李白  送韓準裴政孔巢父還山#3

昨宵夢裡還,雲弄竹溪月。今晨魯東門,帳飲與君別。

雪崖滑去馬,蘿徑迷歸人。相思若煙草,歷亂無冬春。

我は、昨夜、夢中になってしまい、彼等の舊居に帰るのに遇ったが、ともに竹渓の月を弄んだとのことであった。聞けば、各々その故郷の徂徠山に歸山するとのことで、今朝、魯の東門外に於いて、万幕を張り祖道の宴を設け、いよいよ君とわかれることに成った。しも、寒い盛りで、雪を帯びたる崖路は、馬も滑り易く、甚だ危険であるから、よくよく注意してゆかねばならない、舊山の道も、茂って、久しく荒葉に任せであったから、定めて、徑路には蔦蘿が生い茂って歸人を迷わすことであろう。別後、諸君に対する相思の情は、さながら煙れる草の如く、冬といわず、春といわず、四時ともに、離離としで雜乱して居る。

286-#3 《卷十五12送韓準裴政孔巢父還山》-#3 Index-20Ⅱ― 15-740年開元二十八年40歳 <286-#3> Ⅰ李白詩1573 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6413


 
 2015年8月6日の紀頌之5つのBlog 
 ●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、その後に李白再登場 
 Ⅰ李白と李白に影響を与えた詩
 
LiveDoorBlog
286-#3 《卷十五12送韓準裴政孔巢父還山》-#3 Index-20Ⅱ― 15-740年開元二十八年40歳 <286-#3> Ⅰ李白詩1573 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6413 
 孟浩然 詩 index李白詩index謝霊運 詩 index司馬相如 《 子虛賦 ・上林賦 》揚雄 《 甘泉賦 》 ●諸葛亮(孔明)出師表 
 曹植(曹子建)詩 65首 index文選 賦)兩都賦序・西都賦・東都賦 (班固)《李白 全詩》
  総合案内
(1)漁父辞 屈原『楚辞・九歌』東君 屈原《楚辞 『九辯』》 宋玉  <案内> 
 ●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首  
 Ⅱ中唐詩・晩唐詩
 
 LiveDoorBlog
79-#2 (改訂)《巻0211送靈師》-#2 韓愈(韓退之) 804年貞元20年 37歳<1486> Ⅱ【11分割】-#2 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6414 
 ・李商隠詩 (1) 136首の75首・李商隠詩 (2) 135首の61首●韓愈index-1 ・孟郊、張籍と交遊・汴州乱41首●韓愈詩index-2[800年 33歳~804年 37歳]27首●韓愈詩index-3 805年 38歳・]陽山から江陵府 36首●韓愈詩index-4 806年 39歳 江陵府・権知国子博士 51首(1)25首 
 index-5 806年39歳 50首の(2)25首index-6[807年~809年 42歳]20首index-7[810年~811年 44歳] 34首index-8 [812年~814年47歳]46首index-9[815年~816年 49歳] 57首index-10[817年~818年 51歳]・「平淮西碑」28首 
 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
 孟郊張籍     
 ●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
 Ⅲ杜甫詩全1500首   LiveDoorBlog766年-90杜甫 《1568白鹽山【案:白鹽崖高千餘丈,在州城東十七里。】》五言律詩 杜甫詩index-15-766年大暦元年55歲-90 <953> 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6400 
 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
 ●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集  不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている 
 Ⅳブログ漢・唐・宋詞詩集 Fc2Blog 
        
 ●花間集全詩●森鴎外の小説『魚玄機』、芸妓で高い評価を受けた『薛濤』の詩。唐時代にここまで率直な詩を書く女性が存在した奇跡の詩。唐から五代詩詞。花間集 
 Ⅴ.唐五代詞詩・宋詞詩・女性 LiveDoorBlog7毛文錫《巻五28戀情深二首其二》『花間集』229全詩訳注解説(改訂版Ver.2.1)-漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ-6417 
 薛濤の全詩花間集(1巻花間集(2巻花間集(3巻花間集(4巻花間集(5巻 
 魚玄機全詩花間集(6巻花間集(7巻花間集(8巻花間集(9巻花間集10巻 
 温庭筠66首 花間集1・2巻皇甫松11首 花間集二巻韋莊47首 花間集二巻薛昭蘊19首 花間集三巻牛嶠31首 花間集三・四巻張泌27首 花間集四巻 
 毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻 
 魏承班15首 花間集8・9巻鹿虔扆6首 花間集9巻閻選8首 花間集9巻尹鶚6首 花間集9巻毛熙震29首 花間集9・10巻李珣39首 花間集10巻 
  ■最近Best5 賦・詩・詞(漢詩4ブログ各部門)漢詩総合サイト 07ch 
 杜甫全詩案内韓愈全詩案内李白全集文選古詩源花間集案内 
 

