張衡)《西京賦》(16)(華麗な後宮) 後宮には、昭陽殿・飛翔殿・増成殿・合辞殿とあり、つづいて蘭林殿・披香殿・凰皇殿・鴛鸞殿がある。いかにも柔軟優美で華麗な女官がむらがり集まって、ここで、感嘆しては後をふりかえり、目をとめて美人たちが見るところである。だから後宮の館室、それに宿衛の官舎も休暇の宿舎も、五彩の色で飾り、織細で手がこんでいる。


2014年2月27日 の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorブログ
張平子(張衡)《西京賦》(16)(華麗な後宮)#7-1 文選 賦<114―(16)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1053 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3813
●唐を代表する中唐の韓愈の儒家としての考えのよくわかる代表作の一つ
Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorブログ
《除官赴闕至江州寄鄂岳李大夫〔李程也。元和十五年,自袁州詔拜國子祭酒,行次盆城作。〕》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <966>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3814韓愈詩-260-#2
●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
Ⅲ杜甫詩1000詩集  LiveDoorブログ 廣徳2年764-36-3 《太子張舍人遺織成褥段―#3》 ふたたび成都 杜甫<667-#3> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3815 杜甫詩1000-667-#3-957/1500
●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている
Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2ブログ
●●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集
Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoor 13 -2 虞美人六首 其二 顧太尉敻(顧夐【こけい】)五十五首ⅩⅫ唐五代詞・「花間集」 Gs-454-13-#2  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3817
  花間集(1) 花間集(2) 花間集(3) 花間集(4) 花間集(5)
           
 ■最近の人気の文・賦・詩・詞(漢詩の5ブログ各部門)
  魚玄機の全詩 訳注解説 案内表   薛濤の全詩 訳注解説 案内表   李白詩 訳注解説 案内表 
■ 花間集から
温庭筠66首 花間集1・2巻 皇甫松11首 花間集二巻 韋莊47首 花間集二巻 薛昭蘊19首 花間集三巻 牛嶠31首 花間集三・四巻 張泌27首 花間集四巻
毛文錫31首 花間集5巻 牛希濟11首 花間集5巻 欧陽烱17首 花間集5・6巻 和凝20首 花間集6巻 顧夐56首 花間集6・7巻 孫光憲47首 花間集7・8巻
魏承班15首 花間集8・9巻 鹿虔扆6首 花間集9巻 閻選8首 花間集9巻 尹鶚6首 花間集9巻 毛熙震29首 花間集9・10巻 李珣39首 花間集10巻
『花間集』継続中 
杜甫全詩 韓愈全詩 李白全集 文選 古詩源 花間集

 

張平子(張衡)《西京賦》(16)(華麗な後宮)#7-1 文選 賦<114―(16)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1053 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3813

 

 

#7(華麗な後宮)-1

後宮則昭陽飛翔,增成合驩,

(華麗な後宮) 後宮には、昭陽殿・飛翔殿・増成殿・合辞殿とあり、

蘭林披香,鳳皇鴛鸞。

つづいて蘭林殿・披香殿・凰皇殿・鴛鸞殿がある。

羣窈窕之華麗,嗟顧之所觀。

いかにも柔軟優美で華麗な女官がむらがり集まって、ここで、感嘆しては後をふりかえり、目をとめて美人たちが見るところである。

故其館室次舍,采飾纖縟。

だから後宮の館室、それに宿衛の官舎も休暇の宿舎も、五彩の色で飾り、織細で手がこんでいる。

裛以藻繡,文以朱綠。

木地は中に包みこむように、藻草模様でもって彫刻し、朱と縁とであざやかに彩色する。

#7-2

翡翠火齊,絡以美玉。

流懸黎之夜光,綴隨珠以為燭。

玉階,彤庭煇煇。

珊瑚琳碧,珉璘彬。

珍物羅生,煥若崑崙。

雖厥裁之不廣,侈靡踰乎至尊。

 

#7

後宮には則ち 昭陽 飛翔,增成 合驩【ごうかん】

蘭林 披香,鳳皇 鴛鸞あり

窈窕の華麗を羣む,嗟 顧みて之れ觀る所なり。

故に其の館室 次舍は,采飾 纖縟【せんじょく】あり。

裛【つつ】むに藻繡【そうしゅう】以てし,文【あやな】るに朱綠を以てす。

 

