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747-04163-22君道曲(卷四(一)三二一)漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之の李白詩訳注解説Blog9981

(君主がその側近を選定する前に、君主に天を覆うように聖徳をそそぐものであり、ここにあげるような君主を補佐する名臣人物を選ぶことが大切であると詠う。)

太君の聖徳は、天を覆うように天下を包まれている、海内を子愛し、南北に亘って広く運行し、その徳化は、行き渡らない隈もないくらい注がれている。

昔、黄帝の爪牙の臣がいたが、昔のことを掘り下げて考えてみると、太山稽のようなものがあって、これを使う事は、心の臂を使うが如くであった。

次に、齊の桓公は、管仲を以て羽翼となし、蜀王の劉備は諸葛亮を得て、宛然魚水の思いを為し、どちらも二つといないものと心得ていたのである。

いくら人君がえらくても、これを補佐する名臣がいなくては、全くダメなので、土が相扶て、はじめて、王者ができるわけである。そして、その王者は徳を積むこと、厚地のごとく、能く万物を生育してゆくのである。

 

747-04

君道曲(卷四(一)三二一)

全唐詩巻163-22

李白集校注卷四(一)三二一

李太白集巻三23

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ9981

 

全唐詩/163

君道曲

大君若天覆,廣運無不至。

軒后爪牙嘗先太山稽,如心之使臂。

小白鴻翼於夷吾,劉葛魚水本無二。

土校可成牆,積德爲厚地。

 


卷別

李白集校注

全唐詩

李太白集

163-22

163-22

巻三23

詩題

君道曲(卷四(一)三二一)

文體

雜言古詩

詠懐詩

詩序

0

     初句

大君若天覆,

天寶四年  745  45

 

作地點

0

及地點

0

 

0

交遊人物/交遊地點

 

交遊人物/交遊地點

0

0

 

交遊人物/交遊地點

0

 

君道曲

(君主がその側近を選定する前に、君主に天を覆うように聖徳をそそぐものであり、ここにあげるような君主を補佐する名臣人物を選ぶことが大切であると詠う。)

大君若天覆,廣運無不至。

太君の聖徳は、天を覆うように天下を包まれている、海内を子愛し、南北に亘って広く運行し、その徳化は、行き渡らない隈もないくらい注がれている。

軒后爪牙嘗先太山稽,如心之使臂。

昔、黄帝の爪牙の臣がいたが、昔のことを掘り下げて考えてみると、太山稽のようなものがあって、これを使う事は、心の臂を使うが如くであった。

小白鴻翼於夷吾,劉葛魚水本無二。

次に、齊の桓公は、管仲を以て羽翼となし、蜀王の劉備は諸葛亮を得て、宛然魚水の思いを為し、どちらも二つといないものと心得ていたのである。

土校可成牆,積德爲厚地。

いくら人君がえらくても、これを補佐する名臣がいなくては、全くダメなので、土が相扶て、はじめて、王者ができるわけである。そして、その王者は徳を積むこと、厚地のごとく、能く万物を生育してゆくのである。

(君道曲)

大君 天の覆うが若し,廣運 至らざる無し。

軒后の爪牙は 嘗先 太山稽,心の臂を使うが如し。

小白は夷吾を鴻翼とし,劉葛魚水 本とより 二と無し。

土 校して 牆を成す可く,德を積んで厚地と爲す。

 

 

  君道曲

  太白自註梁之雅歌有五章今作一章曲/按樂府詩集古今樂録曰梁有雅歌五

  一曰應王受圖曲二曰臣道曲三曰積惡篇四曰/積善篇五曰宴酒篇無君道曲疑太白擬作者即

  應王受曲琦謂非也葢/後人訛臣字為君字耳

大君若天覆,廣運無不至。

軒后爪牙嘗先太山稽,如心之使臂。

小白鴻翼於夷吾,劉葛魚水本無二。

土校可成牆,積德爲厚地。

漢書陛下聖徳天覆子愛海内國/語廣運百里韋昭註東西為廣南

北為運移書備位方伯為國爪牙章懐太子註爪牙以/猛獸為言為國之捍衛也詩曰祈父予王之爪牙也

史記黄帝舉風后力牧常先大鴻以治民淮南子黄帝/治天下而力牧太山稽輔之髙誘註力牧太山稽黄帝

師漢書如身之使臂臂之使指莫不制從管子桓公在/位管仲隰朋見立有間有二鴻飛而過之桓公嘆曰仲

父今彼鴻鵠有時而南有時而北有時而徃有時而來/四方無所欲至而至焉非唯有羽翼之故是以能通

其意於天下乎管仲隰朋不對桓公曰二子何故不對/管子曰君有霸王之心而夷吾非霸王之臣也是以不

敢對桓公曰寡人之有仲父也猶飛鴻之有羽翼也仲/父不一言教寡人寡人之有耳将安聞道而得度哉華

陽國志先主與諸葛亮情好日自以為猶魚得水也/北齊書尉景曰土相扶為牆人相扶為王淮南子山為

積德髙誘註仁山萬/物生焉故為積徳

 

 

《君道曲》現代語訳と訳註解説

(本文)

君道曲

大君若天覆,廣運無不至。

軒后爪牙嘗先太山稽,如心之使臂。

小白鴻翼於夷吾,劉葛魚水本無二。

土校可成牆,積德爲厚地。

 

(下し文)

(君道曲)

