166_41 白鼻騧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016128

の紀頌之5つの校注Blog

 

 

●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年-019卷166_41 白鼻騧(卷六(一)四三八)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7787

 

 

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少年行・白馬篇・白雲歌など【字解集】Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7799

 

 

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

 

 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-16-#5 巻二 17-#5答張徹【案:愈為四門博士時作。張徹,愈門下士,又愈之從子婿。】Ⅱ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7788

 

 

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806年-16-#14 巻二 17-#14巻二 答張徹  【字解集】Ⅱ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7842

 

 

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

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index-4 806年 39 江陵・国子博士25

 

 

index-5 806年39歳(2)25

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index-8 [812年~814年47歳]46

index-9[815年~816年 49歳57

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index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

index-12 820 國子祭酒18

index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

Ⅲ 杜詩

詳注

757年-38 寄薛三郎中璩 -#5 杜詩詳注(卷一八(四)一六二○)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7789

 

 

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757年-40 寄薛三郎中璩 -#7 【字解集】 杜詩詳注(卷一八(四)一六二○)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7801

 

 

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

 

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

 

 

 

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花間集 訳注解説 巻一30 (38)回目温庭筠 《楊柳枝八首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7790 (12/08)

 

 

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花間集 巻一 (27)回目温庭筠 《更漏子六首 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7724 (11/27)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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玉-012-#2 古樂府詩六首其三隴西行 -#2〈無名〉 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7791

 

 

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玉集-01 古詩八首 【字解集】  Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 7731

 

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744-019166_41 白鼻騧(卷六(一)四三八)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集7787

(貴族の子弟が白鼻の黄馬に跨り、酒屋において傲慢に酒を貪ったさまを詠う。)

白鼻の黄馬には銀の鞍を置き、漢の武帝のように緑地の五色の錦で造った派手な泥除けをかけている。豪貴な少年は、細雨春風花がちり落る間に、白鼻の黄馬に乗って馳せてきて、鞭を揮って、疾風の如く、ペルシャの娘がやっている酒肆にはいって酒を飲むのをほしいままにしている。

 

744-019

白鼻騧(卷六(一)四三八)

全唐詩卷166_4

李白集校注巻卷六(一)四三八)

李太白集 巻05-015

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ7787

 

卷別

李白集校注

全唐詩

李太白集

 06-015

166_41

05-015-#1

詩題

白鼻騧(卷六(一)四三八)

文體

樂府

 

詩序

0

 

銀鞍白鼻騧,綠

 

 

作地點

長安(京畿道 / 京兆府 / 長安)

及地點

長安(京畿道 / 京兆府 / 長安)

交遊人物

 

交遊地點

 


 

年:731年開元十九年31

卷別:    卷一六五              文體:    樂府

詩題:    白鼻騧

作地點:              長安(京畿道 / 京兆府 / 長安)

 

 

白鼻騧

(貴族の子弟が白鼻の黄馬に跨り、酒屋において傲慢に酒を貪ったさまを詠う。)

銀鞍白鼻騧,綠地障泥錦。

白鼻の黄馬には銀の鞍を置き、漢の武帝のように緑地の五色の錦で造った派手な泥除けをかけている。

細雨春風花落時,揮鞭直就胡飲。

豪貴な少年は、細雨春風花がちり落る間に、白鼻の黄馬に乗って馳せてきて、鞭を揮って、疾風の如く、ペルシャの娘がやっている酒肆にはいって酒を飲むのをほしいままにしている。

 

(白鼻騧)

銀鞍白鼻の騧、緑地の障泥錦。

細雨 春風 花落つる時,鞭を揮って、直に胡姫に就いて飲む

 

  白鼻騧

  按樂府詩集 高陽樂人歌 古今樂録曰 魏/高陽王樂人所作也。 又有白鼻騧葢出於

  此其詞曰可憐白鼻騧相将入酒家無錢但共飲畫地作交賖

一作/鞍白鼻騧緑地一作/障泥錦。細雨春風花落時、一作春風細/雨落花時

揮鞭直就胡飲。毛萇詩傳 黄馬黑喙曰騧 西京雜記武帝得貳棡師天馬以

玫瑰石為鞍鏤以金銀鍮石以緑地 五色錦為蔽泥緑地字本此楊升菴外集

引此詩作 緑池 又曲為池字作觧甚謬蔽泥即障泥也。

詳見前紫騮馬註中 騧音𤓰又音戈

 

