遊人物:

 

0

0

 

杜詩校注01 

鸚鵡【翦羽】

(鸚鵡のように諫言という事もしてきたが、禰衡のように薊州に流されて終わったが自分も南の夔州に寓居していると詠う)

鸚鵡含愁思,聰明憶別離。

鸚鵡は悲しい思いを胸に抱いている。とても賢いので別れたもののことを思っているのだ。

翠衿渾短盡,紅嘴漫多知。

緑の羽毛はみな抜けてなくなったが、赤いくちばしは無駄に多くの言葉を知っているだけではそれを生かすことはできないという事である。

未有開籠日,空殘舊宿枝。

何時、籠が開かれて自由になる日は訪れることはなく、もと住んでいた故郷の枝がむなしくそのままに残っている。

世人憐復損,何用羽毛奇。

世の人々というものは美しい鳥をかわいがってくれはするが、一方で傷つけるものだ。羽が美しいことは何の役にも立たないのである。

 

(鸚鵡)

鸚鵡愁思を含み、聡明にして別離を憶う。

翠衿 渾て短く尽き、紅嘴 漫りに多く知る。

末だ寵を開くの日有らず、空しく残す 旧と宿りし枝。

世人憐れむも復た損う、何ぞ用いん羽毛の奇なるを。

 

孤雁【後飛雁】

(今夔州に寓客している自分が孤雁に託して兄弟群れを思って詠う。)

孤雁不飲啄,飛鳴聲念群。

ひとりぼっちの雁は、水も飲まず餌も食べずに、飛びつつ鳴いて、その声は仲間の群れを思っている。

 

誰憐一片影,相失萬重雲。

ぽつんと一羽になって、幾重にも重なった雲の中に仲間を見失ってしまったことを、飛び去った雁たちは哀れんでくれないのだ。

望盡似猶見,哀多如更聞。

仲間の群れが見えなくなっても、なお見えているかのように飛び続け、ひどく悲しい声で鳴くのは、なお仲間の声が聞こえてくるように思っているからだ。

野鴉無意緒,鳴噪自紛紛。

野にいるカラスたちは何の思いも抱かないようで、がやがやとうるさく鳴き騒ぐばかりだ。

 

(孤雁)

孤雁飲啄せず、飛鳴して声は群れを念う。

誰か憐れまん一片の影の、万重の雲に相い失うを。

望むこと尽くるも 猶お見るに似て、哀しみ多くして更に聞くが如し。

野鴉 意緒 無く、鳴噪して亦た紛紛たり。

 

 

《孤雁》現代語訳と訳註解説
(
本文)
 
孤雁【後飛雁】

孤雁不飲啄,飛鳴聲念群。

誰憐一片影,相失萬重雲。

望盡似猶見,哀多如更聞。

野鴉無意緒,鳴噪自紛紛。

詩文(含異文)

孤雁【後飛雁】

孤雁不飲啄,飛鳴聲念群【聲聲飛念群】。誰憐一片影,相失萬重雲。

望盡似猶見【望斷似猶見】,哀多如更聞【哀多更復聞】。野鴉無意緒,鳴噪自紛紛【鳴噪亦紛紛】。

 

(下し文)
(孤雁)

孤雁飲啄せず、飛鳴して声は群れを念う。

誰か憐れまん一片の影の、万重の雲に相い失うを。

望むこと尽くるも 猶お見るに似て、哀しみ多くして更に聞くが如し。

野鴉 意緒 無く、鳴噪して亦た紛紛たり。

 

(現代語訳)

(今夔州に寓客している自分が孤雁に託して兄弟群れを思って詠う。)

ひとりぼっちの雁は、水も飲まず餌も食べずに、飛びつつ鳴いて、その声は仲間の群れを思っている。

ぽつんと一羽になって、幾重にも重なった雲の中に仲間を見失ってしまったことを、飛び去った雁たちは哀れんでくれないのだ。

仲間の群れが見えなくなっても、なお見えているかのように飛び続け、ひどく悲しい声で鳴くのは、なお仲間の声が聞こえてくるように思っているからだ。

野にいるカラスたちは何の思いも抱かないようで、がやがやとうるさく鳴き騒ぐばかりだ。

 

(訳注) 
孤雁【後飛雁】

12.(今夔州に寓客している自分が孤雁に託して兄弟群れを思って詠う。)

13.【題意】 「鸚鵡」以下詠物八首連作の第二首眼。「孤雁」は群れをはぐれた雁。自らを寓する。

 

孤雁不飲啄,飛鳴聲念群。

ひとりぼっちの雁は、水も飲まず餌も食べずに、飛びつつ鳴いて、その声は仲間の群れを思っている。

14. 孤雁 ひとりぼっちの雁。

15. 飲啄 水を飲み、餌をついばむ。

16. 念群 仲間の群れを思うこと。

 

誰憐一片影,相失萬重雲。

ぽつんと一羽になって、幾重にも重なった雲の中に仲間を見失ってしまったことを、飛び去った雁たちは哀れんでくれないのだ。

17. 一片影 ぽつんと一羽になって影を引く。

18. 相失 伴侶、兄弟と見はぐれること。

 

望盡似猶見,哀多如更聞。

仲間の群れが見えなくなっても、なお見えているかのように飛び続け、ひどく悲しい声で鳴くのは、なお仲間の声が聞こえてくるように思っているからだ。

19. 望盡 兄弟がいる遠くを見続けてその望みが尽き果てる。

20. 猶見 それでもなおみつづける。

21. 哀多 ひどく悲しい声で鳴くことが多い。

22. 更聞 飛鳴聲で更に声を合わせて鳴く。

 

野鴉無意緒,鳴噪自紛紛。

野にいるカラスたちは何の思いも抱かないようで、がやがやとうるさく鳴き騒ぐばかりだ。

23. 「野鴉」二句 孤雁(杜甫自身)の孤独の哀しみを理解してくれない他人をそしった表現。『九家注』巻二九によれば、単に孤雁と対比した表現。「野鴉」は野にいるカラス。

24. 意緒 気持ち。

25. 紛紛 乱れているさま。

夔州東川卜居図詳細 002