大君 天の覆うが若し,廣運 至らざる無し。

軒后の爪牙は 嘗先 太山稽,心の臂を使うが如し。

小白は夷吾を鴻翼とし,劉葛魚水 本とより 二と無し。

土 校して 牆を成す可く,德を積んで厚地と爲す。

 

(現代語訳)

(君主がその側近を選定する前に、君主に天を覆うように聖徳をそそぐものであり、ここにあげるような君主を補佐する名臣人物を選ぶことが大切であると詠う。)

太君の聖徳は、天を覆うように天下を包まれている、海内を子愛し、南北に亘って広く運行し、その徳化は、行き渡らない隈もないくらい注がれている。

昔、黄帝の爪牙の臣がいたが、昔のことを掘り下げて考えてみると、太山稽のようなものがあって、これを使う事は、心の臂を使うが如くであった。

次に、齊の桓公は、管仲を以て羽翼となし、蜀王の劉備は諸葛亮を得て、宛然魚水の思いを為し、どちらも二つといないものと心得ていたのである。

いくら人君がえらくても、これを補佐する名臣がいなくては、全くダメなので、土が相扶て、はじめて、王者ができるわけである。そして、その王者は徳を積むこと、厚地のごとく、能く万物を生育してゆくのである。

 

(訳注)

君道曲

1. (君主がその側近を選定する前に、君主に天を覆うように聖徳をそそぐものであり、ここにあげるような君主を補佐する名臣人物を選ぶことが大切であると詠う。)

2. ・【題意】 太白の自註に、「梁の雅歌、五章有る、今、一章を作る。」とある。按ずるに、樂府詩集、古今樂録に曰う、梁に雅歌五曲有り、一に曰く、應王受圖曲、二に曰く、臣道曲、三に曰く、積惡篇、四に曰う、積善篇、五に曰う、宴酒篇、君道曲は無い。疑うらくは、太白、擬作する者、即ち應王受曲ならむ。』とあるが、王琦は謂非也、葢し後人臣の字を訛して君の字と為すのみ。」と言っている。

 

大君若天覆,廣運無不至。

太君の聖徳は、天を覆うように天下を包まれている、海内を子愛し、南北に亘って広く運行し、その徳化は、行き渡らない隈もないくらい注がれている。

3. ・大君若天覆 漢書に「陛下は聖徳、天覆は海内を子愛す。」とある。

4. ・廣運 國語「廣運百里」韋昭の註に「東西は廣為し、南北は運と為す」とある。

 

軒后爪牙嘗先太山稽,如心之使臂。

昔、黄帝の爪牙の臣がいたが、昔のことを掘り下げて考えてみると、太山稽のようなものがあって、これを使う事は、心の臂を使うが如くであった。

5. ・軒后 黄帝姓は姫姓、氏は軒轅氏、または帝鴻氏とも呼ばれ、山海経に登場する怪神・帝鴻と同一のものとする説もある。 黄帝(こうてい)は、神話伝説上では、三皇の治世を継ぎ、中国を統治した五帝の最初の帝であるとされる。また、三皇のうちに数えられることもある。

6. ・爪牙 漢書移書に「備位方伯為國爪牙」とあり、章懐太子の註に「爪牙は猛獸を以てす。國の捍衛たるを言う也。」とある。詩經に曰く「祈父予王之爪牙也。」

7. ・嘗先・太山稽 ともに、黄帝の師とされた。史記に「黄帝、風后・力牧・常先・大鴻を舉げ以て民を治む。」といい、淮南子に「黄帝、天下を治めて力牧・太山稽、之を輔く。」といい、髙誘の註に、「力牧・太山稽は黄帝の師。」とある。

 

小白鴻翼於夷吾,劉葛魚水本無二。

次に、齊の桓公は、管仲を以て羽翼となし、蜀王の劉備は諸葛亮を得て、宛然魚水の思いを為し、どちらも二つといないものと心得ていたのである。

8. ・小白 齊の桓公の字。桓公は、春秋時代・斉の第16代君主。春秋五覇の筆頭に晋の文公と並び数えられる。鮑叔の活躍により公子糾との公位継承争いに勝利し、管仲を宰相にして斉を強大な国とした。実力を失いつつあった東周に代わって会盟を執り行った。

9. ・鴻翼於夷吾 夷吾は管仲の字。管 夷吾(かん いご)は、中国の春秋時代における斉の政治家である。桓公に仕え、覇者に押し上げた。一般には字の仲がよく知られており、以下本稿でも管仲として記す。三国時代の管寧はその後裔という。管子に、「管子曰く、君、霸王の心有り、而して夷吾は霸王の臣に非らざる也。是れを以って敢えて對えず。桓公曰く、寡人の仲父有るや、猶お飛鴻の羽翼有るがごとき也。」とある。

10. ・劉葛魚水 蜀の先主劉備、と諸葛亮孔明の関係で華陽國志に、先主、諸葛亮と情好日に自ら以為えらく、猶お魚の水を得たるがごとき也。

 

土校可成牆,積德爲厚地。

いくら人君がえらくても、これを補佐する名臣がいなくては、全くダメなので、土が相扶て、はじめて、王者ができるわけである。そして、その王者は徳を積むこと、厚地のごとく、能く万物を生育してゆくのである。

11. ・土校可成牆 北齊書に、「尉景曰く、土相扶けて牆を為し、人相扶けて王と為す。」とある。

12. ・積德 淮南子に、「山は積德と為す。」とあって、髙誘の註に「山は仁、萬物生ず、故に積徳と為す。」とある。