白鼻騧』 現代語訳と訳註解説
(本文)

白鼻騧

銀鞍白鼻騧,綠地障泥錦。

細雨春風花落時,揮鞭直就胡飲。

 

(含異文)

銀鞍白鼻騧,綠地障泥錦。

細雨春風花落時【春風細雨落花時】,揮鞭直就胡飲【揮鞭且就胡飲】。


(下し文)
(白鼻

銀鞍白鼻の、緑地の障泥錦。

細雨 春風 花落つる時,鞭を揮って、直に胡姫に就いて飲む。


(現代語訳)
(貴族の子弟が白鼻の黄馬に跨り、酒屋において傲慢に酒を貪ったさまを詠う。)

白鼻の黄馬には銀の鞍を置き、漢の武帝のように緑地の五色の錦で造った派手な泥除けをかけている。

豪貴な少年は、細雨春風花がちり落る間に、白鼻の黄馬に乗って馳せてきて、鞭を揮って、疾風の如く、ペルシャの娘がやっている酒肆にはいって酒を飲むのをほしいままにしている。



(訳注)

白鼻騧

(貴族の子弟が白鼻の黄馬に跨り、酒屋において傲慢に酒を貪ったさまを詠う。)

1. 騧 ①口先の黒い黄馬。②浅黄色の馬。『詩経秦風、小戎』「騧驪是驂、蔬」「今之浅黄色者爲騧馬」とある。

 古楽府は古典文学作品名である。 中国古典詩の一形式。唐代に白居易らによってつくられた新楽府に対して,六朝時代以前につくられた古い楽府をいう。

楽府(がふ)とは、漢詩の一形式で、古体詩の一種。その文体を楽府体(がふたい)ともいう。

前漢の時、民間歌謡の採集のため楽府という音楽官署(音楽取調所)が設立されたが、楽府において集められた歌謡そのものをさす言葉となった。以後、民間歌謡全般を楽府と称することがあり、宋元の詞や曲も楽府と呼ばれることがあった。文学史上のいわゆる楽府の形式は晋代以降に呼ばれるようになったもので、漢魏の古曲に基づく楽府を楽府古辞、六朝時代の民間歌謡にもとづくものを楽府民歌といい、これらを古楽府という。唐代になると古楽府はほとんど演奏されなくなり、古楽府の形式に沿って作られたりし、朗読される詩歌となっていった。また中唐以降になると、白居易を始めとして新しい題(新題)を創始して楽府が作られるようになり、これを新楽府という。

《樂府詩集橫吹曲辭五高陽樂人歌》 郭茂倩題解引 南朝陳智匠《古今樂錄》「 魏高陽王樂人所作也, 又有《白鼻騧》, 蓋出於此。” 2.一種白鼻黑喙的黃馬。

 

銀鞍白鼻騧,綠地障泥錦。

白鼻の黄馬には銀の鞍を置き、漢の武帝のように緑地の五色の錦で造った派手な泥除けをかけている。

2. 綠地障泥錦 西京雜記「武帝貮師の天馬を得、玫瑰石を持って鞍と為し、鏤乜めるには金銀鍮石を以てし、緑地の五色の錦を以て蔽泥と為す」とある。緑地というところで造られたものをいう。

西京雜記「武帝得貳棡師天馬、以玫石為鞍鏤、以金銀鍮石以緑地。 五色錦為蔽泥緑地、字本此楊升菴外集引、此詩作 緑池 又 曲為池字作觧甚謬蔽泥即障泥也。

 

細雨春風花落時,揮鞭直就胡飲。

豪貴な少年は、細雨春風花がちり落る間に、白鼻の黄馬に乗って馳せてきて、鞭を揮って、疾風の如く、ペルシャの娘がやっている酒肆にはいって酒を飲むのをほしいままにしている。

3. 胡姫 唐の時代「胡姫」はペルシャ(イラン系)の紅毛金髪、碧眼、白皙の女性を示していた。この当時、長安は世界最大の都市であり、西門の金光門は異民族への玄関口である。この門から東の春明門は目抜き通り、都登路であり、その真ん中に朱雀門があり、国際通りであった。『少年行二首其二』「落花踏尽遊何処、笑入胡姫酒肆中。五陵の貴盛の公子は白馬に銀の鞍をおいて、これにうち跨って、春風にむかって、おもむろに金市の東、繁華街の中を颯爽と行く。