漢文委員会kanbuniinkai 紀頌之のブログ 女性詩、漢詩・建安六朝・唐詩・李白詩 1000首:李白集校注に基づき時系列に訳注解説

李白の詩を紹介。青年期の放浪時代。朝廷に上がった時期。失意して、再び放浪。李白の安史の乱。再び長江を下る。そして臨終の歌。李白1000という意味は、目安として1000首以上掲載し、その後、系統別、時系列に整理するということ。 古詩、謝霊運、三曹の詩は既掲載済。女性詩。六朝詩。文選、玉臺新詠など、李白詩に影響を与えた六朝詩のおもなものは既掲載している2015.7月から李白を再掲載開始、(掲載約3~4年の予定)。作品の作時期との関係なく掲載漏れの作品も掲載するつもり。李白詩は、時期設定は大まかにとらえる必要があるので、従来の整理と異なる場合もある。現在400首以上、掲載した。今、李白詩全詩訳注掲載中。

李白詩全集 卷二十五 (補遺) 三十六首

▼絶句・律詩など短詩をだけ読んでいたのではその詩人の良さは分からないもの。▼長詩、シリーズを割席しては理解は深まらない。▼漢詩は、諸々の決まりで作られている。日本人が読む漢詩の良さはそういう決まり事ではない中国人の自然に対する、人に対する、生きていくことに対する、愛することに対する理想を述べているのをくみ取ることにあると思う。▼詩人の長詩の中にその詩人の性格、技量が表れる。▼李白詩からよこみちにそれているが、途中で孟浩然を45首程度(掲載済)、謝霊運を80首程度(掲載済み)。そして、女性古詩。六朝、有名な賦、その後、李白詩全詩訳注を約4~5年かけて掲載する予定で整理している。
その後ブログ掲載予定順は、王維、白居易、の順で掲載予定。▼このほか同時に、Ⅲ杜甫詩のブログ3年の予定http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10-tohoshi/、唐宋詩人のブログ(Ⅱ李商隠、韓愈グループ。)も掲載中である。http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10-rihakujoseishi/,Ⅴ晩唐五代宋詞・花間集・玉臺新詠http://blog.livedoor.jp/kanbuniinkai10-godaisoui/▼また漢詩理解のためにHPもいくつかサイトがある。≪ kanbuniinkai ≫[検索]で、「漢詩・唐詩」理解を深めるものになっている。
◎漢文委員会のHP http://kanbunkenkyu.web.fc2.com/profile1.html
Author:漢文委員会 紀 頌之です。
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漢詩、唐詩は、日本の詩人に大きな影響を残しました。
だからこそ、漢詩をできるだけ正確に、出来るだけ日本人の感覚で、解釈して,紹介しています。
体の続く限り、広げ、深めていきたいと思っています。掲載文について、いまのところ、すべて自由に使ってもらって結構ですが、節度あるものにして下さい。
どうぞよろしくお願いします。

744年-045卷161_8 陌上贈美人(卷二五(二)一四七八)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8111

161_8 陌上贈美人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

201724

の紀頌之5つの校注Blog

 

 

 

 

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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注

 

 

Ⅰ李白詩

(李白集校注)

744年-045卷161_8 陌上贈美人(卷二五(二)一四七八)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8111

 

 

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744年-集06 【字解集】 送族弟綰・送程劉二侍御・前有樽酒行・春日行Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8099

 

 

孟浩然

李白詩

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司馬相如 《子虛賦 ・上林賦》

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曹植詩65

兩都賦序・西都賦・東都賦

李白全詩

漁父辞(屈原

楚辞・九歌》東君

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●唐を代表する 中唐 韓愈 全500首 

 

 

Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注

806年-27 全唐文555-03-#6送許郢州序 -#6 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8112

 

 

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806年-018-#6 全唐文551-11-#6喜侯喜至贈張籍、張徹  【字解集】 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集7944

 

 

・李商隠詩 (1) 136首の75

・李商隠詩 (2) 135首の61

韓愈1 ・孟郊・張籍と汴州乱41

index-2[800年~804年]27

index-3 805年陽山から江陵36

index-4 806年 39 江陵・国子博士25

 

 

index-5 806年39歳(2)25

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index-11 819年『論佛骨表』左遷 38

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index-13 821年~822年 22

index-14 57歳・病気のため退職。没す14

韓愈 哲学・儒学「五原」

孟郊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。"

 

 

Ⅲ 杜詩

詳注

767年-68#3 上後園山#3 杜詩詳注(卷一九(四)一六四七)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8113

 

 

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767年-集-4字解 【字解集】 a槐葉冷淘・ b上後園山・c季夏送弟韶字解 杜詩詳注Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8131

 

 

杜甫詩(1)736~751年  53

杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73

杜甫詩(3)45歳 安史の乱に彷徨う 26

杜甫詩(4)757年、左拾遺 43

杜甫詩(5)758年47歳 左遷 53

杜甫詩(6)759年 三吏三別 44

 

 

杜甫詩(7)759年秦州詩 66

杜甫詩(8)759年同谷紀行、成都紀行36

杜甫詩(9)760年、49歳 成都 45

杜甫詩(10)761年、50歳 成都82

杜甫詩(11)762年蜀中転々43

杜甫詩(12)762年 蜀中転々 49

 

 

(13)763年蜀中転々 96

 (14)764年 三月成都へ帰る 100

 (15)765年正月幕府を辞す 63

(16-1) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)80

(16-2) 766年雲安、暮春、夔州 168首 の(1)81

 

 

 

杜甫詩 (17-1)767年夔州・西閣・赤甲・瀼西132

杜甫詩 (17-2) 767年・瀼西・東屯 133

杜甫詩 (18)768年江陵・公安縣・岳州 78

杜甫詩 (19)769年・洞庭湖・潭州・衡州 78

杜甫詩 (20)770年・洞庭湖・潭州・衡州。27

杜甫詩 (21)洩れ分(未詳分)・散文

 

 

 

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Ⅳブログ詩集

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花間集訳注解説 (92)回目韋莊二十二首-1《巻二28 浣溪沙五首其一》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8114 (02/04)

 

 

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91)回目皇甫松十一首 《天仙子/浪濤沙/楊栁枝/摘得新/夢江南/採蓮子 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8108 (02/03)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始

 

 

.唐五代詞詩・女性

・玉臺新詠

玉-037 飲馬長城窟行一首 -#1 〔陳 琳〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 8115

 

 

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玉集-06 同聾歌・贈婦詩三首 【字解集】   Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠ブログ 8085

 

 

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744-045161_8 陌上贈美人(卷二五(二)一四七八)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8111

(大通りで出会った妓優の美人を見かけてひやかして贈る詩)
〔【小放歌行】普段自由に外に出られないものが、ちょっとだけの自由を味わうのを歌にしてみたという意味の詩題になる。〕

美人の色香は馬まで元気にしているのだろう、いきりたって進んで行き、この風流な散り落ちる花の絨毯を踏みしだいて行く。馭者はむちを垂らしていたのを、一目見ようと寄ってくるものを避けるため、美しい西王母と見まごう五雲の馬車をさっと打ち払った。
車の中の芸妓美人は、遊侠の貴公子を見つけ、にっこり笑い、真珠のすだれをまくりあげ、はるかむこうの紅い楼閣をゆびさして、あれがわたしの家だからきっと覚えていてくださいと言ったのだ。

744-045 -

陌上贈美人(卷二五(二)一四七八) -

全唐詩卷161_8

李白集校注卷二五(二)一四七八

李太白集巻24-046

漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8111

 

 

