《子虚賦 》(19(以下、子虛の締めくくりの言葉)かくして楚王は、雲陽の楼台に上られ、安らかに心をしすめ、精神統一をされます。(狩りの獲物にしても)五味の調った料理となってから、はじめて召し上がられるのです。

 

2013年9月25日  同じ日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
   
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●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩
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 孟浩然の詩 盛唐初期の詩人であるが謝霊運の詩に傾倒して山水詩人としてとてもきれいな詩を書いている。特に山水画のような病者の中で細やかな部分に動態を感じさせる表現力は素晴らしい。

李商隠詩 http://www10.plala.or.jp/kanbuniinkai/3991_rishoin000.html 
李商隠詩 華やかな時はほんの1年余り、残りは不遇であった。それが独特な詩を生み出した。この詩人の詩は物語であり、詩を単発で見ては面白くなく、数編から十数編のシリーズになっているのでそれを尊重して読まれることを進める。
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李商隠詩 
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司馬相如 《子虚賦 》(19#8-1 文選 賦<109-#8-19分割26回 Ⅱ李白に影響を与えた詩898 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3038

 

 

19#8-1

「將息獠者,擊靈鼓,起烽燧,

車案行,騎就隊,

纚乎淫淫,班乎裔裔。

於是楚王乃登陽雲之臺,泊乎無為,

澹乎自持,勺藥之和具而後御之。

ここで、狩猟の参加者を休息させるため、六面の太鼓を打ち鳴らし、のろしを上げて合図とする。

それに応じて、中も騎馬も隊列を整える。

あとからあとから、絶えることなく、流れるように進んでゆく。

(以下、子虛の締めくくりの言葉)かくして楚王は、雲陽の楼台に上られ、安らかに心をしすめ、精神統一をされます。

(狩りの獲物にしても)五味の調った料理となってから、はじめて召し上がられるのです。

20#8-2

不若大王終日馳騁,曾不下輿,

割輪淬,自以為

臣竊觀之,齊殆不如。」

於是王無以應僕也。」

 

#8-1

「將に獠者【りょうしゃ】を息わしめんとし,靈鼓を擊ち,烽燧【ほうすい】を起こす,

車は行を案じ,騎は隊に就く,

纚乎【しこ】淫淫【いんいん】として,班乎 裔裔【えいえい】たり。

是に於て楚王 乃ち陽雲の臺に登りて,泊乎【はくこ】として為す無く,

澹乎として自ら持す,勺藥【しゃくやく】の和を具【そな】わりて後に之を御す。

#8-2

大王の終日 馳騁【ちてい】して,曾て輿【くるま】より下りずして,

【れんかつ】輪淬【りんさい】して,自ら以てしみと為すがくならず。

臣 竊【ひそか】に之を觀るに,齊は殆んど如かずと。」

是に於いて王 以て僕に應【こた】うる無し也。」と。

銅雀臺00 

 

 

『子虛賦』 現代語訳と訳註

(本文) 19#8-1

「將息獠者,擊靈鼓,起烽燧,

車案行,騎就隊,

纚乎淫淫,班乎裔裔。

於是楚王乃登陽雲之臺,泊乎無為,

澹乎自持,勺藥之和具而後御之。

 

 

 

(下し文)

#8-1

「將に獠者【りょうしゃ】を息わしめんとし,靈鼓を擊ち,烽燧【ほうすい】を起こす,

車は行を案じ,騎は隊に就く,

纚乎【しこ】淫淫【いんいん】として,班乎 裔裔【えいえい】たり。

是に於て楚王 乃ち陽雲の臺に登りて,泊乎【はくこ】として為す無く,

澹乎として自ら持す,勺藥【しゃくやく】の和を具【そな】わりて後に之を御す。

 

 

(現代語訳)

ここで、狩猟の参加者を休息させるため、六面の太鼓を打ち鳴らし、のろしを上げて合図とする。

それに応じて、中も騎馬も隊列を整える。

あとからあとから、絶えることなく、流れるように進んでゆく。

(以下、子虛の締めくくりの言葉)かくして楚王は、雲陽の楼台に上られ、安らかに心をしすめ、精神統一をされます。

(狩りの獲物にしても)五味の調った料理となってから、はじめて召し上がられるのです。

 

 

(訳注) 19#8-1

「將息獠者,擊靈鼓,起烽燧,

ここで、狩猟の参加者を休息させるため、六面の太鼓を打ち鳴らし、のろしを上げて合図とする。

靈鼓 神々へ届ける六面、八面の太鼓を云う。

・烽燧 のろしを上げて合図すること。

 

車案行,騎就隊

それに応じて、中も騎馬も隊列を整える。

 

纚乎淫淫,班乎裔裔

あとからあとから、絶えることなく、流れるように進んでゆく。

 髪を包む黒い絹。つづく、つらなる。連れ立って行く。

・淫淫 涙や水の盛んに流れるさま。増してゆくさま。遠く去るさま。往来するさま。

・裔裔 いくさま。飛び流れる。舞うさま。

 

於是楚王乃登陽雲之臺,泊乎無為,

(以下、子虛の締めくくりの言葉)かくして楚王は、雲陽の楼台に上られ、安らかに心をしすめ、精神統一をされます。

・陽雲之臺 「雲臺」後漢の光武帝の天下統一を助けた28人の功臣である。官吏登用制度たる郷挙里選においては孝行・廉潔を旨とする孝廉の科目が重視され、36年(建武12年)には三公らが毎年一定数の孝廉を推挙するよう規定された。さらに56年(建武中元1年)には洛陽に教化・祭礼の施設として明堂・霊台・辟雍を設置した。雲臺。高台。 物を乗せる台。特に仏像を乗せる台や美術工芸品を乗せる台のこと。前者の多くは蓮の花を模しており、後者の多くは天板に短い脚が四本付いた構造。

 

澹乎自持,勺藥之和具而後御之。

(狩りの獲物にしても)五味の調った料理となってから、はじめて召し上がられるのです。

勺藥 柄杓。わずか。少量。容積の単位。

・和具 料理。
漢文委員会紀頌之タイトル