767-246   錦樹行(卷二○(四)一八○八)注(1258)

 

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(杜甫はつらい、厳しい出来事のほとんどが厳しい寒さの中で、経験している。錦樹の時期に思うことを詠う。)

今日の日の短さを嘆き、昨日もあえなく過ぎ去っていった。今年もここに暮れようとしており、故郷を離れた憂いはどんどん増してゆくばかり。

青々とした木々は霜に当たって錦のような黄葉へと変わり、三峡の谷間の長江は東に向かって休むことなく流れゆく。

辺境を守備する白帝城の石壁は古びており、東屯の老人である私は清らかな渓流ぞいに住んでいる。

 

 

 

 

杜甫 《東屯の詩》   10

 

 

  久雨期王將軍不至(卷二○(四)一八○四)

天雨蕭蕭滯茅屋,空山無以慰幽獨。頭將軍來何遲,令我心中苦不足。

數看黃霧亂玄雲,時聽嚴風折喬木。

泉源泠泠雜猿狖,泥濘漠漠飢鴻鵠。暮窮陰耿未已,人生會面難再得。

憶爾腰下鐵絲箭,射殺林中雪色鹿。

前者坐皮因問毛,知子歷險人馬勞。異獸如飛星宿落,應弦不礙蒼山高。

安得突騎只五千,崒然眉骨皆爾曹。

走平亂世相催促,一豁明主正鬱陶。憶昔范增碎玉斗,未使兵著白袍。

昏昏閶闔閉氛祲,十月荊南雷怒號。

 

 

  虎牙行(卷二○(四)一八○六)

秋風欻吸吹南國,天地慘慘無顏色。洞庭揚波江漢迴,虎牙銅柱皆傾側。

巫峽陰岑朔漠氣,峰巒窈窕谿谷黑。

杜鵑不來猿狖寒,山鬼幽憂雪霜逼。楚老長嗟憶炎瘴,三尺角弓兩斛力。

壁立石城橫寒起,金錯旌竿滿雲直。

漁陽突騎獵青丘,犬戎鎖甲聞丹極。

八荒十年防盜賊,征戍誅求寡妻哭,遠客中宵淚霑臆。

 

 

  錦樹行(卷二○(四)一八○八)

今日苦短昨日休,暮矣增離憂。霜凋碧樹待錦樹,萬壑東逝無停留。

荒戍之城石色古,東郭老人住青丘。

飛書白帝營斗粟,琴瑟几杖柴門幽。青草萋萋盡枯死,天馬跂足隨氂牛。

自古聖賢多薄命,姦雄惡少皆封侯。

故國三年一消息,終南渭水寒悠悠。五陵豪貴反顛倒,里小兒狐白裘。

生男墮地要膂力,一生富貴傾邦國。莫愁父母少黃金,天下風塵兒亦得。

 

  自平(卷二○(四)一八○九)

自平宮中呂太一,收珠南海千餘日。近供生犀翡翠稀,復恐征戎干戈密。

蠻溪豪族小動搖,世封刺史非時朝。蓬萊殿前諸主將,才如伏波不得驕。

 

767年 大暦2 -56

  錦樹行(卷二○(四)一八○八)#1

杜詩詳注卷二○(四)一八○八

全唐詩卷二二二_27

杜少陵集 巻20-98

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杜甫全詩訳注  1258

 

錦樹行

(杜甫はつらい、厳しい出来事のほとんどが厳しい寒さの中で、経験している。錦樹の時期に思うことを詠う。)