 

河南道 兗州 瑕丘 徂徠山j00 

年:740年開元二十八年40

卷別:    卷一七五              文體:    五言古詩

詩題:    送韓準裴政孔巢父還山

作地點:              兗州(河南道 / 兗州 / 兗州)  -3

及地點:              東門 (河南道 兗州 瑕丘)   -3

竹溪 (河南道 兗州 徂徠山)  -34に近い)

交遊人物:韓準    ・裴政    ・孔巢父  當地交遊(河南道 兗州 兗州)

 

 

送韓準裴政孔巢父還山 #1

(韓準・裴政・孔巢父の竹渓の友人たちが、徂徠山に帰るというのでこの詩を作って送った。) #1

獵客張兔罝,不能掛龍虎。

猟人が兎綱を張ると、無論、兎は取れるが、龍虎を其の網にからめ取ることはできない。龍虎はもとより、兎などの居る様な処には住んで居らぬもので、それにつけでも、住む処をえらぶということは、第一に肝要である。

所以青雲人,高歌在巖

されば、青雲の志があって、神仙の道を学ばんと欲するものは、高歌して巌戸の間に隱れ棲むのを例として居る。

韓生信英裴子含清真。

ここにいる、我が友の韓準は、信に英雋の才士であるし、裴政は性情、清眞なのである。

孔侯復秀出,俱與雲霞親。

そして、孔巣父に至っては、更に傑出しているのであり、ともに、徂徠山で雲霞と親しんで居たのである。

#2

峻節凌遠松,同衾臥盤石。

三人の峻節は、遠山の松をも凌ぐべく、そして、交際は、極めて親密であって、衾褥を同じゅうして大石の上に臥した。

斧冰嗽寒泉,三子同二屐。

そして、斧で氷を敲き破って、寒泉に嗽すぎ、又三人で二人分の木屐を共用して居る位である。

時時或乘興,往往雲無心。

時としては、興に乗じてその住居から出てくることもあるが、さながら、雲の岫を出づると同じく、もとより、無心である。

出山揖牧伯,長嘯輕衣簪。

それで、山を出ると、州牧に長揖し、しかも、浩嘯して、衣簪を軽んじ、人間の爵禄などは、何とも思はない。

#3

昨宵夢裡還,雲弄竹溪月。

我は、昨夜、夢中になってしまい、彼等の舊居に帰るのに遇ったが、ともに竹渓の月を弄んだとのことであった。

今晨魯東門,帳飲與君別。

聞けば、各々その故郷の徂徠山に歸山するとのことで、今朝、魯の東門外に於いて、万幕を張り祖道の宴を設け、いよいよ君とわかれることに成った。

雪崖滑去馬,蘿徑迷歸人。

今しも、寒い盛りで、雪を帯びたる崖路は、馬も滑り易く、甚だ危険であるから、よくよく注意してゆかねばならない、舊山の道も、茂って、久しく荒葉に任せであったから、定めて、徑路には蔦蘿が生い茂って歸人を迷わすことであろう。

相思若煙草,歷亂無冬春。

別後、諸君に対する相思の情は、さながら煙れる草の如く、冬といわず、春といわず、四時ともに、離離としで雜乱して居る。

 

(韓準・裴政・孔巢父の還山にるを送る) #1

獵客 兔罝を張るも,龍虎を掛くるを能わず。

青雲の人,高歌して巖在る所以なり

韓生 信に英裴子 清真を含む。

孔侯 復た秀出,俱に雲霞に親む。

#2

峻節、遠松を凌ぎ、同衾 盤石に臥す

氷に斧して寒泉に嗽ぎ、三子、二屐を同じくす。

時時或は興に乗じ、往往、雲に心なし。

山を出でて、牧伯に揖し、長嘯、衣簪を軽んず。

#3

昨宵 夢裡に還り,雲う 竹溪の月を弄すと。

今晨 魯の東門,帳飲 君と別る。

雪崖 去馬に滑かに,蘿徑 歸人を迷わしむ。

相思 、煙草の若く、歴乱、冬春なし。

 

