08-13 贈丹陽橫山周處士惟長(卷九(一)六○八)

 

 

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毛頴傳§3-1》〔#6〕

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Ⅰ李白詩

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Ⅲ 杜詩

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杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

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杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

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杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

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747-021#1贈丹陽橫山周處士惟長(卷九(一)六○八)漢文委員会kanbuniinkai 紀 頌之の李白詩訳注解説Blog10184

(隠遁するに有名な丹陽縣の横山に棲んでいる處士の周惟長に自己の不遇を残念であると、感慨を述べ贈った詩である)

周惟長殿は横山に棲む隠士であってその住まいの門より、丹陽縣城を見下ろすことができる。

横山に続いている連峰は牖まで入り来たっていて、その景勝は、滄海沖の神仙三山の一つである渤海にある、方壺島をも凌ぐほどである。

丁度この時、呉地方で流行している白紵詞を作り、丹陽湖の上に、放歌している。

その丹陽湖の水の色は、大海に傲るべく、水際の渚の一帯には、菰とか、蒲などが秀でてつややかに光っている。

 

 

 

 

李白 訳注解説 747年《淮南・廣陵・越方面》

 

 

●巻02  戰城南(卷三(一)二二二)

去年戰桑乾源,今年戰蔥河道。

洗兵條支海上波,放馬天山雪中草。

萬里長征戰,三軍盡衰老。

#2

匈奴以殺戮為耕作,古來唯見白骨黃沙田。

秦家築城避胡處,漢家還有烽火然。

烽火然不息,征戰無已時。

 

野戰格鬥死,敗馬號鳴向天悲。

烏鳶啄人腸,銜飛上掛枯樹枝。

士卒塗草莽,將軍空爾為。

乃知兵者是凶器,聖人不得已而用之。

 

●巻25補遺         戰城南(卷三○(二)一七一一詩文補遺)

戰地何昏昏。戰士如群蟻。

氣重日輪紅。血染蓬蒿紫。

烏烏銜人肉。食悶飛不起。

昨日城上人。今日城下鬼。

旗色如羅星。鼙聲殊未已。

妾家夫與兒。俱在鼙聲裡。

 

●巻08-13           贈丹陽橫山周處士惟長(卷九(一)六○八)

周子橫山隱,開門臨城隅。

連峰入牖,勝概凌方壺。

時作白紵詞,放歌丹陽湖。

水色傲溟渤,川光秀菰蒲。

當其得意時,心與天壤俱。

閒雲隨舒卷,安識身有無。

抱石恥獻玉,沈泉笑探珠。

羽化如可作,相攜上清都。

 

●巻09-06           贈崔郎中宗之(卷十(一)六七五)

胡雁拂海翼,翔鳴素秋。

驚雲辭沙朔,飄蕩迷河洲。

有如飛蓬人,去逐萬里遊。

登高望浮雲,彷彿如舊丘。

日從海傍沒,水向天邊流。

長嘯倚孤劍,目極心悠悠。

晏歸去來,富貴安可求。

仲尼七十歷聘莫見收。

魯連逃千金,圭組豈可酬。

時哉苟不會,草木為我儔。

希君同攜手,長往南山幽。

 

●巻09  贈崔諮議(卷十(一)六七八)

綠驥本天馬,素非伏櫪駒。

長嘶向清風,倏忽凌九區。

何言西北至,卻走東南隅。

世道有翻覆,前期難豫圖。

希君一翦拂,猶可騁中衢。

 

●巻18-20           崔四侍御(卷十九(二)一一二二)(從郁賢皓《謫仙詩豪李白》

嚴陵不從萬乘遊,歸臥空山釣碧流。

自是客星辭帝座,元非太白醉揚州。


 

21

贈丹陽橫山周處士惟長(卷九(一)六八)

全唐詩巻一六八11

李白集校注李太白集 巻八13

李太白集李太白集 巻八13

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贈丹陽橫山周處士惟長  巻一六八11

(隠遁するに有名な丹陽縣の横山に棲んでいる處士の周惟長に自己の不遇を残念であると、感慨を述べ贈った詩である)

周子橫山隱,開門臨城隅。    

周惟長殿は横山に棲む隠士であってその住まいの門より、丹陽縣城を見下ろすことができる。

連峯入牖,勝概凌方壺。    

横山に続いている連峰は牖まで入り来たっていて、その景勝は、滄海沖の神仙三山の一つである渤海にある、方壺島をも凌ぐほどである。

時作白紵詞,放歌丹陽湖。    

丁度この時、呉地方で流行している白紵詞を作り、丹陽湖の上に、放歌している。

水色傲溟渤,川光秀菰蒲。    

その丹陽湖の水の色は、大海に傲るべく、水際の渚の一帯には、菰とか、蒲などが秀でてつややかに光っている。

             

