班固《西都賦》(16)(東郊と西郊)東の郊外には、疏水、大運河があり、渭水に交流して過ぎ、黄河につきぬけて流入する。舟を山東の地にうかべ、淮水や湖水の水を引きこみ、海と水波を相通じて一つとなる。西の郊外には、天子専用の自然公園や禁宛、深林・大湿地帯・用水池があり、萄漠の地に向かって続き、

2013年12月6日  の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《獨釣,四首之四》元和十三年韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <883>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3399韓愈詩-226
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
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班孟堅(班固)《西都賦》(16)#6(東郊と西郊)-1 文選 賦<112―16>18分割55回 Ⅱ李白に影響を与えた詩970 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3398


(東郊と西郊)

 

 

(16)6(東郊と西郊)-1

東郊則有通溝大漕,潰渭洞河。

汎舟山東,控引淮湖,與海通波。

西郊則有上囿禁苑,林麓藪澤,陂池連乎蜀漢。

繚以周墻,四百餘里。

離宮別館,三十六所。

(東郊と西郊) 東の郊外には、疏水、大運河があり、渭水に交流して過ぎ、黄河につきぬけて流入する。

舟を山東の地にうかべ、淮水や湖水の水を引きこみ、海と水波を相通じて一つとなる。

西の郊外には、天子専用の自然公園や禁宛、深林・大湿地帯・用水池があり、萄漠の地に向かって続き、

牆をぐるりとめぐらすこと四百余里。

離宮・別館が三十六か所、神池・霊沼が至るところに存在する。

 

東郊には則ち通溝【つうこう】大漕有り、渭に潰【とお】り河に洞【とお】る。

舟を山東に汎べて淮湖【わいこ】を控引し、海と波を通ず。

 

西郊には則ち上囿【じょうゆう】禁苑【きんえん】,林麓【りんろく】藪澤【そうたく】、陂池【ひち】有り、蜀漢に連り乎。

繚【めぐ】らすに周墻【しゅうしょう】以ってすること,四百餘里。

離宮 別館,三十六所。

 (17)6-2

神池靈沼,往往而在。

其中乃有九真之麟,大宛之馬。

黃支之犀,條支之鳥。

踰崑崙,越巨海。

殊方異類,至于三萬里。

 

 

『西都賦』 現代語訳と訳註

nat0022(本文) (16)6(東郊と西郊)-1

東郊則有通溝大漕,潰渭洞河。

汎舟山東,控引淮湖,與海通波。

西郊則有上囿禁苑,林麓藪澤。

陂池連乎蜀漢。

繚以周墻,四百餘里。

離宮別館,三十六所。

 

(下し文) (16)6-1

東郊には則ち通溝【つうこう】大漕有り、渭に潰【とお】り河に洞【とお】る。

舟を山東に汎べて淮湖【わいこ】を控引し、海と波を通ず。

 

西郊には則ち上囿【じょうゆう】禁苑【きんえん】,林麓【りんろく】藪澤【そうたく】、陂池【ひち】有り、蜀漢に連り乎。

繚【めぐ】らすに周墻【しゅうしょう】以ってすること,四百餘里。

離宮 別館,三十六所。

 

 (現代語訳)

(東郊と西郊) 東の郊外には、疏水、大運河があり、渭水に交流して過ぎ、黄河につきぬけて流入する。

舟を山東の地にうかべ、淮水や湖水の水を引きこみ、海と水波を相通じて一つとなる。

西の郊外には、天子専用の自然公園や禁宛、深林・大湿地帯・用水池があり、萄漠の地に向かって続き、

牆をぐるりとめぐらすこと四百余里。

離宮・別館が三十六か所、神池・霊沼が至るところに存在する。

 

(訳注) (16)6-1

東郊則有通溝大漕,潰渭洞河。

(東郊と西郊) 東の郊外には、疏水、大運河があり、渭水に交流して過ぎ、黄河につきぬけて流入する。

東郊 東十五里までの町はずれ。

通薄大滑 堀り割り(疏水)と大運河。酒とは船で穀物などを運ぶの意からその運河もいう。

潰 水流が交わり流れること。

洞 水が疾行して流れ去ること。

 

汎舟山東,控引淮湖,與海通波。

舟を山東の地にうかべ、淮水や湖水の水を引きこみ、海と水波を相通じて一つとなる。

控引 ひきこむ。

淮湖 淮水と湖水。

 

西郊則有上囿禁苑,林麓藪澤,陂池連乎蜀漢。

西の郊外には、天子専用の自然公園や禁宛、深林・大湿地帯・用水池があり、萄漠の地に向かって続き、

上囿禁苑 囿は王侯専用の森林もあり、鳥獣も飼ってある広大な遊猟地で、周囲は牆をめぐらす。苑とはまきばで木も茂るところ。上とは天子の意。禁とは民の出入を禁ずるの意。四字とも上林苑をいう。これは長安西方にある。もと秦の旧苑。建元三年(前140)、武帝の即位後三年これを拡大、周囲三百里。各種の宮殿、昆明地などがあった。司馬相如 《上林賦 》(1)#1-1 文選 賦<110-#1-1>9分割26回 Ⅱ李白に影響を与えた詩906 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3078

林麓 麓は林の大なるもの。

薮沢 薮は水の少ないさわ。沢は水の多いさわ。大きな沢。

陂池 陂陀と同じ、傾斜するさま。

 

繚以周墻,四百餘里。

牆をぐるりとめぐらすこと四百余里。

 

離宮別館,三十六所。

離宮・別館が三十六か所、神池・霊沼が至るところに存在する。
上林苑01 
終南山03