杜甫《又送》涪江を中に左右に峯が広がり、寂しさが広がるこの春の梓州の高楼を前にして立つ。傍にはたけの林が青々としてあり、送別の宴において旅客者として酒をすすめられ、その盃に日が射している。
741 《又送(惠義寺園送辛員外)〔草堂逸詩拾遺〕》 蜀中転々 杜甫 <648> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3550 杜甫詩1000-648-904/1500〔草堂逸詩拾遺-(17)〕
詩 題:又送(惠義寺園送辛員外)〔草堂逸詩拾遺〕
作時:763年 廣德元年 杜甫52歳
卷別: 卷二三四
文體: 七言律詩
詩題: 又送(惠義寺園送辛員外)〔草堂逸詩拾遺-(17)〕
作地點: 目前尚無資料
及地點:
惠義寺 (劍南道北部 梓州 郪縣) ・綿州 (劍南道北部 綿州 綿州)
交遊人物: 辛員外 當地交遊(劍南道北部 梓州 郪縣)
掲 載; 杜甫1000首の648首目-場面
杜甫ブログ1500回予定の-904回目
〔草堂逸詩拾遺-(17)〕
又送(惠義寺園送辛員外)
雙(惠義寺の園で辛員外で送別の宴をし、綿州まで送ってそこ施また送別の宴をする)
峰寂寂對春臺,萬竹青青照客杯。
涪江を中に左右に峯が広がり、寂しさが広がるこの春の梓州の高楼を前にして立つ。傍にはたけの林が青々としてあり、送別の宴において旅客者として酒をすすめられそのれに日が射している。
細草留連侵坐軟,殘花悵望近人開。
芽生え始めた草は少し続いて、断続し、草の上の筵の宴はすわり心地をやわらかくする。散り残った花がこの別れで寂しく望んでいるけれど、人々は近くに集まって宴を楽しく始めている。
同舟昨日何由得,並馬今朝未擬迴。
昨日は同じ船に乗って遊んだが、何というわけがあったのだろうか。この朝は馬を並べてすすめるけれど、未だにグルッとまわってかえってくるようなことはない。
直到綿州始分首,江邊樹裡共誰來。
くつわを並べていくとただちに綿州に到着するだろう、すると始めて行く方向を変えることする、この涪江のほとりの樹林の中の宴では今度は誰と一緒に來るのだろうか。

『又送』 現代語訳と訳註
(本文)
又送(惠義寺園送辛員外)
雙峰寂寂對春臺,萬竹青青照客杯。
細草留連侵坐軟,殘花悵望近人開。
同舟昨日何由得,並馬今朝未擬迴。
直到綿州始分首,江邊樹裡共誰來。
(下し文)
又た送る(惠義寺の園で辛員外を送る)
雙峰 寂寂として春臺に對し,萬竹 青青として客杯を照す。
細草 留連して坐るを侵して軟かなり,殘花 悵望して人を近くし開く。
同舟 昨日のこと 何ぞ由し得て,並馬 今朝のこと 未だ迴えらんと擬わず。
直に綿州に到れば始めて首を分つ,江邊 樹の裡 共に誰か來らん。
(現代語訳)
(惠義寺の園で辛員外で送別の宴をし、綿州まで送ってそこ施また送別の宴をする)
涪江を中に左右に峯が広がり、寂しさが広がるこの春の梓州の高楼を前にして立つ。傍にはたけの林が青々としてあり、送別の宴において旅客者として酒をすすめられ、その盃に日が射している。
芽生え始めた草は少し続いて、断続し、草の上の筵の宴はすわり心地をやわらかくする。散り残った花がこの別れで寂しく望んでいるけれど、人々は近くに集まって宴を楽しく始めている。
昨日は同じ船に乗って遊んだが、何というわけがあったのだろうか。この朝は馬を並べてすすめるけれど、未だにグルッとまわってかえってくるようなことはない。
くつわを並べていくとただちに綿州に到着するだろう、すると始めて行く方向を変えることする、この涪江のほとりの樹林の中の宴では今度は誰と一緒に來るのだろうか。
(訳注)
又送(惠義寺園送辛員外)
(惠義寺の園で辛員外で送別の宴をし、綿州まで送ってそこ施また送別の宴をする)
惠義寺園で辛員外を送別の宴を開かれ、杜甫は船で、綿州まで送っていった。そこで辛外員を送別し、杜甫は梓州に帰ることになるということをつげているのである。
雙峰 寂寂 對春臺 ,萬竹 青青 照 客杯 。
涪江を中に左右に峯が広がり、寂しさが広がるこの春の梓州の高楼を前にして立つ。傍にはたけの林が青々としてあり、送別の宴において旅客者として酒をすすめられ、その盃に日が射している。
「雙峰」涪江を真ん中に両側に山峰崖嶺。
「寂寂」語義類別:物、形容詞彙(物)、環境狀態、寂寂。
「春臺」春たけなわの惠義寺の庭園の楼閣。
「萬竹」一帯に、一杯に竹林。
細草 留連侵 坐軟 ,殘花 悵望 近人 開 。
芽生え始めた草は少し続いて、断続し、草の上の筵の宴はすわり心地をやわらかくする。散り残った花がこの別れで寂しく望んでいるけれど、人々は近くに集まって宴を楽しく始めている。
「細草」細いシュッとした草。芽吹いたばかりの若い草。
「侵坐軟」草深い所に筵を引いた様子を云う。
「殘花」散り始めた中で花を咲かせている。
「悵望」心をいためて思いやること。うらめしげに見やること。魚玄機『光・威・裒、姉妹三人、小孤、而始姸乃有是作。』「悵望佳人何處在,行雲歸北又歸南。」(悵望す 佳人 何れの處にか 在る、行雲は 北に歸り 叉 南に歸る。)
同舟 昨日 何由得,並馬 今朝 未擬 迴 。
昨日は同じ船に乗って遊んだが、何というわけがあったのだろうか。この朝は馬を並べてすすめるけれど、未だにグルッとまわってかえってくるようなことはない。
「舟昨日、馬今朝」昨日は船に同乗っする。今朝からは轡を並べて一緒に進む。綿州にはひと山越えるので、このようにいう。
「未」語義類別:其他、其他詞彙、否定詞、不。
「擬」はかるなぞらえるまがいもどき1 どうしようかとはかり考える。思案する。「擬議」2 他のものと引き比べてみる。本物らしく似せる。なぞらえる。
直到 綿州 始分首 ,江邊 樹裡 共誰 來 。
くつわを並べていくとただちに綿州に到着するだろう、すると始めて行く方向を変えることする、この涪江のほとりの樹林の中の宴では今度は誰と一緒に來るのだろうか。
「到綿州」無粋礼を越えて、綿州に到着する。
綿州。
「分首」ここまで送ってきて綿州で別れる。










〔草堂逸詩拾遺

























