張衡《西京賦》(24) 神明台は、切り立つ絶壁のよう、ひとり抜きんでて、台上からそばだち、井幹楼は、矢倉楼を段々に重ねて、百層の高さに至る。高い柱の上に、飛ぶかのような梁をすえおいて、次々と斗拱を構えそれを受ける。幾層も重ねた構造で一階二階と積みあげて、引き続き上へ上へとのはし、北極星の高さを目指して、高々と力を合わせてささえあげる。

2014年3月7日の紀頌之5つのブログ
●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場
Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
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曹植(曹子建)詩 65首 index
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Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
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《寄隨州周員外》韓愈(韓退之) Ⅱ中唐詩 <974>  漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3854韓愈詩-267
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●杜甫の全作品1141首を取り上げて訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"
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張平子(張衡)《西京賦》(24)(建章宮〔一〕)103 文選 賦<114―(24)>31分割68回 Ⅱ李白に影響を与えた詩1061 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ3853

 

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(建章宮〔一〕)10-1

柏梁既災,越巫陳方。

(建章官(一)) 大初元年、柏架台炎上したれば、越の巫は火魔鎮圧の秘方を言上する。

建章是經,用厭火祥。

そのいうままに、建章宮といぅ大宮殿の造営をはかり、もって火の禍を折伏する。

營宇之制,事兼未央。

宮殿の規模は、未央宮に倍する大建築とする。

圜闕竦以造天,若雙碣之相望。

円形の宮門をもつ一対の楼観は、高くそびえて天にとどき、あたかも一双の碣石山が向かいあうかのよう。

 (建章宮〔一〕)10-2

鳳騫翥於甍標,咸溯風而欲翔。

その甍の端に、銅材でもって作る鳳凰があり、翼を張り、頭をもたげ、どれも羽ばたきをとめ、風を迎えて今にも翔はんばかりである。

閶闔之,別風嶕嶢。

宮殿の正門なる閶闔門の内側に、別風という楼観が、山のように高くけわしくそびえる。

何工巧之瑰瑋,交綺豁以疏寮。

なんと、楼観の細工は巧妙にしており、珠玉でつくられたかのように美しいのである。また、あやぎぬを張った華麗な小窓はからりとあき、透し彫りの格子窓がある。

干雲霧而上達,狀亭亭以苕苕。

高楼は雲霧をおかして空に達し、そのすがたは、高きが上にも高く、はるかなる上にもはるかに、のびていく。

 (建章宮〔一〕)10-3

神明崛其特起,井幹疊而百增。

神明台は、切り立つ絶壁のよう、ひとり抜きんでて、台上からそばだち、井幹楼は、矢倉楼を段々に重ねて、百層の高さに至る。

跱遊極於浮柱,結重欒以相承。

高い柱の上に、飛ぶかのような梁をすえおいて、次々と斗拱を構えそれを受ける。

累層構而遂隮,望北辰而高興。

幾層も重ねた構造で一階二階と積みあげて、引き続き上へ上へとのはし、北極星の高さを目指して、高々と力を合わせてささえあげる。

消雰埃於中宸,集重陽之清澂。

こうして下界の塵埃を払いさり、九天の清澄な世界に至る。

 (建章宮〔一〕)10-4

瞰宛虹之長鬐,察雲師之所憑。

上飛闥而仰眺,正睹瑤光與玉繩。

將乍往而未半,怵悼慄而慫兢。

非都盧之輕趫,孰能超而究升?

 

