杜甫研究【月】について (6. まとめ・おわりに)<案>
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2018年1月9日 |
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杜甫研究【月】について (6. まとめ・おわりに)<案>
Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9843
ここでは、まとめに関しての示唆だけにとどめる。


士族の子で、のほほんとしていた杜甫を変えたのは、三十代李白にあって、強いカルチャーショックを受けたことである。その後十年、就活に励んだ。同時に極限に近い貧困になり、家族を妻の実家に送り届けるときの詩は、そして、子供の死は、杜甫の詩を格段に向上させた。安史の乱直前から、捕縛され、長安での軟禁は、詩にすごみと分かりやすさのすぐれたしにかえてゆき、長安を脱出し、鳳翔の行在所にたどり着き、朝廷に仕えたことは、人間関係の複雑さを体験して、詩に深みが出ることになった。そして、朝廷における疎外感は詩人として数段高めさせてくれた。特に、杜甫の先生に当たる房琯関連の出来事、二十数首の詩は内容のあるものである。 一年朝廷で死に直面し、そして、疎外され、人間的にも成長し、これ以降の詩は多くの人に読まれる。 ◍ 華州、秦州、同谷 ◍ 成都 春満喫 ◍ 蜀州、巴州、転々。 ◍ 再び成都 幕府に。 それから、かねてから江陵にむかい、暖かいところで養生して、長安、朝廷に上がるため、蜀を発し、 ◍ 忠州、雲州 ◍ 夔州 ◍ 公安 そして、長安に向かうことなく船上で逝くのである。 本ブログは、上記を完璧に整理し、解説した仇兆鰲の《杜詩詳注》に従い、改めて進めていく。
杜甫研究【月】について (6. まとめ・おわりに)<案>
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2018年1月9日 |
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杜甫研究【月】について (6. まとめ・おわりに)<案>
Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9843
ここでは、まとめに関しての示唆だけにとどめる。


杜甫研究【月】について 5.-1 夔州を発して以降の『月』
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2018年1月8日 |
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杜甫研究【月】について 5.-1 夔州を発して以降の『月』
Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9836
杜甫の弟たちの名は、杜頴、杜観、杜豊、杜占であった。杜占は杜甫とともに暮らした期間がありに長く、杜甫の伴侶となって秦州から西蜀に向って旅したこともある。杜観はずっと山東にいた。七六四年の秋、杜頴は成都まで杜甫に会いにきたことがあるが、まもなく山東へ帰った。杜豊は安史の乱後姑母と江南に留まったが、杜甫はその消息を得られなくなってから、よほど久しい。七六七年杜観は荊州(江陵)に行き、また夔州に行って杜甫とあい、それから藍田へ行って結婚し、結婚後、荊州にもどった。杜観は荊州附近の当陽に住まいし、たえず杜甫に手紙をやって蜀峡から出てくることを勧めた。
杜甫は、夔州の気候が悪く朋友も少いので、生活は維持できるものの、ここにいつまでもいる気はなかったのだが、いま杜観から手紙をもらうと、いっそう蜀を出る気もちが強くなって、七六八年正月の中ごろ出発することに決めた。
その立つ前に彼は瀼西の四十畝の果樹園を「南卿兒」(この人はおそらく瀼西の草堂を借りていた呉某であろう)にゆずった。ここでもくろみ通り、早春のころ白帝城から船出して、瞿塘峡(8km)を出、巫峡(45km)、西陵峡(66km)を過ぎ、船上で四十韻の排律を書いて、不運な生涯をまた一わたり復習している。しかし同時にまた江陵についたのちの最初の仕事、つまり有名な天皇寺を参観しに行くことを渇望している。そこには王義之の筆跡と張僧繇の画いた孔子とその弟子たちの肖像があったからである。
安史の乱からこのかた、關中の人民は大量に西蜀へ流れこみ、洛陽から鄧州、襄州へかけての住民は長江筋、瀟湘の地方に逃村したのである。そのために荊州は昔の十倍もの人口になり人は溢れかえった。荊州は交通上の要衝の地となって、北へ行けば東陽を経て洛陽・長安へ行けるし、南は潭州(長沙)・桂林・広州に行くことができる。呉と蜀とをつなぎ、峽を出入するとなれば、荊州はどうしても通らねはならぬ要津である。だから760年には、荊州はかかる重要な意味からして、一度は「南都」とよばれた。杜甫はここにきたとき、決していつまでもいるつもりはなく一時逗留してそれから北の長安に帰るか、長江にそって東に下って江南にゆくか、身の振りかたをきめかねていた。ところが、二月、杜甫が荊州に着いたとたん、商州(陝西省商県)の兵馬使であった劉洽が防禦使の段仲卿を殺して謀叛し、広さ六百里の商於の地(河南省淅川縣の西)は混乱状態に陥って、交通は杜絶し、八月になると吐蕃が鳳翔に攻め入り、長安はまたまたその脅威をうけた。この事変で彼は北へ帰り、参内する計画を放棄せざるをえなかった。
江南は彼の青年時代に漫遊した地方で、彼はいろいろと甘美な追憶をもっており、夔州にいたとき彼は揚州に行く胡人の商人にたのんで准南の米価を尋ねさせたこともあって、機会があったらそこで住みたいとまで考えていた。ただ江南の姑母も、弟の杜豊も、久しく便りがなく、それ以外別に人のつながりもなく、そこでの生活にたいして彼はさほど自信がなかったから、荊州にとどまるほかなかったのである。
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杜甫 《月 詩》 |
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杜甫研究【月】について 4.-4-3-2 夔州での生活境の中での『月』(3)
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2018年1月7日 |
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杜甫研究【月】について 4.-4-3-2 夔州での生活境の中での『月』(3) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9829-2
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杜甫 《月 詩》 |
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4-4-1
---10-----------------------------------------------------------
766年-102 /10 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_25
杜詩詳注 卷一七(四)一四六五
杜少陵集 巻7-17
