司馬相如 《上林賦 》(4これらの八つの滔滔たる流れは、一互いに離れ、様子も異なる。東西に、南北に、激しく流れて往来している。椒丘の谷間はもんをつうかするようなところから出るようで、中州も多くあり、淵と岸辺に行きつく。

 

2013年10月6日  同じ日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
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Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2 34曹植(曹子建) 《贈白馬王彪 其六》 魏詩 kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3096 (10/06)
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司馬相如 《上林賦 》(4#2-2 文選 賦<110-#2-213分割52回 Ⅱ李白に影響を与えた詩909 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3093

 

 

(3)#2-1

「且夫齊楚之事又烏足道乎!

それに、斉や楚の事物など、論ずるに値するものでもあるまい。

君未覩夫巨麗也,獨不聞天子之上林乎?

あなた方は、あの壮大な、天子の狩り場たる上林苑のことを、見聞きしたことがないのだろうか。

左蒼梧,右西極,

上林苑は、東は葺悟、西は西極まで広がり、

丹水更其南,紫淵徑其北。

丹水が南側を流れ、紫淵が北側を通っている。

終始灞滻,出入涇渭;

㶚水と滻水は、苑内に包括され、涇水と渭水が横切って流れる。

酆鎬潦潏,紆餘委蛇,經營乎其

酆水・鎬水・潦水・潏水が、うねうねと、苑内に巡り流れている。

 

(3)#2-1

「且つ夫れ齊楚の事 又烏【いず】くんぞ道うに足らんや!

君未だ夫れ巨麗を覩ざるや,獨り天子の上林を聞かずや?

蒼梧を左にし,西極を右にせり。

丹水 其の南を更て,紫淵 其の北に徑れり。

灞滻【はさん】を終始し,涇渭【けいい】を出入す;

酆鎬【ほうこう】潦潏【ろうけつ】,紆餘【うよ】委蛇【いい】として,乎其の經營す

 

(4)#2-2

蕩蕩乎八川分流,相背而異態,

これらの八つの滔滔たる流れは、一互いに離れ、様子も異なる。

東西南北,馳騖往來;

東西に、南北に、激しく流れて往来している。

出乎椒丘之闕,行乎洲淤之浦;

椒丘の谷間はもんをつうかするようなところから出るようで、中州も多くあり、淵と岸辺に行きつく。

經乎桂林之中,過乎泱漭之野。

桂林の中を過って、果てしなく広々とした野原を横切る。

汨乎混流,順阿而下。

急流は溢れ流れ、山ひだに沿って下っていく。

 (4)#2-2

蕩蕩【とうとう】乎【こ】たる八川分かれ流れて,相い背いて態をに異す,

東西 南北,馳騖【ちぶ】往來す。

椒丘【しょうきゅう】の闕より出でて,洲淤【しゅうよ】の浦に行く。

桂林の中を經【わた】り,泱漭【おうもう】の野に過ぐ。

汨乎【いつこ】として混流し,阿【くま】に順いて下る。

 

終南山03 

『上林賦』 現代語訳と訳註

(本文) (4)#2-2

蕩蕩乎八川分流,相背而異態,

東西南北,馳騖往來;

出乎椒丘之闕,行乎洲淤之浦;

經乎桂林之中,過乎泱漭之野。

汨乎混流,順阿而下。

 

 

(下し文)

(4)#2-2

蕩蕩【とうとう】乎【こ】たる八川分かれ流れて,相い背いて態をに異す,

東西 南北,馳騖【ちぶ】往來す。

椒丘【しょうきゅう】の闕より出でて,洲淤【しゅうよ】の浦に行く。

桂林の中を經【わた】り,泱漭【おうもう】の野に過ぐ。

汨乎【いつこ】として混流し,阿【くま】に順いて下る。

 

 

(現代語訳)

これらの八つの滔滔たる流れは、一互いに離れ、様子も異なる。

東西に、南北に、激しく流れて往来している。

椒丘の谷間はもんをつうかするようなところから出るようで、中州も多くあり、淵と岸辺に行きつく。

桂林の中を過って、果てしなく広々とした野原を横切る。

急流は溢れ流れ、山ひだに沿って下っていく。

 

 

(訳注) (4)#2-2

蕩蕩乎八川分流,相背而異態,

これらの八つの滔滔たる流れは、一互いに離れ、様子も異なる。

八川分流 㶚水と滻水、涇水と渭水。酆水・鎬水・潦水・潏水の河川。

 

東西南北,馳騖往來;

東西に、南北に、激しく流れて往来している。

 

出乎椒丘之闕,行乎洲淤之浦;

椒丘の谷間はもんをつうかするようなところから出るようで、中州も多くあり、淵と岸辺に行きつく。

 

經乎桂林之中,過乎泱漭之野。

桂林の中を過って、果てしなく広々とした野原を横切る。

・桂林 1 カツラの林。また、美しい林。2 文人の仲間。桂林の一枝《晋の郤詵(げきしん)が進士に合格したとき、「桂林の一枝を得たにすぎない」と帝に言ったという「晋書」郤詵伝の故事から》わずかな出世。

・泱漭 

泱泱:(1) (水面が)広々とした,洋々たる.(2) 気宇壮大な,堂々たる.漭漭:果てしなく広大なさま.

 

汨乎混流,順阿而下。

急流は溢れ流れ、山ひだに沿って下っていく。

汨 汨汨【こつこつ】. 水が音をたてて流れるようす。汨没【こつぼつ.】しずみかくれること。 世に現れなくなること。落ちぶれること。
泰山の夕日02