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安禄山の反乱軍の騎兵は山東の青州を荒らしまわり、精巧な甲冑をつけた吐蕃の軍勢は皇宮の赤い建物を取り囲んでいる。

国の四方八方を盗賊から守ること十年に及び、出征兵士の未亡人は税の苛酷な取り立てに泣いている。

都を遠く離れた旅人の私は、夜中に涙で胸を濡らす

 

 

 

 

杜甫 《東屯の詩》   10

 

 

  久雨期王將軍不至(卷二○(四)一八○四)

天雨蕭蕭滯茅屋,空山無以慰幽獨。頭將軍來何遲,令我心中苦不足。

數看黃霧亂玄雲,時聽嚴風折喬木。

泉源泠泠雜猿狖,泥濘漠漠飢鴻鵠。暮窮陰耿未已,人生會面難再得。

憶爾腰下鐵絲箭,射殺林中雪色鹿。

前者坐皮因問毛,知子歷險人馬勞。異獸如飛星宿落,應弦不礙蒼山高。

安得突騎只五千,崒然眉骨皆爾曹。

走平亂世相催促,一豁明主正鬱陶。憶昔范增碎玉斗,未使兵著白袍。

昏昏閶闔閉氛祲,十月荊南雷怒號。

 

 

  虎牙行(卷二○(四)一八○六)

秋風欻吸吹南國,天地慘慘無顏色。洞庭揚波江漢迴,虎牙銅柱皆傾側。

巫峽陰岑朔漠氣,峰巒窈窕谿谷黑。

杜鵑不來猿狖寒,山鬼幽憂雪霜逼。楚老長嗟憶炎瘴,三尺角弓兩斛力。

壁立石城橫寒起,金錯旌竿滿雲直。

漁陽突騎獵青丘,犬戎鎖甲聞丹極。

八荒十年防盜賊,征戍誅求寡妻哭,遠客中宵淚霑臆。

 

 

  錦樹行(卷二○(四)一八○八)

今日苦短昨日休,暮矣增離憂。霜凋碧樹待錦樹,萬壑東逝無停留。

荒戍之城石色古,東郭老人住青丘。

飛書白帝營斗粟,琴瑟几杖柴門幽。青草萋萋盡枯死,天馬跂足隨氂牛。

自古聖賢多薄命,姦雄惡少皆封侯。

故國三年一消息,終南渭水寒悠悠。五陵豪貴反顛倒,里小兒狐白裘。

生男墮地要膂力,一生富貴傾邦國。莫愁父母少黃金,天下風塵兒亦得。

 

  自平(卷二○(四)一八○九)

自平宮中呂太一,收珠南海千餘日。近供生犀翡翠稀,復恐征戎干戈密。

蠻溪豪族小動搖,世封刺史非時朝。蓬萊殿前諸主將,才如伏波不得驕。

 

767年 大暦2 -56

  虎牙行(卷二(四)一八六)#2

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杜甫全詩訳注  1257

 

虎牙行

(初冬を過ぎて夔州にも厳しい寒さが訪れ、夔州の寒冷の厳しさを詠じ、乱世には民は寒さを防ぐものが少なく、苦しむのを慨嘆して詠う)

原注:蕭銑僭號江陵日、屯兵於此後常為屯戍之地

江陵の地は梁の蕭銑が僭號して、都としたところであるが、その頃も城中の軍隊が設置されており、要塞の地となっていたところである。

秋風欻吸吹南國,天地慘慘無顏色。

秋風は疾風となって南国に吹き荒れ、天地は薄暗くて生気も失せた。

洞庭揚波江漢迴,虎牙銅柱皆傾側。

洞庭湖には高波が立って長江も漢水も逆巻き、虎牙山も鋼柱灘もみな斜めに傾いている。

巫峽陰岑朔漠氣,峰巒窈窕谿谷黑。

巫峡は暗澹として北の砂漠から寒気が吹きこみ、奥深い峰々の間の渓谷は黒々と陰っている。

#2

杜鵑不來猿狖寒,山鬼幽憂雪霜逼。

いま、ホトトギスはやってこないし、猿も尾長猿も寒さで凍えている、迫りくる霜雪に山中の化け物たちは鳴りを潜める。

楚老長嗟憶炎瘴,三尺角弓兩斛力。

夔州の老人たちはこの寒さをひどく嘆いて真夏の炎熱の毒気を懐かしむし、角で飾った三尺の弓は寒風に硬くこわばって、強力でやっと引くことができる有り様であるが、この殺気を帯びた寒さは、安史の乱の始まりのころ、『北征』の詩のころと似ていて、戦乱の兆しだろうと思う。