全詩訳注 ID 966
江月
江月光于水,高樓思殺人。天邊長作客,老去一沾巾。
玉露團清影,銀河沒半輪。誰家挑錦字,滅燭翠眉顰。
---11-----------------------------------------------------------
766年-103 / 5 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_35
杜詩詳注 卷一七(四)一四六六
杜少陵集 巻8-17
全詩訳注 ID 967
月圓
孤月當樓滿,寒江動夜扉。委波金不定,照席綺逾依。
未缺空山靜,高懸列宿稀。故園松桂發,萬里共清輝。
---12-----------------------------------------------------------
767年-113 / 4 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_67
杜詩詳注 卷一七(四)一四七六
杜少陵集 巻17-18
全詩訳注 ID 977
月
四更山吐月,殘夜水明樓。塵匣元開鏡,風簾自上鉤。
兔應疑鶴髮,蟾亦戀貂裘。斟酌姮娥寡,天寒奈九秋。
4-4-2
---13-----------------------------------------------------------
767年-44 / 3-1 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_50
杜詩詳注 卷一八(四)頁一六二九
杜少陵集 巻18-84
全詩訳注 ID 1111
月三首其一
斷續巫山雨,天河此夜新。若無青嶂月,愁殺白頭人。
魍魎移深樹,蝦蟆動半輪。故園當北斗,直指照西秦。
---14-----------------------------------------------------------
767年 45 / 3-2 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_50
杜詩詳注 卷一八(四)頁一六三○
杜少陵集 巻18-85
全詩訳注 ID 1112
月三首 其二
並照巫山出,新窺楚水清。羈棲愁裏見,二十四回明。
必驗升沉體,如知進退情。不違銀漢落,亦伴玉繩橫。
---15-----------------------------------------------------------
767年 46 / 3-3 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_50
杜詩詳注 卷一八(四)頁一六三一
杜少陵集 巻18-86
全詩訳注 ID 1113
月三首 其三
萬里瞿塘峽,春來六上弦。時時開暗室,故故滿青天。
爽合風襟靜,高當淚臉懸。南飛有烏鵲,夜久落江邊。
4-4-3
---16-----------------------------------------------------------
767年 168 / 8-1 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_59
杜詩詳注 卷二○(四)頁一七五○
杜少陵集 巻20-33
全詩訳注 ID 1193
八月十五夜月二首其一
滿目飛明鏡,歸心折大刀。轉蓬行地遠,攀桂仰天高。
水路疑霜雪,林棲見羽毛。此時瞻白兔,直欲數秋毫。
---17-----------------------------------------------------------
767年 169 / 8-2 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_59
杜詩詳注 卷二○(四)頁一七五一
杜少陵集 巻20-34
全詩訳注 ID 1194
八月十五夜月二首其二
稍下巫山峽,猶銜白帝城。氣沈全浦暗,輪仄半樓明。
刁鬥皆催曉,蟾蜍且自傾。張弓倚殘魄,不獨漢家營。
---18-----------------------------------------------------------
767年 170 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_60
杜詩詳注 卷二○(四)一七五二
杜少陵集 巻20-35
全詩訳注 ID 1195
十六夜玩月
舊挹金波爽,皆傳玉露秋。關山隨地闊,河漢近人流。
穀口樵歸唱,孤城笛起愁。巴童渾不寢,半夜有行舟。
---19-----------------------------------------------------------
767年 171 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_61
杜詩詳注 卷二○(四)一七五三
杜少陵集 巻20-36
全詩訳注 ID 1196
十七夜對月
秋月仍圓夜,江村獨老身。捲簾還照客,倚杖更隨人。
光射潛虯動,明翻宿鳥頻。茅齋依橘柚,清切露華新。
---20-----------------------------------------------------------
767年 152 山南東道 夔州 奉節 東屯
巻別:全唐詩 卷229_59
杜詩詳注 卷二○(四)一七六九
杜少陵集 巻20-55
全詩訳注 ID 1215
東屯月夜
抱疾漂萍老,防邊舊穀屯。春農親異俗,歲月在衡門。
青女霜楓重,黃牛峽水喧。泥留虎鬥跡,月掛客愁村。
喬木澄稀影,輕雲倚細根。數驚聞雀噪,暫睡想猿蹲。
日轉東方白,風來北斗昏。天寒不成寢,無夢寄歸魂。
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4.-4-3 夔州での生活境の中での『月』(3) |
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4-4-3
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767年 168 / 8-1 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_59
杜詩詳注 卷二○(四)頁一七五○
杜少陵集 巻20-33
全詩訳注 ID 1193
八月十五夜月二首其一
滿目飛明鏡,歸心折大刀。
轉蓬行地遠,攀桂仰天高。
水路疑霜雪,林棲見羽毛。
此時瞻白兔,直欲數秋毫。
(八月十五夜月二首其の一)
満目 明鏡飛び、帰心 大刀折らる。
転蓬 地を行くこと遠く、攀桂 天の高きを 仰ぐ。
水路 霜雪かと疑い、林棲 羽毛を見る。
此の時 白免を瞻れば、直ちに秋毫を数えんと欲す。
杜甫研究【月】について 4.-4-3-1 夔州での生活境の中での『月』(3)
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2018年1月6日 |
の紀頌之"6"つの校注Blog |
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李白詩 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注 |
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Ⅰ李白詩 |
(李白集校注) |
