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古朗月行 #1 李白 Kanbuniinkai紀頌之の漢詩李白特集 264/350

古朗月行#1
爺さんが月をみて歌う。
小時不識月、呼作白玉盤。
小さい時分、月のことを何であるか知らなかった。白い玉のお皿、お盆と呼んでいた。
又疑瑤台鏡、飛在青云端。
そしてまた、十二層の楼台すむ仙女の使う鏡と間違って思っていた、それに鏡が空を飛んで青い雲の端にひっかかっているのかと思っていた。
仙人垂兩足、桂樹何團團。
よく見ると、仙人が両足を垂らしているようにもみえた。桂の樹木が何と奥の奥までこんもりと茂っているのだ。
白兔搗藥成、問言與誰餐。
白うさぎは仙薬を搗いて作りあげるのだが、「いったいだれに食べさすの。」などとたずねたものだ。
#2
蟾蜍蝕圓影、大明夜已殘。
羿昔落九烏、天人清且安。
陰精此淪惑、去去不足觀。
憂來其如何、淒愴摧心肝。

1

小時(しょうじ)月を識(し)らず、呼んで白玉(はくぎよく)の盤(はち)と作(な)す。

又た疑ふ瑤台(ようだい)の鏡、飛んで碧雲(へきうん)の端に在るかと。

又た疑う 瑶台の鏡、飛んで青雲の端に在るかと。

仙人 両足を垂る、桂樹 何ぞ団団たる。

白兔 薬を搗いて成る、問うて言う 誰に与えて餐(さん)せしむるかと。


#2
蟾蜍(せんじょ)は 円影を蝕し、大明 夜已に残く。
羿(げい)は昔 九鳥を落とし、天人 清く且つ安し。
陰精(いんせい) 此に淪惑(りんわく)、去去 観るに足らず。
憂 來りて 其れ如何、悽愴(せいそう) 心肝を摧(くだ)く。

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古朗月行 現代語訳と訳註
(本文)#1

小時不識月、呼作白玉盤。
又疑瑤台鏡、飛在青云端。
仙人垂兩足、桂樹何團團。
白兔搗藥成、問言與誰餐。

(下し文) #1
小時(しょうじ)月を識(し)らず、呼んで白玉(はくぎよく)の盤(はち)と作(な)す。
又た疑ふ瑤台(ようだい)の鏡、飛んで碧雲(へきうん)の端に在るかと。
又た疑う 瑶台の鏡、飛んで青雲の端に在るかと。
仙人 両足を垂る、桂樹 何ぞ団団たる。
白兔 薬を搗いて成る、問うて言う 誰に与えて餐(さん)せしむるかと。


(現代語訳)
爺さんが月をみて歌う。
小さい時分、月のことを何であるか知らなかった。白い玉のお皿、お盆と呼んでいた。
そしてまた、十二層の楼台すむ仙女の使う鏡と間違って思っていた、それに鏡が空を飛んで青い雲の端にひっかかっているのかと思っていた。
よく見ると、仙人が両足を垂らしているようにもみえた。桂の樹木が何と奥の奥までこんもりと茂っているのだ。
白うさぎは仙薬を搗いて作りあげるのだが、「いったいだれに食べさすの。」などとたずねたものだ。


(訳注)
古朗月行 

爺さんが月をみて歌う
○飽照の楽府に「代朗月行」というのがある。


小時不識月、呼作白玉盤。
小さい時分、月のことを何であるか知らなかった。白い玉のお皿、お盆と呼んでいた。


又疑瑤台鏡、飛在青云端。
そしてまた、十二層の楼台すむ仙女の使う鏡と間違って思っていた、それに鏡が空を飛んで青い雲の端にひっかかっているのかと思っていた。
瑤台 仙女の居所。十二層の楼台。十二は道教の聖数に由来する。ここでは謝朓の「玉階怨」「清平調詞其一」


仙人垂兩足、桂樹何團團。
よく見ると、仙人が両足を垂らしているようにもみえた。桂の樹木が何と真ん丸で奥の奥までこんもりと茂っているのだ。
仙人垂両足 中国の古代神話によると、月世界には仙人がすみ、桂の樹が生えている。毎月中ごろになると、仙人の両足が見えはじめ、月がしだいにまるくなるにつれ、桂の樹がはっきりと見えてくる。○団団 丸いまるいさま。


白兔搗藥成、問言與誰餐。
白うさぎは仙薬を搗いて作りあげるのだが、「いったいだれに食べさすの。」などとたずねたものだ。
白兎搗藥 中国古代神話によると、月世界では白いうさぎがいつも仙薬をついている。中國の月の神話は、多様である。陰陽思想、五行思想、道教思想にそれぞれ幾通りもある。ほとんどが、その時期の王朝のことを比喩するものであるから、それぞれの時代で少しずつ変化し、付け加えられたものである。


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