KR blog

関西大学鉄道研究会の公式ブログです

レールウェイフェスタ2016

11月3日(木・祝)~11月6日(日)に、本学の統一学園祭が催され、
当会も「レールウェイフェスタ2016」と銘打ち、出展しました。
今年は他の行事都合上、例年とは異なる学舎・教室での開催となりました。
第1学舎5号館E306教室、お分かりいただけましたでしょうか…?

展示は、3種の鉄道模型レイアウトを中心に、合宿報告、プラレール、機関誌、グッズ、写真を
教室中にどどんと展開しました。
DSC_0697
DSC_0699

やはり一番目を引いていたのは鉄道模型でした。
走らせた車両は関西圏のJRや阪急・阪神の他、
首都圏や中京圏、福岡都市圏のJR・私鉄を広く走らせました。
あれ、案外ステンレス率は低め?
DSC_0686
DSC_0687

最後に、期間中は多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。



…この車両たちの写真をグレースケールにしたらどうなるんでしょう。
DSC_0682

船場まつり2016「船場鉄道フェスティバル」

10月8日(土)・9日(日)に催された
「船場まつり2016『船場鉄道フェスティバル』」に参加いたしました。

毎年出展させていただいているこのイベント。
例年通り鉄道模型の走行展示・運転体験や、鉄道グッズ・写真の展示を行った他、
機関誌「せんり8号」の最速販売を行いました。
やはり運転体験は安定の人気を誇っていました。
機関誌に関しては、売り上げ自体は数えるくらいでしたが、
お手に取ってご覧になっていただけただけでも本当に感謝です!
DSC_0398
IMG_2190

ちなみに…
各日15:30~は毎年恒例のクイズ大会がありました。
当会も1題ずつ用意し、その旨をツイートしたりもしてみましたが、
出題したのはこのような問題でした。

<1日目>
現在当会のレイアウトを走行中の鉄道模型に付いている車輪の数はいくつ?

<2日目>
今回が新刊として初お披露目となる機関誌「せんり8号」では能勢電鉄を特集していますが、
それに紹介されている能勢電鉄所有の車両両数は全部でいくつ?

補足としては、1日目のそのときに走っていたのは、
227系6連、223系8連、103系4連、321系7連でした。
あとは算数の問題ですね。
さて、それらの答えは―。

2016夏合宿③

最終日となる3日目は、湯檜曽・土合の両駅を訪問し、
長岡から高崎まで出ます。

とその前に、この日の見所が出来上がった経緯について解説しておきます。

ⅰ)二つのループ線
鉄道が開通した明治期には、関東地区と港町新潟を結ぶ路線として信越本線がありましたが、
難所碓氷峠を越える必要があり、多大な時間を要しました。
その後、1914年には磐越西線を開通させたものの、やはり遠回りとなってしまい、
短絡ルートとなる上越線の建設が急がれました。
しかし、当時は掘削技術が未発達で、長大トンネルを掘ることは厳しかったため、
群馬・新潟県境にそびえる谷川連峰をどう越えるかが問題となりました。
そこで取られたのが、なるべく標高の高い部分にトンネルを通して、
その距離を短くする方法でした。
そして、それに合わせるために、トンネルまで機関車牽引限界の20‰で高さを稼ぐ
二つのループ線が建設されることとなりました。
こうして1922年に着工され、群馬・新潟両県にまたがる全長9,702mの清水トンネルと二つのループ線が、
1931年9月1日に開通しました。

ⅱ)二つのトンネル駅
但し、清水トンネルは単線で、高度経済成長期には
その交通量に限界を迎えました。
そこで複線化を目的として新たに掘られたのが、全長13,500mの新清水トンネルでした。
この頃には掘削技術も発展していたことから、無理に高さを稼ぐことなく、
谷川岳をぶち抜く形で掘り進めることが可能となっていました。
こうして、湯檜曽駅がトンネルの群馬側から入ってすぐのところに、
土合駅がモグラ駅として設置されました。
工事の方も着工が1963年、開通が1967年9月28日と短期間で進められ、
その完成を以て、二つのループ線と清水トンネルは上り線専用に、
長大な新清水トンネルとその内部に設置された駅二つは下り線専用となりました。