當其得意時,心與天壤俱。             

閑雲隨舒卷,安識身有無。             

抱石耻獻玉,沈泉笑探珠。             

羽化如可作,相攜上清都。             

 

(丹陽橫山の周處士惟長に贈る)

周子橫山 隱れ,門を開いて 城隅に臨む。

連峯 牖にり,勝概 凌方壺をぐ。

時に白紵の詞を作り,放歌す 丹陽湖。

水色 溟渤に傲り,川光 菰蒲を秀ず。

#2         

其の得意の時に當って,心は天壤と俱にす。

閑雲 舒卷に隨い,安んぞ 身の有無を識らむ。

石を抱いて 玉を獻ずるを耻ず,泉に沈んで 珠を探るを笑う。

羽化 如し作す可くんば,相い攜えて清都に上らん。

 

 

卷別

李白集校注

全唐詩

李太白集

卷九(一)六○八

巻一六八11

李太白集 巻八13

詩題

贈丹陽橫山周處士惟長

文體

五言古詩

 

詩序

0

     初句

周子橫山隱,

天寶六年  747  47

 

作地點

0

及地點

橫山 (江南西道 宣州 橫山別名:橫望山

 

潤州 (江南東道 潤州 潤州別名:昇州、丹陽

交遊人物/交遊地點

 

交遊人物/交遊地點

周惟長

江南西道 宣州 橫山

交遊人物/交遊地點

 

 

  贈丹陽横山周處士惟長

唐書地理志潤州丹陽郡有丹陽縣本曲阿天

  寳元年更名太平御覧山謙之丹陽記曰丹陽縣東十八里有横山連亘數十里傳云楚子重至於

  横山是也江南通志横山在江寧府江寧縣東南一百二十里高淳縣東二十里其山四方望之皆

  横故曰横山亦名横望山太平府志横山在當塗縣東六十里高二百丈周八十里穹窿峻蒼

  亘天際四望皆横故名横山與江寧溧水接壤丹陽湖在其南春秋楚子重伐所至之

 

周子横山隱開門臨城隅連峰入戸牖勝槩凌方壺時

一作/白紵詞放歌丹陽湖水色傲溟渤川光秀菰蒲

當其得意時心與天壤俱閒雲隨舒巻蕭本作/巻施安識身

有無抱石恥獻玉沉泉笑探珠羽化如可作相攜上/

 

攜手/清都方壺方丈也海中三神山之一見明堂賦註/白紵詞見四巻註江南通志丹陽湖在江寧

府高淳縣西南三十里太平府當塗縣東南七十里以/湖之中流分界其源有三徽州高淳寧國廣德諸溪皆

匯之通為三湖一曰石臼一曰固城一曰丹陽而丹陽/最大葢總名也周圍三百餘里鮑照詩穿池類溟渤謝

 

靈運詩菰蒲冒清淺本草蘇頌曰菰根江湖陂澤中皆/有之生水中葉如蒲葦刈以秣馬甚肥春末生白芽如

筍即菰菜也又謂之茭白生熟皆可啖甜美其中心如/小兒臂者名菰手作菰首者非矣宼宗奭曰菰乃蒲類

河朔邊人止以飼馬作薦八月開花如葦結青子合粟/為粥食甚濟飢李時珍曰蒲叢生水際似莞而褊有脊

而柔二三月生苗八九月收葉以為席亦可作扇軟滑/而温張協詩清風激萬代名與天壤俱抱石獻玉用卞

 

和事見四巻註莊子人有見宋王者錫車十乗以其十/乗驕穉莊子莊子曰河上有家貧恃緯蕭而食者其子

沒於淵得千金之珠其父謂其子曰取石來鍜之夫千/金之珠必九重之淵而驪龍頷下子能得珠者必遭其

睡也使驪龍而寤子尚奚微之有哉今宋國之深非直/九重之淵也宋王之猛非直驪龍也子能得車者必遭

其睡也使宋王而寤子為齎粉矣羽化/成仙而去也清都上帝所都見二巻註

 

 

 

《贈丹陽橫山周處士惟長》現代語訳と訳註解説

(本文)

贈丹陽橫山周處士惟長

周子橫山隱,開門臨城隅。

連峰入牖,勝概凌方壺。

時作白紵詞,放歌丹陽湖。

水色傲溟渤,川光秀菰蒲。

 

(下し文)

(丹陽橫山の周處士惟長に贈る)

周子橫山 隱れ,門を開いて 城隅に臨む。

連峯 牖に入り,勝概 凌方壺をぐ。

時に白紵の詞を作り,放歌す 丹陽湖。

水色 溟渤に傲り,川光 菰蒲を秀ず。

 

(現代語訳)

(隠遁するに有名な丹陽縣の横山に棲んでいる處士の周惟長に自己の不遇を残念であると、感慨を述べ贈った詩である)