746-024卷一七六 魯郡堯祠送竇明府薄華還西京(卷十六(二)九八五)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9820 |
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【字解集】 18. 夢遊天姥吟留別 19.魯中送二從弟赴舉之西京 20.魯中都東樓醉起作 Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9805 |
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Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注 |
807年元和二年40歳- 巻一-01#21§5-4元和聖德詩 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9828 |
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Ⅲ 杜詩 |
詳注 |
杜甫研究【月】について 4.-4-2 夔州での生活境の中での『月』(3) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9822 |
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767年-集-21 【字解集】 ・寄峽州劉伯華使君四十韻 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9366 |
767年 【字解集】152.課小豎鉏斫舍北果,林枝蔓荒穢淨,訖移床,三首 155.反照 157.向夕 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9645 |
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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集 不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。 |
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Ⅳブログ詩集 |
漢・唐・宋詞 |
花間集 訳注解説 (337)回目顧敻巻七02浣溪沙八首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9830 (01/06) |
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花間集 訳注解説 (313)回目和凝【字解集】11柳枝三首 12.漁父一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9639 (12/07) |
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●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始 |
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Ⅴ.唐五代詞詩・女性 |
・玉臺新詠 |
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杜甫研究【月】について 4.-4-3 夔州での生活境の中での『月』(3) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9829-1
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杜甫 《月 詩》 |
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4-4-1
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766年-102 /10 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_25
杜詩詳注 卷一七(四)一四六五
杜少陵集 巻7-17
全詩訳注 ID 966
江月
江月光于水,高樓思殺人。天邊長作客,老去一沾巾。
玉露團清影,銀河沒半輪。誰家挑錦字,滅燭翠眉顰。
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766年-103 / 5 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_35
杜詩詳注 卷一七(四)一四六六
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月圓
孤月當樓滿,寒江動夜扉。委波金不定,照席綺逾依。
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杜甫研究【月】について 4.-4-2 夔州での生活境の中での『月』(3)
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杜甫詩 |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注 |
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Ⅰ李白詩 |
(李白集校注) |
746-023卷一七六 魯郡堯祠送張十四遊西北(卷十七(二)一○○一)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9813 |
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【字解集】 18. 夢遊天姥吟留別 19.魯中送二從弟赴舉之西京 20.魯中都東樓醉起作 Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9805 |
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Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注 |
807年元和二年40歳- 巻一-01#20 §5-3 元和聖德詩 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9826 |
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767年-集-21 【字解集】 ・寄峽州劉伯華使君四十韻 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9366 |
767年 【字解集】152.課小豎鉏斫舍北果,林枝蔓荒穢淨,訖移床,三首 155.反照 157.向夕 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9645 |