【10本目:1728M→8728M、長岡8:36発湯檜曽10:25着、E129系B15編成】
DSC_0600
このB15編成は、丁度2か月前に新製された編成です。
この合宿で乗っている車両は大分新しいのばっかですねぇ…。
前日にはよく見えなかった魚沼の田圃を横目に南下を続け、越後湯沢を越えると、
県境区間に入っていきます。
18きっぷシーズンということもあり、そこそこの乗客が乗り通していました。
最初のループ線を上り、国境の長いトンネルを抜けてもう一つのループ線を下ると、
一つ目の目的地である湯檜曽に到着しました。

DSC_0663
DSC_0693
外の上りホームとトンネル内の下りホーム。
いずれも長大ホームで、急行が停まっていた時代が偲ばれます。
DSC_0681
2009年頃までは壮大な駅舎を構えていたそうですが、
現在ではコンクリートの質素なものとなっていました。
駅をくまなく見てみたり、駅前の足湯に浸かった後、
先ほどの折り返しの列車で次へと向かいます。

【11本目:8735M、湯檜曽11:45発土合11:49着、E129系B15編成】
新清水トンネルの中を走って4分で、「日本一のモグラ駅」と称される土合に到着しました。
ハイカー客の他、同じようなことを考えているだろう同業者の方がちらほら下車していました。
DSC_0747
ホームは、改良工事で本来の副本線上に設けられていました。
DSC_0768
長さ338m、462段もの階段を登ります。
トンネル内は涼しかったはずなのに、かなり汗ばみました。
それほど過酷なはずなのですが、裸足になって4分弱で登りきった会員がいるそうで…。
DSC_0791
加えて長さ143m、階段24段の通路が続いていました。
DSC_0812
やっと出てこられた地上で待っていたのは、三角屋根が印象的な駅舎でした。
関東の駅百選にも指定されており、この駅前で集合写真を撮った後、
上りホームへと向かいます。
うーん、改札からホームまでがはるかに近くて便利です。

【12本目:1732M、土合12:30発水上12:43着、E129系A8+A14編成】
s_DSC_0821
朝乗ったのは4連貫通でしたが、やって来たのは2+2連でした。
つい先刻降りた湯檜曽を過ぎ、首都圏の水源の一つである利根川を渡ると
水上に到着しました。
その際見えた、乗り換えとなる隣の車両は…。

【13本目:740M、水上12:58発高崎14:01着、115系T1147編成】
s_DSC_0853
やっと出会えました115系!ビバ、国鉄型車両!!
このT1147編成は高崎方からクハ115-1202、モハ114-1147、モハ115-1083、クハ115-1138で、
組成変更が一度もなされていない編成です。
製造は日立製作所で、車歴は
新前橋電車区(1979年9月18日配置)→小山電車区(1986年3月8日転属)
→新前橋電車区(1990年10月16日転属)→高崎車両センター(2005年12月10日~)
となっています。
さて、定刻通りに発車した列車は、轟音を立てながら南下していきます。
しかし、次の駅「上牧」の読み方で、早速議論が巻き起こります。
上越線は「かみもく」なのですが、関西にあるそれは「かんまき」なのです。
この記事を読んでいる皆さんは、どちら派なのでしょうか。
もちろん、当会では後者で読む人間ばかりでした。
続いて上毛三山のうち赤城山や榛名山を車窓に見て、関東平野に入ります。
流石にこの辺りになってくると、モグラ駅の疲れからか
御就寝になっていた会員が目立っていました。
それに反して、町が続くようになり、乗車してくるお客さんが増えてきました。
そして、渋川では吾妻線と、新前橋では両毛線と合流し、
夏合宿のゴール地点である高崎に到着しました。