相和歌003李白集校注タイトル

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251 《巻25- 庭前晚花開》Index-17 Ⅱ―12-737年開元二十五年37歳 <251> Ⅰ李白詩1501 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6053

李白  庭前花開  

西王母桃種我家,三千陽春始一花。

結實苦遲為人笑,攀折唧唧長咨嗟。

(折角桃を庭前に植えたものの、咲いたのは春の末になってからというので戯れにこの詩を作った。)西王母の大切にしたという仙桃を我が家に種えたが、そもそも、三千年を経て、はじめて一たび花を開くというもの、それでも、今、春も終ろうとする頃に成って、やつと花をひらいたというのも、まことに無理ならぬことである。

 

251 《巻25- 庭前晚花開》Index-17 Ⅱ―12-737年開元二十五年37歳 <251> Ⅰ李白詩1501 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6053

 
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251 《巻25- 庭前晚花開》Index-17 Ⅱ―12-737年開元二十五年37歳 <251> Ⅰ李白詩1501 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ6053 
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 ●杜甫の全作品1500首を訳注解説 ●理想の地を求めて旅をする。" 
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 杜甫詩(1)736~751年 青年期・李白と交遊期・就活の詩 53首杜甫詩(2)752年~754年、43歳 73首(青年期・就活の詩) 杜甫詩(3)755年~756年、45歳 安史の乱に彷徨う 26首杜甫詩(4)作時757年、46歳 安史軍捕縛、脱出、左拾遺 43首杜甫詩(5)758年;乾元元年、47歳 左拾遺、朝廷疎外、左遷 53首杜甫詩 (6)759年;乾元二年、48歳 三吏三別 官を辞す 44首 
 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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年:737年開元二十五年37

卷別:    卷八八二              文體:    七言古詩

詩題:    庭前晚花開

作地點:              安陸(淮南道 / 安州 / 安陸)

 

 

庭前花開

(折角桃を庭前に植えたものの、咲いたのは春の末になってからというので戯れにこの詩を作った。)

西王母桃種我家,三千陽春始一花。

西王母の大切にしたという仙桃を我が家に種えたが、そもそも、三千年を経て、はじめて一たび花を開くというもの、それでも、今、春も終ろうとする頃に成って、やつと花をひらいたというのも、まことに無理ならぬことである。

結實苦遲為人笑,攀折唧唧長咨嗟。

しかし、実がなるにも、又、三千年を経て一たび實を結ぶという位で、なかなか遅くて、待つ者にとっては、笑うだけである。そこで、木を攣ぢて、にぎやかに愚痴を言いあって、ぶつぶついいつつ、長しへに、嘆息していくだけである。

 

(庭前の 花は開)

西王母の桃 我が家に種う,三千の陽春 始めて 一たび花さく。

實を結ぶ 苦はだ遲く 人 笑うを為す,攀折 唧唧 長しえに咨嗟す。

 

 

『庭前晚花開』 現代語訳と訳註解説
(
本文)

庭前晚花開

西王母桃種我家,三千陽春始一花。

結實苦遲為人笑,攀折唧唧長咨嗟

(下し文)
(
庭前の晚 花は開)

西王母の桃 我が家に種う,三千の陽春 始めて 一たび花さく。

實を結ぶ 苦はだ遲く 人 笑うを為す,攀折 唧唧 長しえに咨嗟す

(現代語訳)
(折角桃を庭前に植えたものの、咲いたのは春の末になってからというので戯れにこの詩を作った。)

西王母の大切にしたという仙桃を我が家に種えたが、そもそも、三千年を経て、はじめて一たび花を開くというもの、それでも、今、春も終ろうとする頃に成って、やつと花をひらいたというのも、まことに無理ならぬことである。

しかし、実がなるにも、又、三千年を経て一たび實を結ぶという位で、なかなか遅くて、待つ者にとっては、笑うだけである。そこで、木を攣ぢて、にぎやかに愚痴を言いあって、ぶつぶついいつつ、長しへに、嘆息していくだけである。


(訳注)

庭前晚花開

(折角桃を庭前に植えたものの、咲いたのは春の末になってからというので戯れにこの詩を作った。)

桃の木を植えて、通常日本だと、桃栗三年というから、その程度のことを面白おかしく表現したのであろう、李白の詩の中で、最駄作といわれているが、安陸の新婚の住まいの出来事として考えれば微笑ましいのではないだろうか。

 

西王母桃種我家,三千陽春始一花。

西王母の大切にしたという仙桃を我が家に種えたが、そもそも、三千年を経て、はじめて一たび花を開くというもの、それでも、今、春も終ろうとする頃に成って、やつと花をひらいたというのも、まことに無理ならぬことである。

○西王母桃・三千陽春始一花 《漢武内傳》 七月七日,西王母降,以仙桃四与帝。 又命侍女更索桃果 須臾以玉盤盛仙桃七顆 大如鴨卵 形圓靑色 以呈王母 母以四顆與帝 三顆自食 桃味甘美 口有盈味 帝食輒收其核,王母問帝,帝曰:「欲種之。」母曰:「此桃三千年一開花、三千年一生實,中夏地薄,種之不生。帝乃止。」に基づく。

七月七日、西王母降りる、侍女、玉盤を以て仙桃七鵜を盛る、大さ鴨卵の如く、形圓くして青色、以て王母に呈す。母、四顆を以て帝に与え、三顆は自ら食ふ。桃の味甘美、口に盈味あり、帝、食して輒ち其核を收む。王母、帝に問う。帝日く、これを植えむと欲す、と。王母日く、この桃、三千年に一たび花を開き、三千年に一たび實を結ぶ、中夏地薄く、これを種うるも生せずと。帝乃ち止む」とあるのを用いて構想したのである。

西王母(せいおうぼ、さいおうぼ)は、中国で古くから信仰された女仙、女神。姓は楊、名は回。九霊太妙亀山金母、太霊九光亀台金母、瑶池金母、王母娘娘などともいう。

王母は祖母の謂いであり、西王母とは、西方の崑崙山上に住いする女性の尊称である。すべての女仙たちを統率する聖母。東王父に対応する。

周の穆王が西に巡符して崑崙に遊び、彼女に会い、帰るのを忘れたという。また前漢の武帝が長生を願っていた際、西王母は天上から降り、三千年に一度咲くという仙桃七顆を与えたという。

 

結實苦遲為人笑,攀折唧唧長咨嗟。

しかし、実がなるにも、又、三千年を経て一たび實を結ぶという位で、なかなか遅くて、待つ者にとっては、笑うだけである。そこで、木を攣ぢて、にぎやかに愚痴を言いあって、ぶつぶついいつつ、長しへに、嘆息していくだけである。

○苦遲 甚だ遅いことをいう。

唧唧 (にぎやかに談笑する声など)がやがや、ぶつぶつ、わいわいと花が遅く咲いたことで戯れて談笑する。

75 《別匡山》ndex-4 1-4 724年開元十二年24歳から 岷山で小鳥と暮らし、峨嵋山で遊ぶ<75> Ⅰ李白詩1240 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4748

暁の光が当たる西山山脈、緑の峯峯は高い低い不揃いの山々が有り、絵のようである、藤は影を造るほど垂れ、風に揺れ、欄干の手摺を拂うほどに垂れている。ここにつながる野の道は多くあり、その道に犬を伴ってくるものもいる、そして、晩方には世俗の世間に木こりに伴て一緒に帰ってゆく。

 
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75 《別匡山》ndex-4 1-4 724年開元十二年24歳から 岷山で小鳥と暮らし、峨嵋山で遊ぶ<75> Ⅰ李白詩1240 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4748