壁立石城橫寒起,金錯旌竿滿雲直。

壁のように聳える白帝城は夔州の町に横たわり、白帝城の頂きには黄金で飾った軍旗の竿が雲の間に真っ直ぐに林立している。

#3

漁陽突騎獵青丘,犬戎鎖甲聞丹極。

安禄山の反乱軍の騎兵は山東の青州を荒らしまわり、精巧な甲冑をつけた吐蕃の軍勢は皇宮の赤い建物を取り囲んでいる。

八荒十年防盜賊,征戍誅求寡妻哭,

国の四方八方を盗賊から守ること十年に及び、出征兵士の未亡人は税の苛酷な取り立てに泣いている。

遠客中宵淚霑臆。

都を遠く離れた旅人の私は、夜中に涙で胸を濡らす

 

(虎牙行)

秋風 欻吸として 南國に吹き,天地 慘慘として 顏色無し。

洞庭 波を揚げ 江漢迴る,虎牙 銅柱 皆 傾側す。

巫峽の陰岑に朔漠の氣あり,峰巒 窈窕として 谿谷 黑し。

#2

杜鵑 來らず 猿狖 寒し,山鬼 幽憂して 雪霜 逼る。

楚老 長嗟して 炎瘴を憶う,三尺の角弓 兩斛の力。

壁立せる石城 寒さに橫わりて起つ,金錯の旌竿 雲に滿ちて直し。

#3

漁陽の突騎 青丘に獵し,犬戎の鎖甲 丹極を聞く。

八荒 十年 盜賊を防ぎ,征戍 誅求 寡妻 哭し,遠客 中宵 淚 臆を霑す。

 

 

作時年:

767

大暦2

56

全唐詩

卷二二二_26

文體:

七言歌行

杜詩詳注

卷二○(四)一八○六

杜少陵集 巻2097 -訳注1257

詩題:

卷二二二_26

序文

 

作地點:

奉節(山南東道 / 夔州 / 奉節・東屯)

及地點:

江陵 (山南東道 荊州 江陵)

洞庭湖 (江南西道 岳州 岳州) 別名:洞庭

虎牙山 (山南東道 峽州 夷陵)

銅柱灘 (江南西道 涪州 涪陵)

交遊人物:

 

0

0

 

 

虎牙行

洙曰「原注蕭銑僭號江陵日屯兵於此後常為屯戍之地」  黄鶴編在大厯二年

謝省曰因篇内有虎牙二字摘以為題非正賦虎牙也下錦樹行亦然

一作/風歘吸晉作/歘歘吹南國天地慘慘無顔色洞庭揚

波江漢廻虎牙銅柱皆傾側巫峽隂岑朔漠氣峰巒窈 

窕谿谷黑杜不來猿狖寒一作/山鬼幽隂霜雪一作/雪霜

此詩在秋塞而傷亂也。首寫秋隂肅殺之氣翕上四洞庭景下四巫峽近景 文選注歘吸猶 忽也。

謝朓髙松賦 巻風飈之歘吸之江漢廻 即倒流意合

水經注江水又東厯門虎牙 間注門在南上 下開狀如門

虎牙在北石壁色紅間有白文類牙形二山楚西塞也。水勢急峻後漢書注在今峽州夷陵縣東南百

水經注 江水又束逕漢平二百餘里左自涪陵東出 餘里而届於積石東為銅柱灘

一統志銅柱灘在重慶府涪陵江口

楚老長嗟憶炎瘴三尺角弓兩斛力壁立石/作古/城横塞起金錯旌竿滿

雲直漁陽突騎/獵青丘犬戎鎖甲圍一作/丹極八荒十年防盜賊征

戍誅求寡妻哭恐當/叶克遠客中宵淚霑臆

此見塞屯兵而有感日上四指目前事下五憶往 事上舊時秋猶炎瘴今忽風寒弓勁此即兵象也 

城横塞 而旌竿直立時方備寇也。 漁陽指安史犬戎指吐蕃

楚老謂客公自謂漏歌行結尾毎用叠韻若哭字用叶不必疑丹極下有 句矣鶴注未然 此章上

段八句下段九句愆謝靈運詩楚老惜蘭芳膚鶴云炎方地脉疏而氣洩 陽不收人為常燠所暵 理不

又為山水草莽之氣所侵故成瘴詩南史齊魚復侯子響勇絶人開弓四斛力 傅𤣥 蜀賊阻石城

 