台風の影響で実施が危ぶまれた合宿でしたが、予定も狂うことなく
こうして高崎まで辿り着けて何よりです。
そのまま東京へ出る会員や新幹線で帰る会員もおり、
慌ただしくはなりましたが、一本締めをして解散となりました。

ちなみに余談ですが、
高崎支社管内でも115系や107系の置き換えが始まっており、
この合宿が始まる3週間ほど前に、高崎支社の各線で
東日本各地に疎開している211系の導入が発表されました。
今回乗車したT1147編成も例外ではなく、合宿後の9月26日~27日には、
T1143編成とともに、高崎車両センターから長野車両センターへ配給輸送されました。
その後、10月上旬には解体が終わったそうです。
最後の最後でお世話になれたことを嬉しく思うと同時に、
もう二度と乗れないと考えると寂しさがこみ上げてきます。

おわり

2016夏合宿②

合宿1日目の投稿から大分間が空いてしまいましたが…
2日目の富山⇒長岡の模様をお届けします。

この日は各々自由行動の後の出発で、
自由行動では地鉄やライトレールを乗ったり撮ったりしていたようです。

【4本目:443M、富山11:21発泊12:06発、521系AK04編成】
2日目(富山→泊 521あいの風) 寺内
近畿車両製521系2次車の元G04編成で、
三セク転換時にあいの風に譲渡された編成です。
わ~いステンレスだ~
という声も一部から聞こえてきましたが、
楽しみ方は人それぞれですね…。

【5本目:1637D、泊12:47発筒石13:42着、ET122系K8編成】
2日目(泊→筒石) ET122ラッピング 寺内
泊ではえちトキの車両に乗り換えます。
電化区間なのに高性能な気動車、
しかもベースとなったキハ127系が身近な姫新線で走っていることから
違和感しか湧かないだろうと想像しながらやって来たのは、なななんと…
在籍8編成のうち2編成だけの、イベント兼用列車でした!
この車両の外装は、長岡産業大学さんとの産学共同で制作されており、
同じ大学生としてちょっぴり感慨深かったです。
更に、運転士さんのご厚意で記念撮影までしていただきました。
運転士さん、その節はありがとうございました!
発車後も高性能すぎて電車と何ら変わりない乗り心地を感じながら、
左手に迫る日本海を堪能しました。
そして、全長11,353mの頸城トンネルに入り、筒石に到着です。

筒石駅は、北陸本線の電化・複線化の際に、用地確保や地滑り・塩害の問題から
山々を直線状にトンネルでぶち抜くことになり、誕生したトンネル駅です。
改札⇔下りホームは290段176m、改札⇔上りホームは280段212mの階段で結ばれており、
その高低差は40mもあります。
IMG_2202
えっさほいさと一同登って
IMG_2207
地上に到着ー。
時間もあったので、集落の方まで下り、日本海を見に行った会員もいました。

【6本目:1639D、筒石14:41発直江津15:02着、ET122系K4編成】
2日目(筒石→直江津)ET122 寺内
次は通常仕様の車両でした。
車内は2+1列の転クロが主に並んでいるので、
これじゃ関空・紀州路快速まんまやないかーい
という、関西人丸出しのツッコミがちらほら噴出しました。

【7本目:847M、直江津16:07発美佐島16:58着、HK100形H101・102編成】
2日目(直江津→美佐島) HK100ゆめぞら 寺内
乗車する列車は、日本初のシアター・トレインと謳われているゆめぞら号でした。
トンネルに入ると天井がスクリーンとなり、臨場感溢れるCG映像が流れる列車です。
先ほどのえちトキといい、この日は結構ついているのか…と思いきや、
投影は土日祝日だけらしく、映像を見ることはできませんでした。残念。
列車は、はくたか無き今でも、60kgレールやスラブ軌道などの高規格な路線なだけあって、
三セクの鈍行ながらもかなりのスピードで走っていきます。
信濃川を渡って十日町を過ぎ、全長10,472mの赤倉トンネルに入ると、美佐島に到着しました。
ちなみに、美佐島下車時に地元高校生から奇妙なものを見る視線を送られてきたのは
気のせいですよね?