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花間集 訳注解説 (336)回目顧敻巻七01浣溪沙八首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9823 (01/05) |
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花間集 訳注解説 (313)回目和凝【字解集】11柳枝三首 12.漁父一首》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9639 (12/07) |
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杜甫研究【月】について 4.-4-2 夔州での生活境の中での『月』(3) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9822
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杜甫 《月 詩》 |
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4-4-1
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766年-102 /10 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_25
杜詩詳注 卷一七(四)一四六五
杜少陵集 巻7-17
全詩訳注 ID 966
江月
江月光于水,高樓思殺人。天邊長作客,老去一沾巾。
玉露團清影,銀河沒半輪。誰家挑錦字,滅燭翠眉顰。
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766年-103 / 5 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_35
杜詩詳注 卷一七(四)一四六六
杜少陵集 巻8-17
全詩訳注 ID 967
月圓
孤月當樓滿,寒江動夜扉。委波金不定,照席綺逾依。
未缺空山靜,高懸列宿稀。故園松桂發,萬里共清輝。
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767年-113 / 4 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_67
杜詩詳注 卷一七(四)一四七六
杜少陵集 巻17-18
全詩訳注 ID 977
月
四更山吐月,殘夜水明樓。塵匣元開鏡,風簾自上鉤。
兔應疑鶴髮,蟾亦戀貂裘。斟酌姮娥寡,天寒奈九秋。
4-4-2
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767年-44 / 3-1 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_50
杜詩詳注 卷一八(四)頁一六二九
杜少陵集 巻18-84
全詩訳注 ID 1111
月三首其一
斷續巫山雨,天河此夜新。若無青嶂月,愁殺白頭人。
魍魎移深樹,蝦蟆動半輪。故園當北斗,直指照西秦。
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767年 45 / 3-2 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_50
杜詩詳注 卷一八(四)頁一六三○
杜少陵集 巻18-85
全詩訳注 ID 1112
月三首 其二
並照巫山出,新窺楚水清。羈棲愁裏見,二十四回明。
必驗升沉體,如知進退情。不違銀漢落,亦伴玉繩橫。
---15-----------------------------------------------------------
767年 46 / 3-3 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_50
杜詩詳注 卷一八(四)頁一六三一
杜少陵集 巻18-86
全詩訳注 ID 1113
月三首 其三
萬里瞿塘峽,春來六上弦。時時開暗室,故故滿青天。
爽合風襟靜,高當淚臉懸。南飛有烏鵲,夜久落江邊。
4-4-3
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767年 168 / 8-1 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_59
杜詩詳注 卷二○(四)頁一七五○
杜少陵集 巻20-33
全詩訳注 ID 1193
八月十五夜月二首其一
滿目飛明鏡,歸心折大刀。轉蓬行地遠,攀桂仰天高。
水路疑霜雪,林棲見羽毛。此時瞻白兔,直欲數秋毫。
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767年 169 / 8-2 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_59
杜詩詳注 卷二○(四)頁一七五一
杜少陵集 巻20-34
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八月十五夜月二首其二
稍下巫山峽,猶銜白帝城。氣沈全浦暗,輪仄半樓明。
刁鬥皆催曉,蟾蜍且自傾。張弓倚殘魄,不獨漢家營。
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767年 170 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_60
杜詩詳注 卷二○(四)一七五二
杜少陵集 巻20-35
全詩訳注 ID 1195
十六夜玩月
舊挹金波爽,皆傳玉露秋。關山隨地闊,河漢近人流。
穀口樵歸唱,孤城笛起愁。巴童渾不寢,半夜有行舟。
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767年 171 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_61
杜詩詳注 卷二○(四)一七五三
杜少陵集 巻20-36
全詩訳注 ID 1196
十七夜對月
秋月仍圓夜,江村獨老身。捲簾還照客,倚杖更隨人。
光射潛虯動,明翻宿鳥頻。茅齋依橘柚,清切露華新。
杜甫研究【月】について 4.-4 夔州での生活境
杜甫詩研究 月について
1. はじめに
2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
3. 月の満ち欠けと名称
4. 月の詩のの時期とその時の生活環境など
4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活
4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」
4.-3 安定した気持ち、乱を避け蜀中を、幕府勤めの生活の中での 「月」
4.-4-1 夔州での生活(1)
4.-4-2 〃 (2)
4.-4-3 〃 (3)
5.-1 夔州を発して以降
(6. まとめ・おわりに)