 

 

index-4  1-4 724年開元十二年24歳から 岷山で小鳥と暮らし、峨嵋山で遊ぶ                            24      3

制作年: 724年開元十二年  24

卷別:  文體: 七言律詩 

詩題: 別匡山 

作地點: 戴天山(劍南道北部 / 綿州 / 無第三級行政層級

及地點:  戴天山 (劍南道北部 綿州 昌明) 別名:大康山、大匡山、匡山     

       失鶴池 (劍南道北部 綿州 昌明)     

 

 

別匡山

(戴天山に別れを告げる。)

曉峰如畫參差碧,藤影搖風拂檻垂。 

暁の光が当たる西山山脈、緑の峯峯は高い低い不揃いの山々が有り、絵のようである、藤は影を造るほど垂れ、風に揺れ、欄干の手摺を拂うほどに垂れている。

野徑來多將犬伴,人間歸晚帶樵隨。 

ここにつながる野の道は多くあり、その道に犬を伴ってくるものもいる、そして、晩方には世俗の世間に木こりに伴て一緒に帰ってゆく。

看雲客倚啼猿樹,洗缽僧臨失鶴池。 

雲が流れるのを見て此処を後にする旅人は樹に倚りかかり、猿の啼くのを聞く。托鉢の僧侶が鉢を洗い遠く眺めれば、その先に失鶴池がある。

莫怪無心戀清境,已將書劍許明時。 

不信に思ったり、怪しむことはしてはいけない、無心で接することであり、そうすればこれほどのすがすがしい境内はとても良い所なのである、自分の生き方として既に決めている、書物と剣術という文武両道で生きていくことをこの載天山を後にするときに思うのである。

 

(匡山に別る)

曉峰 參差の碧畫の如く,藤影し 風に搖れ 檻を拂い垂る。

野徑 多く來り 將て犬伴う,人間 晚に歸り 樵を帶び隨う。

雲を看 客倚る 猿樹に啼く,缽を洗いて僧臨み 鶴池に失う。

怪み莫れ 心無く 清境を戀う,已に將に書劍し 明時を許す。 

 

 

『別匡山』 現代語訳と訳註

(本文)

別匡山

曉峰如畫參差碧,藤影搖風拂檻垂。 

野徑來多將犬伴,人間歸晚帶樵隨。 

看雲客倚啼猿樹,洗缽僧臨失鶴池。 

莫怪無心戀清境,已將書劍許明時。 

 

(下し文)

(匡山に別る)

曉峰 參差の碧畫の如く,藤影し 風に搖れ 檻を拂い垂る。

野徑 多く來り 將て犬伴う,人間 晚に歸り 樵を帶び隨う。

雲を看 客倚る 猿樹に啼く,缽を洗いて僧臨み 鶴池に失う。

怪み莫れ 心無く 清境を戀う,已に將に書劍し 明時を許す。 

 

(現代語訳)

(戴天山に別れを告げる。)

暁の光が当たる西山山脈、緑の峯峯は高い低い不揃いの山々が有り、絵のようである、藤は影を造るほど垂れ、風に揺れ、欄干の手摺を拂うほどに垂れている。

ここにつながる野の道は多くあり、その道に犬を伴ってくるものもいる、そして、晩方には世俗の世間に木こりに伴て一緒に帰ってゆく。

雲が流れるのを見て此処を後にする旅人は樹に倚りかかり、猿の啼くのを聞く。托鉢の僧侶が鉢を洗い遠く眺めれば、その先に失鶴池がある。

不信に思ったり、怪しむことはしてはいけない、無心で接することであり、そうすればこれほどのすがすがしい境内はとても良い所なのである、自分の生き方として既に決めている、書物と剣術という文武両道で生きていくことをこの載天山を後にするときに思うのである。

 

青城山02 

(訳注)

別匡山

(戴天山に別れを告げる。)

この詩は、李太白集、全集に無いものである。

匡山 戴天山の別名である。大康山、大匡山。劍南道北部 綿州 昌明にある。

 

曉峰如畫參差碧,藤影搖風拂檻垂。 

暁の光が当たる西山山脈、緑の峯峯は高い低い不揃いの山々が有り、絵のようである、藤は影を造るほど垂れ、風に揺れ、欄干の手摺を拂うほどに垂れている。

曉峰 暁の光が当たる峰をいう。西山山脈。東側の山はシルエットになるので緑には見えない。

參差 ① 長短の等しくないさま。そろわないさま。② 入りまじるさま。入り組むさま。

 

野徑來多將犬伴,人間歸晚帶樵隨。 

ここにつながる野の道は多くあり、その道に犬を伴ってくるものもいる、そして、晩方には世俗の世間に木こりに伴て一緒に帰ってゆく。

犬伴・樵隨 隠遁者、道教の修行者の必須アイテム。

 

看雲客倚啼猿樹,洗缽僧臨失鶴池。 

雲が流れるのを見て此処を後にする旅人は樹に倚りかかり、猿の啼くのを聞く。托鉢の僧侶が鉢を洗い遠く眺めれば、その先に失鶴池がある。

 

莫怪無心戀清境,已將書劍許明時。 

不信に思ったり、怪しむことはしてはいけない、無心で接することであり、そうすればこれほどのすがすがしい境内はとても良い所なのである、自分の生き方として既に決めている、書物と剣術という文武両道で生きていくことをこの載天山を後にするときに思うのである。
太白山001 

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この国土は、南から北へ広々としてはるかで、際涯がない、自分の道が真っ直ぐであるほど、万事うまく成功しないものだ。街がこんな状態でさわがしいものであるから道を究めることなどできないから、自分としては青山のほとりに分け入り、雲門の竹林に掩われた書斎に静かに座りたいものだと思う。

 
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 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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index-3*-3- 720年開元八年20

6

No.

詩題

詩文初句

 

1

上李邕

大鵬一日同風起,

卷八

2

酬宇文少府見贈桃竹書筒

桃竹書筒綺繡文,

巻十八

3

登錦城散花樓

日照錦城頭,

巻二十

4

登峨眉山

蜀國多仙山,

巻二十

5

冬日歸舊山

未洗染塵纓,

巻二十五

6

春感詩

茫茫南與北,

巻二十五

 

 

制作年:              720年開元八年20

卷別:    卷一八五              文體:    五言律詩

詩題:    春感詩〔白隱居戴天大匡山,往來旁郡,依潼江趙徵君蕤。蕤亦節士,任俠有氣,善為縱橫學,著書號長短經。白從學餘,去遊成都,賦此詩,益州刺史蘇頲見而異之。〕〔見《唐詩紀事》、《詩紀》。】

作地點:              錦城(劍南道北部 / 益州 / 錦城)

及地點:              雲門寺 (江南東道 越州 山陰)           

 

 

春感詩

(春になって思うこと)

茫茫南與北,道直事難諧。

この国土は、南から北へ広々としてはるかで、際涯がない、自分の道が真っ直ぐであるほど、万事うまく成功しないものだ。

莢錢生樹,楊花玉糝街。

今、春も終わり、漢の時代の錢の形をした楡の実が樹になっている、楊柳の花は散り乱れて宝玉を街中にしいたようである。

塵縈遊子面,蝶弄美人釵。

車馬が行き交う道路の上には、塵埃が旅人の顔面に降りかかるし、蛺蝶は美人の簪をもてあそんで、飛び廻っている。

卻憶青山上,雲門掩竹齋。

街がこんな状態でさわがしいものであるから道を究めることなどできないから、自分としては青山のほとりに分け入り、雲門の竹林に掩われた書斎に静かに座りたいものだと思う。

