李白《安州應城玉女湯作【《荊州記》云:「(常)有玉女乘車投此泉。」】-1昔、神女は丹を練って、この幽静の仙郷に入っていたが、その後には湯の池がみなぎって、そこから流れ出て大川になるのである。

 

 
 2014年11月17日の紀頌之5つのブログ 
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133-1 《安州應城玉女湯作【《荊州記》云:「(常)有玉女乘車投此泉。」】-1Index- 9Ⅱ―4-729年開元十七年29歳 <133-1> Ⅰ李白詩1316 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ5128

 

 

年:729年開元十七年29

卷別:    卷一八一              文體:    五言古詩

詩題:    安州應城玉女湯作〔《荊州記》云:「(常)有玉女乘車投此泉。」〕

作地點:              安陸(淮南道 / 安州 / 安陸)

及地點:             

應城 (淮南道 安州 應城)    

玉女湯 (淮南道 安州 應城) 別名:玉女泉     

宋玉田 (江南西道 岳州 巴陵)           

 

 

安州應城玉女湯作〔《荊州記》云:「(常)有玉女乘車投此泉。」〕-1

(淮南道 安州に應城縣ある玉女湯で作詩する。)

神女歿幽境,湯池流大川。

昔、神女は丹を練って、この幽静の仙郷に入っていたが、その後には湯の池がみなぎって、そこから流れ出て大川になるのである。

陰陽結炎炭,造化開靈泉。

この地の玉女は、陰と陽の二気でもって炭焔が万物を溶解させ、造と化はここに霊泉を開いたのである。

地底爍朱火,沙傍歊素煙。

地底には赤い炎が燃え盛り、沙傍には白い煙が熱して湧き上がる。

安州應城玉女湯の作〔《荊州記》に云う:「常に玉女有り車に乘じて此の泉に投ず。」〕

神女 幽境に歿し,湯池 大川に流る。

陰陽 炎炭を結び,造化 靈泉を開く。

地底 朱火爍し,沙傍 素煙歊【あぶ】る。

-2

沸珠躍明月,皎鏡函空天。

氣浮蘭芳滿,色漲桃花然。

精覽萬殊入,潛行七澤連。

愈疾功莫尚,變盈道乃全。

-3

濯濯氣清泚,晞髮弄潺湲。

散下楚王國,分澆宋玉田。

可以奉巡幸,奈何隔窮偏。

獨隨朝宗水,赴海輸微涓。

 

安陸・南陽・嚢陽 李白00 

『安州應城玉女湯作』 現代語訳と訳註解説

(本文)

安州應城玉女湯作〔《荊州記》云:「(常)有玉女乘車投此泉。」〕

神女歿幽境,湯池流大川。

陰陽結炎炭,造化開靈泉。

地底爍朱火,沙傍歊素煙。

 

(下し文)

安州應城玉女湯の作〔《荊州記》に云う:「常に玉女有り車に乘じて此の泉に投ず。」〕

神女 幽境に歿し,湯池 大川に流る。

陰陽 炎炭を結び,造化 靈泉を開く。

地底 朱火爍し,沙傍 素煙歊【あぶ】る。

 

(現代語訳)

(淮南道 安州に應城縣ある玉女湯で作詩する。)

昔、神女は丹を練って、この幽静の仙郷に入っていたが、その後には湯の池がみなぎって、そこから流れ出て大川になるのである。

この地の玉女は、陰と陽の二気でもって炭焔が万物を溶解させ、造と化はここに霊泉を開いたのである。

地底には赤い炎が燃え盛り、沙傍には白い煙が熱して湧き上がる。

 

(訳注)

安州應城玉女湯作〔《荊州記》云:「(常)有玉女乘車投此泉。」〕

(淮南道 安州に應城縣ある玉女湯で作詩する。)

安州 淮南道 安州に應城縣あり、荊州記に「玉女泉は湖廣徳安府應城縣西五十五里にあり、その泉熱沸、野老相伝う、玉女、丹を練る。」とある。

 

神女歿幽境,湯池流大川。

昔、神女は丹を練って、この幽静の仙郷に入っていたが、その後には湯の池がみなぎって、そこから流れ出て大川になるのである。

幽境 世俗を離れた静かな所。

この二句は神女は西王母、湯池は崑崙山をいう。西王母は、中国で古くから信仰された女仙、女神。姓は楊、名は回。 九霊太妙亀山金母、太霊九光亀台金母、瑶池金母、王母娘娘などともいう。 王母は祖母の謂いであり、西王母とは、西方の崑崙山上に住する女性の尊称である。崑崙とは、中国古代の伝説上の山岳。崑崙山・崑崙丘・崑崙虚ともいう。中国の西方にあり、黄河の源で、玉を産出し、仙女の西王母がいるとされた。仙界とも呼ばれ、八仙がいるとされる。

 

陰陽結炎炭,造化開靈泉。

この地の玉女は、陰と陽の二気でもって炭焔が万物を溶解させ、造と化はここに霊泉を開いたのである。

陰陽 中国の思想に端を発し、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(いん)と陽(よう)の二つのカテゴリに分類する思想。陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こるとされる

造化 1 天地万物を創造し育てること。また、それをなす者。造物主。2 造物主によってつくられたもの。自然。

 

地底爍朱火,沙傍歊素煙。

地底には赤い炎が燃え盛り、沙傍には白い煙が熱して湧き上がる。

爍朱火 赤い炎が燃え盛る。

歊素煙 白い煙を吹きだす。白い煙が熱して湧き上がる。