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為焦仲卿妻作-其十(26) 漢詩<169>古詩源 巻三 女性詩609 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1653

#25其十(10)-3
舉手拍馬鞍,嗟歎使心傷。自君別我後,人事不可量。
馬に手をあげて鞍を打たいて落ち着かせて、ああ、と悲しさをしめし、そして本当に心が痛んでいるのだ。
「あなたとお別れしてからそのあとのわたしは、人とのからみということでは見通しがつかないのです。

果不如先願,又非君所詳。我有親父母,逼迫兼弟兄。
お約束を果たそうとしたのですがそのようにはなりませんでした。しかし私が努力したことはとてもあなたにはわからないでしょう。
(ご承知の通り)わたしには肉親の父母があり、そのうえ兄弟までが無理にせまったのです。

以我應他人,君還何所望 。府吏謂新婦,賀君得高遷。
そうして、わたしを一人ばかりか他の人からも申しこみがあり、それに応じるようになったのです。今あなたがお帰りになって前のお約束を所望されてもどうにもならないのです。」
府吏が蘭芝にいう。「君のこの玉の輿はとてもめでたいと思います。」

#26其十(10)-4
磐石方且厚,可以卒千年。
そして、「磐石の私は四角で筋を貫きそのうえ分厚く決意も堅いのです。だから千年でも筋を曲げずに保てるものです。」
蒲葦一時韌,便作旦夕間。
つづいていう「蒲や葦などは一時をつなぐ縄のようなもので、したがって午前中から晩までぐらいしかもたないのだ。」
卿當日勝貴,吾獨向黃泉。
「あなた(元妻の蘭芝)は日が経つのつれ、おえらくなるに違いない。わたしはただひとりで黄泉の国に行くことにしましょう」と。
新婦謂府吏,何意出此言。
蘭芝は府吏にいう。「必死で努力したこの私にどんなおつもりでそんなことをおっしゃるのです。」
#26其十(10)-4
磐石は方にして且つ厚なり,以って千年を卒【お】う可し。
蒲葦【ほい】は一時の韌【じん】なり,便ち旦夕【たんせき】の間を作す。
卿は當に日の勝【まさ】りて貴なり,吾は獨り黃泉に向わん。」と
新婦 府吏に謂う,「何の意か此の言を出す。」と。


現代語訳と訳註
(本文)
#26其十(10)-4
磐石方且厚,可以卒千年。蒲葦一時韌,便作旦夕間。卿當日勝貴,吾獨向黃泉。新婦謂府吏,何意出此言。


(下し文) #26其十(10)-4
磐石は方にして且つ厚なり,以って千年を卒【お】う可し。
蒲葦【ほい】は一時の韌【じん】なり,便ち旦夕【たんせき】の間を作す。
卿は當に日の勝【まさ】りて貴なり,吾は獨り黃泉に向わん。」と
新婦 府吏に謂う,「何の意か此の言を出す。」と。


(現代語訳)
そして、「磐石の私は四角で筋を貫きそのうえ分厚く決意も堅いのです。だから千年でも筋を曲げずに保てるものです。」
つづいていう「蒲や葦などは一時をつなぐ縄のようなもので、したがって午前中から晩までぐらいしかもたないのだ。」
「あなた(元妻の蘭芝)は日が経つのつれ、おえらくなるに違いない。わたしはただひとりで黄泉の国に行くことにしましょう」と。
蘭芝は府吏にいう。「必死で努力したこの私にどんなおつもりでそんなことをおっしゃるのです。」


(訳注) #26其十(10)-4
磐石方且厚,可以卒千年。

そして、「磐石の私は四角で筋を貫きそのうえ分厚く決意も堅いのです。だから千年でも筋を曲げずに保てるものです。」
#14で府吏に云っている
「君當作磐石,妾當作蒲葦。蒲葦韌如絲,磐石無轉移。」


蒲葦一時韌,便作旦夕間。
つづいていう「蒲や葦などは一時をつなぐ縄のようなもので、したがって午前中から晩までぐらいしかもたないのだ。」


卿當日勝貴,吾獨向黃泉。
「あなた(元妻の蘭芝)は日が経つのつれ、おえらくなるに違いない。わたしはただひとりで黄泉の国に行くことにしましょう」と。


新婦謂府吏,何意出此言。
蘭芝は府吏にいう。「必死で努力したこの私にどんなおつもりでそんなことをおっしゃるのです。」