周惟長殿は横山に棲む隠士であってその住まいの門より、丹陽縣城を見下ろすことができる。

横山に続いている連峰は牖まで入り来たっていて、その景勝は、滄海沖の神仙三山の一つである渤海にある、方壺島をも凌ぐほどである。

丁度この時、呉地方で流行している白紵詞を作り、丹陽湖の上に、放歌している。

その丹陽湖の水の色は、大海に傲るべく、水際の渚の一帯には、菰とか、蒲などが秀でてつややかに光っている。

 

(訳注)

贈丹陽橫山周處士惟長

1. (隠遁するに有名な丹陽縣の横山に棲んでいる處士の周惟長に自己の不遇を残念であると、感慨を述べ贈った詩である)

2. 【題意】丹陽は縣名、唐書地理志に「潤州の丹陽郡に丹陽縣有り、本と曲阿、天寳元年、名を更む。」とある。横山は太平御覧に「山謙之の丹陽記に曰く、丹陽縣の東十八里に横山有り、連亘數十里、傳えて云う、楚の子重、横山に至ると、是也。」とあり、江南通志に「横山は江寧府江寧縣の東南一百二十里、高淳縣東二十里に在り、其の山、四方、之を望めば、皆横、故に横山と曰う、亦た横望山と名づく。」とあり、太平府志に、「横山は當塗縣東六十里に在り、高さ二百丈、周八十里、穹窿峻、蒼翠、天際に亘り、四望皆横、故に横山と名づく。江寧の溧水と壤を接す。丹陽湖は、其に南に在り、春秋、楚の子重、って至る所の地」とある。

 

周子橫山隱,開門臨城隅。

周惟長殿は横山に棲む隠士であってその住まいの門より、丹陽縣城を見下ろすことができる。

 

連峰入牖,勝概凌方壺。

横山に続いている連峰は牖まで入り来たっていて、その景勝は、滄海沖の神仙三山の一つである渤海にある、方壺島をも凌ぐほどである。

3. 方壺 「方丈」の意味には「神仙が住むという、渤海にある島。方壺」とあり。ここでいう渤海とは、漢の東方の海域全体のことで、太平洋、日本海など含んでいます。

 

時作白紵詞,放歌丹陽湖。

丁度この時、呉地方で流行している白紵詞を作り、丹陽湖の上に、放歌している。

4. 白紵詞  晋の時代、呉の地方に白紵の舞というのが起った。晋の時代、呉の地方に白紵の舞というのが起った。白紵というのは、麻の着物の美白なもの。それを着て舞い、その舞の歌を白紵辞と言った。

『白紵舞』は晉の頃から唐代の宮廷のみならず民間にも広まった舞踊で、日本、韓国、東南アジア一帯にも伝えられた。白紵とは、麻の一種で織られた薄手の白い織物のことで、白紵で仕立てられた長い袖を翻す舞い姿は、優美にして変化に富み、その美しさは古来、波を揺らすそよ風や舞い降りる雪などにたとえられている。呉歌においては、白紵、雅楽では子夜といった。梁の武帝が沈約に命じて、その詩を更制せしめた。梁の武帝が改作させたのは、四首連続して、四時を分詠したもので、子夜四時歌である。

鮑照《白紵舞》

朱脣動、素腕舉。

洛陽少童邯鄲女。古稱綠水今白紵。

催弦急管為君舞。窮秋九月荷葉黃。

北風驅鴈天雨霜。夜長酒多樂未央。

5. 丹陽湖 江南通志に「丹陽湖は、江寧府高淳縣の西南三十里、太平府當塗縣の東南七十里に在り、湖之中流以って分界とす。其の源、三有り、徽州高淳、寧國、廣德の諸溪、皆之に匯し、通じて為三湖とる。一を石臼と曰う、一を固城と曰う、一を丹陽と曰いい、而して丹陽最も大なり、葢し、總名なり。周圍三百餘里。」ある。

 

水色傲溟渤,川光秀菰蒲。

その丹陽湖の水の色は、大海に傲るべく、水際の渚の一帯には、菰とか、蒲などが秀でてつややかに光っている。

6.  溟渤 果てしなく広い海。大海。

7. 菰 本草、「蘇頌曰く、菰根は、江湖陂澤中、皆之有り、水中に生ず、葉は蒲葦の如く、刈って以て馬を秣えば甚だ肥える。春末、白芽生じ、筍の如し、即ち菰菜なり。又、之を茭白と謂う、生熟皆啖う可し、甜美。其の中心、小兒の臂の如きものを菰手と名づき、菰首に作る者は非なり。

8. 蒲は、「李時珍曰く、蒲は水際に叢生し、莞に似て褊、脊有って柔、二三月、苗を生じ、八九月、葉を收む、以て席と為す、亦、扇を作る可し、軟滑に而して温。」とある。