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」。、現在、①李白集校注詩全詩、②昌黎先生集全40巻他全詩、③杜詩詳注、④花間集、⑤玉臺新詠、⑥薛濤詩 全訳注解説 |
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杜甫研究【月】について 4.-4-1 夔州での生活境の中での『月』(1) Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9819
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杜甫 《月 詩》 |
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4-4-1
---10-----------------------------------------------------------
766年-102 /10 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_25
杜詩詳注 卷一七(四)一四六五
杜少陵集 巻7-17
全詩訳注 ID 966
江月
江月光于水,高樓思殺人。天邊長作客,老去一沾巾。
玉露團清影,銀河沒半輪。誰家挑錦字,滅燭翠眉顰。
---11-----------------------------------------------------------
766年-103 / 5 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_35
杜詩詳注 卷一七(四)一四六六
杜少陵集 巻8-17
全詩訳注 ID 967
月圓
孤月當樓滿,寒江動夜扉。委波金不定,照席綺逾依。
未缺空山靜,高懸列宿稀。故園松桂發,萬里共清輝。
---12-----------------------------------------------------------
767年-113 / 4 山南東道 夔州 奉節 瀼西
巻別:全唐詩 卷230_67
杜詩詳注 卷一七(四)一四七六
杜少陵集 巻17-18
全詩訳注 ID 977
月
四更山吐月,殘夜水明樓。塵匣元開鏡,風簾自上鉤。
兔應疑鶴髮,蟾亦戀貂裘。斟酌姮娥寡,天寒奈九秋。
杜甫研究【月】について 4.-3 成都の生活環境
杜甫詩研究 月について
1. はじめに
2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
3. 月の満ち欠けと名称
4. 月の詩のの時期とその時の生活環境など
4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活
4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」
4.-3 安定した気持ち、乱を避け蜀中を、幕府勤めの生活の中での 「月」
4.-4-1 夔州での生活(1)
4.-4-2 〃 (2)
4.-4-3 〃 (3)
5.-1 夔州を発して以降
(6. まとめ・おわりに)
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杜甫研究【月】について 4.-3 成都の生活環境
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杜甫 《月 詩》 |
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乾元二年(759)十二月、同谷から成都にたどりついた杜甫は、ひとまず城西の寺の僧復 空のもとに身を落ちつけた。そのとき彭州の刺史となって蜀に来ていた高適から彼に贈られた詩にこたえて、『酬高使君相贈』「古寺僧牢落,空房客寓居。故人分祿米,鄰舍與園蔬。雙樹容聽法,三車肯載書。草玄吾豈敢,賦或似相如。」(故人禄米を分し、郷舎園疏を与ふ」と詠じているが、そのほかあるいは当時成都尹兼剣南西川節度使であった裴冕の幕下にあった作者の従侄(いとこの子)杜済あたりが、経済的な援助をしてくれたようである。しかしその寺には長くおらず、明けて翌上元元年(760)の春早々、城西七里の浣花渓のそばに空地を得て、さしあたり一畝の地をきり開いて、茅ぶきの草堂を設けた。これについても親戚故旧の合力にまつよりはかなかったが、まず司馬の役をしていた表弟(いとこ)の王十五が訪ねてきて、草堂の建築費を送ってくれた。また杜甫は詩を作って、多くの人々に樹木の苗を求めた。蕭実には桃の苗百本、韋続には綿竹県の竹を、何邕には三年で大木になるという榿木の苗を、
韋班には松の木の苗を、石筍街呆園坊の主人徐卿には、すももでも、うめでもいいからといって、果樹の苗を、そして韋班には更に大邑県産の白い磁碗をたのんでいる。やっとこの地に落ちつけると思った作者の心のはずみが感ぜられる。
2 ・卜居(浣花渓水水西頭) 裴冕の世話で、成都から4km離れた閑静な田園地帯に草堂を建てる。
3 ・王十五司馬弟出郭相訪兼遺營草堂資
4 ・蕭八明府實處覓桃栽
5 ・從韋二明府續處覓綿竹
6 ・憑何十一少府邕覓榿木栽
7 ・憑韋少府班覓松樹子
8 ・又於韋處乞大邑瓷碗
9 ・詣徐卿覓果栽
---7-----------------------------------------------------------
761年-67 成都
巻別:全唐詩 巻226-41
杜詩詳注 卷一○(二)八六六
杜少陵集 巻10-67
全詩訳注 ID 512
文體:
五言律詩
作地點:
蜀州(劍南道北部 / 蜀州
/ 蜀州) 皂江 (劍南道北部 蜀州 新津)
交遊人物/地點: 李司馬 當地交遊(劍南道北部 蜀州 新津)
觀作橋成月夜舟中有述還呈李司馬
把燭橋成夜,迴舟客坐時。天高雲去盡,江迥月來遲。
衰謝多扶病,招邀屢有期。異方成此興,樂罷不無悲。
---8-----------------------------------------------------------
762年-49 9 蜀中転々
巻別:全唐詩 卷227_73
杜詩詳注 卷一一(二)九四○
杜少陵集 巻11-49
全詩訳注 ID 582
玩月呈漢中王
夜深露氣清,江月滿江城。浮客轉危坐,歸舟應獨行。
關山同一照,烏鵲自多驚。欲得淮王術,風吹暈已生。
---9-----------------------------------------------------------
763年-88 成都草堂
巻別:全唐詩 巻227-90
杜詩詳注 卷一四(三)一一七六
杜少陵集 巻14-10
全詩訳注 ID 782
倦夜(吳曾《漫錄》雲:顧陶《類編》題作倦秋夜)〕
竹涼侵臥內,野月滿庭隅。重露成涓滴,稀星乍有無。
暗飛螢自照,水宿鳥相呼。萬事干戈裏,空悲清夜徂。
4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」
杜甫詩研究 月について
1. はじめに
2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
3. 月の満ち欠けと名称
4. 月の詩のの時期とその時の生活環境など
4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活
4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」