 

 

(春感詩)

茫茫たり 南と北と,道直くして 事 諧【かな】い難し。

莢【ゆきょう】錢 樹に生じ,楊花 玉 街に糝す。

塵は縈【めぐ】るの遊子の面,蝶は弄す 美人の釵。

卻って憶う 青山の上,雲門に竹齋を掩う。

 

rihakustep足跡 

 

『春感詩』 現代語訳と訳註

(本文)

春感詩

茫茫南與北,道直事難諧。

莢錢生樹,楊花玉糝街。

塵縈遊子面,蝶弄美人釵。

卻憶青山上,雲門掩竹齋。

 

(下し文)

(春感詩)

茫茫たり 南と北と,道直くして 事 諧【かな】い難し。

莢【ゆきょう】錢 樹に生じ,楊花 玉 街に糝す。

塵は縈【めぐ】るの遊子の面,蝶は弄す 美人の釵。

卻って憶う 青山の上,雲門に竹齋を掩う。

 

(現代語訳)

(春になって思うこと)

この国土は、南から北へ広々としてはるかで、際涯がない、自分の道が真っ直ぐであるほど、万事うまく成功しないものだ。

今、春も終わり、漢の時代の錢の形をした楡の実が樹になっている、楊柳の花は散り乱れて宝玉を街中にしいたようである。

車馬が行き交う道路の上には、塵埃が旅人の顔面に降りかかるし、蛺蝶は美人の簪をもてあそんで、飛び廻っている。

街がこんな状態でさわがしいものであるから道を究めることなどできないから、自分としては青山のほとりに分け入り、雲門の竹林に掩われた書斎に静かに座りたいものだと思う。

李白図102 

(訳注)

春感詩

(春になって思うこと)

 

茫茫南與北,道直事難諧。

この国土は、南から北へ広々としてはるかで、際涯がない、自分の道が真っ直ぐであるほど、万事うまく成功しないものだ。

茫茫 1 広々としてはるかなさま。2 ぼんやりかすんではっきりしないさま。3 草・髪などが伸びて乱れているさま。

 

莢錢生樹,楊花玉糝街。

今、春も終わり、漢の時代の錢の形をした楡の実が樹になっている、楊柳の花は散り乱れて宝玉を街中にしいたようである。

 漢代錢名,即莢錢。重三銖,錢面有「漢興」二字。見漢書.卷二十四.食貨志下。樹在春季結成的果實。

 

塵縈遊子面,蝶弄美人釵。

車馬が行き交う道路の上には、塵埃が旅人の顔面に降りかかるし、蛺蝶は美人の簪をもてあそんで、飛び廻っている。

 

卻憶青山上,雲門掩竹齋。

街がこんな状態でさわがしいものであるから道を究めることなどできないから、自分としては青山のほとりに分け入り、雲門の竹林に掩われた書斎に静かに座りたいものだと思う。

青山上 四川の靑城山の道教本山の事であろう。李白は載天山から、青城山を経て、峨嵋山に遊んでいる。

雲門 江南東道 越州、山陰の雲門寺で、蜀を後にして旅に出たいということ。

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しばらくはここに留まっているつもりであるが、この時、若しここを立ち去るということになるなら、今度は、全く浮世と絶縁して、三清の大空へ昇天したいとおもうのだ。

 
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 index-11 819年 52歳 ・『論佛骨表』左遷 38首index-12 820年 53歳 ・9月國子祭酒に。18首index-13 821年~822年 55歳 22首index-14 823年~824年 57歳・病気のため退職。没す。 14首韓愈 哲学・儒学「五原」賦・散文・上奏文・碑文など 
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73-#2 《冬日歸舊山》Index-3- 2-720年開元八年20歳から23歳 成都・峨嵋山に遊ぶ <73-#2> Ⅰ李白詩1238 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4738

 

 

index-3*-3- 720年開元八年20

6

No.

詩題

詩文初句

 

1

上李邕

大鵬一日同風起,

卷八

2

酬宇文少府見贈桃竹書筒

桃竹書筒綺繡文,

巻十八

3

登錦城散花樓

日照錦城頭,

巻二十

4

登峨眉山

蜀國多仙山,

巻二十

5

冬日歸舊山

未洗染塵纓,

巻二十五

6

春感詩

茫茫南與北,

巻二十五

 

 

制作年:              720年開元八年20

卷別:    卷一八五              文體:    五言古詩

詩題:    冬日歸舊山

作地點:              戴天山(劍南道北部 / 綿州 / 無第三級行政層級)

及地點:              戴天山 (劍南道北部 綿州 昌明) 別名:大康山、大匡山、匡山  

 

 

冬日歸舊山

(この詩は、冬日、むかしの山居に帰るときに心境を詠った。)#1

未洗染塵纓,歸來芳草平。

塵に染まった冠の紐を未だに洗うことなどしないままで、旧山に帰ってみるとその辺一帯はあれはてて芳草が平らかにしいた様に生えている。

一條藤徑綠,萬點雪峰晴。

そこに通じている一筋の小道には、藤の蔓がからみあっていて、その色は緑であるし新たに雪を頂きにかぶった万点の峰は、晴れた空にくっきりと聳えている。

地冷葉先盡,谷寒雲不行。

地には、日光を受けずして、冷ややかなるによって、葉はまずすべて落ち去って、谷は寒く、雲も湧いてゆくことはない。

嫩篁侵舍密,古樹倒江橫。

若竹は、家を侵して、密に繁り、古樹、古木は江水の辺に倒れて横たわっている。

白犬離村吠,蒼苔壁上生。

白い犬は、村を離れて吠え、青苔は壁上にしょうじている。

#2

穿廚孤雉過,臨屋舊猿鳴。

それから、厨房が穿っていて、そこから一羽の雉が飛び過ぎていく。屋根の上には、昔馴染みの猿がないている。

木落禽巢在,籬疏獸路成。

中に入って、寝牀を掃うと蒼鼠が走り回り、手文庫をひっくり返してみると紙魚が驚いて飛び出す。

拂床蒼鼠走,倒篋素魚驚。

それから硯を洗って、この屋の修繕について良策を書き連ねてみる、松の木を敲いて、この身も、松特有の貞節になぞられるものとおもうのだ。

洗硯修良策,敲松擬素貞。

しばらくはここに留まっているつもりであるが、この時、若しここを立ち去るということになるなら、此時重一去,去合到三清。

今度は、全く浮世と絶縁して、三清の大空へ昇天したいとおもうのだ。

 

冬日歸舊山

未だ洗わず 塵に染むるの纓,歸り來れば芳草平らかなり。

一條 藤徑綠に,萬點 雪峰の晴。

地 冷やかにして 葉 先ず盡き,谷寒くして雲行かず。

嫩篁【どんこう】舍を侵して密,古樹 江に倒れ橫たう。

白犬 村を離れて吠え,蒼苔 壁上りて生ず。

#2

廚を穿って孤雉【こち】過ぎ,屋に臨んで舊猿鳴く。

木落ちて禽巢在り,籬 疏にして 獸路成る。

床を拂えば蒼鼠【そうそ】走り,篋【きょう】を倒【さかしま】にすれば素魚驚く。

硯を洗うて良策を修し,松を敲いて素貞に擬す。

此の時 重ねて一去,去らば合【まさ】に 三清に到るべし。

2蜀の山00 

 

『冬日歸舊山』 現代語訳と訳註

(本文)#2

穿廚孤雉過,臨屋舊猿鳴。

木落禽巢在,籬疏獸路成。

拂床蒼鼠走,倒篋素魚驚。

洗硯修良策,敲松擬素貞。

 

