友人會宿  李白 102
五言古詩

友人會宿
友人と共に宿る。
滌蕩千古愁。 留連百壺飲。
千古の昔からの愁いを、洗い流すかのように、一緒に居すわって、百壷もの酒を飲みつづける。
良宵宜清談。 皓月未能寢。
こんなにすばらしい夜は、濁り酒飲んで昔からの清談するのがふさわしい。白く輝く月光のもと、まだとても寝る気にはなれないのだ。
醉來臥空山。 天地即衾枕。

すっかり酔っ払って、人気のない山中に寝そべれば、天と地がそのまま、布団と枕だ。


友人と共に宿る。
千古の昔からの愁いを、洗い流すかのように、一緒に居すわって、百壷もの酒を飲みつづける。
こんなにすばらしい夜は、濁り酒飲んで昔からの清談するのがふさわしい。白く輝く月光のもと、まだとても寝る気にはなれないのだ。
すっかり酔っ払って、人気のない山中に寝そべれば、天と地がそのまま、布団と枕だ。
miyajima 709330



友人會宿;友人と共に宿る。
○会宿 一緒に宿泊する。

滌蕩千古愁、留連百壺飲。
千古の昔からの愁いを、洗い流すかのように、一緒に居すわって、百壷もの酒を飲みつづける。
○滌蕩 洗い流す、洗いつくす。「滌」も「蕩」も、「洗う」の意。○千古 遠い昔からの。「万古」の類語。○留連 立ち去りかねるさま、捨て去りがたいさま。〇百壷飲 飲みほした酒壷の多いこと。

良宵宜清談、皓月未能寢。
こんなにすばらしい夜は、濁り酒飲んで昔からの清談するのがふさわしい。白く輝く月光のもと、まだとても寝る気にはなれないのだ
 夜。 ○清談 竹林の七賢は濁り酒を飲んで清談をした、聖は清酒、仙人は清酒を飲んだ。  〇時月  白く輝く月。

醉來臥空山、天地即衾枕。
すっかり酔っ払って、人気のない山中に寝そべれば、天と地がそのまま、布団と枕だ。
衾枕  掛け布団と枕。寝具。


賢聖既已飲、何必求神仙。
賢人と仙人、濁り酒と清酒、 すでに私はそれを飲んでいる、どうしても神仙の教えをもとめよう酒を飲むために。
賢聖 濁り酒と清酒 賢人と仙人 ○神仙 道教の教え



○韻字 - 飲、寝、枕。


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獨坐敬亭山 李白 
獨坐敬亭山
獨り 敬亭山に坐して
眾鳥高飛盡。 孤云獨去閑。
数多く集まっていた鳥が 空高く飛んで消えていく、ポツンと浮かんでいた雲も いつのまにか流れ去って閑けさが戻ってきた。
相看兩不厭。 只有敬亭山。

互いに看合っていて双方が厭きることがないものは、只そこにあるのは 敬亭山。

獨り 敬亭山に坐して
数多く集まっていた鳥が 空高く飛んで消えていく、ポツンと浮かんでいた雲も いつのまにか流れ去って閑けさが戻ってきた。
互いに看合っていて双方が厭きることがないものは、只そこにあるのは 敬亭山。
miyajima 697

(下し文) 獨り 敬亭山に坐す
眾鳥 高く飛んで盡き、孤云 獨り去って閑なり。
相 看て兩に厭ざるは、只 敬亭山 有るのみ。


○敬亭山 李白の敬愛した六朝詩人謝朓が宜城の太守だったときしばしばここで遊んでいる。それを意識してこの詩を詠っている。李白の足跡5
地図のc4にある安徽省宜城市の北北西5kmにある敬亭山。
 

○韻 閑、山。