4.-3 安定した気持ち、乱を避け蜀中を、幕府勤めの生活の中での 「月」
4.-4-1 夔州での生活(1)
4.-4-2 〃 (2)
4.-4-3 〃 (3)
5.-1 夔州を発して以降
(6. まとめ・おわりに)
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杜甫研究【月】について 4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9810
杜甫研究【月】について 4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」
Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9810
4.-2 安史の乱も収まらず、官を辭して秦州の生活の中での 「月」
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杜甫 《月 詩》 |
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杜甫は官職を放棄し、当面の政治に絶望を感じ、なおまた「遣興」五首で、州や府に仕えなかった隴徳公や世俗を避けた陶潜、『疏を上って骸骨を乞うた』賀知章や、一生布衣で通した孟浩然のごときいわゆる高踏的人物をうたった。けれども彼は絶対に祖国への、そして人民への、熱烈な関心を放棄したことはなかった。
杜甫が秦州にいたとき、秦州はなおしばらくはよほど平静を保ち、兵火や天災に遭うこともなかったため、東方から隴山を越えてここへ避難して来るものも多かった。杜甫ははじめ秦州城の東南五十里、東村谷の杜佐の家でしばらく寄居していたが、その後の大部分はやはり秦州城内で過した。彼はもと秦州に住みつく計画をたて、賛公も彼を城南の西枝村に案内して草堂を建てる敷地をさがしたこともあったが、しかし彼の資財には限度があり、それは果されなかった。彼は秦州に客となり、生活上きわめて大きな苦難を感じた。彼は杜佐に詩句を寄せて、少しばかり米と韮を分けてくれるよう望んでおり、隠者の阮昉は彼に韮を三十束おくっている。しかし生活をまったく人にたよっているわけにもゆかず、彼はまた新規に長安時代やったことのある売薬生活を始めて、衣食を維持した。彼の秦州で作られた詩句のうちに、採薬や製薬のことにふれたものがよく見出だされるし、また彼は太平寺の清泉の下流で、もしこの牛乳よりも香しくて旨い水を生い茂った薬草畑に注いでうるおわしたら、何とすばらしいことだろう、と夢想したことさえあった。
しかし親友の助けも、売薬の内職も、彼の生活苦を解決してくれるものではなかった。時としては着物も食物もなく、嚢中ただの一文しか残っていないにもかかわらず、眼の前に留めておいて眺めるため、使ってしまうには忍びないようなこともあった。飢えと寒さに彼のからだは衰弱してきて、癖疾が出、一日おきにひどく寒気や熱気がし、わが身の脂げも骨の髄も病のためにすっかりとろけてしまうかと思えた。
---4-----------------------------------------------------------
759年-51 秦州
巻別:全唐詩 卷225_49
杜詩詳注 卷七(二)五八九
杜少陵集 巻07-51
全詩訳注 ID 304
月夜憶舍弟
戍鼓斷人行,秋邊一雁聲。露從今夜白,月是故鄉明。
有弟皆分散,無家問死生。寄書長不避,況乃未休兵。
---5-----------------------------------------------------------
759年- 61 秦州
巻別:全唐詩 卷225_57
杜詩詳注 卷七(二)六○六
杜少陵集 巻07-68
全詩訳注 ID 318
天河
常時任顯晦,秋至輒分明。縱被微雲掩,終能永夜清。
含星動雙闕,伴月照邊城。牛女年年渡,何曾風浪生。
---6-----------------------------------------------------------
759年-66 1 秦州
巻別:全唐詩 卷225_58
杜詩詳注 卷七(二)六○七
杜少陵集 巻07-69
全詩訳注 ID 319
初月
光細弦豈上,影斜輪未安。微升古塞外,已隱暮雲端。
河漢不改色,關山空自寒。庭前有白露,暗滿菊花團。
杜甫研究【月】4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活
杜甫詩研究 月について
1. はじめに
2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
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4.-4-2 〃 (2)
4.-4-3 〃 (3)
5.-1 夔州を発して以降
(6. まとめ・おわりに)
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杜甫研究【月】について 4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活
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杜甫 《月 詩》 |
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作:756年-18 安史の乱 妻を鄜州の実家に預け、別れて霊武に向かったが、安史軍につかまり、8月になって、長安に護送された。長安で見た名月を
巻別:全唐詩 巻224-66
杜詩詳注 卷四(一)三○九
杜少陵集 巻4-18
全詩訳注 ID 141
月夜
今夜鄜州月,閨中只獨看。遙憐小兒女,未解憶長安。
香霧雲鬟濕,清輝玉臂寒。何時倚虛幌,雙照淚痕幹。
---2-----------------------------------------------------------
作:757年-29 安史の乱 長安に軟禁
巻別:全唐詩 巻224-71
杜詩詳注 卷四(一)三二三
杜少陵集 巻5-17
全詩訳注 ID 152
一百五日夜對月
無家對寒食,有淚如金波。斫卻月中桂,清光應更多。
仳離放紅蕊,想像嚬青蛾。牛女漫愁思,秋期猶渡河。
---3-----------------------------------------------------------
757年-17 岐州 鳳翔縣
巻別:全唐詩 卷224-66
杜詩詳注 卷五(一)三八一
杜少陵集 巻5-17
全詩訳注 ID 178
月
天上秋期近,人間月影清。入河蟾不沒,搗藥兔長生。
只益丹心苦,能添白髮明。干戈知滿地,休照國西營。
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4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活の中での 「月」 |
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月夜
(秋の夜、鄜州にいて、幼い子供たちをかかえて自分の安否を気遣っているであろう妻をしのんで詠んだもの)
今夜鄜州月、閨中只独看。
今夜も月が出ている鄜州での月は、閏の中で我が妻がただひとりみているだろう。
遥憐小児女、未解憶長安。