(下し文)#2

廚を穿って孤雉【こち】過ぎ,屋に臨んで舊猿鳴く。

木落ちて禽巢在り,籬 疏にして 獸路成る。

床を拂えば蒼鼠【そうそ】走り,篋【きょう】を倒【さかしま】にすれば素魚驚く。

硯を洗うて良策を修し,松を敲いて素貞に擬す。

此の時 重ねて一去,去らば合【まさ】に 三清に到るべし。

 

(現代語訳)

それから、厨房が穿っていて、そこから一羽の雉が飛び過ぎていく。屋根の上には、昔馴染みの猿がないている。

中に入って、寝牀を掃うと蒼鼠が走り回り、手文庫をひっくり返してみると紙魚が驚いて飛び出す。

それから硯を洗って、この屋の修繕について良策を書き連ねてみる、松の木を敲いて、この身も、松特有の貞節になぞられるものとおもうのだ。

しばらくはここに留まっているつもりであるが、この時、若しここを立ち去るということになるなら、今度は、全く浮世と絶縁して、三清の大空へ昇天したいとおもうのだ。

李白図102 

(訳注) #2

冬日歸舊山

(この詩は、冬日、むかしの山居に帰るときに心境を詠った。)#2

 

穿廚孤雉過,臨屋舊猿鳴。

それから、厨房が穿っていて、そこから一羽の雉が飛び過ぎていく。屋根の上には、昔馴染みの猿がないている。

穿廚 厨房が穿っている。台所には食べ物の残りかすがあり、屋根が破れて、そこから雉が飛び出した。

 

木落禽巢在,籬疏獸路成。

木の葉はすっかり落ちて、鳥の巣が丸見えでわかるし、籬は疎らになっていて、野獣の通路が出来上がっている。

 

拂床蒼鼠走,倒篋素魚驚。

中に入って、寝牀を掃うと蒼鼠が走り回り、手文庫をひっくり返してみると紙魚が驚いて飛び出す。

 寝牀。

 書物を蔵する箱。

素魚 「シミ(衣魚、紙魚)」と総称される。人家に生息するものが本を食害すると思われていたため「紙魚」と書かれる。

 

洗硯修良策,敲松擬素貞。

それから硯を洗って、この屋の修繕について良策を書き連ねてみる、松の木を敲いて、この身も、松特有の貞節になぞられるものとおもうのだ。

素貞 松特有の貞節が男としての貞節に擬す。

 

此時重一去,去合到三清。

しばらくはここに留まっているつもりであるが、この時、若しここを立ち去るということになるなら、今度は、全く浮世と絶縁して、三清の大空へ昇天したいとおもうのだ。

到三清 三清の大空へ昇天したいということ。

 nat0001

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塵に染まった冠の紐を未だに洗うことなどしないままで、旧山に帰ってみるとその辺一帯はあれはてて芳草が平らかにしいた様に生えている。そこに通じている一筋の小道には、藤の蔓がからみあっていて、その色は緑であるし新たに雪を頂きにかぶった万点の峰は、晴れた空にくっきりと聳えている。

 
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 杜甫詩(7)759年;乾元二年、48歳 秦州抒情詩 66首杜甫詩(8)作時759年、48歳 秦州発、同谷紀行、成都紀行 36首杜甫詩(9)760年;上元元年、49歳 成都浣花渓草堂 45首杜甫詩(10)761年;上元二年、50歳 成都浣花渓草堂 82首杜甫詩(11)762年寶應元年 杜甫51歳  浣花渓草堂~蜀中転々 43首杜甫詩(12)762年寶應元年 杜甫51歳 蜀中転々 49首 
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 毛文錫31首 花間集5巻牛希濟11首 花間集5巻欧陽烱17首 花間集5・6巻和凝20首 花間集6巻顧夐56首 花間集6・7巻孫光憲47首 花間集7・8巻 
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index-3*-3- 720年開元八年20

6

No.

詩題

詩文初句

 

1

上李邕

大鵬一日同風起,

卷八

2

酬宇文少府見贈桃竹書筒

桃竹書筒綺繡文,

巻十八

3

登錦城散花樓

日照錦城頭,

巻二十

4

登峨眉山

蜀國多仙山,

巻二十

5

冬日歸舊山

未洗染塵纓,

巻二十五

6

春感詩

茫茫南與北,

巻二十五

 

 

制作年:              720年開元八年20

卷別:    卷一八五              文體:    五言古詩

詩題:    冬日歸舊山

作地點:              戴天山(劍南道北部 / 綿州 / 無第三級行政層級)

及地點:              戴天山 (劍南道北部 綿州 昌明) 別名:大康山、大匡山、匡山  

 

 

冬日歸舊山

(この詩は、冬日、むかしの山居に帰るときに心境を詠った。)#1

未洗染塵纓,歸來芳草平。

塵に染まった冠の紐を未だに洗うことなどしないままで、旧山に帰ってみるとその辺一帯はあれはてて芳草が平らかにしいた様に生えている。

一條藤徑綠,萬點雪峰晴。

そこに通じている一筋の小道には、藤の蔓がからみあっていて、その色は緑であるし新たに雪を頂きにかぶった万点の峰は、晴れた空にくっきりと聳えている。

地冷葉先盡,谷寒雲不行。

地には、日光を受けずして、冷ややかなるによって、葉はまずすべて落ち去って、谷は寒く、雲も湧いてゆくことはない。

嫩篁侵舍密,古樹倒江橫。

若竹は、家を侵して、密に繁り、古樹、古木は江水の辺に倒れて横たわっている。

白犬離村吠,蒼苔壁上生。

白い犬は、村を離れて吠え、青苔は壁上にしょうじている。

#2

穿廚孤雉過,臨屋舊猿鳴。

木落禽巢在,籬疏獸路成。

拂床蒼鼠走,倒篋素魚驚。

洗硯修良策,敲松擬素貞。

此時重一去,去合到三清。

 

冬日歸舊山

未だ洗わず 塵に染むるの纓,歸り來れば芳草平らかなり。

一條 藤徑綠に,萬點 雪峰の晴。

地 冷やかにして 葉 先ず盡き,谷寒くして雲行かず。

嫩篁【どんこう】舍を侵して密,古樹 江に倒れ橫たう。

白犬 村を離れて吠え,蒼苔 壁上りて生ず。

#2

廚を穿って孤雉【こち】過ぎ,屋に臨んで舊猿鳴く。

木落ちて禽巢在り,籬 疏にして 獸路成る。

床を拂えば蒼鼠【そうそ】走り,篋【きょう】を倒【さかしま】にすれば素魚驚く。

硯を洗うて良策を修し,松を敲いて素貞に擬す。

此の時 重ねて一去,去らば合【まさ】に 三清に到るべし。

 

nat0001 

『冬日歸舊山』 現代語訳と訳註

(本文)

冬日歸舊山―#1

未洗染塵纓,歸來芳草平。

一條藤徑綠,萬點雪峰晴。

地冷葉先盡,谷寒雲不行。

嫩篁侵舍密,古樹倒江橫。

白犬離村吠,蒼苔壁上生。

 

(下し文)

冬日歸舊山

未だ洗わず 塵に染むるの纓,歸り來れば芳草平らかなり。

一條 藤徑綠に,萬點 雪峰の晴。

地 冷やかにして 葉 先ず盡き,谷寒くして雲行かず。

嫩篁【どんこう】舍を侵して密,古樹 江に倒れ橫たう。

白犬 村を離れて吠え,蒼苔 壁上りて生ず。
 

(現代語訳)

