李白《夜別張五》錦帯をほどいて、腰に佩びたる寶剣の一振りである龍泉剣を君に贈って、留別のきねんとして、千觴を傾けて存分に酔った。

 
 2014年12月12日の紀頌之5つのブログ 
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年:730年開元十八年30

卷別:    卷一七四              文體:    五言律詩

詩題:    夜別張五

交遊人物:張    當地交遊(京畿道 京兆府 長安)

 

夜別張五

(酒を呑みかわし、夜、張五に留別するために作った)

吾多張公子,別酌酣高堂。

わたしは張公子という人物を尊重する。ここで別れを為すにおいて高堂において、酒を酌み交わした

聽歌舞銀燭,把酒輕羅裳。

歌を謡い始めると、起ちあがって、銀燭の前で踊り出し、酒樽を手に取れば、白色の羅裳を軽く翻した。

橫笛弄秋月,琵琶彈陌桑。

並んでいる妓女たちが横笛を秋月の前で吹いてくれ、琵琶で陌上桑の古曲を弾じてくれるのを聞くほどに興が昂って行く。

龍泉解錦帶,為爾傾千觴。

そうなると、錦帯をほどいて、腰に佩びたる寶剣の一振りである龍泉剣を君に贈って、留別のきねんとして、千觴を傾けて存分に酔った。

 

(夜 張五に別る)

吾は多とす張公子,別酌 高堂に酣【たけなわ】なり。

歌を聽いて銀燭を舞わしめ,酒を把って羅裳を輕んず。

橫笛 秋月を弄し,琵琶 陌桑を彈ず。

龍泉 錦帶を解き,爾の為に千觴を傾く。

 

終南山06 

『夜別張五』 現代語訳と訳註解説

(本文)

夜別張五

吾多張公子,別酌酣高堂。

聽歌舞銀燭,把酒輕羅裳。

橫笛弄秋月,琵琶彈陌桑。

龍泉解錦帶,為爾傾千觴。

 

(下し文)

(夜 張五に別る)

吾は多とす張公子,別酌 高堂に酣【たけなわ】なり。

歌を聽いて銀燭を舞わしめ,酒を把って羅裳を輕んず。

橫笛 秋月を弄し,琵琶 陌桑を彈ず。

龍泉 錦帶を解き,爾の為に千觴を傾く。

 

(現代語訳)

(酒を呑みかわし、夜、張五に留別するために作った)

わたしは張公子という人物を尊重する。ここで別れを為すにおいて高堂において、酒を酌み交わした

歌を謡い始めると、起ちあがって、銀燭の前で踊り出し、酒樽を手に取れば、白色の羅裳を軽く翻した。

並んでいる妓女たちが横笛を秋月の前で吹いてくれ、琵琶で陌上桑の古曲を弾じてくれるのを聞くほどに興が昂って行く。

そうなると、錦帯をほどいて、腰に佩びたる寶剣の一振りである龍泉剣を君に贈って、留別のきねんとして、千觴を傾けて存分に酔った。

杜甫乱前後の図003鳳翔 

(訳注)

夜別張五

(酒を呑みかわし、夜、張五に留別するために作った)

 

吾多張公子,別酌酣高堂。

わたしは張公子という人物を尊重する。ここで別れを為すにおいて高堂において、酒を酌み交わした

 尊重すること。

 

聽歌舞銀燭,把酒輕羅裳。

歌を謡い始めると、起ちあがって、銀燭の前で踊り出し、酒樽を手に取れば、白色の羅裳を軽く翻した。

 

橫笛弄秋月,琵琶彈陌桑。

並んでいる妓女たちが横笛を秋月の前で吹いてくれ、琵琶で陌上桑の古曲を弾じてくれるのを聞くほどに興が昂って行く。

琵琶 中国に伝播したのは前漢の頃で、当初は「西方の琴(弦楽器)」を意味する「胡琴」の名称で呼ばれた(宋代以降現在までに胡琴と呼称される楽器はまったく別のもの)。やがてウイグル語のバルバットが漢語に音訳された「琵琶」が呼称として定着した。唐時代の琵琶は現在の日本の楽琵琶とほぼ同じ形をしており、音楽理論が整備される中で、調弦法も多数定められ、様々な合奏にも用いられ、記譜法も確立し、宮廷音楽から民間音楽まで、合奏、独奏、歌唱の伴奏と広く愛好された。

陌桑 陌上桑、琵琶の曲名。

 

龍泉解錦帶,為爾傾千觴。

そうなると、錦帯をほどいて、腰に佩びたる寶剣の一振りである龍泉剣を君に贈って、留別のきねんとして、千觴を傾けて存分に酔った。

龍泉 龍泉と太阿、二振りの寶剣のことで、。龍泉(りょうせん) ◇『晋書』「張華伝」 雷煥と張華が手に入れた二振りの宝剣のうちの一つ。斗牛の間が毎夜紫色に光るので、張華が尋ねると、占星術に長けた雷煥は宝剣の精だと言う。張華は雷煥に宝剣の捜索を依頼。雷煥は二本の宝剣を見つけ、一方を自分で持ち、他方を張華に贈った。

太阿(たいあ) ◇『晋書』「張華伝」 雷煥と張華が手に入れた二振りの宝剣のうちの一つ。張華が没するとその剣は行方不明になるが、雷煥の剣は息子雷華が受け継ぐ。しかし、その剣もある時、 腰からひとりでに飛び出して川に沈む。見ると水底に剣はなく、二匹の龍が見えたという。
李白図102