私からはこんなはるかなところからいたいけない子供たちのことを思いを遣っている、しかしその子どもたちはこの私のいる長安を憶うことなどは知らないのである。
香霧雲鬟湿、清輝玉臂寒。
二人で過ごした室には香霧がこめ、雲の髪型もうるおいが生じる、清々しい月のひかり輝いて妻のうなじに、影を落としている、美しい姿もつめたく感じていることであろう。
何時倚虚幌、双照涙痕乾。
いつになったらゆめまぼろしにある妻との閨ととばりの生活、二人そろって月光に照らされて涙のあとなど全くない暮らしができるのだろうか。
今夜 鄜州(ふしゅう)の月、閨中(けいちゅう)
只だ独り看(み)るらん。
遥かに憐(あわ)れむ小児女(しょうじじょ)の、未(いま)だ長安を憶(おも)うを解(かい)せざるを。
香霧(こうむ)に雲鬟(うんかん)湿(うるお)い、清輝(せいき)に玉臂(ぎょくひ)寒からん。
何(いず)れの時か虚幌(きょこう)に倚(よ)り、双(とも)に照らされて涙痕(るいこん)乾かん。
月夜 現代語訳と訳註
(本文)
月夜
今夜鄜州月、閨中只独看。
遥憐小児女、未解憶長安。
香霧雲鬟湿、清輝玉臂寒。
何時倚虚幌、双照涙痕乾。
(下し文)
(月夜)
今夜 鄜州(ふしゅう)の月、閨中(けいちゅう)
只だ独り看(み)るらん。
遥かに憐(あわ)れむ小児女(しょうじじょ)の、未(いま)だ長安を憶(おも)うを解(かい)せざるを。
香霧(こうむ)に雲鬟(うんかん)湿(うるお)い、清輝(せいき)に玉臂(ぎょくひ)寒からん。
何(いず)れの時か虚幌(きょこう)に倚(よ)り、双(とも)に照らされて涙痕(るいこん)乾かん。
(現代語訳)
(秋の夜、鄜州にいて、幼い子供たちをかかえて自分の安否を気遣っているであろう妻をしのんで詠んだもの)
今夜も月が出ている鄜州での月は、閏の中で我が妻がただひとりみているだろう。
私からはこんなはるかなところからいたいけない子供たちのことを思いを遣っている、しかしその子どもたちはこの私のいる長安を憶うことなどは知らないのである。
二人で過ごした室には香霧がこめ、雲の髪型もうるおいが生じる、清々しい月のひかり輝いて妻のうなじに、影を落としている、美しい姿もつめたく感じていることであろう。
いつになったらゆめまぼろしにある妻との閨ととばりの生活、二人そろって月光に照らされて涙のあとなど全くない暮らしができるのだろうか。
(訳注)
月夜
1. (秋の夜、鄜州にいて、幼い子供たちをかかえて自分の安否を気遣っているであろう妻をしのんで詠んだもの)
2. 長安に送還された杜甫は、詩人としては、知られていても、李白、王維のように官僚としては知られていない存在であった。叛乱軍の手に落ちた他の官吏、杜甫の知り合いのなかでは王維や鄭虔のように、洛陽に連行されて安禄山の朝廷に仕えるよう強要されることはなく、一般の市民とほぼ同じように行動できたようだ。(初めのころは拘束されていた。)
その間、杜甫は、鄜州の羌村にいる家族のこと、霊武の行在所で長安・洛陽の奪回の機をうかがっている粛宗、そうして蜀の成都で悲嘆の日々を送っているであろう玄宗の身の上に思いをはせながら、これから自分のとるべき行動を考えていた。この年、天宝十五年、改元されて至徳元年八七票)の秋から、翌年四月に長安を脱出して鳳翔の粛宗のもとにたどり着くまでの半年あまりの間、叛乱軍中にあっての杜甫のおもな作品には「哀王孫」(王孫を哀しむ)、「月夜」、「悲陳陶」(陳陶を悲しむ)、「対雪」(雪に対す)、「春望」、「哀江頭」(江頭に哀しむ」、など歴史的名作がある。
今夜鄜州月、閨中只独看。今夜も月が出ている鄜州での月は、閏の中で我が妻がただひとりみているだろう。
3. 鄜州 西安府の直北に位する、妻子のいる所。
4. 閏中 夫人のねやのうち。
5. 看 夫人がみる。
遥憐小児女、未解憶長安。
私からはこんなはるかなところからいたいけない子供たちのことを思いを遣っている、しかしその子どもたちはこの私のいる長安を憶うことなどは知らないのである。
6. 憐 杜甫があわれむこと。
7. 児女 こどもたち。
8. 未解 解は人を思いやることをいう、幼小なので知識がとどかない。
9. 憶長安 長安におる父である自分をおもう。中国人にとっては自分がおうっていることより自分のことを思ってくれるというのが基本的な考えである。白居易「八月十五夜禁中獨直月夜憶元九」、高適「除夜作」、王維「九月九日憶山東弟」など多くある。
香霧雲鬟湿、清輝玉臂寒。
二人で過ごした室には香霧がこめ、雲の髪型もうるおいが生じる、清々しい月のひかり輝いて妻のうなじに、影を落としている、美しい姿もつめたく感じていることであろう。
10. 香霧 秋の夜のきり、夫人の室であるから香という。これまでの秋に閨から月を香を焚いて夫婦で眺めていたのだろう。これまでのことを踏まえて、予測するのである。
11. 雲鬟 雲形の髪型。
12. 清輝 すがすがしい月のぴかり照らすさま。
13. 玉臂 夫人のうつくしいくびすじ、うなじ。うつくしい肢体のこと。
何時倚虚幌、双照涙痕乾。
いつになったらゆめまぼろしにある妻との閨ととばりの生活、二人そろって月光に照らされて涙のあとなど全くない暮らしができるのだろうか。
14. 倚 よりそう。
15. 虚幌 虚はゆめまぼろしにある妻との生活をいう。幌は閨のとばり、うす絹のこと。
16. 双照 夫婦二人で照らされる。○涙痕乾 乾は湿の反対。
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杜甫研究【月】 3. 月の満ち欠けと名称
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杜甫研究【月】について 3. 月の満ち欠けと名称 Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9808
1日:朔(さく)/ 新月(しんげつ) ・朔 (さく) ・朔日(さくじつ) ・月発ち(つきたち)
朔日 朔の瞬間を含む日を朔日という。陰暦(太陰太陽暦を含む太陰暦)では、朔日を月の始まる日「1日」とする。月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて「ついたち」と言うため、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読む。朔は世界中で同時に発生するが、時差があるため朔日は世界中で同日ではない。暦月の始めの日を決定する規則に平朔と定朔とがある。これによって朔日となる暦日に違いが生じることがある。
新月は、本来は朔の後に初めて見える月のことである。陰暦二日までは月はほとんど見えないので、陰暦三日ごろの月(三日月)が新月となる。初月(しょげつ)もこの新月と同じ意味である。「みかづき」の訓もある朏(ひ)も同様である。精密な天体観測がなされる前は、この新月の日を月初としていた。「ついたち」も本来は、この新しく見える月を意味した。この伝統的な意味での新月と区別するために、朔のことを暗月(あんげつ)と呼ぶことがある。
2日:二日月(ふつかづき)/ 既朔(きさく) /
繊月(せんげつ)
3日:三日月(みかづき) / 若月(わかつき)/ 眉月(まゆづき)/ 蛾眉(がび)