(この詩は、冬日、むかしの山居に帰るときに心境を詠った。)#1

塵に染まった冠の紐を未だに洗うことなどしないままで、旧山に帰ってみるとその辺一帯はあれはてて芳草が平らかにしいた様に生えている。

そこに通じている一筋の小道には、藤の蔓がからみあっていて、その色は緑であるし新たに雪を頂きにかぶった万点の峰は、晴れた空にくっきりと聳えている。

地には、日光を受けずして、冷ややかなるによって、葉はまずすべて落ち去って、谷は寒く、雲も湧いてゆくことはない。

若竹は、家を侵して、密に繁り、古樹、古木は江水の辺に倒れて横たわっている。

白い犬は、村を離れて吠え、青苔は壁上にしょうじている。

 

(訳注)

冬日歸舊山

(この詩は、冬日、むかしの山居に帰るときに心境を詠った。)#1

 

未洗染塵纓,歸來芳草平。

塵に染まった冠の紐を未だに洗うことなどしないままで、旧山に帰ってみるとその辺一帯はあれはてて芳草が平らかにしいた様に生えている。

 

一條藤徑綠,萬點雪峰晴。

そこに通じている一筋の小道には、藤の蔓がからみあっていて、その色は緑であるし新たに雪を頂きにかぶった万点の峰は、晴れた空にくっきりと聳えている。

藤徑 藤の蔓が這いまつわっている小路。

雪峰 雪を頂く嶺。雪嶺山脈に雪を頂いている。

 

地冷葉先盡,谷寒雲不行。

地には、日光を受けずして、冷ややかなるによって、葉はまずすべて落ち去って、谷は寒く、雲も湧いてゆくことはない。

雲不行 古代では、雲は巌谷、洞窟から湧き出るものとされるが、谷が寒気に覆われ出て来ないという。

 

嫩篁侵舍密,古樹倒江橫。

若竹は、家を侵して、密に繁り、古樹、古木は江水の辺に倒れて横たわっている。

嫩篁 若竹。

 

白犬離村吠,蒼苔壁上生。

白い犬は、村を離れて吠え、青苔は壁上にしょうじている。
nat0002 

66 《贈江油尉》Index-2 Ⅰ-1-718年開元六年18歳 載天山に隠れ道士の修行 <66> Ⅰ李白詩1230 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4698

日が傾きかけてくると下役吏のものが来て伺候し、簾を巻き上げれば、亂峰が青く見えてくる。あなたは五色の衣を着た神仙の人で尉である。こんな僻地の小吏に甘んじているにもかかわらず、香を焚いて修業し、道経を読みふけっているのである。

 
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66 《贈江油尉》Index-2 Ⅰ-1-718年開元六年18歳 載天山に隠れ道士の修行 <66> Ⅰ李白詩1230 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4698 
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66 《贈江油尉》Index-2 -1-718年開元六年18歳 載天山に隠れ道士の修行 <66> Ⅰ李白詩1230 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4698

 

 

Index-2

- 2-718年開元六年18

3

ID

No.

詩題

詩文初句

 

7

1

贈江油尉

嵐光深院裡,

巻二十五

8

2

尋雍尊師隱居

群峭碧摩天,

巻二十二

9

3

訪載天山道士不遇 李白1

犬吠水聲中,

巻二十二

 

718年開元六年18歳 載天山に隠れ道士の修行

制作年:              718年開元六年18

卷別: 李太白集 巻二十五補遺     文體:              五言律詩

詩題: 贈江油尉

作地點:              江油(劍南道北部 / 龍州 / 江油)

及地點:              江油 (劍南道北部 龍州 江油)           

交遊人物:江油尉              書信往來(劍南道北部 龍州 江油)

 

 

贈江油尉

(成都の北西の龍州應霊郡の江油の尉にこの詩を贈る。)

嵐光深院裡,傍砌水泠泠。

山気は深院の裡にみちている、階砌の側に沿うようにして、清泉が霊例として流れている。

野燕巢官舍,溪雲入古廳。

野原に飛んでいたツバメは官舎に巣を作っている、渓谷から湧いてくる雲は古い時代から続くこの庁舎に入って来る。

日斜孤吏過,簾捲亂峰青。

日が傾きかけてくると下役吏のものが来て伺候し、簾を巻き上げれば、亂峰が青く見えてくる。

五色神仙尉,焚香讀道經。

あなたは五色の衣を着た神仙の人で尉である。こんな僻地の小吏に甘んじているにもかかわらず、香を焚いて修業し、道経を読みふけっているのである。

 

江油の尉に贈る

嵐光 深院の裡,砌の傍うて水泠泠。

野燕 官舍に巢い,溪雲 古廳に入る。

日は斜にして孤吏 過ぎ,簾は捲かれ 亂峰青し。

五色 神仙の尉,香を焚いて道經を讀む。

 

2蜀の山00 

『贈江油尉』 現代語訳と訳註

(本文)

贈江油尉

嵐光深院裡,傍砌水泠泠。

野燕巢官舍,溪雲入古廳。

日斜孤吏過,簾捲亂峰青。

五色神仙尉,焚香讀道經。

 

(下し文)

江油の尉に贈る

嵐光 深院の裡,砌の傍うて水泠泠。

野燕 官舍に巢い,溪雲 古廳に入る。

日は斜にして孤吏 過ぎ,簾は捲かれ 亂峰青し。

五色 神仙の尉,香を焚いて道經を讀む。

 

(現代語訳)

(成都の北西の龍州應霊郡の江油の尉にこの詩を贈る。)

山気は深院の裡にみちている、階砌の側に沿うようにして、清泉が霊例として流れている。

野原に飛んでいたツバメは官舎に巣を作っている、渓谷から湧いてくる雲は古い時代から続くこの庁舎に入って来る。

日が傾きかけてくると下役吏のものが来て伺候し、簾を巻き上げれば、亂峰が青く見えてくる。

あなたは五色の衣を着た神仙の人で尉である。こんな僻地の小吏に甘んじているにもかかわらず、香を焚いて修業し、道経を読みふけっているのである。

 成都南部01

(訳注)

贈江油尉

(成都の北西の龍州應霊郡の江油の尉にこの詩を贈る。)

道教の修行中なのか、任侠での付き合いなのか、相手の人物が未詳の江油の尉であったものに贈ったのである。江油は剣南道龍州應霊郡の辺鄙なところであった。その地は道教神仙の地にしているのは、書を詠み、修行をしているこの地の尉がいるからである。

 

嵐光深院裡,傍砌水泠泠。

山気は深院の裡にみちている、階砌の側に沿うようにして、清泉が霊例として流れている。

 

野燕巢官舍,溪雲入古廳。

野原に飛んでいたツバメは官舎に巣を作っている、渓谷から湧いてくる雲は古い時代から続くこの庁舎に入って来る。

 

日斜孤吏過,簾捲亂峰青。

日が傾きかけてくると下役吏のものが来て伺候し、簾を巻き上げれば、亂峰が青く見えてくる。

 

五色神仙尉,焚香讀道經。

あなたは五色の衣を着た神仙の人で尉である。こんな僻地の小吏に甘んじているにもかかわらず、香を焚いて修業し、道経を読みふけっているのである。

五色神仙 道教の陰陽五行の思想にのっとった道教の五色の旗。

65 《雨後望月》Index-1Ⅰ―1 715年開元三年15歳 剣術を好み賦を作る <65> Ⅰ李白詩1229 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4693

