745-002-#5巻164 -3 東海有勇婦(卷五(一)三五一)
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2017年4月8日 |
の紀頌之5つの校注Blog |
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●古代中国の結婚感、女性感,不遇な生き方を詠う 三国時代の三曹の一人、三国時代の「詩神」である曹植の詩六朝謝朓・庾信 後世に多大影響を揚雄・司馬相如・潘岳・王粲.鮑照らの「賦」、現在、李白詩全詩 訳注 |
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Ⅰ李白詩 |
(李白集校注) |
745-002-#5巻164 -3 東海有勇婦(卷五(一)三五一)(從郁賢皓《謫仙詩豪李白》說)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8489 |
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Ⅱ韓昌黎詩集・文集校注 |
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806年-集11- ・a.短燈檠歌 ・b.春雪 ・c.春雪 ・d.春雪間早梅 ・e.早春雪中聞鶯 ・f.和歸工部送僧約 Ⅱ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之韓愈詩集8449 |
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Ⅲ 杜詩 |
詳注 |
767年-94 別李祕書始興寺所居 杜詩詳注(卷一九(四)一六七九)Ⅲ 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8503 |
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●これまで分割して掲載した詩を一括して掲載・改訂掲載・特集 不遇であった詩人だがきめの細やかな山水詩をかいている。花間集連載開始。 |
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Ⅳブログ詩集 |
漢・唐・宋詞 |
花間集 訳注解説 (154)回目薛昭蘊 十九首《巻三-37喜遷鶯三首其三》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8492 (04/08) |
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Blog |
花間-011 字解集128)回目韋莊a.謁金門 b.江城子 c.河傳 d.天仙子五首 【字解集】》 漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の漢詩ブログ8336 (03/14) |
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●花間集全詩●森鴎外の小説の”魚玄機”詩、芸妓”薛濤”詩。唐から五代詩詞。花間集。玉臺新詠連載開始 |
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Ⅴ.唐五代詞詩・女性 |
・玉臺新詠 |
玉-041§1 古詩 爲焦仲卿妻作§10-#4〔無名氏〕 Ⅴ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之の玉臺新詠巻一ブログ 8493 |
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745-002-#5巻164 -3 東海有勇婦(卷五(一)三五一)(從郁賢皓《謫仙詩豪李白》說)Ⅰ漢文委員会kanbuniinkai紀頌之 李白詩集8489
これほどことを古来より女子が仇討もあったが、東海の勇婦が見事に志を達したに及ぶものはあるまい。なんとなれば、晋の豫譲は智伯の仇である趙襄子を討ようとして、幾たびもやってきて、本望を達することができず、仕方なく、趙襄子の脱いだ着物をもらって、それを刺し、憂さを晴らしたという、男であっても、仇を討つという事は難しいものである。
それから、要離は、呉王闔閭のために、公子慶忌を殺そうとし、尋常の事では、慶忌に信用されないだろうから、自分が罪を得て、呉を出奔し、家族に累を呼び妻子を殺してもらう。そうすれば、慶忌は安心して、自分を近づけてくれるであろうと、終にわが妻子を火あぶりの刑にされたということである。このようなことは、壯夫のもとより輕んずるところである。
家族に何の罪があるというのか、自分が虛聲を買うための犠牲に供したことをどうして感服できるというのであろうか、難しいことである。
しかるに、この東海の勇婦は、女でありながら、豫讓のような失敗もなければ、要離のように残忍な真似もせず、見事に夫の敵を討ち、後世に微名を挙げたのである。男にも及ばぬけなげなふるまいといわねばならないことである。