三日月は、円弧状の細い範囲が輝いている。そのため、眉月(まゆづき、びげつ)、蛾眉(がび)、繊月(せんげつ)などとも言う。三日月より早い2日の月はほとんど見ることができず、三日月は最初に見える月であるため、新月(しんげつ、ただし現在は朔の同義語に使う)、初月(はつづき、しょげつ)などとも言う。他にも多くの異名がある。三日月の黄経は太陽よりわずかしか先行していないため、三日月は日没のすぐ後(約2時間後)に、光っている側を下(北半球では右下、南半球では左下)にして沈む。いっぽう、三日月の出は日の出のすぐ後であるため、見ることは難しい。朔(月齢0日)が陰暦1日なので、三日月の月齢は3日ではなく2日である。厳密には、朔は陰暦1日の平均12時(0時から24時までのいつか)で、いっぽう三日月は(昼月を別にすれば)日没直後しか見えないので3日18時の月齢を求めると、平均2.25日になる。これは平均朔望月29.53日の約8%で、月相は平均27度、2.13日となる。ただしこれらは平均であり、朔の時刻のばらつきなどにより±半日強の変動がある。
2. 杜甫が詠った「月」の詩
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注 |
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【字解集】 18. 夢遊天姥吟留別 19.魯中送二從弟赴舉之西京 20.魯中都東樓醉起作 Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集Blog9805 |
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杜甫研究【月】について 2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9807
2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
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杜甫詩研究 月について
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807年元和二年40歳- 巻一-01#19§5-2元和聖德詩 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集9812 |
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巻三-24 #3 《七夕觀織女一首》#3[王 鑒〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻二ブログ 9759 |
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杜甫研究【月】について 1.はじめに Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9806
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杜甫 《月 詩》 |
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杜甫詩研究 月について
1. はじめに
2. 杜甫が詠った「月」の詩はどんなものがあるのか。
3. 月の満ち欠けと名称
4. 月の詩のの時期とその時の生活環境など
4.-1 安史の乱以前と、乱中、乱後の生活
4.-2 秦州の生活環境
4.-3 成都の生活環境
4.-5 蜀中転々とした時期
4.-6 夔州での生活
4.-7 夔州を発して以降
(5. おわりに)
1. はじめに
家族を思い、故郷を思う際、杜甫は初月、初秋、中秋の月を題材にした詩を作った。
《初月【はつづき】》三日月。陰暦で月の初めに西の空に見える細い月。陰暦八月三日の月を指すこともあり、「秋」の季語でもある。
また、月と太陽の視黄経が等しくなるその時刻を指し、朔(さく)と言われることもある。新月 には美しい浄化のエネルギーに満ちあふれており、何かを始めるのには最適な時刻だと感じて作った作である。
また、陰暦8月の初月というのであれば、杜甫が秦州に来て間もないころの作となるし、あるいは9月の初旬の月であろうか。
月夜の詩は、その年の秋の夜、鄭州にあって、幼い子供たちをかかえて自分の安否を気遣っているであろう妻をしのんで詠んだものである。
《月夜》では、竹涼侵臥內,野月滿庭隅。(竹の涼しさは臥【ふしど】の內に侵り、野の月は庭の隅に滿つ。)さわやかな初秋の夜、風はないのに竹の葉づれのおとはしずかな夜を象徴するものであり、その雰囲気の中核となるものは、寝室の窓の外に、月光を受けて光る竹であった。竹と竹の簟が「涼」という抽象名詞に集約され、寝室の中にまでしみこむ竹の葉づれの音、そこを抜けて來るわずかな風は、「侵す」とたくみに表現されている。
やがて、杜甫の目は、竹のすずしさにさそわれて、しだいに遠くへとうつり、「見よ旅の夜の月影は、庭のすみずみにまで、みちあふれているではないか。閬州か梓州の外の原野をも照らす月である。いわばそれは人間の生活とまじりあった都市の月ではなく、旅の夜の老妻と過ごす自然のはだかの形で示す月である。
また、天の川のこと詠い、それと杜甫自身の問題点を提議し、生活の感をのべたものに、《天河》がある。759年乾元二年秦州での作であった。
《八月十五夜月二首其一》では「滿目飛明鏡,歸心折大刀。轉蓬行地遠,攀桂仰天高。此時瞻白兔,直欲數秋毫。」(満目 明鏡飛び、帰心 大刀折らる。転蓬 地を行くこと遠く、攀桂 天の高きを 仰ぐ。)目に映るものといえば、天に上った中秋の名月であるが、この明鏡は故郷をも同じように照らしている、私の長安へ帰りたいと思う心は、病気に伏せるのと、三峡の航路不安によって、戻る願いは大刀でぶった斬られ、くじかれたままである。私は転がる蓬草のように遠くまでやってきたが、よじ登れるほどに近く見える月を仰いで長安を思う。月の光を浴びて、水面は白く光って霜や雪が降ったのかと疑い、林に棲む鳥の羽毛までもがはっきりと見える。
月は故郷を思い浮かべるが特に中秋の名月は、特に帰京の気持ちを高ぶらせる気持ちを詠ったものである。
杜甫の人生の後半は「月」について詠えば、故郷を偲んだものがほとんどである。詩の内容に月を述べるものを加えると30首を超えるが、次に、杜詩詳注、杜少陵集、全詩訳注、全唐詩、に掲載など、を整理した。
全唐詩 詩題
卷224_66 《月夜》
卷224_71 《一百五日夜對月》
卷225_06 《月》
卷225_49 《月夜憶舍弟》
卷225_57 《天河》
卷225_58 《初月》
巻226-41 《觀作橋成,月夜舟中有述,還呈李司馬。》
卷227_73 《玩月呈漢中王》
巻227-90 倦夜(吳曾《漫錄》雲:顧陶《類編》題作倦秋夜)
卷230_25 《江月》
卷230_35 《月圓》
卷230_67 《月》
卷230_50 《月三首》 之一
卷230_50 《月三首》 之二
卷230_50 《月三首》 之三
卷230_59 《八月十五夜月二首之一》
卷230_59 《八月十五夜月二首之二》
卷230_60 《十六夜玩月》
卷230_61 《十七夜對月》
卷229_59 《東屯月夜》
卷232_17 《書堂飲既,夜複邀李尚書下馬,月下賦絕句》
卷232_30 《江邊星月二首之一》
卷232_30 《江邊星月二首之二》
卷232_31 《舟月對驛近寺》
紀 頌之
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