 

《虎牙行》現代語訳と訳註解説

(本文)

#3

漁陽突騎獵青丘,犬戎鎖甲聞丹極。

八荒十年防盜賊,征戍誅求寡妻哭,遠客中宵淚霑臆。

 

(下し文)

#3

漁陽の突騎 青丘に獵し,犬戎の鎖甲 丹極を聞く。

八荒 十年 盜賊を防ぎ,征戍 誅求 寡妻 哭し,遠客 中宵 淚 臆を霑す。

 

(現代語訳)

安禄山の反乱軍の騎兵は山東の青州を荒らしまわり、精巧な甲冑をつけた吐蕃の軍勢は皇宮の赤い建物を取り囲んでいる。

国の四方八方を盗賊から守ること十年に及び、出征兵士の未亡人は税の苛酷な取り立てに泣いている。

都を遠く離れた旅人の私は、夜中に涙で胸を濡らす

 

(訳注)

虎牙行

1. (初冬を過ぎて夔州にも厳しい寒さが訪れ、夔州の寒冷の厳しさを詠じ、乱世には民は寒さを防ぐものが少なく、苦しむのを慨嘆して詠う)

2.【題意】 大暦二年(767)の作。「虎牙」とは湖北省宜昌市を流れる長江の北側にある山の名で、南側の荊門山とともに長江を挟むように奪える。北魂の鄭道元『水経注』巻三四に「江水は又た東のかた荊門・虎牙の間を歴。……虎牙は北に在りて、石壁の色は紅、問うるに白文有りて、牙形に類す」とある。ただこの詩は虎牙山を主として詠じたものではなく、たんに詩中のこの二字をとって詩題としたにすぎない。夔州の寒冷の厳しさを詠じ、乱世に民が苦しむのを慨嘆する。

#3

漁陽突騎獵青丘,犬戎鎖甲聞丹極。

安禄山の反乱軍の騎兵は山東の青州を荒らしまわり、精巧な甲冑をつけた吐蕃の軍勢は皇宮の赤い建物を取り囲んでいる。

21. 漁陽突騎 安禄山の反乱軍の騎兵。「漁陽」(天津市鰍県)は河北三鎮(平底・泊陽・河東)の節度使を兼ねた安禄山の根拠地。「突騎」は精鋭の騎兵、前詩にも見える。

22. 青丘 山東省青州。『李寿松注』三四四頁は長洲(伝説上の仙人が住む十の島の一つ) のこととし、借りて皇宮を指すとする。杜甫《悲青坂咸陽の東門外にある青坂の地での戦いの詩青坂 咸陽の東門外にある地。

悲青坂 杜甫 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ 杜甫特集700- 153

23. 犬戎 西方の蛮族、ここでは吐蕃を指す。

24. 鎖甲 「鎖子甲」の略で、精巧にできた鎧甲(よろいかぶと)。五つの環が連なり、うち一つの環が箭を受けると、残りの環も連動して箭が刺さらないようにするという。

25. 丹極 宮殿中の赤い建物。

 

八荒十年防盜賊,征戍誅求寡妻哭,

国の四方八方を盗賊から守ること十年に及び、出征兵士の未亡人は税の苛酷な取り立てに泣いている。

26. 八荒 八方世界の果て。

27. 征戊 遠征して辺境を守備する。

28. 誅求 強制的に税を徴収する。苛赦課求。

29. 寡妻 寡婦。夫を失った妻、未亡人。

 

遠客中宵淚霑臆。

都を遠く離れた旅人の私は、夜中に涙で胸を濡らす

30. 遠客 都を遠く離れた旅人。杜甫自身を指す。