これだけの満月が酒宴を催して充分に清賞を味わうというのでなければ、惜しいかぎりである、ほどなく、棄てられて、誰も見なくなるのは、残念であるから、私だけは五更に至るまで長吟していようと思う。

 
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65 《雨後望月》Index-1Ⅰ―1 715年開元三年15歳 剣術を好み賦を作る <65> Ⅰ李白詩1229 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4693

 

 

作年:    715年開元三年15

卷別:    卷一八五              文體:    五言律詩

詩題:    雨後望月

作地點:              昌明(劍南道北部 / 綿州 / 昌明)

 

 

雨後望月

(雨が上がったので、満月を迎える。)

四郊陰靄散,開半蟾生。

夕方まで降っていた雨が上がって、四方野原を蔽っていた靄も綺麗に晴れてきた、扉を開いて眺めれば山の端に月が昇るところで、月が半輪ほど顔をのぞき始めたところだ。

萬里舒霜合,一條江練橫。

万里の舒州、霜気がまさに景色に合し、一条の江水は匹練を横たえたようである。

出時山眼白,高後海心明。

望月が昇れば、その光は清く、さやけく、はじめて昇りはじめた時には、眼のように二つ並んでいる谷も白く見え、やがてようやく高く昇ると、そうなれば海心までもはっりりと明らかである。

為惜如團扇,長吟到五更。

これだけの満月が酒宴を催して充分に清賞を味わうというのでなければ、惜しいかぎりである、ほどなく、棄てられて、誰も見なくなるのは、残念であるから、私だけは五更に至るまで長吟していようと思う。

 

(雨後の望月)

四郊 陰靄【いんあい】散じ,けば半蟾【はんせん】生ず。

萬里 舒霜合し,一條 江練 橫たう。

出づる時 山眼白く,高き後 海心明かなり。

為に惜む團扇の如く,長吟 到五更にる。

満月 

 

『雨後望月』 現代語訳と訳註

(本文)

雨後望月

四郊陰靄散,開半蟾生。

萬里舒霜合,一條江練橫。

出時山眼白,高後海心明。

為惜如團扇,長吟到五更。

 

(下し文)

(雨後の望月)

四郊 陰靄【いんあい】散じ,けば半蟾【はんせん】生ず。

萬里 舒霜合し,一條 江練 橫たう。

出づる時 山眼白く,高き後 海心明かなり。

為に惜む團扇の如く,長吟 到五更にる。

 

 

(現代語訳)

(雨が上がったので、満月を迎える。)

夕方まで降っていた雨が上がって、四方野原を蔽っていた靄も綺麗に晴れてきた、扉を開いて眺めれば山の端に月が昇るところで、月が半輪ほど顔をのぞき始めたところだ。

万里の舒州、霜気がまさに景色に合し、一条の江水は匹練を横たえたようである。

望月が昇れば、その光は清く、さやけく、はじめて昇りはじめた時には、眼のように二つ並んでいる谷も白く見え、やがてようやく高く昇ると、そうなれば海心までもはっりりと明らかである。

これだけの満月が酒宴を催して充分に清賞を味わうというのでなければ、惜しいかぎりである、ほどなく、棄てられて、誰も見なくなるのは、残念であるから、私だけは五更に至るまで長吟していようと思う。

太白山001 

 

(訳注)

雨後望月

(雨が上がったので、満月を迎える。)

満月(まんげつ)・十五夜(じゅうごや)・望月(もちづき)・三五の月。

 

四郊陰靄散,開半蟾生。

夕方まで降っていた雨が上がって、四方野原を蔽っていた靄も綺麗に晴れてきた、扉を開いて眺めれば山の端に月が昇るところで、月が半輪ほど顔をのぞき始めたところだ。

蟾生 月が生まれ出ること。ここでは昇りはじめ半分でかかったことをいう。

 

萬里舒霜合,一條江練橫。

万里の舒州、霜気がまさに景色に合し、一条の江水は匹練を横たえたようである。

舒 舒州、現在の安徽省潜山今の安徽省天柱山、三官山の南,江より北地区をいう。

 

出時山眼白,高後海心明。

望月が昇れば、その光は清く、さやけく、はじめて昇りはじめた時には、眼のように二つ並んでいる谷も白く見え、やがてようやく高く昇ると、そうなれば海心までもはっりりと明らかである。

山眼 鼻筋があり、尾根を挟んで両目に見えることをいう。

 

為惜如團扇,長吟到五更。

これだけの満月が酒宴を催して充分に清賞を味わうというのでなければ、惜しいかぎりである、ほどなく、棄てられて、誰も見なくなるのは、残念であるから、私だけは五更に至るまで長吟していようと思う。

如團扇 班捷伃《怨歌行》において、どんなに寵愛を受けていても、やがて團扇のように棄てられてしまということをいう。

班捷伃《怨歌行》(怨詩)  

新裂齊紈素,皎潔如霜雪。

裁爲合歡扇,團團似明月。

出入君懷袖,動搖微風發。

常恐秋節至,涼風奪炎熱。

棄捐篋笥中,恩情中道絶。

 (怨歌行)

新たに 齊の 紈素を 裂けば,皎潔にして  霜雪の 如し。

裁ちて 合歡の扇と 爲せば,團團として  明月に 似たり。

君が懷袖に  出入し,動搖すれば  微風 發す。

常に恐らくは  秋節の至りて,涼風  炎熱を 奪ひ。

篋笥の中に  棄捐せられ,恩情  中道に 絶えんことを。

新たらしい斉の国産の白練り絹を裂いている、それは純白、潔白で穢れない清い白さは、霜や雪のようだ。

裁断して、両面から張り合わせの扇を作っている。丸くしてまるで満月のようです。

この扇はわが君の胸ふところや袖に出たり入ったりして、搖動かすたびに、そよ風を起していくでしょう。

でもいつもこころに恐れていることがあるのは秋の季節が来ることなのです。秋の清々しい風は、わが君の情熱を奪って涼しくしてしまうのです。

そうすると、屑籠の中に投げ捨てられてしまうことになります。わが君、帝王の寵愛が途中で絶えてしまうことになるのです。

怨歌行 班婕妤(倢伃) 漢詩<111>玉台新詠集 ・古詩源・文選 女性詩547 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1458
55moon 

64 《初月》Index-1Ⅰ―1 715年開元三年15歳 剣術を好み賦を作る <64> Ⅰ李白詩1228 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4688

三国魏の曹丕、曹植は、銅雀臺西園において、羣公を集めて、名月を感賞する宴を催していたが、それは昔のことで、自分にとっては風流な景色に臨んだら、一人、詩を詠じてゆくことが一番である。

 
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64 《初月》Index-1Ⅰ―1 715年開元三年15歳 剣術を好み賦を作る <64> Ⅰ李白詩1228 kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ4688

 

 

作年:    715年開元三年15

卷別:    卷一八五              文體:    五言律詩

詩題:    初月

作地點:              昌明(劍南道北部 / 綿州 / 昌明)

及地點:              銅雀園 (河北道南部 相州 臨漳) 別名:西園  

 

 

初月

新月 には美しい浄化のエネルギーに満ちあふれており、何かを始めるのには最適な時刻だと感じて作った作である。
玉蟾離海上,白露花時。

夜に入って、白露が空から降りてきて、おもむろに花を潤すそんな時の事である。月が海面を離れて、次第に登ってきた。

雲畔風生爪,沙頭水浸眉。

やがて雲の塊が風に吹かれて、月が爪を磨いたようであるし、沙頭に沈んで朔の部分が隠れると、あたかも眉を描いたようである。

樂哉弦管客,愁殺戰征兒。

高楼の上で弦楽器や管楽器で音楽を楽しんでいるではないか、ところが邊塞にあっては同じ月を見ても凄然として、愁いに堪えられないのである。

西園賞,臨風一詠詩。

三国魏の曹丕、曹植は、銅雀臺西園において、羣公を集めて、名月を感賞する宴を催していたが、それは昔のことで、自分にとっては風流な景色に臨んだら、一人、詩を詠じてゆくことが一番である。