今日苦短昨日休,暮矣增離憂。

今日の日の短さを嘆き、昨日もあえなく過ぎ去っていった。今年もここに暮れようとしており、故郷を離れた憂いはどんどん増してゆくばかり。

霜凋碧樹待錦樹,萬壑東逝無停留。

青々とした木々は霜に当たって錦のような黄葉へと変わり、三峡の谷間の長江は東に向かって休むことなく流れゆく。

荒戍之城石色古,東郭老人住青丘。

辺境を守備する白帝城の石壁は古びており、東屯の老人である私は清らかな渓流ぞいに住んでいる。

#2

飛書白帝營斗粟,琴瑟几杖柴門幽。青草萋萋盡枯死,天馬跂足隨氂牛。

自古聖賢多薄命,姦雄惡少皆封侯。

#3

故國三年一消息,終南渭水寒悠悠。五陵豪貴反顛倒,里小兒狐白裘。

生男墮地要膂力,一生富貴傾邦國。莫愁父母少黃金,天下風塵兒亦得。

 

(錦樹行)

今日は短きに苦しみて 昨日は休む、歳云こに暮れて 離憂を増す。

霜は碧樹を凋ませて 錦樹と作し、万壑 東に逝きて 停留する無し。

荒戊の城に 石色古り、東郭の老人 青丘に住む。

 

書を白帝に飛ばして 斗粟を営み、琴瑟 几杖 柴門 幽なり。

青草 萋萋たるも 尽く枯死し、天馬 足して 牛に随う。

古より聖賢多く薄命、姦雄 悪少 皆な侯に封ぜらる。

 

故國 三年に一たび消息あり、終南 渭水 寒くして 悠悠たり。

五陵の豪貴 反て顛倒し,里の小兒は 狐白裘。

男を生みて 地に墮つれば膂力を要し,一生の富貴は 邦國を傾く。

愁うる莫れ 父母に黃金少なきを,天下の風塵に 兒も亦た得ん。

 

 

作時年:

767

大暦2

56

全唐詩

卷二二二_27

文體:

樂府

杜詩詳注

卷二○(四)一八○八

杜少陵集 巻2098 -訳注1258

詩題:

卷二二二_27

序文

因篇有錦樹二字,摘以為題,非正賦錦樹也

作地點:

夔州(山南東道 / 夔州 / 夔州)

及地點:

白帝城 (山南東道 夔州 奉節) 別名:白帝、白帝樓、公孫城

終南山 (京畿道 無第二級行政層級 終南山) 別名:南山、秦山

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交遊人物:

 

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 錦樹行

  鶴注當是大厯二年東屯作駮西京雜記終南山有樹葉一青一丹斑 如錦繡長

  安謂之丹青樹釋智元詩樹錦無機織猿鳴詎假弦錦樹本此

今日苦短昨日休、云暮矣增離憂。霜凋碧樹作一作行一作/錦樹、

萬壑東逝無停留。終寥落而有感也首段傷時光之易度 昨日休言又過一日矣 

詩盧諶詩忽忽云暮 江淹 碧樹先秋落 

荒戍之城石色古,東郭老人住青丘。

飛書白帝營斗粟,琴瑟几杖柴門幽。

/作春/草萋萋盡枯死、天馬一作/與驥一作/足隨氂陵之/牛。

自古聖賢多薄命、姦雄惡少/皆封一作/封公侯。

次敘客居凄凉之况 天馬犛毛聖賢惡少在朱注東郭公所居觀

阻雨詩佇立東城隅可見瀼西 州東郭也 史記有齊人東郭先生於青丘恐是清溪

趙曰草枯無以充腹故天馬無異 犛牛 山海經 山其中多氂牛注旄牛屬

也出西南徼外黒色少/盧思道詩從軍多惡故國三年一消息、終南渭水寒悠悠。

 

五陵豪貴反顛倒,里小兒狐白裘。

生男墮地要膂力、一生一作/生女富貴傾邦國。莫愁父母少黄金、天下風塵兒亦得。

末慨長安少年之驟貴者君朱注貴妃時民間語曰生男勿喜女勿悲 看生女作門楮

詩末正翻此語言風塵之時男兒亦好豈必生女能致富貴乎世變之感愈深愈痛 顚倒謂富貴不常風塵

謂兵戈擾攘錦此章四句起下二段各八句里記玊藻君衣狐白裘 衣以裼之士不衣狐白 句言服

飾之奢僭地傅𤣥樂府男兒墮地稱妹又豫章行男兒當門戸墜 自生神 周國語四軍之帥膂力方剛

 王嗣奭曰此等詩皆有避忌故朦朧顛倒其辭大抵有武夫惡少乘亂得官而豪横無忌觀膂力風塵語

 /

 

