744年-014-#3卷161_5-#3【字解集】 古風五十九首之五(卷二(一)一○二) 「太白何蒼蒼」詩 紀頌之7733
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2016年11月29日 |
の紀頌之5つの校注Blog |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注 |
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Ⅰ李白詩 |
(李白集校注) |
744年-014-#3卷161_5-#3【字解集】 古風五十九首之五(卷二(一)一○二) 「太白何蒼蒼」詩 紀頌之7733 |
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Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注 |
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Ⅲ 杜詩 |
詳注 |
767年-027 喜觀即到復題短篇二首其一 杜詩詳注卷一八(四)頁一六一七 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7657 |
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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集 不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。 |
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Ⅳブログ詩集 |
漢・唐・宋詞 |
花間集 訳注解説 巻一22 (29)回目温庭筠 《歸國遙二首其二》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7736 (11/29) |
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花間集 巻一 (27)回目温庭筠 《更漏子六首 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7724 (11/27) |
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●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始 |
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Ⅴ.唐五代詞詩・女性 |
・玉臺新詠 |
玉-010-#1 古樂府詩六首其一 -#1日出二東南隅行〈無名〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7737 |
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古風五十九首之五(卷二(一)一○二)「太白何蒼蒼」詩【字解集】
古風,五十九首之五
(翰林供奉として長安にあった時に、終南山に遊び、遊仙のことをのべた。)744年天寶三年44歳の詩。
1. 古風とは古体の詩というほどのことで、漢魏の間に完成した五言古詩の継承を目指すものである。諸篇は一時の作でなく、折にふれて作られた無題の詩を後から編集したのである。
李白index- 23Ⅲ-1 《744年 高力士に讒言され首都追放。四方遊歴を再開する。》李白詩 全詩<李白index- 23> Ⅰ李白詩1094 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4018
2. 太白山 長安の西方80kmにある3767m、陝西省武功県、の南にある山の名。標高もあり、山頂には年中積雪がある。 五嶽より圧倒的に高い。古来、五嶽を基本のして地方を9つに分けて考えられていた世界観からすれば太白山はその世界を外れた天に続く山とされていたのだろう。 陝西省関中道郿縣の南にあり、上に洞窟がある。道教でいう第十一洞天の霊場である。
《水經注地理志》「武功縣有太一山、古文以為終南、杜預以為中南。亦曰、太白山在武功縣南、去長安二百里、不知其高㡬何、俗云、武功太白去天三百。」(武功縣に太一山有り、古文には以て終南と為し、杜預は以て中南を為すとした。亦た曰く、太白山は武功縣の南に在り、長安を去ること二百里に、其の高さ㡬何かを知らず、俗に云う、武功太白 天を去ること三百。)
杜彦達曰 「太白山南連武功山于諸山最為秀傑。冬夏積雪、望之皓然。」(太白山は南、武功山に連り、諸山に于て最も秀傑を為す。冬夏積雪、之を望めば皓然たり。」)
《695巻二十9登太白峰》 李白 20
西上太白峯、夕陽窮登攀。
太白与我語、為我開天関。
願乗泠風去、直出浮雲間。
挙手可近月、前行若無山。
一別武功去、何時復更還。
西方登は太白峰、夕陽は山擧に窮めた。
