(狩りの準備) さて、四時の季節の推移のままに春は春の蒐()り、冬は冬の狩りを行い、車や兵卒をすぐり武を練る時になる。すると、必ず王者の礼式を定めた王制をもって事にあたり、詩経に詠う国風や小雅大雅の詩をもって今に問う。すなわち、「騶虞」の詩を見ては、狩りは農閑期、生き物は食べず。「駟鐵」の詩を見ては、黒毛の良馬をそろえる。
 

2014年1月20日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 746廣徳2年764年―4-2 《南池》 蜀中転々 杜甫 <654-2>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3625 杜甫詩1000-654-2-919/1500748-2
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ 260 《秋懐詩十一首之十(10)》韓愈kanbuniinkai 紀 頌之の詩詞 fc2ブログ 3626 (01/20)
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
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登池上樓 #1 謝霊運<25>#1  ー http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10/archives/67502196.html
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班孟堅(班固) 《東都賦》(13)#7(狩の準備) 文選 賦<1131118分割55回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1015 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3623    

 

 

(13)#7(狩の準備)

若乃順時節而蒐狩,簡車徒以講武。

(狩りの準備) さて、四時の季節の推移のままに春は春の蒐()り、冬は冬の狩りを行い、車や兵卒をすぐり武を練る時になる。

則必臨之以王制,考之以風雅。

すると、必ず王者の礼式を定めた王制をもって事にあたり、詩経に詠う国風や小雅大雅の詩をもって今に問う。

歷騶虞,覽駟鐵。

すなわち、「騶虞」の詩を見ては、狩りは農閑期、生き物は食べず。「駟鐵」の詩を見ては、黒毛の良馬をそろえる。

嘉車攻,采吉日。

「車攻」の詩を見ては、串を堅固に準備する。「吉日」の詩を見ては、吉日を選ぶ。

禮官整儀,乘輿乃出。

礼儀担当の礼官が、行列の威儀を整えて、天子の行幸ははじめて出発する。

 

唐時代 韓愈関連01 

『東都賦』 現代語訳と訳註

(本文) #7

若乃順時節而蒐狩,簡車徒以講武。

則必臨之以王制,考之以風雅。

歷騶虞,覽駟鐵。

嘉車攻,采吉日。

禮官整儀,乘輿乃出。

 

(下し文) #7

若し乃ち時節に順って蒐狩【しゅうしゅ】し,車徒を簡【えら】んで以って武を講ず。

則ち必ず之に臨むに王制を以てし,之を考えうるに風雅を以てす。

騶虞【すうぐ】を歷【へ】,駟鐵【してつ】を覽る。

車攻を嘉【よみ】し,吉日を采る。

禮官 儀を整へ,乘輿【じょうよ】乃ち出づ。

 

(現代語訳)

(狩りの準備) さて、四時の季節の推移のままに春は春の蒐()り、冬は冬の狩りを行い、車や兵卒をすぐり武を練る時になる。

すると、必ず王者の礼式を定めた王制をもって事にあたり、詩経に詠う国風や小雅大雅の詩をもって今に問う。

すなわち、「騶虞」の詩を見ては、狩りは農閑期、生き物は食べず。「駟鐵」の詩を見ては、黒毛の良馬をそろえる。

「車攻」の詩を見ては、串を堅固に準備する。「吉日」の詩を見ては、吉日を選ぶ。

礼儀担当の礼官が、行列の威儀を整えて、天子の行幸ははじめて出発する。

 

杏の花01(訳注) #7

若乃順時節而蒐狩,簡車徒以講武。

(狩りの準備) さて、四時の季節の推移のままに春は春の蒐()り、冬は冬の狩りを行い、車や兵卒をすぐり武を練る時になる。

時節 四時の狩りの季節。農閑期に狩りする。

蒐狩 「春の猟を蒐といい、夏を苗といい、秋を獮といい、冬を狩という」(『左伝』隠公五年)。『漢書』刑法志は『左伝』と同じ。『白虎通義』は、春は田といい、夏は苗といい、秋は蒐といい、冬は狩というとあり、冬を除けば、他の三つは一致しない。しかし『穀梁伝』の春を田、秋を蒐というのと同じ。

簡 優秀なものをえらぶ。

 

則必臨之以王制,考之以風雅。

すると、必ず王者の礼式を定めた王制をもって事にあたり、詩経に詠う国風や小雅大雅の詩をもって今に問う。

王制 『礼記』の王制篇。「天子諸侯、事無ければ歳に三たび田【かり】す。…事無くして田せざるを不敬といふ。田して礼に以らざるを天物を暴ふと日ふ」とある。不敬とは祭祀や賓客の礼を簡略にすること。前記『白虎通義』に狩猟の義を述べて、「上は宗廟に共へ、下は以て士衆を簡集するなり」とある(前項、本項の『白虎通義』の文は今本の『白虎通』にはない)。また獲物を取り尽くすのを禁ずるの外、狩りの順序として天子、諸侯、大夫そして最後に百姓という個に行うことなどを王制に述べて、狩りにも礼をふむことを求めている。

風雅 『詩経』の国風とそれに小雅の雅を合わせていう。

 

歷騶虞,覽駟鐵。

すなわち、「騶虞」の詩を見ては、狩りは農閑期、生き物は食べず。「駟鐵」の詩を見ては、黒毛の良馬をそろえる。

歴 視る。『爾雅釈詁」に「歴は相なり」、相は視るの意。

騶虞 国風召南の一篇。「蒐田(かり)するに時を以てし、仁なること騶虞の如し」(『毛詩』序)騶虞は生物を食わぬといわれる義獣)。

覽駟 秦風の一筋。秦の襄公が諸侯となって田猟した時の歌といわれる。「覽駟、孔だ阜なり」の句がある。鐵は深黒色の馬、くろこま

 

嘉車攻,采吉日。

「車攻」の詩を見ては、串を堅固に準備する。「吉日」の詩を見ては、吉日を選ぶ。

車攻 小雅の一簾。周の宣王が諸侯を東都に会し、田猟して車徒をえらんだ歌という。「我が車既に攻し」の句あり。

吉日 小雅の一筋。宣王の狩猟をはめた歌という。「吉日維れ戊」とあり。

 

禮官整儀,乘輿乃出。

礼儀担当の礼官が、行列の威儀を整えて、天子の行幸ははじめて出発する。

礼官 儀礼を掌る官。『周礼』春官に「礼官の属、太宗伯、卿一人」、『史記』儒林伝に「徐生、容を以て礼官大夫と為る」、『漢書』景帝紀に「礼官礼儀を具へて奏せよ」(詔)、また「西都の賦」に「礼官の甲科を総(す)ベ、百郡の廉孝を群む」とある。

整 『後漢書』は整を正に作る。

乗興 天子の車、または天子のこと。蔡邕の独断に「天子至尊にして、敢て渫瀆して之をはず。天子の車駕に大駕、法駕、小駕あり。大駕は則ち公卿奉引し、千乗万騎を備ふ。法駕は、公(卿)鹵簿中に在らず、唯執金吾奉引し、侍中驂乗す」とある。大駕、法篤の別を行列の大小によって分類するが、これに続く属車の数も一定していたわけではなく、三十六乗とも四十六乗ともいう。執金吾だけが奉引する場合もあるが、『後漢書』の輿服志には、「河南の平、執金吾と洛揚の令とが奉引し」そして「奉車郎は馬を御し、侍中は駿東(陪乗)す」とある。犬鷲、法駕も車の大小からいえば大略、六頭立ての車。