 

『送韓準裴政孔巢父還山』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

#3

昨宵夢裡還,雲弄竹溪月。

今晨魯東門,帳飲與君別。

雪崖滑去馬,蘿徑迷歸人。

相思若煙草,歷亂無冬春。


(下し文) #3

昨宵 夢裡に還り,雲う 竹溪の月を弄すと。

今晨 魯の東門,帳飲 君と別る。

雪崖 去馬に滑かに,蘿徑 歸人を迷わしむ。

相思 、煙草の若く、歴乱、冬春なし。

(現代語訳) #3

我は、昨夜、夢中になってしまい、彼等の舊居に帰るのに遇ったが、ともに竹渓の月を弄んだとのことであった。

聞けば、各々その故郷の徂徠山に歸山するとのことで、今朝、魯の東門外に於いて、万幕を張り祖道の宴を設け、いよいよ君とわかれることに成った。

今しも、寒い盛りで、雪を帯びたる崖路は、馬も滑り易く、甚だ危険であるから、よくよく注意してゆかねばならない、舊山の道も、茂って、久しく荒葉に任せであったから、定めて、徑路には蔦蘿が生い茂って歸人を迷わすことであろう。

別後、諸君に対する相思の情は、さながら煙れる草の如く、冬といわず、春といわず、四時ともに、離離としで雜乱して居る。

河南道 兗州 瑕丘 徂徠山j00
(訳注) #3

送韓準裴政孔巢父還山 #1

(韓準・裴政・孔巢父の竹渓の友人たちが、徂徠山に帰るというのでこの詩を作って送った。)

韓準・裴政・孔巢父 竹渓の六逸

舊唐書卷一百五十八 列傳第一百四○「孔巢父從子戡戣戢許孟容中元膺劉棲楚張宿熊望柏耆 孔巢父,冀州人,字弱翁。父如珪,海州司參軍,以巢父贈工部郎中。巢父早勤文史,少時與韓准、裴政、李白、張叔明、陶沔隱於徂來山,時號『竹溪六逸』。永王璘起兵江淮,聞其賢,以從事辟之。巢父知其必敗,側身潛遁,由是知名。從德宗幸奉天,遷給事中、河中陝華等州招討使。尋兼御史大夫,充魏博宣慰使。遭害。

還山 徂徠山

 

昨宵夢裡還,雲弄竹溪月。

我は、昨夜、夢中になってしまい、彼等の舊居に帰るのに遇ったが、ともに竹渓の月を弄んだとのことであった。

竹溪 徂徠山の隠棲の竹渓。竹溪 (河南道 兗州 徂徠山)  -34に近い)

 

今晨魯東門,帳飲與君別。

聞けば、各々その故郷の徂徠山に歸山するとのことで、今朝、魯の東門外に於いて、万幕を張り祖道の宴を設け、いよいよ君とわかれることに成った。

 東門 (河南道 兗州 瑕丘)   -3   魯は、中国の王朝名・地名。地名としての魯は現在の中国山東省南部を指す。山東省全体の略称としても用いられる。 王朝としての魯は、中国大陸に周代、春秋時代、戦国時代に亘って存在した国である。代々の魯公の爵位は侯爵であり、姓は姫である。首府は曲阜。 周公旦の子伯禽が成王によって封ぜられて成立した。

帳飲 曠地に幔幕を張って酒を飲む。

 

雪崖滑去馬,蘿徑迷歸人。

今しも、寒い盛りで、雪を帯びたる崖路は、馬も滑り易く、甚だ危険であるから、よくよく注意してゆかねばならない、舊山の道も、茂って、久しく荒葉に任せであったから、定めて、徑路には蔦蘿が生い茂って歸人を迷わすことであろう。

雪崖 積雪が崩れることによってできた崖壁、崖に氷雪によりかたまった状況の道路。

 

相思若煙草,歷亂無冬春。

別後、諸君に対する相思の情は、さながら煙れる草の如く、冬といわず、春といわず、四時ともに、離離としで雜乱して居る。

歷亂 1.乱,乱。 南朝 鮑照 行路》之九:“剉檗染黃絲, 黃絲歷亂不可治。

2. ① 花の咲き乱れるさま。② ありのままに輝き現れるさま。ひかり輝くさま。 南朝 文帝 《采桑》:““細萍重疊長, 新花歷亂開。

相思 李白はこの語を自身の詩の約1000首の内、62首に使っている。