翡翠 火齊【かせい】,絡【まと】うに美玉を以てす。

懸黎の夜光を流し,隨珠を綴りて以て燭と為す。

【きんい】玉階,彤庭【とうてい】煇煇たり。

珊瑚 琳碧【りんぺき】,珉【ぜんびん】璘彬【りんぴん】たり。

珍物 羅生し,煥として崑崙の若し。

厥の裁【tsくり】之れ廣からずと雖も,侈靡【しび】至尊に踰ゆ。

 漢宮未央宮

 

『西京賦』 現代語訳と訳註

(本文)

後宮則昭陽飛翔,增成合驩,

蘭林披香,鳳皇鴛鸞。

羣窈窕之華麗,嗟顧之所觀。

故其館室次舍,采飾纖縟。

裛以藻繡,文以朱綠。

 

(下し文) #7

後宮には則ち 昭陽 飛翔,增成 合驩【ごうかん】,

蘭林 披香,鳳皇 鴛鸞あり。

窈窕の華麗を羣む,嗟 に顧みて之れ觀る所なり。

故に其の館室 次舍は,采飾 纖縟【せんじょく】あり。

裛【つつ】むに藻繡【そうしゅう】以てし,文【あやな】るに朱綠を以てす。

 

(現代語訳)

(華麗な後宮) 後宮には、昭陽殿・飛翔殿・増成殿・合辞殿とあり、

つづいて蘭林殿・披香殿・凰皇殿・鴛鸞殿がある。

いかにも柔軟優美で華麗な女官がむらがり集まって、ここで、感嘆しては後をふりかえり、目をとめて美人たちが見るところである。

だから後宮の館室、それに宿衛の官舎も休暇の宿舎も、五彩の色で飾り、織細で手がこんでいる。

木地は中に包みこむように、藻草模様でもって彫刻し、朱と縁とであざやかに彩色する。

 

漢長安図02

(訳注)

後宮則昭陽飛翔,增成合驩,

(華麗な後宮) 後宮には、昭陽殿・飛翔殿・増成殿・合辞殿とあり、

昭陽・飛翔・增成・合驩・蘭林・披香・鳳皇・鴛鸞  後宮内の八つの御殿の名称。すべて宮城内にある。このうち鳳皇殿と駕鸞殿とは未央殿の東にある。前者は宣帝の時上林苑に鳳凰がとまったという瑞兆にちなんで建てた(『漢書』郊祀志)。その他、通光殿というのもあった(『三輔黄図』)。

 

蘭林披香,鳳皇鴛鸞。

つづいて蘭林殿・披香殿・凰皇殿・鴛鸞殿がある。

 

羣窈窕之華麗,嗟顧之所觀。

いかにも柔軟優美で華麗な女官がむらがり集まって、ここで、感嘆しては後をふりかえり、目をとめて美人たちが見るところである。

羣 あつめる。

嗟 声を出して感嘆するためいき。

 後をふりかえり見る。「車中内顧せず」(『論語』の郷党)。

観 観(み)る。物を見てその実体を確かめる意あり。

 

故其館室次舍,采飾纖縟。

だから後宮の館室、それに宿衛の官舎も休暇の宿舎も、五彩の色で飾り、織細で手がこんでいる。

次舎 休暇を過ごす屋舎。『周礼』の天官に「宮伯は八次八舎を授く」の鄭玄注に「次とは其の宿衛の在る所、舎とは其の休沐の処」とある。休沐は休暇をとり休養すること。次の建物は宮中、舎は宮中の外にある。ここは後宮について『周礼』と同様な次舎の制があったことをいう。

采飾 五彩。五色の飾り。

纖縟 細密で手がこんでいるさま。

 

裛以藻繡,文以朱綠。

木地は中に包みこむように、藻草模様でもって彫刻し、朱と縁とであざやかに彩色する。

 包む。

藻繡, 「楹桷(柱とたるき)に藻草(もぐさ)を彫り、文(かざ)るに朱縁を以てす」(傳毅の七激)。
長安城漢唐