美佐島駅は、地下10.1mと比較的浅いですが、特徴的だったのは
ホームと通路を隔てる防風扉です。
IMG_2436
列車が到着する度に、乗務員のリモコン操作によって開閉されるというこの扉。
今回の訪問では通過列車はなかったものの、ありし日のはくたかが通過するときには
一体どういう音や振動を肌で感じられたのでしょうか。
IMG_2439
地上に出てみると、立派な駅舎が目を引きました。
余った時間はこれまた立派な地上待合室でほっと一息。

【8本目:849M、美佐島17:48発越後湯沢18:16着、HK100形H6+HK100系?編成】
2日目(美佐島→越後湯沢) HK100 寺内
(すいません後方の車番を失念してしまいました…。)
北越急行ほくほく線自体は次々駅の六日町で終わりですが、
せっかくなので越後湯沢まで乗ってみました。
とは言いつつも、魚沼丘陵で着席できた後は、気持ち良さげに
お休みしていた会員が目立ちましたが。

【9本目:1747M、越後湯沢18:47着長岡20:03着、E129系B6編成】
DSC_0514
およそ半年前となる2016年2月19日に新製された編成とだけあって、
外も中もピッカピカ、新車の臭いがムンムンしました。
ただ、これのおかげで上越線新潟口の115系運用が消滅したと思うと…。
それを皮肉るかのようなステンレス車両歓喜の声に包まれながら、
この日の宿泊地長岡に到着したのでした。


つづく

機関誌せんり8号・88号が完成しました

春休み以来取材・執筆してきた、機関誌せんりの新刊が出来上がりました!
まずは2
年ぶりの新刊ということで、前号から期間が空いてしまい、大変申し訳ありません。
そしてお待たせいたしました。
今回発行するのは、当会機関誌の最新刊「新・快速せんり8号」と、
その別冊となる「臨時快速せんり88号」の二本立てです。

「新・快速せんり8号」では、のせでんこと能勢電鉄様を特集しております。
のせでんの歴史や、全駅・全編成調査、惜しまれつつも引退した1500系の紹介など、
例年の新・快速せんりと比べて非常にボリューミーな構成となっております。
amarec(20161007-100324)

「臨時快速せんり88号」は、8号に収めきれなかった自由投稿記事を集めました。
ラインナップは、
・JR西日本近郊型電車:民営化されてから生まれた近郊型電車を分析
・停止位置ガイド:普段全く意識していない停止位置を紹介
・817系近郊型電車(続):「新・快速せんり7号」に掲載した記事の続編
・土壇場の運賃計算:知っていれば得をする運賃計算を解説
・2015年夏合宿自由行動紀:当会恒例の合宿の裏側を紹介
・設備別にみるE233系:JR東日本が誇る新型車両を分析
の6本となっています。

amarec(20161007-100412)

尚、2冊とも販売価格につきましては、
イベントで当会が直接販売する直販価格と、
書店様等に委託して販売する委託価格を設定しております。
それぞれ、
「新・快速せんり8号」…直販価格900円、委託価格950円
「臨時快速せんり88号」…直販価格800円、委託価格900円
です。

最速販売は、10月8・9日に行われる船場まつりです。
これ以降は、学祭など出展イベントごとに販売する他、
準備が整い次第、書店様での委託販売も開始いたします。
また、遠方にお住まいの方へは、通信販売(直販価格+送料)も受け付けております。

当会の総力を結集させて作り上げた新刊2冊を、
どうぞよろしくお願いいたします。


10月30日追記
「臨時快速せんり88号」は、内容の一部に不備が見つかったため、
通信販売および書店様での委託販売を取りやめさせていただきます。
今後は、当会が出展するイベントにて、訂正冊子付きのものを
直販価格200円で販売いたします。
皆様に大変なご迷惑をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます。

twitter
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