 

(初月)

玉蟾 海上を離れ,白露 花をすの時。

雲畔 風 爪を生じ,沙頭 水 眉を浸す。

樂しいかな 弦管の客,愁殺す 戰征の兒。

西園の賞をつに因って,風に臨んで 一たび詩を詠ず。

moon4733 

 

『初月』 現代語訳と訳註

(本文)

初月

玉蟾離海上,白露花時。

雲畔風生爪,沙頭水浸眉。

樂哉弦管客,愁殺戰征兒。

西園賞,臨風一詠詩。

 

(下し文)

(初月)

玉蟾 海上を離れ,白露 花をすの時。

雲畔 風 爪を生じ,沙頭 水 眉を浸す。

樂しいかな 弦管の客,愁殺す 戰征の兒。

西園の賞をつに因って,風に臨んで 一たび詩を詠ず。

 

(現代語訳)

新月 には美しい浄化のエネルギーに満ちあふれており、何かを始めるのには最適な時刻だと感じて作った作である。

夜に入って、白露が空から降りてきて、おもむろに花を潤すそんな時の事である。月が海面を離れて、次第に登ってきた。

やがて雲の塊が風に吹かれて、月が爪を磨いたようであるし、沙頭に沈んで朔の部分が隠れると、あたかも眉を描いたようである。

高楼の上で弦楽器や管楽器で音楽を楽しんでいるではないか、ところが邊塞にあっては同じ月を見ても凄然として、愁いに堪えられないのである。

三国魏の曹丕、曹植は、銅雀臺西園において、羣公を集めて、名月を感賞する宴を催していたが、それは昔のことで、自分にとっては風流な景色に臨んだら、一人、詩を詠じてゆくことが一番である。

 

 

(訳注)

初月

新月 には美しい浄化のエネルギーに満ちあふれており、何かを始めるのには最適な時刻だと感じて作った作である。

・初月 初月【はつづき】三日月。陰暦で月の初めに西の空に見える細い月。陰暦八月三日の月を指すこともあり、「秋」の季語でもある。 また、月と太陽の視黄経が等しくなるその時刻を指し、朔(さく)と言われることもある。新月 には美しい浄化のエネルギーに満ちあふれており、何かを始めるのには最適な時刻だと感じて作った作である。秦州における杜甫の五言律詩『初月』「光細弦欲上,影斜輪未安。微升古塞外,已隱暮雲端。河漢不改色,關山空自寒。庭前有白露,暗滿菊花團。」秦州抒情詩(8)  初月 杜甫 <293に“「八月三日の月」初月、三日月は、その光が細くこの日その弦形の尖端をうわむきにしている、しかしその影の部分は半円形の底辺のあたりはおちつかぬさまだ。三日月の影の部分が広がって満月になるエネルギー、そのことは自分の夢、希望を満たすことであり、それが自分とその家族の安寧、安定、おちつきにつながる輪、満月の満足までにはなっていない。”この『初月』に基づいている。


杜甫『成都府』翳翳桑楡日,照我徵衣裳。我行山川異,忽在天一方。

但逢新人民,未蔔見故。大江東流去,遊子日月長。

曾城填華屋,季冬樹木蒼。喧然名都會,吹簫間笙簧。

信美無與適,側身望川梁。鳥雀夜各歸,中原杳茫茫。

初月出不高,眾星尚爭光。自古有羈旅,我何苦哀傷!

成都紀行(12)”  成都府 杜甫詩1000 <352#2 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ1711 杜甫1500- 527



玉蟾離海上,白露花時。

夜に入って、白露が空から降りてきて、おもむろに花を潤すそんな時の事である。月が海面を離れて、次第に登ってきた。

 

雲畔風生爪,沙頭水浸眉。

やがて雲の塊が風に吹かれて、月が爪を磨いたようであるし、沙頭に沈んで朔の部分が隠れると、あたかも眉を描いたようである。

 

樂哉弦管客,愁殺戰征兒。

高楼の上で弦楽器や管楽器で音楽を楽しんでいるではないか、ところが邊塞にあっては同じ月を見ても凄然として、愁いに堪えられないのである。

 

西園賞,臨風一詠詩。

三国魏の曹丕、曹植は、銅雀臺西園において、羣公を集めて、名月を感賞する宴を催していたが、それは昔のことで、自分にとっては風流な景色に臨んだら、一人、詩を詠じてゆくことが一番である。

西園賞 ・西園 河南省臨漳縣、鄴城宮の銅雀園。銅雀臺での酒宴、曹丕と、曹植の詩に基づく。

曹植《公讌》  
公子敬愛客、終宴不知疲。
清夜游西園、飛蓋相追随。
明月澄清景、列宿正参差。
秋蘭被長坂、朱華冒緑池。
潜魚躍清波、好鳥鳴高枝。
神飇接丹轂、軽輦随風移。
飄颻放志意、千秋長若斯。

公子 客を敬愛し、宴を終るまで疲るるを知らず。
清夜 西園に遊び、蓋を飛ばして相追随す。
明月 清景を澄え、列宿 正に参差たり。
秋蘭は長坂を被い、朱華は緑池を冒う。
潜魚 清波に躍り、好鳥 高枝に鳴く。
神風 丹轂に接わり、軽輦 風に随いて移る
飄颻として 志意を放にし、千秋 長えに斯くの若くならん。

曹丕公子は賓客を敬愛され、宴会が終るまでお役を務められても疲れ知らずである。
宴は秋の清々しい夜になり、西園の銅雀園での遊びもたけなわになり、客たちはおのおの飛蓋の車がつき従って軽快に疾走している。
ときに、仲秋の明月の影はすずやかな光を風景にたたえている、大空につらなる薄くなっていく銀河、多くの星々は、いまやあちこちに点滅するだけだ。
かんばしい秋の蘭と美しい女性は、この長い坂道にいっぱいにおおっている、赤い荷花が縁り一面の池に覆い尽くすほど咲いている。
水にひそむ魚は、時におどり出て清らなる波をおこす、かわいい小鳥が、高い枝でさえずる。
公子の乗る朱塗りの車がとおりすぎると神がかりなふしぎな風を伴っている、転ろやかな輦は風のまにまに移動していく。
私はゆらゆらと天にものぼるここちがし、心のはせゆくがままにまかせる。ああいついつまでも、このようでありたいものだ。

閶闔門001銅雀臺00 

曹丕《芙蓉池作》

乗輦夜行游、逍遥歩西園。双渠相漑灌、嘉木繞通川。

卑枝払羽蓋、脩条摩蒼天。驚風扶輪轂、飛鳥翔我前。

丹霞挟名月、華星出雲間。上天垂光彩、五色一何鮮。

寿命非松喬、誰能得神仙。遨游快心意、保己終百年。

輦【れん】に乗りて夜行きて遊び、逍遥して西園に歩す。

双渠【そうきょ】相い漑灌【がいかん】し、嘉木【かぼく】通川を繞る。

卑枝は羽蓋【うがい】を払い、脩条【しゅうじょう】は蒼天を摩す。

驚風は輪轂【りんこく】を扶け、飛鳥は我が前を翔ける。