太白星は我に語りかけ、私のために天空の門を開いた。
爽やかな風に乗り、すぐにも出たい雲のあいだを。
手を挙げれば月に近づき、前にすすめば遮るものも無いかのように。
ひとたび去る武功の地、いつまた帰ってこられるのか。
3. 蒼蒼 山があおあおとしている、そのようす。
4. 星辰 星も辰も、ほし。
5. 森列 いかめしくならぶ。
6. 去天三百里 2.太白山の字解参照。三秦記「武功太白去天三百」(武功の太白、天を去ること三百里)とみえる。
7. 邈爾與世絕 陶潛《癸卯歲十二月中作》詩「寢跡衡門下,邈與世相絶。」に基づく。邈爾 ばくじ はるか遠くにあること。世絕 世俗を断絶している。
8. 披云臥 謝靈運 「躋険築幽居、披雲臥石門。」(険に躋【のぼ】りて幽居を築き、雲を披【ひら】きて石門に臥す。)嶮しい道を登ったところに一軒家を別荘として建てた、雲におおわれたところ、石門のところに隠棲すために住居した。
謝霊運 《石門新營所住四面高山回溪石瀨修竹茂林(石門在永嘉)》 kanbuniinkai紀 頌之
・披 着物としてきる。 ・云 雲。云は古来文字。
9. 松雪 風雨、風雪に耐えて緑を保つ松を言う。顔延年詩 「山明望松雪」とある。
10. 冥棲 ひっそりとしたところに棲む。一心不乱に行い澄ます11. 真人 道教の教義・奥義を探求し、修練を積んだ人。仙人を言う。
12. 長跪 ちょうき 長く両ひざをついてお辞儀をする姿勢をとること。曹植《飛龍篇》「我知真人長跪問道榖」
13. 寶訣 ほうけつ、仙家の秘訣。 修行をして体得した悟りとか奥義。
14. 粲然 にこやかに笑う時に白い歯を見せる貌のさま。あざやかなさま。梁傳 軍人粲然皆笑。 范甯註「粲然盛笑貌」郭璞詩「靈妃顧我笑粲然啟玉齒」 李善註「啟齒笑也」
15. 煉藥 仙薬を練ること。・丹砂:水銀と硫黄の化合した赤色の土を何回もねり上げる・金丹:黄金となり、それを飲むと仙人になれるという。覚醒状態にさせる薬。呉越春秋「早朝晏罷切齒銘骨
16 竦身已電滅 仙人は、上はよく身を雲霄にそばだて、下はよく形を川海にひそめる、という。
17 蒼然 春の草木が萌え出るさま。抱朴子 夫得道者上能竦身於雲霄下能潛形于川海蒼然怱遽貌
18 五情 喜び・怒。・哀しみ・楽しみ・怨みの五つの感情。
‣陶潜《影答形》詩「身沒名亦盡、念之五情熱。」(身沒すれば 名も亦た盡き,之れを念へば 五情熱す。)肉体が滅べば、名声やこの世にいたという形式上の存在のしるしである名も尽き果ててしまう。この「身沒名亦盡」のことを深く心で思っていると心が熱くなってくる。
・身沒:肉体が滅ぶ。死ぬ。 ・名亦盡:他人の意識の中にある自分というものも尽き果ててなくなってしまう。この世にいたという形式上の存在のしるしも尽き果ててしまう。 ・名:「身」に対して使われ、他人の意識の中にある自分というもの。「身」が肉体的、実体的、個体的存在を云うのに対して、「名」は社会的存在としての自分をいう。他人の意識に反映している自分というもの。名声。・念:深く心で思う。 ・之:・これ。前出「身沒名亦盡」を指す。 ・五情:五つの感情。喜怒哀楽怨。喜怒哀楽慾。 ・熱:あつくなってくる。悶える。
‣また、《礼記》には「七情六欲」の記載にある。喜、怒、哀、催、愛、悪、欲の七情と、生、死、耳、目、口、鼻の六つから発する欲をいう。1. 喜、 怒、 哀、 懼、 愛、 惡、 欲七種感情。 南朝梁·劉勰·文心雕龍·明詩: “人稟七情, 應物斯感, 感物吟志, 莫非自然。” 宋·蘇軾·睡鄉記: “昏然不生七情, 茫然不交萬事。” 2.中醫上指喜、 怒、 憂、 思、 悲、 恐、 驚等七種精神狀態, 為內傷病因。
封建支配者が人々の肉体と精神を禁縛する手段としての封建道徳であり、、もともと支配者の必要に従って一歩一歩発展してきたものである。支配者というものは、いつだって世も末になればなるほど、人々の頭脳、身体、七情六欲を、女性の足とともに取り締まる必要があると感じるようになり、封建道徳もまた彼らのこうした感覚が日ましに強まるにつれ、いよいよ厳格に、かつ周到になっていったものである。
曹植《上責躬應詔詩》表形影相弔五情愧赧。 劉良註「五情喜怒哀樂怨也」
19 丹砂 水銀と硫黄の化合した赤色の土を何回もねり上げる・金丹:黄金となり、それを飲むと仙人になれるという。覚醒状態にさせる薬。
古風五十九首 其五 |
太白何蒼蒼星辰上森列去天三百里邈爾與世絶中 |
有緑髪翁披雲一作/十春卧松雪不笑亦不語㝠棲在巖穴 |
我來逢真人長跪問寶訣粲然啟玉齒一作忽/自哂授以錬 |
藥説銘骨傳其語竦身已電滅仰望不可及蒼然五情 |
熱吾將營丹砂永世與人别 |
水經注 「太白山在武功縣南、去長安二百里、不知其髙㡬許、俗云、武功太白、去天三百。」 |
杜彦達曰 「太白山南連武功山于諸山最為秀傑。冬夏積雪、望之皓然。」 |
陶潛詩 「邈與世相絶。」 謝靈運詩 「披雲卧石門。」 |
顔延年詩 山明望松雪 曹植《飛龍篇》「我知真人長跪問道榖」 |
梁傳 軍人粲然皆笑。 范甯註「粲然盛笑貌」郭璞詩「靈妃顧我笑粲然啟玉齒」 李善註「啟齒笑也」 |
呉越春秋「早朝晏罷切齒銘骨抱朴子夫得道者上能竦身於雲霄下能潛形于/川海蒼然怱遽貌 |
曹植上責躬應詔詩表形影相弔五情愧赧。 劉良註「五情喜怒哀樂怨也」 陶潛詩「身沒名亦盡念之五情熱」 |