 (建章宮〔一〕)10-1

柏梁 既に災あり,越巫 方を陳ぶ。

建章を是れ經【はか】り,用て火祥【かしょう】を厭す。

營宇の制,事 未央を兼ぬ。

圜闕【えんけつ】竦えて以て天に造【いた】り,雙碣【そうけつ】の相い望むが若し。

(建章宮〔一〕)10-2

鳳は騫翥於甍標【ぼうひょう】に【けんしょ】し,咸【みな】 溯風に【さか】らいて翔【かけ】らんと欲す。

閶闔【しょうこう】の,別風 嶕嶢【そうぎょう】たり

何ぞ工巧の瑰瑋【かいい】ならん,交綺 豁【ほがらか】にして以て疏寮【そりょう】あり

雲霧を干【おか】して上に達し,狀亭 亭として以て苕苕【ちょうちょう】たり

(建章宮〔一〕)10-3

神明 崛とし 其れ特【ひと】り起ち,井幹【せいかん】【かさな】りて 百增【ひゃくそう】あり

遊極を浮柱【ふちゅう】に【お】き,重欒を結んで以て相い承く。

層構を累【かさ】ねて 遂に隮【のぼ】り,北辰を望んで 高く興る。

雰埃【ふんあい】 中宸に消し,重陽の清澂なるに集【いた】る。

(建章宮〔一〕)10-4

宛虹【えんこう】の長鬐【ちょうき】を瞰【み】て,雲師の憑る所を察す。

飛闥【ひたつ】に上りて 仰ぎ眺みて,正に瑤光【ようこう】と玉繩【ぎょくじょう】とを睹【み】る。

將に乍ち往かんとして 未だ半ならざるに,怵悼【じゅつとう】として慄れて 慫兢【しょうきょう】す。

都盧【とろ】の輕趫【けいきょう】なるに非らずんば,孰か能く超えて 究めて升らん?

長安城漢唐

 

『西京賦』 現代語訳と訳註

(本文)  (建章宮〔一〕)10-3

神明崛其特起,井幹疊而百增。

跱遊極於浮柱,結重欒以相承。

累層構而遂隮,望北辰而高興。

消雰埃於中宸,集重陽之清澂。

 

(下し文)  (建章宮〔一〕)10-3

神明 崛とし 其れ特【ひと】り起ち,井幹【せいかん】疊【かさな】りて 百增【ひゃくそう】あり。

遊極を浮柱【ふちゅう】に跱【お】き,重欒を結んで以て相い承く。

層構を累【かさ】ねて 遂に隮【のぼ】り,北辰を望んで 高く興る。

雰埃【ふんあい】 中宸に消し,重陽の清澂なるに集【いた】る。

 

(現代語訳)

神明台は、切り立つ絶壁のよう、ひとり抜きんでて、台上からそばだち、井幹楼は、矢倉楼を段々に重ねて、百層の高さに至る。

高い柱の上に、飛ぶかのような梁をすえおいて、次々と斗拱を構えそれを受ける。

幾層も重ねた構造で一階二階と積みあげて、引き続き上へ上へとのはし、北極星の高さを目指して、高々と力を合わせてささえあげる。

こうして下界の塵埃を払いさり、九天の清澄な世界に至る。

 

 累層構而遂隮01

(訳注) (建章宮〔一〕)10-3

神明崛其特起,井幹疊而百增。

神明台は、切り立つ絶壁のよう、ひとり抜きんでて、台上からそばだち、井幹楼は、矢倉楼を段々に重ねて、百層の高さに至る。

神明 台の名。「西都の賦」に見ゆ。建章宮の南にあり、高さ五十丈。一説五十余丈、懸閣、輦道が相属るとあり(『水経』渭水注)。

崛 切り立つさま。

特 他の力を借りず自力で。ひとり抜きんでている。

井幹 木を積み高くし樓とする。井戸の木の欄干、井幹(井げた)の形をなす。よって樓の名とす。建章宮の南にあり、高さ五十丈(「郊祀志」)という。四角あるいは八角の形をなすともいう。

 

跱遊極於浮柱,結重欒以相承。

高い柱の上に、飛ぶかのような梁をすえおいて、次々と斗拱を構えそれを受ける。

鈷 置く。

遊極・浮柱 遊は高く飛ぶさま。上空に梁をおくさま、浮も空中高く柱をのばしたさま。

結 構える。

斗拱00 

累層構而遂隮,望北辰而高興。

幾層も重ねた構造で一階二階と積みあげて、引き続き上へ上へとのはし、北極星の高さを目指して、高々と力を合わせてささえあげる。

興 心と力とを同じくして共に挙げる。字の原義による。

 

消雰埃於中宸,集重陽之清澂。

こうして下界の塵埃を払いさり、九天の清澄な世界に至る。

雰埃 塵埃。

中宸 天地の交わり会うところ。転じて宮殿、下界の意。

重陽 天。上方を陽という。陽を清ともいう。下文「清徴もここによる。陽を積むは天、天は九重ともいう。『楚辞』の遠遊篇に「重陽に集たる」とあり。
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