《子虚賦 》(7の土地からは、丹砂・空靑・赤玉・白土・雌黄・白坿・錫・碧玉・金・鎚が掘り出される。さまざまな色彩が輝いて、龍の鱗がきらめくようだ。さらに、石としては、赤玉・攻塊・琳・琨珸・瑊玏・玄厲・石・武夫などが採れる。

 

2013年9月13日 同じ日の紀頌之5つのブログ
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孟浩然の詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/209mokonen01.html 孟浩然の詩盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。

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李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。    
女性詩人 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/0josei00index.html 女性詩人古代から近世に至るまで女性の詩は書くことを許されない環境にあった。貴族の子女、芸妓だけである。残されている詩のほとんどは詞、楽府の優雅、雅なものへの媚の詞である。しかしその中に針のような痛みを感じさせるものがあるのである。    
孟郊詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/328_moukou001.html 「文章得其微,物象由我裁。」詩人が作り出す文章は細やかなる描写表現を得ているものだ、万物の事象をも作り出すことさえも詩人自身の裁量でもってするのである。    

 

 

司馬相如 《子虚賦 》(7)#32 文選 賦<109-#3-29分割26回 Ⅱ李白に影響を与えた詩886 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ2978

 

 

(6)#3-1

「僕對曰:「唯唯。臣聞楚有七澤,

私は、「かしこまりました」と言いました。聞くところ、楚には七つの大湿地帯があるという

嘗見其一,未睹其餘也。

その一つを見たことがあるだけで、残りはまだ知らない。

臣之所見,蓋特其小小者耳,名曰雲夢。

私が見た場所などは、なかでもとりわけ小さなちいさなものであろう。その名を「雲夢沢」という。

雲夢者,方九百里,其中有山焉。

雲夢沢は、九百里四方で、その内には山々を含んでいるのである。

其山則盤紆岪鬱,隆崇律崒,

その山はうねうねと重なり、高くそびえて立っている。

岑崟參差,日月蔽虧

ギザギザの隆々は、日月の光すらさえぎる。

 

(7)#3-2

交錯糾紛,上干青雲

もつれあった山々は、青空に触れんばかりである。

罷池陂陁,下屬江河。

その斜面は、池に向かってなだらかに下っていって、大河のほとりへ続いていく。

其土則丹青赭堊,雌黃白坿,錫碧金銀

この土地からは、丹砂・空靑・赤玉・白土・雌黄・白坿・錫・碧玉・金・鎚が掘り出される。

眾色炫燿,照爛龍鱗。

さまざまな色彩が輝いて、龍の鱗がきらめくようだ。

其石則赤玉玫瑰,琳琨珸,

瑊玏玄厲,石武夫。

さらに、石としては、赤玉・攻塊・琳・琨珸・瑊玏・玄厲・石・武夫などが採れる。

 

#3-1

「僕 對えて曰く:「唯唯。臣聞く 楚 七澤有り。」と。

「嘗て其の一を見しも,未だ其の餘を睹ず。

臣の見たる所は,蓋し特【ひと】り其の小小なる者ならんのみ,名を雲夢と曰う。

雲夢は,方 九百里,其の中に山有り。

其の山は則ち盤紆【ばんり】岪鬱【ふつうつ】,隆崇【りゅうしゅう】律崒【りつしゅつ】たり。

岑崟【しんきん】參差【しんし】として,日月 蔽われ虧【か】く。

32

交錯【こうさく】糾紛して,上 青雲を干【おか】す。

罷池【ひち】陂陁【はだ】として,下 江河に屬す。

其の土は則ち丹青【たんせい】赭堊【しゃあく】,雌黃【しこう】白坿【はくふ】,錫碧【せきへき】金銀あり。

眾色【しゅうしょく】炫燿【げんよう】として,照爛【しょうらん】として龍の鱗のごとし。

其の石は則ち赤玉【せきぎょく】玫瑰【ばいかい】,琳【りんびん】琨珸【こんご】

瑊玏【かんろく】玄厲【げんれい】【ぜんせき】武夫【ぶふ】あり

 

 

 

『子虛賦』 現代語訳と訳註

(本文)(7)#3-2

交錯糾紛,上干青雲

罷池陂陁,下屬江河。

其土則丹青赭堊,雌黃白坿,錫碧金銀

眾色炫燿,照爛龍鱗。

其石則赤玉玫瑰,琳琨珸,

瑊玏玄厲,石武夫。

 

 

(下し文) 32

交錯【こうさく】糾紛して,上 青雲を干【おか】す。

罷池【ひち】陂陁【はだ】として,下 江河に屬す。

其の土は則ち丹青【たんせい】赭堊【しゃあく】,雌黃【しこう】白坿【はくふ】,錫碧【せきへき】金銀あり。

眾色【しゅうしょく】炫燿【げんよう】として,照爛【しょうらん】として龍の鱗のごとし。

其の石は則ち赤玉【せきぎょく】玫瑰【ばいかい】,琳【りんびん】琨珸【こんご】,

瑊玏【かんろく】玄厲【げんれい】,石【ぜんせき】武夫【ぶふ】あり。

 

 

(現代語訳)

もつれあった山々は、青空に触れんばかりである。

その斜面は、池に向かってなだらかに下っていって、大河のほとりへ続いていく。

この土地からは、丹砂・空靑・赤玉・白土・雌黄・白坿・錫・碧玉・金・鎚が掘り出される。

さまざまな色彩が輝いて、龍の鱗がきらめくようだ。

さらに、石としては、赤玉・攻塊・琳・琨珸・瑊玏・玄厲・石・武夫などが採れる。

 

 

(訳注)(7)#3-2

交錯糾紛,上干青雲

もつれあった山々は、青空に触れんばかりである。

・交錯 もつれあう。

・糾紛 ここでは山々のことをいう。

 

罷池陂陁,下屬江河。

その斜面は、池に向かってなだらかに下っていって、大河のほとりへ続いていく。

・罷池陂陁 斜面は、池に向かってなだらかに下っていくことをいう。

 

其土則丹青赭堊,雌黃白坿,錫碧金銀

この土地からは、丹砂・空靑・赤玉・白土・雌黄・白坿・錫・碧玉・金・鎚が掘り出される。

・丹青赭堊 丹:丹砂、青:空靑、赭:赤玉、堊:白土。

 

眾色炫燿,照爛龍鱗。

さまざまな色彩が輝いて、龍の鱗がきらめくようだ。

 

其石則赤玉玫瑰,琳琨珸,瑊玏玄厲,石武夫。

さらに、石としては、赤玉・攻塊・琳・琨珸・瑊玏・玄厲・石・武夫などが採れる。