 

 

 

《錦樹行》現代語訳と訳註解説

(本文)

錦樹行

今日苦短昨日休,云暮矣增離憂。

霜凋碧樹待錦樹,萬壑東逝無停留。

荒戍之城石色古,東郭老人住青丘。

 

(下し文)

(錦樹行)

今日は短きに苦しみて 昨日は休む、歳云こに暮れて 離憂を増す。

霜は碧樹を凋ませて 錦樹と作し、万壑 東に逝きて 停留する無し。

荒戊の城に 石色古り、東郭の老人 青丘に住む。

 

(現代語訳)

(杜甫はつらい、厳しい出来事のほとんどが厳しい寒さの中で、経験している。錦樹の時期に思うことを詠う。)

今日の日の短さを嘆き、昨日もあえなく過ぎ去っていった。今年もここに暮れようとしており、故郷を離れた憂いはどんどん増してゆくばかり。

青々とした木々は霜に当たって錦のような黄葉へと変わり、三峡の谷間の長江は東に向かって休むことなく流れゆく。

辺境を守備する白帝城の石壁は古びており、東屯の老人である私は清らかな渓流ぞいに住んでいる。

 

(訳注)

錦樹行

1. (杜甫はつらい、厳しい出来事のほとんどが厳しい寒さの中で、経験している。錦樹の時期に思うことを詠う。)

2. 【題意】 大暦二年(767)、東屯での作。瀼西での作と推測するものもある。「錦樹」は霜に当たって錦のように美しく紅葉した樹木をいう杜甫の造語。東晋、葛洪西京雜記巻一「終南山有樹葉一青一丹斑駮 如錦繡」(終南山に樹有り葉は一青一丹、之れを望めば班駿として錦繍の如し)とあるのに拠る。「行」は「うた」。前詩《虎牙行》と同様、錦樹を主として詠んだものではなく、仮に詩中のこの二字をとって詩題とした。時の推移に感じ、旅の身の悲哀を述べ、長安の成り上がり者たちの横暴を慨嘆する。

鶴注に當に是れ大厯二年東屯の作。

 

今日苦短昨日休,云暮矣增離憂。

今日の日の短さを嘆き、昨日もあえなく過ぎ去っていった。今年もここに暮れようとしており、故郷を離れた憂いはどんどん増してゆくばかり。

3. 休 過ぎ去っていく意。お終いになる。「万事休す」の「休」。

4. 離憂 故郷や家人から離れている憂い。終寥落而有感也首段傷時光之易度 昨日休言又過一日矣

詩盧諶詩、忽忽云暮

 

霜凋碧樹待錦樹,萬壑東逝無停留。

青々とした木々は霜に当たって錦のような黄葉へと変わり、三峡の谷間の長江は東に向かって休むことなく流れゆく。

5. 萬壑 三峡にある峡谷、谷あい。

江淹 碧樹先秋落

6. 東逝 中国の大河は東流している。したがって当たり前のこと、当然あること。

 

荒戍之城石色古,東郭老人住青丘。

辺境を守備する白帝城の石壁は古びており、東屯の老人である私は清らかな渓流ぞいに住んでいる。

7. 荒戍之城 辺境を守備する城。ここでは前詩《虎牙行》と同様、白帝城を指す。

8. 東郭老人住 東屯に住む老人、杜甫自身をいう。東屯は、白帝城の北東に位置する。

9. 青丘 瀼西の清らかな渓流のことではないかとし、『李寿松注』一重責は青い山々と解する。